別冊・てみちま（夫）Diving-Log2023① ケアンズ発GBRダイビングクルーズ10Dives〈渡航・前泊・連絡船シークエスト号〉編

2023/08/10 - 2023/08/15

2019年、地中海のマルタで通算150diveを達成。還暦までの約5年間で200本達成を新な目標に、その励みになればと書き始めたのが旅行記『別冊・てみちま（夫）Diving-Log』シリーズ。毎年 順調？？に本数を積み上げて今年のGWのサイパン・グアム潜水時点で187本 (^^)v

そろそろゴールも見えてきたのでダイビングキャリアに華を添えるべく、かねてから体験してみたかったダイビングクルーズを計画。ダイビングクルーズとは、ダイビング専用のクルーズ船で船上泊しながらダイビング三昧の日々を過ごすと言う、ダイバーなら誰でも一度は体験してみたいと思うであろう夢のような日々 笑

そして実行地に選んだのは、これまた世界中のダイバーが憧れるグレートバリアリーフ（GBR）を選択。GBRでのダイビングの起点で最もポピュラーなのがケアンズ発。関空からもジェットスターが直行便を運航し、LCCとあって渡航費も少しは軽減出来て、小遣いダイバーのお財布にも優しい・・・いや、優しく無かったか 笑

クルーズ船はオーシャンクエスト号をチョイス。連絡船シークエスト号が毎日運航していて、ケアンズ沖のGBRを周遊する母船オーシャンクエスト号へ乗客を送り迎えしてくれるので、出発日と宿泊日数を自由に設定出来るのが特徴です。今回のダイビング旅行は船上2泊3日フルセッション10Divesで設定。前後のケアンズ泊と機中泊を含めると5泊6日で、お一人様旅行としては過去最長。費用も過去最高で総額29.3万円となり、ほぼ半年分のお小遣いを注ぎ込んだダイビング旅行の成果はいかに？・・・

エリア ケアンズ(オーストラリア)

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 25万円 - 30万円
• 交通手段: 高速・路線バス 徒歩
• 航空会社: ジェットスター航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

祭日前の木曜日、15時頃に仕事を切り上げ早めに車で関空へ。
お盆休みが絡む休日前で関空島内の駐車場は混雑するだろうし、何より高い。5泊6日だと割引制度を使っても6000円は超えて来そう。対岸のりんくう周辺で安い駐車場を探がそうと早めの出発でしたが、下調べで目星を付けておいた駐車場が運よく空いていたので無事駐車。

【KF-Park りんくうタウン】
最寄り駅まで徒歩5分程で、6日間で1800円は絶対お得だ！・・・多分

時間に余裕が有るので、予定通り【りんくうプレジャータウン シークル】内にある入浴施設【岩塩 りんくうの湯】でサッパリして行きましょう。
関空にも有料シャワールームが有りますが、15分で600円。こっちだと漫画読み放題の休憩コーナーも含め680円。時間が有るなら迷わずこっちですね、しかも100円割引券が2枚も もらえた 笑

でもね、そうそう上手く行かないのが世の常（笑）時間が有るはずでしたが、仕事上の対応するべき事案が発生…てか、対応した方がコジれずに済むので。電話連絡やらメール、カスタマー対応などで1時間以上費やしてしまい、結局入浴時間は15分 (^^ゞ

世間はまだONタイムなのでしょうが無い

関空第1ターミナルは万博に向けて絶賛改修工事中。飲食出来るところも少ないので、こちらで夕食を済ませて行きましょう。

決め手は生ビール半額 笑

看板メニューの『炙り・厚切り めちゃうま らーめん』 968円
ド直球 普通に美味しかった

今回購入したジェットスターの券種には機内食は付かないと勘違いして、スープまで完食して フゥ～満腹
トータル1,259円　やっぱ日本は安いね～

【りんくうプレジャータウン シークル】隣接の『りんくうタウン駅』からJRか南海電鉄に乗って1駅で関空へ

昨年10月（多分）にオープンした第1ターミナル2階のフードコートですが、やっぱり激込ですね

絶賛改修工事中のT1。今度の冬には国際線の制限エリア内のショップや飲食店が営業開始、その後 順次改修工事が終わって2025年にグランドオープン、最終的に工事が完成するのは2026年ですって…まだまだ不便は続くみたい

クルーズ船のパッケージ料金にダイビングフィーや機材は含まれるので、6日間ですが荷物はリュックが1つだけ。
預け入れ荷物は無いので、ウェブチェックインで送られて来たスマホのチケットで搭乗まで完結

どんどん進化して行く世の中に、何とかしがみ付いて行かなくては 笑

カードラウンジは今回も満席

旅行しやすい日程だと、工事中しばらくはこの状況が続きそうですね

おとなしく搭乗口で待機
今回の旅行で、JQ便を運航する本家のジェットスターはカンタス航空の子会社だと知った

小遣い旅行なので座席はもちろんエコノミー
券種は座席指定+αが付く『ちゃっかりPlus』。通常だと往復8万円位ですが、夏休みど真ん中だったので16万円 ((+_+))

連休をからめれば、日数的にはお安い日程でも組める旅程ですが、陸から離れたグレートバリアリーフではもちろん携帯電話なんか通じ無い。何日も平日に連絡が取れないのは具合いが悪いので、高くても仕方無いです

少しでも快適に成ればと、翼席・トイレ横通路席の不人気と思われる席をわざわざ指定して、搭乗率は9割位でしたが隣は空席を無事確保！ 快適？？なオーバーナイト・7時間のフライトとなりました～

航空券購入時にジェットスターマイルか食事か機内バウチャーを選択出来る券種で、機内バウチャーを選んだので機内食は付かないと思い込んでたら、食事が提供された。あとで確認したら1回目の機内食は元々付いてる券種でした。

機内食と言っても凄く簡単な物で、ハヤシライスでした
普通に美味しかったけど、夕方食べたラーメンも相まって超満腹

選択した機内バウチャー$15（AUD、以後$で表記）で購入したプリングルスとビール。LCCなので贅沢言え無いけど、ドリックは食事前に欲しかった・・・
流石にプリングルスは食べれず、ケアンズに持ち込んだ

機内アナウンスで食品持ち込みは必ず申告する様に厳重に注意されたので、税関申告シートのチェック項目に該当しないものの心配になってたら、税関の手前にイケメンで優しそうスーパーバイザー？のお兄さんがいたので「きゃん あいｺﾞﾆｮｺﾞﾆｮ…あ わん ぷりんぐす？」って尋ねたら、にっこりOKサイン出してくれた

定刻通り到着
快晴のでっかいポスターが迎えてくれましたが、現在早朝5時半過ぎで外はまだ真っ暗。しかも雨が降ってるし ((+_+)) 　予報は『晴れ』なので止むとは思いますが・・・
取りあえず夜明けを待ちましょう

前回のオーストラリア旅行で現金は綺麗に使い果たしてしまってたので、1セントも持ち合わせて無い。

両替所はまだ閉まってるのでATMでデビッドカードを使って両替。
路線バスに乗るための両替でしたが、最低単位が$100で
$100＝9,762円　前日レート94.37円からは手数料込々で片道(円→AUD)3.44％の交換レートでした

ざっくり1オーストラリアドル＝100円ってとこですね

流石にオーバーナイトのフライト明けのダイビングは辛いお年頃となってしまったので、本日は安息日としてケアンズで1泊します。
急いでケアンズに行ってもする事が無いので、到着ロビーで朝食にしましょう

路線バスは事前の下調べで市街地まで$2.4。乗車に必要な小銭を確保しようと軽食類のショーケースを物色するも、どれっも$9位でバス代の小銭が確保出来そうにない・・・

・・・お腹も余り空いて無いので、ジュースだけなら高くても$4～5だろうと思ったら、ほぼ$7 (゜o゜)

前回のハワイに続いて今回のケアンズでも、信じがたい物価高に見舞われそうだ・・・

ケアンズでの最初の朝食は
プリングスと超高級アップルジュースで 笑

徒歩数分の国内線ターミナルの到着エリアは閑散としていたので、迷惑にはならないだろうと、そこの多目的トイレでハミガキと洗面を済ませる。
荷物棚やコンセントも備えた親切設計に浮かれて写真を撮ってたら、どうやらここにシェーバーを置き忘れたみたい 笑

帰りに寄って落とし物を尋ねてみよう

さあ、雨もあがったので歩き出しましょう
$30程のタクシーやUber、$20の空港シャトルをケチって（笑）徒歩で3.5km程はなれた路線バスの停留所を目指します

制限速度60kmですが、直ぐ横を80kmは軽く超えてるであろう凄いスピードで車が走ってますので、お子様連れの方などはやめておきましょう・・・やらないか 笑

道中は自然たっぷり、飛行機もたっぷりで
エンターテイメント要素も満喫 笑
楽しくウオーキングしてお金も浮いてイイ事ずくめ

空港から徒歩15分の所にある
【Jack Barnes Bicentennial Mangrove Boardwalk Vehicle Park】

広大なマングローブの森に木道が布設されてて、無料で見学できます

途中に数カ所の案内板が設置されていて、マングローブの果たす生態系への役割などが解説されてました。

スマホで撮って翻訳出来るって、便利な時代になりましたね～

ノンビリ案内板を確認しつつ20分程で終点
帰りは すたすた歩いて10分弱でした

アドベンチャークルーズが出来そうな川があったゾ！ って思ったらワニがいるらしい

アドベンチャー通り越して命懸けだわ

ノンビリ道草しながら1時間15分程でバス停到着

殆ど全部？の系統が目的地のケアンズ市街地に向かうので、5分～10分間隔位でバスに乗れます

15分程でケアンズ中心部に到着
取り合えず海岸方面へ向かうと、幸先良くマンタのオブジェに遭遇
オブジェ同様良い物に出会えるダイビングになりますように・・・

【ケアンズ・エスプラナード・ラグーン】
公共で無料開放しているプール。今は冬なので遊んでる人は少ないね～鳥の方が多い位 笑

ベンチやトイレも有るので、休憩がてらしばらくのんびり過ごします

時刻は9時過ぎ
遊歩道化されたシールズ通りをケアンズ・セントラル方向へ

シェリダン通りの【Rusty's Markets】
週末の金曜～日曜日だけ営業しているファーマーズ・マーケット

朝5:00から営業してるので、日本からの早朝到着のケアンズ便の到着日の朝の時間潰しには最適

4年前のゴールドコーストへの長めのトランジットの時もお世話になった

あれ、ジュース屋が替わってるな

【ケアンズ・セントラル】
キュランダ鉄道が発着するセントラル駅に隣接した複合商業施設

時間的にはキュランダ観光も可能だったので、行こうか随分と迷ったけど、オッサン一人で楽しめる気がしないので止めた

【ケアンズ・セントラル】内を散策

ゴールドコーストでもお世話になったスーパー
【Woolworths 】
とても綺麗なスーパーです

随分前に家族旅行でニューカレドニアへ行ったときに、カニカマは高級品扱いと聞いてたけど、オセアニア周辺は今でもそうなのか、鮮魚などと並列で陳列されてるな～

レンチン・ランチみたいな惣菜が10$前後・・・ハワイよりは幾分ましやけど、やっぱり物価は高めです

【Woolworths 】以外にも沢山のショップが並びます
ちょっとイオンモールと似た造りかな

酒屋も有るし・・・

フードコートも有るので
ランチは此処で大丈夫そうですね、後で食べに来よう

アメリカのディスカウントスーパー【Target】や
オーストラリアの【coies】もあって、結構大きな商業施設です

時刻は10時過ぎ
ケアンズセントラルから徒歩10分弱、明日からお世話になるダイビングサービス『Divers Den』のオフィスへやって来ました。
明日からのダイビングクルーズの予約確認と朝のホテルピックアップのキャンセルの為の訪問

2泊3日10ダイブ付きで公式HP販売$902を、$812でディスカウント販売していたサイトで購入。聞いたこと無い所だったので、不安解消のための訪問。
朝のピックアップキャンセルは近所のマクドで朝食してから、直接此処へ来る為です。

両ミッションとも無事完了！
って、日本人のスタッフがいたので助かった 笑

11時少し前、今晩泊まるホテル…いや、ドミトリーに到着
【トラベラーズ・オアシス】
ケアンズ・セントラル駅のほぼ向かいです

決めては立地と値段ですが、11時amにキーが受け取れるのも大きなポイントでした

敷地に入って直ぐのこちらの建物の1階が受付です

犬が居ます・・・
チェックインしてから振り返ったら2匹に増えてた 笑

なかなかファンキーな佇まいWww

昭和のオヤジが連想するバック・パッカーのイメージにばっちりリンク

ちなみに今回の滞在でBooking.comの最上級ステータスGeniusレベル3を獲得しました♪♪
いよいよ てみちまも上級ステータスホルダーとなりました～
(#^.^#)
って言っても、○○ゴールドとか〇〇〇o〇チタンみたいなラグジュアリーで上質な特典は無くて、どっちらかと言うと てみちま一家向けのリーズナブルなお宿が、更にお得にって感じです 笑

受付した建物の2階に今回予約した部屋が有るそうです

早速お部屋拝見へ

明日からの船上泊は4人相部屋なので、今日までは ささやかな贅沢とばかりに1人部屋を予約しました
1泊6600円

6人部屋のドミだと時期によっては3000円代から泊まれる様です
そのほかダブルやツインなども有る様でした

この部屋には冷蔵庫も備わっていて、ミネラルウォーターも1本有りました（前の人が置いて行った物かも？）
ハンガーやハンガー掛け、サイドテーブに・・・

・・・テレビや貴重品ボックスに、無料WiFiも使えて充実の設備

バスタオル完備は非常に嬉しい

この季節だと天井のシーリングファンで十分暑さはしのげます

エアコンは有料　1$で3時間使えるみたい

トイレ・シャワー・洗面は共用です

掃除は行き届いていて、とても綺麗です
数も十分足りてる様で、他のゲストと時間が被る事は無かったです

パブリックエリアにはプールも！

ランドリーは有料、ごめんなさい 値段は確認してません

物干し場が有るのはとても嬉しい。午後はず～っと陽が照って、Tシャツだったら半日で乾いてました

共用キッチンとリビング
キッチンは3ヶ所あるそうです

一息ついたら、お向かい（厳密にはT字路を介した斜向かい）のケアンズ・セントラのフードコートで昼食にしましょう

定番のマクドやケンチキの他、メキシコ料理やタイ料理のブースなど割と大規模なフードコートです

フードコートの横にはシネマコンンプレックスもあります

迷いに迷って、結局こちらの揚げ物とサラダのお店で・・・

シーフードサラダとチキンフライサラダのコンボ$12～13だったかな？と
モール内の酒屋で買ったビール。ビールは高いのを選んでしまったのか$6もするのを買ってしまった (@_@)

昼食後 宿に戻って、シャワーしながら日本から着て来たTシャツや下着類を軽く洗って、物干し場に吊るしてから昼寝へ・・・
昨夜のフライトでは3時間程しか寝る時間が無かった上、エコノミーだったので流石にウトウト程度。ランチのビールも効いて2時間程爆睡
Zzz…(*´～｀*)｡o○

夕方はタブレットに入れておいた、スターウオーズ・エピソード7と8を鑑賞して、明日からのダイビングに備えた安息完了！

7:00pm頃から再起動
飲食店が立ち並ぶシールズ通りを海岸方面へブラブラ夜散歩

無料プール【ケアンズ・エスプラナード・ラグーン】が面する、海岸通りのエスプラネード通りと1本手前のアボット通り迄を貫いて建つ
【Cairns Night Markets】

夜の散策を楽しむ観光客で賑わってます

お土産に丁度良さそうな雑貨店やTシャツ店やら
悶絶顔のお客で賑わう足つぼマッサージ店。ドクターフィッシュのお店も有ったな

フードコートにはお酒を販売するお店も有りました

ここで晩御飯にしようとしましたが、何処も行列になっていいたので撤収

結局 宿に割と近い場所まで戻って
ハンバーガー店【Jimmys Burger & Co】で晩御飯

カウンターで注文して、番号札と先にドリンクを受け取りセルフでテーブルへ
ドリンクはビールか迷いましたが、1杯で済ませて安上りとなる様、赤ワイン大（250ml）$11をチョイス
ちなみにワイン小（150ml）は$9、そりゃ～迷わず大ですよね 笑

『Jimmys Classic』$19.９
ジューシーで美味しかったです

ボリュームは私で丁度のサイズだったので、若い人とかだったらサイドにポテトなどを頼んだ方が満足いくかも

その後、おとなしく部屋に戻って就寝

おはようございます。翌朝です
基本 どこでも良く寝れる私ですが、昨夜もやっぱり良く寝れた 笑

枕が変わろうが、マットの硬さも気にならず…いや、なんなら板の間でも横になれるのであれば、少々うるさかろうが普通に寝れます。
どちらかと言うと自分のイビキで周りに迷惑を掛けないかの方が心配です

6:30am頃の出発

受付はまだ無人なので、鍵をこちらの箱にドロップしてチェックアウト完了

徒歩10分弱のマクドナルドで朝食です
ダイビングサービスはここから徒歩3分程などで、わざわざ宿に帰ってピックアップしてもらうより合理的なので、昨日迎えをキャンセルしておきました

$100も両替したので、現金で支払いたいと申し出たら、スタッフが注文パネルを操作してくれ、無事現金払い
ベーコンエッグマフィンのセット$12.1とドリンクをラテに変更して?+0.5$
トータル$12.6 (@_@) 高ッケ!!・・・

・・・まぁ、日本のよりだいぶと豪華か？？
よくマクドは世界統一規格って聞くけど、どう見てもベーコンは多いわな

そういえば、昨晩もハンバーガーだったな 笑
好きなものは続いても大丈夫

ショップに集合して、此処からはこの送迎車で港へ10分です

この日の参加者は日本人は私1人でした

シークエスト号
この大型のダイビングクルーザーでケアンズ沖のグレートバリアリーフを周遊している母船オーシャンクエスト号へ送迎してもらいます
途中2本のダイビングを実施しながらの移動となります

20名ほどのゲストを乗せて8時半～9時前頃だったかな
Cairns Marlin Marinaを出航

出航前の乗船手続きや、道中スタッフから様々な説明やらガイダンスやらが実施されますが、現在のところ乗船スタッフに日本人はいないので、全て英語でのやり取りとなります
正直言って言葉としては殆ど理解できませんでしたが、なんと無くこんな感じかな～程度は伝わって来たので、まぁ、なんとかなるでしょう！

重要事項については、日本人向けに作成されたペーパーが用意されてます・・・ダイビングに関する極当たり前の注意事項等が書かれてました。オープンウォーターの知識を備えていれば、元々了解している事ばかりです

divers denのクルーズで2泊3日を過ごした私の勝手な見解を先に書いておきますね。
自身のダイビングに何の不安も無く、エントリーからエキジットまで補助なしに完結できるダイバーであれば、英語が苦手ない方（私みたいな）でも十分楽しくダイビングクルーズを満喫できると思います。
逆に英語が堪能な方であれば、オープンウォーターあけの5本目からでも十分参加可能なイージーで安全なポイントばかりなので、こちらも十分楽しめると思います。実際、船上でオープンウオーター講習を終え、そのままファンダイビングに参加する方達と同船してました。とは言え、欧米はルールに厳格な対応を取るので、せめてAOWは取得してからの参加が好ましいと思います。

日焼け止めの持参は不要です
連絡船シークエスト号、母船オーシャンクエスト号、共に大型サイズのが用意されてました

divers denのダイビングクルーズではグレートバリアーリーフの外縁部で、ケアンズから訳60km、海況にもよると思いますがこの日は90分程の移動距離に位置するNorman ReefとSaxon Reefを中心に・・・

・・・それぞれのリーフに複数点在するポイントを移動しながらダイビングを実施してます

この日の波高は私の目測で2ｍ位だったでしょうか？ それほど悪くない海況ですが、スピードが出てる分船は結構な揺れです。フェリーや遊覧船とは違って、ダイバーでボート慣れしている人が乗船している前提の運行なのでしょか？ 船酔いする方は必ず酔うレベルの揺れ具合です。

そんな揺れの中、船内アナウンスを合図に皆さん立ち上がって、遠方を眺め始めました。私はアナウンスの内容が解らずポカンとしてたら、同席していたフランス人の青年が「ホエール、ホエール」と教えてくれて・・・

・・・私も外に。
見物の為に船も停船して、しばしホエールウォッチング

見えた！って思ってからシャッター押しても間に合いませんね。ジャンプの水しぶきでだけGET 笑

1つ目のポイントに到着

グレートバリアリーフでの記念すべき1本目は
Norman Reef の Plate Top へエントリー

今回のクルーズ中に潜水したポイントは何処も透明度は20mに届かないレベルだったかな

元々グレートバリアリーフはそれほど透明度が良い訳では無いと聞いてましたが、全然 楽しくダイビング出来る透明度は何処でも確保されてました。透明度が普通な分、生物は豊富です

初めて見ました！ サラサハタって言うみたい

なるほどハタらしく、サンゴの下が定番位置みたい

遠目にバラクーダ発見で期待が膨らみます

1m近いサイズのシャコガイ

サメも結構出没してたね

ホホジロザメみたいな体形ですが・・・怖いしこっち来るなヨ！

ロウニンアジかな？

ヤッコ…ロクセンヤッコ？と

下のはサワラだと思う・・・

わ～い　出た出た！　バラクーダ

船の中でダイブコンピュータの解説を受けて？？？と思ってましたが、まさかレンタルで支給された機材の計器にダイブコンピュータがもれなく付いてるとは、考えも及ばなかった。

2泊3日通して感じた事ですが、日本のダイビングサービスとは比較にならないレベルで安全対策され、スタッフの安全意識も ものすごく高いものだと感じました

コショウダイはあまり逃げないので写真が撮りやすい

本場のニモ（カクレクマノミ）とハナビラクマノミかな

種類豊富な生物に出会え、幸先の良いスタートとなったファーストダイブは

最大水深21.0m　平均12.1m　水温24℃　49分のダイビングでした

レンタル機材の計器にダイコンがもれなく付いてるのにも驚いたけど、こっちもびっくり！

タンクにBCDをセットしたまま、レギのファーストステージだけ外して、船体の天井から延びるホースを接続してエアチャージ…タンクチェンジしなくていいのね。初めて見たけど世界では当たり前なのか？

1本目終了後、連絡船シークエスト号でビュッフェスタイのランチ
クルーズ中の食事は料金に含まれています

連絡船には厨房は無い様で、予め用意された料理を並べたものです

殆どが冷たい料理でしたが、主菜のチキンは温めてありました。スープは割と熱々だったので冷えた体には有難い。お味は普通に美味しい…って、シンプルな料理なので素材まんまの美味しさです 笑

後、水やコーヒー・紅茶もセルフで無償提供されてました。
簡単なスナック類やソフトドリンクは有料販売してたな。以後入水しない条件でアルコール類も有料販売されてます

ささっ～とランチを済ませ、間を置かず2本目がスタート

1本目終了後ポイント移動していて
Norman Reef の Turtle Bay にエントリー

透明度は少し落ちて18m位かな、サンゴが豊なポイントです

ササムロかタカサゴか・・・元々区別の仕方を知らん 笑

ニセタカサゴってのもいるそうで、ほとんど意味不明。魚の名前は難しい

魚やサンゴ等、水中の雰囲気は石垣島に似てるかな・・・
（↑まったく個人の見解です）

ツバメウオ（だと思う）も割とじっとしてるので撮りやすい

下のはホンソメワケベラが付いてクリーニングしてる

デバスズメダイ（水色のスズメダイ）は可愛らしくて好きなんだけど、写真で撮ると海の色と同化して解りにくいね。ダイビング雑誌に載ってる風にはなかなか撮れへん

2本目のダイビングは
最大水深14.6m　平均9.7m　水温24℃　50分のダイビングでした

2本目終了後は母船オーシャンクエスト号へ乗船して、いよいよ2泊3日のダイビングクルーズがスタート

見た目はそれほど大型の船では無い様ですが、どんな客室何だろう？ 食事は美味しいのかな～、何よりこれから3日間のダイビングはどんなだろう・・・楽しみが尽きません

②へ続きます

この旅行記へのコメント （2）

• Taka4さん 2023/09/21 12:25:24

  1ドル60円代が懐かしい・・・・( -o-)

  ご無沙汰しておりますTaka4です。
  いやぁ～懐かしいシークエスト。昔、OW取ってすぐの頃、ケアンズに来てダイビングに行きました（今、思うと、少々無謀な・・・(^o^;）　ノーマンリーフ、タートルベイ、GBR定番のポイントですね。8月ごろ行くとむこうは冬なので、予想以上に水温が低くてびっくりした覚えがあります。オーシャンクエストも、今の船に変わる前に一泊したことがありました。
  あの当時はドリンク、オヤツフリーだった様な気がしたのですが、今は有料になってしまったのですね。でも、朝起きて5分でエントリーというのはなかなかおもしろい体験でした。初のナイトダイブも面白かったし。
  続編「オーシャンクエスト編」お待ちしております。

  てみちまさん からの返信 2023/09/21 18:09:54

  RE: 1ドル60円代が懐かしい・・・・( -o-)

  こんばんはTaka4さん
  コメント有難うございます。
  
  ＄1＝60円ですか〜羨ましい。私達も2019年の時は78円位だったので、割と安く感じましたが、今回は高く感じました〜 早く円高カムバックしておくれ
  
  OWあけはGBRですか、なかなかチャレンジャーですね 笑
  私は10歳の娘と一緒にライセンスを取得して、13本目のニューカレドニが初海外でした〜。年1ペースで海外へも行ってましたが、ホームグランドは串本。ひたすら親子2人3脚で通い詰めてました〜
  今回水温は一貫して24℃で、例年より少し暖かかったのかな？ 串本で鍛えた甲斐あってか低温耐性は強くて全然平気でした 笑
  オーシャンクエスト号以前は別の名前だったんですね。朝起きて5分（笑）早朝セルフダイブとかですか？ 私は加齢でしょうね、朝は何処でも・何時でも日の出前の起床が日課です。
  
  私も久しぶりのナイトダイビングをオーシャンクエスト号で体感してまいりました！
  凄く良かったです。次号で登場しますので、良かったたらまた読んで下さいませ
  
  てみちま（夫）