2023/08/26 - 2023/08/26
353位(同エリア574件中)
タブラオさん
8月最後の土曜日に会社の友人と信州のひな泉を日帰りで回ってきました。
夏の暑い時期は温めのお湯が気持ち良いため、この時期定番の奥蓼科温泉郷に友達を誘って行くことにしました。これだけではもったいないため、比較的近くの唐沢鉱泉に寄ってみるのと、ちょうど2年前に、地元住民以外入浴不可とのことでお断りされた上諏訪温泉大和温泉にも寄ってみることにしました。さらに、お昼は猪鍋料理、夜は馬肉料理と盛り沢山の内容にしました。
で、どうだったかというと、温泉は渋御殿湯、唐沢鉱泉、大和温泉の3つとも入ることが出来ましたが、この中では渋御殿湯が一番好印象でした。まあ色々ありましたが、宿泊者専用のお風呂のお湯はとっても良かったです。来年の夏の泊まりの候補となりました。それと、猪鍋と馬肉ですが、味はまあそれなりでしたが、雰囲気を楽しめたのは良かったと思います。
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7時21分立川発の「あずさ1号」で茅野に向かいました。夏休み最後の週末ということもあり満席でした。
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茅野駅には9時7分に着きました。レンタカーを借り、まずは唐沢鉱泉に向かいました。ヤリスでしたが、新しいし静かだし、快適でした。
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「唐沢鉱泉源泉」
唐沢鉱泉には10時10分頃に着きました。唐沢鉱泉に行く前に、まずは唐沢鉱泉の源泉を見に行きました。唐沢鉱泉の旅館建物からすぐでした。
青みがかった綺麗な源泉でしたが、硫黄の匂いは全くしませんでした。ここの源泉に入ることは出来ませんが、そもそも源泉温度は10度台ですし、入るには勇気がいる冷たさでした。 -
「唐沢鉱泉 八ヶ岳秘湯の宿」
もっと鄙びた温泉旅館かと思っていましたが、意外と立派な建物でした。余り秘湯感はありませんが、一応「日本秘湯を守る会」の会員旅館です。 -
浴室はこんな感じでした。露天風呂ではありませんが、天井が高いし、太陽光も取り入れているため、解放感がありました。湯船は2つあり、窓際のお風呂が加温湯ですが、それほど熱くないです。手前も加温湯ですが、30度位のかなり温めのお湯でした。
肝心のお湯ですが、まず硫黄の香りは全くありませんでした。口に含んでみましたが、酸っぱくて少しシュワシュワしていました。炭酸泉のようですが、実際に泡付きもまあまあでした。 -
温めの加温湯です。30度位のため、いつまででも入っていられそうなお湯でした。泉質は熱めの加温湯と同じでした。
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源泉の打たせ湯です。手で触れてみましたが、冷たくて、とても打たれてみたいと思うような温度ではありませんでした。
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唐沢鉱泉の食堂です。鹿や猪の剥製が飾ってあって、山奥の旅館の雰囲気が出ていました。ここで猪鍋をいただきました。
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お昼をどこで食べるか悩みましたが、ちょうどここの旅館で猪鍋が食べられることをHPで知り、予約していきました。物凄い量の猪肉に見えますが、鍋に入れると縮んでしまい、大した量ではありませんでした。
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肝心のお味ですが、豚の方が美味しいかな、というのが正直なところです。でも、こんな感じで猪鍋の雰囲気を味わうことができ、良かったと思います。
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「御射鹿池」
ここら辺りで一番有名な観光スポットです。友人が行ったことがなかったため、寄ってみることにしました。天気はイマイチでしたが、これまでで一番池が青く見えました。 -
「奥蓼科温泉 渋御殿湯」
私の愛読書である「日本百ひな泉」で第24位の温泉です。何度か泊まる計画を立てましたが、実現していません。温湯の温泉のため、真夏に入ると気持ちいいです。是非一度泊まってみたいと思っています。 -
「日帰り入浴客でも入れるお風呂場」
渋御殿湯には、お風呂場は2ヵ所あります。一つは日帰り入浴客でも入れる、上の写真のお風呂場です。洗い場もあります。もう一つは、原則、宿泊客しか入れないお風呂場ですが、こちらには洗い場がありません。
前回、渋御殿湯で日帰り入浴した時には、写真の、湯船が2つのお風呂に入りました。よく雑誌などで紹介されている写真を見ると湯船が3つあるため、「あれどうしてだろ?」と思って調べたら、3つの湯船のお風呂場は宿泊者専用であることがわかりました。ただ、裏技があるらしく、休憩ということで、休憩料金を払えば、宿泊者専用のお風呂に入れることもわかりました。
ということで、休憩で日帰り入浴したいと受付で伝えましたが、とても嫌な顔をされました。めげずに粘って交渉したら、結局2,000円で宿泊者専用のお風呂にも入れることになりました。因みに、休憩だと2,500円だそうですが、事前の予約が必要だそうです。日帰りでも入れるお風呂場は1,000円です。めでたく宿泊者専用のお風呂に入れることになりましたが、宿泊者専用のお風呂場には洗い場がないため、まずはこの日帰りでも入れるお風呂場で身体を洗ってから行くように言われました。 -
「宿泊者専用のお風呂」
ということで、ようやく辿り着けた宿泊者専用のお風呂場。こんな感じで宿泊者専用のお風呂場には湯船が3つありました。
このお風呂場は特に希望しなければ、日帰りでは入れません。何も言わなければ、日帰り入浴というと、湯船が2つのお風呂場に案内されます。最初は意地悪だなあと思いましたが、入浴客を観察していると、ほとんどの方は山登りの帰りの方で、汗だくです。この前に入った唐沢鉱泉でも感じましたが、着替え室は汗の臭いがプンプンしていて、嫌な感じでした。そんな方々がそのまま宿泊者用のお風呂に入ったら、宿泊者が嫌がるのは当然であるため、受付の方の対応も理解出来ました。 -
これが着替え室に貼ってありました。3つの湯船は、それぞれ温度が違っていて、3つの湯船をクルクル回っていると、無限ループに陥るのだそうです。
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「渋長寿湯 源泉」(泉温31度)
この湯船が最も好印象でした。硫黄臭は強くありませんが、正統派の硫黄泉です。お湯にヌルスベ感があって、まろやかでした。おまけに足元湧出泉ですので極上湯です! 湯温31度が絶妙で、いつまででも入ってられます。足元から大量の泡も湧き上がっていますが、お湯と一緒に自然に湧き出ているのか、または人工的に泡を作っているのかは不明です。この泡が原因なのか、泡付きがとても良く、強い炭酸泉のようでした。正直、泊まりで来ても良いと思えるほど気に入りました。 -
「渋御殿湯 源泉」(泉温26度)
キリッと切れるほどの冷たさでもなく、水風呂というには、ちょっと中途半端な温度でしたので、足を少し入れただけでした。浴槽も1人サイズで狭いです。 -
「渋御殿湯 加温湯」(泉温42度)
日帰りでも入れる方の加温湯は、口に含んでも全く味がしなかったため、水道水を加温しただけなのではと疑っていましたが、こちらの加温湯は、硫黄の味も酸味もあったため、間違いなく源泉を加温したものです。温湯の後に加温湯に入ると気持ちいいです。 -
塀の向こう側は女湯です。天井も高くて、鄙びた感満点の浴室でした。泊まりで来て、ここでゆっくりするのも良さそうでした。
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「奥蓼科温泉 渋・辰野館」
渋御殿湯から近くですので、「渋・辰野館」にも日帰り入浴する予定でしたが、受付まで行ったら、他にも日帰り入浴客がいて、中も混雑していそうであったため、行くのを止めました。 -
「諏訪大社」
渋・辰野館に行くのを止めて、時間に余裕が出来たため、諏訪大社に寄ってきました。 -
次に向かったのが、下諏訪の大和温泉です。ここはちょうど2年前の今頃に来て、その時は地元住民以外お断りということで、固くお断りされてしまいました。興味がある方は2年前の旅行記を見てみてください。
https://4travel.jp/travelogue/11708078
冷たくあしらわれたため、二度と行くものかと思いましたが、ここは私の愛読書である「日本百ひな泉」で第54位の温泉。温泉マニアの間では有名な温泉のため、リベンジすることにしました。写真の通り、ごく普通の住宅街にありました。 -
「上諏訪温泉 大和温泉」
目の前まで来ないと、ここに温泉があるとは気付かないと思います。入口もこんな感じでとても狭いです。
地元住民以外でも入れるのか確認しようと思い、事前に何度も電話しましたが、全く繋がりませんでした。そのため、また断られるのではとドキドキしながら中に入りましたが、幸い、県外の人も問題なく入れました。 -
お風呂場が狭いため、コロナ対策もあり、4人に入場制限していました。なかなか前の人が出て来なかったため、ここで暫く待ちました。
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待っている間に、ここのご主人と色々話をすることが出来ました。ここの温泉に入るには、色々とルールがあって、細かく説明してくれましたが、そうやって説明を聞いている途中で嫌になり、もう入らないと言い出す方もいるのだそうです。当たり前のことがほとんどですが、守らない方が多いと嘆いていらっしゃいました。
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お風呂場は、こんな感じで狭いです。4人入ると確かに窮屈かも知れません。
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肝心のお湯ですが、まずはとても熱いです。それから、写真で見ると緑っぽく見えますが、床のタイルが緑色だからだそうです。実際は、若干、黄色っぽくも、褐色っぽくも見えましたが、ほとんど無色透明でした。諏訪近辺では珍しい硫黄泉ですが、匂いはそれほど強くはありませんでした。
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「さくらさく」
茅野駅からすぐ近くの馬肉専門店です。せっかくの茅野ですので、いつもと同じような物では面白くないため、ここを予約していきました。 -
この日は土曜日ということもあり、予約で満席でした。予約していって正解でした。
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「馬刺し5種盛り」
せっかくですので、馬刺しの5種盛りを食べました。正直、牛肉でも部位の違いが分からないくらい、肉の味には疎いですが、馬肉も同じでした。カルビもロースもヒレもモモも味の違いはそれほど感じられず、食感が多少変わる位の違いしかわかりませんでした。どれも癖がなくて、とても美味しかったです。ちなみに、札がないのは「バラ肉」だそうです。 -
「馬肉のレバ刺し」
牛のレバ刺しは食べられませんが、馬は大丈夫なようです。味はレバーそのものですが、濃くて強い味でした。美味しいですが、たくさんは食べられない感じでした。 -
20時39分発の「あずさ60号」で帰京しました。日帰りでしたが、盛り沢山の1日でした。
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