ANAの国際線「ビジネスクラス」席で高松へ

2023/04/25 - 2023/04/25

ご覧いただきありがとうございます。

今回はANAの国際線機材B787-8で運航された羽田発高松行のプレミアムクラスに搭乗しました。

国際線のビジネスクラスシートを国内線のプレミアムクラスで体験できるとあってとても乗り得なフライトでした。

[Flight Log]
Flight No: NH997
Day: 2023/4/25(Tue.)
From: 東京国際空港(羽田) [HND]
To: 高松 [TAK]
Airline: ANA
Aircraft: Boeing 787-8
Seat No.: 1A

エリア 高松(香川)

2023.4.25
@羽田空港第1・第2ターミナル駅 (京急空港線)

本日は羽田空港からのフライト。

いつも通り青色の看板が指し示す第2ターミナルへ向かいます。

羽田空港第1・第2ターミナル駅 (京浜急行電鉄空港線) 駅

■羽田空港第2ターミナル出発ロビー

ANAの総本山、羽田空港の第2ターミナルでは、出発便を案内する電光掲示板が撤去されていました・・・

飛行機に乗り慣れている人にとっては無くても困らないですが、飛行機にあまり乗らない人には不便すぎる気がします。

そこまでするかと思いますが、これもコストカットの一環のようです。

羽田空港 第2旅客ターミナル 空港

■羽田空港第2ターミナル出発ロビー

ANAの国内線では、自動チェックイン機も廃止するようで、全てスマホのアプリを利用した搭乗手続きに移行する計画です。

確かにANAのアプリで完結するので楽ではありますが、流石にやりすぎですね。

スマホに慣れてない高齢者やそもそもスマホを持っていない子どもの搭乗券はどうするのか問題。有人カウンターでは紙の搭乗券の発券は継続しますが、毎回長蛇の列に並ぶのもきついですね。

■羽田空港第2ターミナル出発ロビー

本日は「プレミアムクラス」を利用するので、専用のチェックインカウンターと保安検査場が利用可能です。

せっかくなので、紙の搭乗券を発券してもらい、手荷物を預けました。(プライオリティタグがつきます)

■ANA LOUNGE（本館南）

プレミアムクラス利用者は、ANAのラウンジが利用できます。

JALの国内線ファーストクラスと同等のプレミアムクラスですが、最上位ラウンジ（ANA SUITE LOUNGE)には入室できません。
※JAL国内線ファーストクラスでは最上位ラウンジ(ダイヤモンドプレミアラウンジ）が利用可能です。

■ANA LOUNGE（本館南）

この日は平日だったので、ビジネスマンが多かったです。

航空需要も回復してきて、ラウンジ利用者も増えてきましたね～

羽田空港国内線ANAラウンジ (本館南) 空港ラウンジ

■ANA LOUNGE（本館南）

ANAラウンジでは、ソフトドリンクからアルコールまで楽しめます。

おつまみもあるので、ビールを1杯...と行きたいところですが、あまり時間が無いのでパス。

飛行機に乗るとめちゃくちゃ酔いが回るので、飛行機に搭乗する前の飲酒は控えています汗

■ANA LOUNGE（本館南）

飛行機が見える窓側の席が空いていたので着席。

毎回、ANAラウンジに来ると青汁を飲んでいるような気がします・・・

この日は午前中の講義を終えて、大急ぎで羽田までやってきましたが、着いたのが搭乗開始時刻ぎりぎりだったので、ラウンジでの滞在はわずか10分ほどでした。

■羽田空港第2ターミナル　69番ゲート

高松行のANA997便は69番ゲートから出発。

この69番ゲートですが、2タミの1番端にあるので、中央部にあるラウンジから10分くらい歩きます・・・

■羽田空港第2ターミナル　69番ゲート

本来の出発時刻14:15に合わせてゲートに向かいましたが、使用機到着遅れで10分ほど遅れるとのアナウンスがありました。

30分以上遅れるならもう一回ラウンジに戻ろうかと思いますが、今回は10分なので、搭乗口前で待機。

プレミアムクラスの乗客はANAの最上級会員・ダイヤモンドメンバーに次いで優先搭乗が可能です。

■羽田空港第2ターミナル　69番ゲート

定刻より10分ほど遅れて搭乗開始。今回搭乗するB787型機は中型機で機内の通路が2つあるため、ボーディングブリッジが2か所設置されていました。

■ANA997便　機内

今回は最前列左窓側「1A」席を選択。

「1A」と「1K」(最前列窓側席)は、飛行機好きな人にとっては憧れの(?)座席です。

■ANA997便　機内

プレミアムクラスのシートはこんな感じ。

国際線ではビジネスクラスとして使用されている座席を利用できます。

■ANA997便　機内

安全のしおりは他の787型機と共通のようですね～

■ANA997便　機内

シートコントローラーやコンセント、USB充電、モニターのコントローラーが集約されていて使いやすいですね。

流石国際線機材というだけあって、全座席に個人モニターがついているのが特徴です。

定刻より10分ほど遅れて、ドアクローズ。

プッシュバックを行い、滑走路に向けてタキシングを開始します。

誘導路を走行中、鬼滅の刃とコラボした「鬼滅の刃じぇっと」を発見。

鬼滅の刃ラッピングも2023年10月で見納めとなります・・・

本日は滑走路「16R」からの南に向けて離陸します。

16Rは羽田空港のA滑走路。国際線の第3ターミナルと国内線の第1ターミナルに挟まれた滑走路で、離着陸だけでなく、滑走路を横断する航空機も多いです。

一番新しいD滑走路を横に見ながら離陸。

羽田空港は井桁状に4本の滑走路がありますが、同時離発着できるのは平行する滑走路のみ。

東西に走るD滑走路は、南北に走るA,C滑走路と交差していないものの、延長線上で交わるため、同時の離着陸は不可能になっています。

そのため、管制官がタイミングを見計らって、多くの飛行機を離発着させています。

東京湾アクアラインの換気塔が眼下に見えました。

飛行機は東京湾上空を旋回しながら上昇し、西へと進路を取ります。

今日はあいにくの天気で窓からの景色は雲ばかり。

晴れていれば関東から関西までの各地が見れるのですが...残念。

窓から景色が見れないと手持ち無沙汰になりますが、ここは国際線機材。

国際線で提供されている機内エンターテイメントを見ることができます。

ビジネスクラスシートの最前席のモニターは肘掛けから出すタイプ。結構硬かった記憶があります...

プレミアムクラスでは軽食の提供があるので、水平飛行に移ってからすぐに飲み物と食事の提供がありました。

ANAのオリジナルドリンク「香るかぼす」を...と思いましたが、ここは国内線の路線。

香るかぼすは国際線路線でのみ提供されているドリンクで、国際線機材だからといって国内線で提供されるわけではありません。

軽食はこんな感じ。

量は少なめで、グランクラスの軽食に似ている気もします。インスタントですが温かいお味噌汁がつくのがいいですね。

ちなみに、幹線（羽田－千歳,福岡,那覇）のプレミアムクラスでは、温かい食事で陶器の器に入った状態で提供されます。

幹線とそれ以外の地方路線では食事のサービスに差があるので注意が必要です。

食事を食べ終えて、せっかくなのでビジネスクラスシートを存分に体験しようということで、リクライニングを最大まで倒しました。

フルフラットにはなりませんが、思った以上に深く倒れます。

バックシェルがあるので、後ろの人を気にせずにリクライニングを倒せます。

ビジネスクラスシートでくつろいでいるとあっという間に瀬戸内海上空。

もう間もなく着陸態勢に入ります。

シートを倒してのんびりしていた時間は5分くらい(汗)

あっという間でした。

高松空港に向けて降下中。

雲の隙間から山地が見えてきました。

高松空港は台地上にあるので、最終進入中は山々にスレスレの高度で飛行します。

東西に伸びる滑走路に東側から着陸。

高松空港の滑走路は2500m。地方空港としては一般的な長さですね。

誘導路を通ってターミナルへ。

ちょうどJAL機がスポットに駐機中。

高松空港へはANAが羽田便を6往復、JALが7往復運航しています。

ボーディングブリッジを渡って高松空港のターミナルビルへ。

プレミアムクラスかつ最前列窓側座席だったので、1番最初に降りれました。

本当は一番最後まで乗っていたいですが、迷惑になるのでさっさと降りました(汗)

高松空港の展望デッキで搭乗した機体をパシャリ。

今回搭乗した機体は「JA815A」、2012年から運航を開始した機体です。

ANAでは2011年10月よりB787型機を導入していますが、導入開始からもう12年も経つんですね～

高松空港 空港

高松空港のターミナルビルを散策。

流石「うどん県」の空港。ターミナルにはうどんの出汁が出る蛇口が設置されていました。

残念ながら新型コロナウイルスの影響で利用できませんでしたが、次回訪れた時には蛇口をひねってうどんの出汁を飲んでみたいですね～

高松空港の外に出てきました。

これから高松市の中心部に向かいますが、高松空港は高松市の中心部から離れており、市街地までバスで40分ほどかかります。

次はバスに乗って高松の街へ出かけます。

今回はここで終了。最後までご覧いただきありがとうございました。

空港バス(高松空港) 乗り物

この旅行記へのコメント （2）

• 長崎マリーンズさん 2023/09/11 20:41:05

  羨ましいですねぇ

  Tokyo 634様
  
  こんばんは、長崎マリーンズです
  先日787の国際線仕様に乗りましたが、ビジネスクラスのエリアが広いと思ったら42席もあるんですね！
  それにしても国内線の普通クラスでパーソナルモニターが使えるのには感動しました。機内Wi-Fiが使えないのは致し方がないかと、、ちなみに充電しようとしたらモニターの動きが悪くなりますね
  
  先月羽田を半年ぶりに利用しましたが、手荷物預りが自動になったのには驚きました。しかし自己申告制度なのでトラブルが起きるんじゃないかと思っていたら案の定、出発時にモバイルバッテリーが入ってる荷物が発見されて25分遅延するという最悪な事態、、
  あれってX線とか入ってないですよね？？
  
  長崎マリーンズ

  Tokyo 634さん からの返信 2023/09/11 21:39:59

  気軽にビジネスクラス

  長崎マリーンズ様、こんばんは。
  Tokyo634です。いつもお世話になっております。
  
  78Mのビジネスクラス、42席あるので、国内線での運航だとガラガラです。そんな時はアップグレードで乗るのがおすすめです。ANAのマイレージクラブ会員ならアップグレードポイントで無料でアップグレードできますし、当日アップグレードなら+6000円くらいでアップグレードできたと思います。自分もアップグレードして搭乗しました。
  
  ＞機内Wi-Fiが使えないのは致し方がないかと、、ちなみに充電しようとしたらモニターの動きが悪くなりますね
  
  機内wifi...
  ANAはどの機材もwifiが貧弱なので、そこが残念なところです。78Mも国内線で一応使えるようですが、全然繋がりませんでした汗
  充電すると機内モニタの動きが悪くなるんですか...??初耳です笑
  
  手荷物預けも自動になりましたよね～
  一応預ける前に、モバイルバッテリーが入っていないかの確認画面があったような気がしますが、無人だと気づかない人もいますよね...
  コロナによる制限が緩和されて、普段飛行機に乗らない人も乗るようになったので、乗りなれていない人がモバイルバッテリーを預け荷物に入れたままにするケースが意外と多いみたいです。(ANAもセールをよくやってますし...)
  X線通すのは荷物を回収後、ベルトコンベヤーで運ばれていく途中だと思います。そのため、預けた時点で判別はできないですね、、、
  
  Tokyo 634