青い森鉄道・浅虫水族館とねぶた祭

2023/08/06 - 2023/08/06

新幹線の開通とともに、東北本線の一部が第三セクターになったのが青い森鉄道。
２日間有効のフリーきっぷなので、２日目は青い森鉄道のいくつかの駅で途中下車して青森駅へ向かいました。
途中の浅虫水族館は地方のささやかな水族館ながらなかなか充実していました。
夜は昨日の続いて青森ねぶた祭を見てきました。

https://www.youtube.com/watch?v=zjng4YPxAJs

エリア 浅虫温泉(青森)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: JRローカル
• 旅行の手配内容: 個別手配

昨晩はねぶた祭を見た後は、空室のあった三沢市のホテルに宿泊。
安くて快適なシテイホテルでした。

朝、まずは三沢駅へ。
三沢駅はきれいに建て替えられ、観光案内所などと一体化していました。

ホテル　グランヒル 宿・ホテル

かつて三沢駅からは十和田観光鉄道というローカル私鉄が十和田市まで結んでいました。
そのころは古びた木造駅舎がありましたが、撤去されて駅前広場がきれいに整備されていました。

三沢駅 駅

当時木造駅舎の中で営業していた駅そば屋さんは健在。
十和田観光鉄道、略して「とうてつ駅そば」。
駅舎の中できれいなお店になっていました。
がんばれ！

とうてつ駅そば 三沢駅前店 グルメ・レストラン

三沢駅から青い森鉄道の２両編成の電車でスタート。
昨日購入した２日間有効のフリーきっぷを使います。

三沢駅から２駅、１０分。
まず上北町駅で途中下車。
国鉄時代からの古い駅舎が健在です。

かつては東北町の中心駅としてにぎわったことでしょうが、現在は無人駅です。

上北町駅 駅

上北町の街並み。
駅前から町役場まで商店街が続きます。
ただ、日曜日だからか、ほとんどのお店がお休みで人もほとんどいません。

ちなみにパトカーがちょうど写真に入ってしまい、この後、お巡りさんに怪しまれて職務質問されてしまいました・・・

上北町駅から歩いて２０分ほど。
東北町歴史民俗資料館に来ました。
町の郷土資料館は私の楽しみの１つです。

なんでもここではナウマンゾウの骨が出土したとかで、ナウマンゾウの骨格模型が出迎えてくれます。
１５分もあれば一通り見られる小さな資料館でしたが、歴史や小川原湖などの自然について展示が充実していました。

東北町歴史民俗資料館 美術館・博物館

上北町駅に戻り、再度青い森鉄道の電車で青森へ向かいます。
今度は平内町の中心駅、小湊駅で途中下車しました。
この駅は週３日だけ駅員さんがいる駅で、今日は無人駅でした。

小湊駅 駅

平内町の観光地といえば、夏泊半島。
バスでまわれないこともなさそうですが、やはりドライブ向きのようです。
次回機会があれば今度はクルマでドライブしましょう。

駅から歩いてすぐのところにある平内町歴史民俗資料館へ。

江戸時代、ここは津軽氏の黒石藩の飛び地の領地で、ここには代官所があったそうです。

平内町歴史民俗資料館 美術館・博物館

この資料館は平内町出身の高橋竹山（１９１０～１９９８）の展示がほとんどで、実質「高橋竹山資料館」です。
高橋竹山は一地方の芸に過ぎなかった津軽三味線を全国に広めた人です。
北島三郎さんの「風雪ながれ旅」のモデルにもなりました。
３歳で失明しながらも苦労して世界的に称賛されるほどの三味線の名手となりました。

小湊駅から次は浅虫温泉駅へ。
ここは浅虫温泉という有名観光地でもあり、多くのお客さんが乗り降りしていました。
今日のねぶた祭に向かう人も多く乗車していました。
場所取りかな。

浅虫温泉駅 駅

浅虫温泉駅です。
国鉄時代から変わらない駅舎が健在です。
駅前には温泉駅らしく足湯もありました。

浅虫温泉駅前足湯 温泉

浅虫温泉駅から歩いて１０分、浅虫水族館へ。
魚介類の飼育の難しさ、コストの高さから地方の水族館は苦戦しているようですが、この水族館は入館料１０００円と格安。
多くの家族連れでにぎわっていました。

浅虫水族館 動物園・水族館

イルカの餌付けのショー。
１５分ほどのショーですが、イルカの生態や食べ物などを詳しく説明してくれます。

こちらはアザラシの餌付けショーもありました。

水槽は津軽の海や川で生きている魚類や、熱帯魚、アザラシなどの水槽がありました。

こちらはメインイベントのイルカショー。
すごい混雑で立ち見の人もいっぱい。
３０分ほどのショーですが楽しめました。

都会に比べればささやかな水族館でしたが、堅実な見世物や展示でこういう水族館は好ましいものです。

その後「道の駅　浅虫温泉」へ。
浅虫温泉駅の目の前にあり、鉄道利用者にも便利です。
最上階には景観のいい温泉が入れます。
どうやら夕日が落ちる方向らしく、夕焼け時は美しそうです。

道の駅 浅虫温泉 道の駅

浅虫温泉駅から昨日に続いてねぶた祭を見に来ました。
ちょっと早めに行って、行進を待つねぶたを見ました。

青森駅 駅

ねぶたの出発地点です。
ここから夜７時前になると、次々にねぶたが出発していきます。

昨日は一か所ですべてのねぶたを見ましたが、今日はいろいろ場所を変えてねぶたを見ようと思います。
昨日と同様、先頭は「ミスねぶた」の３人のお嬢さんがオープンカーに乗ってスタートです。

昨日一番気に行った「青森山田」高校のねぶたの行進。
今日も先頭の体操部の男の子たちが、バック転や連続回転のアクロバットで観客を楽しませてくれます。

ねぶた祭のメイン会場は県庁前の大通りのようでした。
ここではねぶたがジグザグ方向を変えてお客さんに向かったりしてお客さんを喜ばせてくれていました。

特に県庁前の広い道路と他の幹線道路の広い交差点ではねぶたがあちらこちらに動いて、とても盛り上がっていました。

青い森鉄道 乗り物

今日のホテルは八戸。
八戸まで１時間半たちっぱなしは少ししんどかったので、早めに青森駅に戻って、３０分待って次の電車で座って八戸へ向かいました。

はちのへ観光案内所 名所・史跡