2026/09/06 - 2026/09/07
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Hamataroさん
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この旅行記スケジュールを元に
人生初、大人の休日倶楽部のフリー切符を使って旅をすることにした。4泊5日のプランは以下の通り。
・1日目;青森新幹線で八戸下車、青い森鉄道に乗り換え、浅虫温泉泊(素泊まり)。
・2日目;青い森鉄道で青森に向かいブランチで「のっけ丼」を楽しんだあと、奥羽本線で弘前へ。弘前観光を楽しんだのち、新青森泊(ドミトリー素泊まり)。
・3日目;新青森から青森に移動、再び「のっけ丼」を食してから、リゾートしらかみにて移動、不老ふ死温泉泊(朝食のみ)。
・4日目;五能線で十二湖へ。ハイキング後、再びリゾートしらかみに乗り、秋田泊(ビジネスホテル素泊まり)。
・5日目;秋田犬に会う。他、秋田を適宜楽しんで、秋田新幹線で帰宅。
このプランのポイントは以下の通り。
・日程に余裕がないと行けない不老ふ死温泉に行きたい。ついでに青森から比較的近い浅虫温泉にも行きたい。(実は大昔に宿泊したのだが、全く記憶がない)
・宿泊費を節約したいが、きちんとした宿で、ゆっくり温泉に入ることも実現したい。
・せっかく5日間JR乗り放題なので、できる限りその恩恵を受けたい。というか、元をとって余りある旅程にしたい。
・風光明媚と名高い五能線に乗ってみたい。
・不老ふ死温泉の近くに美しい青池などが有名な十二湖があるので立ち寄ってみたい(熊が若干気がかりだが)。
・秋田駅には降りたことがないので、秋田の街を見物したい。そして秋田犬と戯れたい。
しかし、想定外の出来事があり、旅は計画通りには進まないのだった。
- 旅行の満足度
- 3.5
- 観光
- 3.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 3.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 新幹線 私鉄
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
◆想定外の幕開け
10:18 東京発 はやぶさ15号乗車。
13:04 八戸着、13:23青い森鉄道乗車、14:32浅虫温泉着。
と、この日は一見予定通りの旅程をこなしたのだが、実は東京駅ではやぶさに乗車する前に、旅のプランをぶち壊しにする出来事があった。
階段を使って新幹線のホームに向かっていたら、転んだ。もう踊り場だと思っていたら、もう一段あったのだ。平地を歩くつもりの高さで持ち上げていた足は、当然のごとく段に引っかかってつまづいた。咄嗟に片膝と両手をついて踊り場に転がったが、左膝を勢いよく石造りの階段(踊り場)に打ちつけ、ものすごい衝撃が走った。
起き上がって恐る恐る見てみると、どこにも出血はない。が、続きの階段に一歩足を踏み出したところ、膝の感覚がなく全然力が入らない。とはいえ、激痛が走るというわけでもなく、手すりを使えばなんとか上れたので、ひょこひょこと足を引きずりながら、はやぶさの指定席へと向かった。
足にはジーンと妙な余韻が残っているのだけれど、膝の曲げ伸ばしはできるし、色も変わっていないし、骨折してたら、あっという間に腫れるはずだから、これならなんとかなりそう、ああ、よかった。
と思っていたのだが…。
3時間のはやぶさ車中で、どんどん膝周辺が腫れて、曲がりにくくなってしまった。八戸駅で下車し、青い森鉄道へ乗り換えた時には、左足で踏みこむと、膝が鋭く痛んだ。多分膝のお皿は割れていない。しかし、明らかによくないことが起きている。まだ旅は始まったばかり。これから丸5日、旅が続けられるのだろうか。
不安で頭がいっぱいの私は、青い森鉄道の車窓からの景色を楽しむ余裕もなく浅虫温泉駅に降り立ったのだった。浅虫温泉駅 駅
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◆Dr. Geminiの見立て
不幸中の幸いで、お宿は駅から徒歩3分の好立地であった。チェックイン時間より少し早くついた私を、部屋に通してくれた。ありがたや。
一服してからDr. Gemini(有能な整形外科医設定のAI)に現状を詳しく説明して相談したところ、できるだけ患部を冷やして安静にしろ、そして、温泉にゆっくり浸かることは「絶対NG」とのこと。
予定ではチェックインしてすぐに温泉入浴のはずが、お宿の氷とビニール袋で氷嚢を作って患部に当てて横たわっている。浅虫温泉まで来て何をしているんだ…と、静まり返った部屋の中でしばらく打ちひしがれる私。
そのうち、目と鼻の先に美しい夕日が望める浜辺があるというのに、行かないのはもったいなさすぎる!という思いがむくむくと膨れ上がり、結局Dr. Geminiの静止を振り切り、氷嚢をタオルで膝にくくりつけて、海岸まで行ってみることにした。浅虫温泉 宿屋つばき 宿・ホテル
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◆故障だらけの浅虫温泉
浅虫温泉駅から出てすぐのところに、国道を渡るための巨大な歩道橋があり、エレベーターがあったので、そこから海へ行こうとわざわざ歩いて行ったところ、まさかの故障中の張り紙が。これ、足が不自由な人には、結構堪えるお知らせ。ここまでの歩行負荷を返してくれー!と叫びたくなったけれど、つぶやくにとどめた。
気を取り直して、目の前にある道の駅ゆ~さ浅虫に向かう。この上に展望温泉があるというのを、前に旅番組で見ていたのだが、なんとここのお風呂も故障中とのこと。怪我でどっちにしろ入れなかったのだが、半径100メートル以内で2つの故障は、多すぎやしないか。
道の駅にはリンゴや野菜など新鮮な食材がたくさんあった。リンゴ食べたい。とても食べたい。しかし1袋3つ入りしか売っていないのだ。今日食べきれなかったリンゴを、明日持ち歩くのは厳しいので、泣く泣く購入断念。単身者向けにバラで売っていただけるとありがたいのだが。代わりにアップルパイのような銘菓を買う(その後たびたび青森にてこの広告を目にする)。
道の駅を出ると、少し先に浜辺へと渡れる横断歩道があったので、そこを渡って、休み休み海岸を散策し、海と湯の島をぼーっと眺めてから、お宿に帰った。サンセットビーチあさむし ビーチ
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◆源泉掛け流しの温泉を掛け流す
ちなみにこの日のお宿は素泊まり専門であり、朝も夜も食事の提供はないが、掛け流しの温泉が目当てで選んだのだった。
お宿に帰ると、頼んでいた夜ご飯のお弁当がちょうど到着していた。まだ温かい。そして、見た目も華やか。フルーツも入っている(リンゴではないが)。氷嚢を作り直して患部に当てながら、美味しくいただいた。
その後も、ひたすら、膝の冷却に励んだ。お風呂は、患部の腫れ具合からどう考えても入らない方がよさそうだった。人が見たらギョッとするだろうし。しかし、少しでも掛け流しの温泉を味わいたい。熟慮の結果、ギリギリの妥協点として、貸切風呂で頭と体をシャワーで洗い、最後の最後に湯船から手桶で汲んだ温泉を頭から何杯かかぶる、という方法をとった。浴びただけなのに、顔はツルツルになった(ような気がした)。あー、ゆっくり湯船に浸かりたかった。
入浴後は、再びキンキンの氷で膝を冷やしなおし、「どうか今日よりも明日、腫れが引いていますように」と祈りながら就寝した。
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