妙見の森ケーブルに乗りに行く　その２

2023/08/18 - 2023/08/18

妙見の森ケーブルは、以前から気になっていたものの、大阪近郊路線なのでわざわざ休日に遠出するには・・・何かのきっかけがあれば・・・と思っていたら、２０２４年には老朽化等により廃止されることが発表されました。廃止が決まったら乗りに行くという最悪の状況ですが、四国の旅から１週間もたっていない中、青春１８きっぷを利用して妙見山へ向かいました。
青春１８きっぷで関西まで出向き、そのあとは「妙見の森フリーパス阪急版」を利用し、妙見ケーブルを訪れました。
その２は妙見ケーブルに乗車し、その後は多くの未乗区間が残っていた阪急線を乗りつくす旅となりました。
【廃止時期は2023年12月4日に繰り上げされることになりました】

エリア 大阪

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• グルメ: 4.5
• ショッピング: 4.5
• 交通: 4.5

• 同行者: 家族旅行
• 交通手段: 高速・路線バス JRローカル 私鉄 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

妙見の森ケーブルの黒川駅に来ました。2024年6月24日限りで廃止されることとなっていますが、それよりも早まる可能性もあるようです。

黒川駅 駅

標準軌のケーブルカーは、国内では妙見の森と十国峠のみとなっています。1960年に開通し老朽化も進んでいるようです。

妙見の森ケーブル 乗り物

バス停のような駅名標があります。

黒川駅 駅

車内の様子です。この後、平日ですが夏休みなので親子が連れなどがが乗り込んできて、まずまずの乗車率でした。

妙見の森ケーブル 乗り物

急こう配を登っていきます。

妙見の森ケーブル 乗り物

窓が開くからこその注意です。

妙見の森ケーブル 乗り物

5分程で山上駅に到着しました。

妙見の森ケーブル山上駅 名所・史跡

車両は新しそうに見えますが開業当時（1960年）から使われています。

妙見の森ケーブル山上駅 名所・史跡

戦前にはさらに先までケーブカーが通じていたそうですが廃止され、現在はリフトで再整備されています。が、乗り場までは5分ほど歩く必要があります。

妙見の森ケーブル山上駅 名所・史跡

ケーブル山上駅から急坂を登っていくと、バーベキューなどが楽しめる広場になっています。
こちらも能勢電鉄の経営となっており、ケーブルカーと同時に閉鎖される予定となっています。

妙見の森バーベキューテラス グルメ・レストラン

ここからはリフトで上ることができます。

妙見の森リフト 乗り物

妙見の森リフトは573メートルの距離を約12分でのぼっていきます。森の中をのんびりと進んで行きます。

妙見の森リフト 乗り物

ここまできたので能勢妙見堂を参拝します。木々に囲まれた参道を進んで行きます。

妙見山のブナ林 名所・史跡

能勢妙見堂の山門に到着です。大きな駐車場が広がっており、ケーブルカーで訪れる人は少なそうです。

能勢妙見山 寺・神社・教会

大阪府と兵庫県の県境があります。

能勢妙見山 寺・神社・教会

まだここから坂道が続きます。

能勢妙見山 寺・神社・教会

展望台がありました。今日は天気がよくとてもきれいに景色が眺められました。

能勢妙見山 寺・神社・教会

この独特な建物は信徒会館「星嶺」という建物で、かつては売店や簡易郵便局があったそうですが、現在は立ち入ることができません。

能勢妙見山 寺・神社・教会

能勢妙見堂は能勢町内にある真如寺の境外仏堂となっているそうです。

能勢妙見山 寺・神社・教会

ここも大阪府と兵庫県の県境になっています。

能勢妙見山 寺・神社・教会

能勢妙見堂は運命を見通す北極星の神様で、開運のご利益があるそうです。

能勢妙見山 寺・神社・教会

こんな山奥に簡易郵便局があります。

参拝後に妙見山のリフト乗り場まで戻ってきました。

妙見の森リフト 乗り物

リフトでのんびり下っていきます

妙見の森リフト 乗り物

ケーブル山上駅まで戻りました。20分毎の運行になっています。

妙見の森ケーブル山上駅 名所・史跡

少し時間があったので駅に併設されている足湯につかっていきます。

妙見の森ケーブル山上駅 名所・史跡

こちらの足湯もケーブルカーの廃止とともに営業終了の予定となっています。

妙見の森ケーブル山上駅 名所・史跡

黒川駅から帰りはバスがないので歩いて妙見口駅に向かいます。途中で大阪府に入ります。

国道から外れて集落内の道を進んで行きます。

妙見口駅まで20分ほどかかりました。ちょうど山下駅行きが発車するところでした。

妙見口駅 駅

汗だくになりました。エアコンのきいた車内で休憩中。

能勢電鉄妙見線 乗り物

山下駅で川西能勢口駅行きに乗り換えます・・・行き先が日生中央になっているので、一瞬躊躇しましたが・・・

山下駅 駅

川西能勢口駅で阪急線に乗り換えます。

川西能勢口駅 駅

箕面線に乗り換えるため石橋阪大前駅で下車します。令和元年に石橋駅から改称されました。

石橋阪大前駅 駅

線路は行き止まりになっていますが、線路は宝塚本線との連絡線もあります。現在は線内の折り返し運転のみとなっています。

石橋阪大前駅 駅

わずか4キロなので7分ほどで箕面駅に到着です。

箕面駅 駅

もともと箕面は観光地であったため、その輸送を目的に建設されています。

阪急箕面線 乗り物

観光したいところですが折り返します。

箕面駅 駅

石橋阪大前駅から急行列車に乗り換え大阪梅田駅に到着です。

大阪梅田駅 駅

神戸本線の乗り残しを補完するため特急列車で西宮北口駅まで移動します。

大阪梅田駅 駅

西宮北口駅から折り返して伊丹線に乗りために塚口駅で下車します。

塚口駅 (阪急) 駅

伊丹線も3.1キロのミニ路線です。わずか6分ほどで伊丹駅に到着です。

阪急伊丹線 乗り物

伊丹駅は阪神大震災で大きな被害を受けたニュースをみた記憶があります。水分補給のためコンビニ寄ってから折り返しました。

伊丹駅 (阪急) 駅

塚口駅からは神戸本線の普通列車で移動します

塚口駅 (阪急) 駅

十三駅で京都本線に乗り換えます。夕方なので電車が混み始めました

十三駅 駅

千里線で北千里駅に到着です。乗客が多くなってきたのと疲労のため写真が少なくなってきました。

北千里駅 駅

折り返しの列車が大阪梅田行きだったので淡路駅で下車します。

淡路駅 駅

天下茶屋駅行きに乗りかえて天神橋筋六丁目駅で下車して千里線は完乗です。

阪急千里線 乗り物

すでに改札を出る元気もなく、そのまま次の列車で折り返すことにしました。

天神橋筋六丁目駅 駅

このあと全く写真を撮っていない・・・で、淡路駅、桂駅で乗り換えて嵐山駅に到着しました。

阪急嵐山線 乗り物

嵐山駅は観光地なので京都らしい風情のある雰囲気になっています。

嵐山駅 (阪急) 駅

駅名標も他の駅とは違うものが使われています。駅のナンバーは「98」で阪急で最もおおきな数字です。

嵐山駅 (阪急) 駅

駅舎の外へ出ました。コンビニに立ち寄りましょう。

嵐山駅 (阪急) 駅

ミニストップでソフトクリームを買って、車内でいただきました。ナガノパープルソフトを特盛で・・・

写真を撮る元気もなく桂駅で乗り換えて京都河原町駅に到着しました。最後はあわただしくなりましたが阪急線に全線乗車しました。

京都河原町駅 駅

京都河原町駅から烏丸駅へ戻り、地下鉄で京都駅へ。その後は青春18きっぷ利用で名古屋まで戻りました。

一度乗ってみたかった妙見の森ケーブルに乗れて満足ですが、その後年内で運行が終了する可能性があるというニュースもあり残念です。

名古屋駅 駅