初めてのJR四国 高松駅へ

2023/04/25 - 2023/04/25

ご覧いただきありがとうございます。

ANAで高松空港へやってきました。この日は高松駅近くのホテルに宿泊したので、夜の高松駅へ列車見学に行ってきました。

JR四国管内にやってくるのは初めてで、どの列車も見慣れないものばかりでした・・・

エリア 高松(香川)

前回の旅行記

ANAのプレミアムクラスで高松空港へやってきました。

機材は国際線用のB787。プレミアムクラスでは国際線のビジネスクラスシートが割り当てられ、快適に移動できました。

高松空港 空港

高松空港からことでんバスで高松の中心部・瓦町にやってきました。

ことでんに初めて遭遇。2両の小さな列車が可愛らしいです。

瓦町駅 駅

■手打十段 うどんバカ一代

香川県といえば、うどん。早速うどん屋へ向かいます。

瓦町駅から徒歩10分ほどのところにある有名店「手打十段 うどんバカ一代」さんへ。

ここのお店の名物は「釜バターうどん」。釜玉うどんにバターを乗せた背徳感のある組み合わせです。

味はカルボナーラのような濃厚な味わいで、アクセントとなる黒コショウが良い働きをしていました。

手打十段 うどんバカ一代 グルメ・レストラン

■ホテルリブマックス高松駅前

うどんでお腹を満たした後は、今回の宿泊先へ。

JR高松駅から徒歩数分のところにあるホテルで、割と最近建てられたホテルでした。

ホテルリブマックス高松駅前 宿・ホテル

少し休憩してから高松駅の見学へ。

駅前の道路を歩いているとキハ47形の心地よいディーゼルエンジンの音が。

四国にもまだ国鉄型のディーゼル特急が走っているんですね～

しかし、2025年度以降の引退が予定されているので、早めに乗りたいところです。
※情報ソース(徳島新聞) https://www.topics.or.jp/articles/-/821286

■高松駅前広場

高松駅前には、近代的な建物が並びます。左にそびえるのが高松のランドマーク「高松シンボルタワー」。

高さは151.3mで、四国で一番高いタワーです。

サンポート高松 名所・史跡

■高松駅前広場

高松駅の駅舎はガラス張りの窓にスマイルが描かれているのが特徴的ですね。

夜だと少し不気味ですが...

高松駅は現在、新たな駅直結の商業施設を建設中。駅前の雰囲気も変わっていきそうです。

■高松駅改札

高松駅は自動改札設置駅。JR四国管内では自動改札設置駅は高松駅と高知駅のみ。(※高松駅はJR四国の駅別乗降客数1位)

改札上の発車標には各方面へ行く列車がずらり。四国各地だけでなく、瀬戸大橋を渡り岡山まで行く列車も多いです。

高松駅 駅

■高松駅改札

高松駅付近は交通系ICカードに対応しているため、ICカード専用改札がありました。

高松駅は松山、岡山方面に向かう予讃線と徳島へ向かう高徳線の乗り入れ駅。

四国と本州を結ぶ鉄道連絡船「宇高連絡船」の接続駅だった名残で全てのホームが頭端式ホームになっています。
(現在の高松駅は宇高連絡船廃止後に、西側に移設されました。）

高松駅には寝台特急「サンライズ瀬戸」をはじめ多くの特急列車が発着。近くにある高松運転所に回送され車内整備が行われます。

配線図出典:https://www.haisenryakuzu.net/ (配線略図.net)
[掲載許可承諾済]

入場券を購入し、ホームへ。

普段見かけない車両ばかりでワクワクします。

高松駅で撮り鉄タイムスタート・・・

高松駅の駅名標をパシャリ。

流石うどんが有名な県なので、副駅名が「さぬきうどん」駅。

■快速マリンライナー

瀬戸大橋を通り、高松と岡山を結ぶ快速列車の「マリンライナー」

高松方先頭車は2階建車両。1階は普通車、2階はグリーン車。

JR東日本にも2階建のグリーン車自由席がありますが、マリンライナーのグリーン車は指定席。青春18きっぷでは乗車できないので注意が必要です。

■快速マリンライナー

岡山方はJR西日本の新快速でよく見る形式の223系。

マリンライナーはJR四国の車両とJR西日本の車両が併結して走る面白い運用です。

岡山方3両がJR西日本の223系5000番台、高松方2両がJR四国の5000系が連結されています。

予讃線を走行するJR四国7200系(左)と特急用車両の8000系(右)

7200系は元々国鉄121系だった車両を大規模リニューアルした車両。古い車両を長く使うのはJR西日本という(勝手な)イメージがありますが、四国も長寿命の車両が多いようです。

先頭車が流線形が特徴の8000系ですが、反対側の先頭車はのっぺりとした顔。

8000系は松山へ向かう特急として活躍しています。

高松～松山の特急「いしづち」と岡山～松山の特急「しおかぜ」が途中の宇多津駅または多度津駅で併結・解結されるため、連結面は流線形ではありません。

高松駅の1~3番線は架線が無く、気動車専用ホーム。

2番線は切り欠きホームで改札から遠いため、発車時間間際にダッシュする人もいました...

1番線にも高徳線のディーゼルカーが停車中。

この列車は1500形。高徳線をはじめ、徳島周辺で活躍する列車です。ちなみに、徳島県は気動車しか走っていない唯一の都道府県であります。

1500形は割と新しく、2006年から導入が開始された形式です。

特急「うずしお」の高松行の列車が到着。

この車両は2700系。JR四国の新型気動車特急です。

四国山地を貫く土讃線はカーブが多いため、2700系は振り子式車両になっています。

4番線の発車標には快速「サンポート南風リレー号」の文字が。

サンポート南風リレー号は予讃線の快速列車。「サンポート」は、高松駅・高松港周辺の再開発地区の名前です。

この快速列車ですが、中には高松と松山を結ぶ列車もあり、距離は194.4km、所要時間は約4時間30分という長距離列車も運転されています。

気動車特急と電車の並びをパシャリ。

JR四国の様々な形式を見れて満足でした・・・

高松駅の時刻表を眺めて帰ります。

瀬戸大橋を渡る列車の多くは岡山行。しかし、ひとつだけ見慣れぬ「東京」の文字が。

高松からは毎日21:26に寝台特急「サンライズ瀬戸」が出発。

夜21時すぎに出て、東京には朝の7時に到着する便利な列車です。

今回はサンライズ瀬戸で帰京しましたが、それはまた別の旅行記で。

次の日は朝から高松駅周辺を動くので、早めに宿に帰って明日に備えます。

今回はここまで。最後までご覧いただきありがとうございました。