2022年9月　3年連続9月のイタリア旅行⑪　アルザスで一泊。小さな村で一休み　Dieffenthal, Scherwiller

2022/09/15 - 2022/09/16

2022年9月のイタリア旅行は、また車でイタリア周遊。ガルダ湖四泊のあとトスカーナの町で二泊ずつ移動しながら計六泊して見て回りました。
一番離れたシエナ近くから自宅へはだいたい1250キロ。この距離を途中二泊して帰ります。一泊目はコモ湖まで430キロ走りました。二泊目は、どうせ泊まるならドイツではなくフランス！（うちの夫婦のモットー）のアルザスです。390キロ。
この旅行記はアルザスの小さな村Dieffenthalとその隣の村Scherwillerの様子です。

エリア フランス

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

9月15日（木）

コモ湖のホテルを9:20に出発しました。
スイスの町から高速道路に入りました。
すぐのところのルガノ湖。
一泊しようかと思って調べたこともありますが、高くてやめました。
スイスは日本のように清潔できれいなんですけどねー。ε-(ｰдｰ)ﾊｧ

今日はだいたい390キロ走ります。
今日は天気がよくて、車も少なくて快適です。

と思ったら車が増えてきました。(・・？)

と思ったら曇ってきました。(・・？)

一度12時過ぎにサービスエリアでトイレ休憩です。
ルツェルン湖を過ぎてKnutwillの手前です。
夫に
去年Knutwillっていうところでトラック野郎みたいなおじさんがやってる小さなインビスに寄ったよね。
と言ったら、
あ、あそこに寄ればよかったと言っていました。
どうってことのない小さな軽食やさんなのですが、ほんとにかんじのいいおじさんだったので、また行きたくなります。

さて、バーゼル付近でライン川を渡ります。

フランスに入りました。

見覚えのある国境の建物。

ぶどう畑と古城。Château de l’Ortenbourg

今日泊まるDieffenthalです。
ディフェンタルという発音なのかな。
ここは前の年にイタリアから帰った時に泊まったSaint Hippolite サンティポリットのそばです。人口251人。

14:20　ホテル到着です。

Le Verger des Chateaux Hotel。

部屋は可愛らしい内装です。

このホテルはアルザス風というか、全体的に可愛らしい設えです。

シングルベッドが入っていて、3人部屋（両親と子供二人とか）です。
フランスのホテルは家族旅行向けになっているところが多いです。

バスルーム。
シャワーのみです。
トイレットペーパーのホルダーがハートマーク。
アルザスのマークはハートです。

荷物を出して、買い物と少し村を見てみることにしました。

グーグルで調べて近くにあったE.Leclerc　に来ました。
ワイン売り場。
数がすごいです。

後でワインを作っているところに行こうと思っていたので買いませんでした。
出がけにホテルでワインはどこで買えますかと聞いたら、このあたりワインを作っているところしかないからどこでもと言われて、自分で探すしかないなと思いました。

総菜コーナーです。パテなどが並んでいます。
美味しそうです。

ドイツのものよりおいしそうに見えるのは何故かなぁ。
FRANCEの字のせい？
晩ご飯にこういうおかずを買って部屋で食べるというのもありですが、うちは晩ご飯はレストランに行きます。
最終日に食べ物を買って家に持って帰って食べることはあります。

スーパーではだいたい30ユーロくらいの買い物をしました。

ホテルに来る途中で通った村、Scherwillerがとてもかわいいところだったので見てみようと思いやってきました。

ここは人口3185人。シェヴィルという発音でいいのかな？

ワインの樽のオブジェ？
ウィキペディアによるとここはアルザスのリースリング種の栽培の中心地で、この村で栽培されているぶどうの67％はリースリングだそうです。

Aubach　という名前の小川です。
ドイツにいっぱいありそうな名前。

小川の、道路と反対側に家が建っていて、一軒一軒の玄関の前に小さな橋がかかっています。

とても素敵な家がありました。

普通のお宅のようです。

少し広い通りに出ました。

ここはワイン醸造所のようです。
入り口は開いているもののなんだか入りにくい。

このかわいい建物はRestaurant La Couronne　というレストランでした。
なかなか評判がいいところのようです。

村役場　Mairieの建物です。
小川をまたいで建っています。

Rue de la Mairie　役場通り。

振り返ったところ。

さっきの村役場は横から撮った写真でした。
正面はこちらです。

門が開いていました。中をちょっとのぞいてみます。
ここもワインを作っているところだったと思います。

Corps de Garde　という建物。
衛兵所という意味のようです。
以前は役場、学校、見張り所として使われていたそうです。
1700年という印があるそうです。

Scherwiller とその近くのKientzville　の地図。
Scherwiller の町のワッペンは鹿が3匹です。ちょっとかわいい。

そしてもう少し広い地域の地図。
アルザスのワイン街道Haut Koenigsbourg オー・クニクスブール周辺地区。
去年泊まったSaint Hippoliteも載っています。

このお宅は家の前にいろいろおもしろいものを飾っています。
自転車は飾りじゃないですね。

Restaurant La Couronne　の前もWinstub a Ortenbourg　というレストランのようです。
この村はレストランが多いです。

猫さんこんにちは。

ぷい。

二階の部分だけ木組みが残っている家。

結局、ワイン醸造所はどこに入っていいかわからなくて行きませんでした。
去年のサンティポリットは、社交的な（商売上手の）アンリおじさんが声をかけてくれていろいろ薦めてくれて買いましたが、ツーリストがいきなりテイスティングしたいんですけどと言って建物の中に入るのは道場破り（江戸時代か！）のような勇気が入ります。

このあとはホテルに帰りました。

ホテルのレストランで夕食です。
白ワイン。
去年アンリさんのところで買ったワインと同じような味でした。
場所が近いと味も似てくるのかなぁ。

晩ご飯はメニューにしました。

Salade Gourmande

グルメのサラダ。
ハムが美味しかったです。

Joue de Porc confite au pinot noir

豚ほほ肉のコンフィ ピノ・ノワールソース。
ブッフ・ブルギニョンのアルザス版。

レストランは、落ち着いた静かな雰囲気。

Strudel aux pommes

りんごのシュトゥルーデル。
アルザスの料理です。
アルザスの料理の方がドイツと同じようなものでもおいしい。
これって先入観ではないと思うなぁ。

今日のメニュー。

夫もわたしもMenu Lauraにしました。

9月16日（金）

朝食には遅めに行ってしまい、時間がなくなりました。
写真を撮る時間はなく急いで食べました。
ホテルを10時にチェックアウトしました。

ホテルのこじんまりとしたロビーです。

さて今日は家まで430キロ。

アルザスは高速道は料金がかからないはずでしたが、ストラスブールのあたりで間違って本当の有料高速道路に入ってしまいました。
このまま行くとパリです。(；ﾟДﾟ)　（行きたいけど）
焦って次の出口で出ましたが（けっこう走りました）、3.80ユーロかかりました。
ナビに最新の道路が入っていなかったようです。

Wissenbourg近くからドイツに入りました。
自宅には4時半頃到着しました。
家で晩ご飯にしばらくぶりのラーメンを食べました。（　´ー｀）　

これで2022年のイタリア旅行の旅行記は終了です。
この旅行では夫もわたしも熱を出して寝込むという状況もありましたが、結果的には楽しんで帰ってきました。(^_^)
ここまでお付き合いいただきありがとうございました。