妙見の森ケーブルに乗りに行く　その１

2023/08/18 - 2023/08/18

妙見ケーブルについては以前から気になっていたものの、大阪近郊路線なのでわざわざ休日に遠出するには・・・何かのきっかけがあれば・・・と思っていたら、２０２４年には老朽化等により廃止されることが発表されました。廃止が決まったら乗りに行くという最悪の状況ですが青春１８きっぷを利用して妙見山へ向かいました。
青春１８きっぷで関西まで出向き、そのあとは「妙見の森フリーパス阪急版」を利用し、妙見ケーブルを訪れました。その１は多くの未乗区間が残っていた阪急線を乗りつくす旅となってしまいました。

エリア 能勢・豊能(大阪)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• グルメ: 4.5
• ショッピング: 4.5
• 交通: 4.5

• 同行者: 家族旅行
• 交通手段: 高速・路線バス JRローカル 私鉄 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

8月も後半に入りましたが今年の夏期の青春18きっぷは初めての利用です。いつものように金山駅から出発します。

金山駅 駅

名古屋駅ではあまり見かけなくなってしまった大垣行の普通列車で関西方面に向かっていきます。

名古屋駅 駅

大垣駅で米原行きに乗り換えます、が、車両は同じです。

JR東海道本線 乗り物

米原駅に到着しました。

米原駅 駅

近江鉄道が停車しています。米原付近の乗客は少なくなっているようです。

近江鉄道 本線 乗り物

新快速姫路行きに乗車します。快適に関西へ旅ができます。

JR西日本 新快速 (223系・225系) 乗り物

石山駅は京阪電車の乗換駅です。

石山駅 駅

山崎駅を通過します。次駅の島本駅からは大阪府に入ります

山崎駅 (京都府) 駅

大阪を越えて三ノ宮駅に到着しました。ここで下車して阪急線に乗り換えます。

三ノ宮駅 (JR) 駅

三ノ宮駅前の阪急神戸三宮駅に移動します。2014年に駅名が変更されています。

神戸三宮駅 (阪急 阪神) 駅

妙見の森フリーパス（1600円）を購入します。この切符で阪急線と能勢電鉄線が1日乗り放題になります。

妙見の森ケーブル 乗り物

早速阪急線の旅に入ります。

神戸三宮駅 (阪急 阪神) 駅

まずは特急大阪梅田行きで出発します。

神戸三宮駅 (阪急 阪神) 駅

夙川駅で下車します。平成18年から特急をはじめすべての列車の停車駅となっています。

夙川駅 駅

ここで甲陽線の列車に乗りかえます。わずか2.2キロの路線ですが日中でも10分間隔で運転されています。

夙川駅 駅

神戸本線の特急と接続しており、とても便利です。

夙川駅 駅

甲陽線の列車はすべて線内の折り返し運行となっていますが、神戸本線への連絡線があり、出入庫に使用されています。

夙川駅 駅

わずか5分で甲陽園駅に到着です。途中の苦楽園口駅とともに多くの乗降客がいました。

甲陽園駅 駅

ライバルであった阪神の計画に対抗するために建設された歴史があるそうです。

甲陽園駅 駅

かつては温泉や動物園などレジャー施設があったようですが、現在の駅周辺は住宅地なっています。

甲陽園駅 駅

夙川駅に戻って神戸本線に乗り換え西宮北口に到着しました。

西宮北口駅 駅

ここから今津線今津行きに乗り換えます。

西宮北口駅 駅

今津線は西宮北口駅で線路が分断されおり、甲陽線と同じく線内の折り返し運転がおこなわれています。

西宮北口駅 駅

そして甲陽線と同じく日中は10分間隔の運転となっています。

今津駅 駅

わずか1.6キロのなので約3分で今津駅に到着です。

今津駅 駅

今津駅では阪神電鉄本線と連絡しています。阪神今津駅まで行きたいところでしたが、時間の都合で次の列車で折り返します。

阪急今津線 乗り物

西宮北口駅に戻ってきました。ちなみに今津駅からの線路は西宮北口駅に入る直前で神戸本線へ連絡する線路が分岐しています。

西宮北口駅 駅

この後は今津線で宝塚方面に北進します。

西宮北口駅 駅

宝塚方面からも神戸本線への連絡線があり、こちらは朝のラッシュ時には宝塚駅から今津線経由の大阪梅田行きが運転されています。

西宮北口駅 駅

阪神競馬場の最寄り駅である仁川駅には引き上げ線が設けられています。

仁川駅 駅

宝塚駅に到着しました。

宝塚駅 駅

宝塚本線と今津線の終着駅となっており、とても大きな駅です。

宝塚駅 駅

あまり時間がないため先に進みます。大阪梅田行きの急行列車に乗り込みます。

宝塚駅 駅

能勢電鉄との乗換駅である川西能勢口駅で下車します。

川西能勢口駅 駅

反対側に停車している日生中央行きの列車に乗り換えます。見た目は阪急と変わりありません。

川西能勢口駅 駅

以前は川西能勢口駅から日生中央行きと妙見口駅行きが交互に発車していますが、現在はほとんどが日生中央行きとなっており、妙見口駅方面は山下駅で乗り換えが必要となっています。

日生中央駅 駅

線路はかなり先まで続いていますが、この先に延伸されることはなさそうです。

日生中央駅 駅

日生線はニュータウン開発に伴い1978年に開通した2.6キロの路線です。

日生中央駅 駅

平日には日生中央駅から大阪梅田駅までの特急列車が運行されています。

日生中央駅 駅

山下駅までひと駅戻ります。

山下駅 駅

接続よく妙見口行き列車に乗り換えます。

山下駅 駅

妙見線は次駅の笹部駅の手前から単線になります

能勢電鉄妙見線 乗り物

単線となり光風台駅で山下方面へ向かう列車とすれ違います。

光風台駅 駅

山深くなってきました。このあたりから兵庫県から大阪府に入っています

能勢電鉄妙見線 乗り物

車内もガラガラになってきました。

能勢電鉄妙見線 乗り物

こちらは撮影に忙しい人

能勢電鉄妙見線 乗り物

終点の妙見口駅に到着しました。

妙見口駅 駅

かなり山奥にきた感じはしますが妙見線は日中でも１０分間隔で運行されています。

妙見口駅 駅

妙見線は主に能勢妙見堂への参拝客を運ぶために建設された経緯があります。参拝に便利とはいいがたい場所で止まっています。

妙見口駅 駅

妙見口駅は大阪府で最北端に位置する駅です。

妙見口駅 駅

妙見ケーブルの黒川駅までは歩くと20分ほどかかります。路線バスを利用しますが平日の日中は2本しかありません。
その時間にあわせて妙見口駅にやってきました。

妙見口駅 駅

乗車時間はわずか3分程ですが坂を登っていくので助かります。ちなみに妙見の森フリーパスでは乗車できず、別料金になります。

黒川駅 駅

平日でも夏休みなのでバスは座席がすべて埋まるほど乗っていました。斜面を登るケーブカーの線路が見えてきました。

妙見の森ケーブル 乗り物

それでは今回の旅の目的である妙見ケーブルに乗車します。が長くなっったのでその２に続きます。

黒川駅 駅