2023/07/30 - 2023/07/30
4位(同エリア162件中)
Siniさん
この旅行記のスケジュール
2023/07/30
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ドライブイン
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スーパーマーケットグローバス
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民宿の伝統的テント、ユルタでランチ
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イシククル湖クルージング
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この旅行記スケジュールを元に
3日目は首都のビシュケクからイシク・クル湖へ向かいます。ソ連時代は外国人立ち入り禁止で、「天山山脈の山ひだ深くに隠されている幻の湖」だったということにはかなり惹かれます。
そこへの道が、渓谷を越えて山深く分け入るのですが、日本の景色とは全然違います。天山山脈の裾野を縫って行く感じのとても珍しい風景でした。
裾野あたりのステップを随分と走ってやっと高山湖、イシク・クル湖が見えて来ました。
写真は湖畔に近いところにあるキルギスの遊牧民のテント(ユルタ)でランチ。
写真はテントの真上を見たところです。
1992年に制定されたキルギスの国旗は赤字に黄色の太陽とその中にこのユルタの天窓が描かれています。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 3.5
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 4.0
- 同行者
- 社員・団体旅行
- 交通手段
- 観光バス 徒歩
- 利用旅行会社
- 阪急交通社
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ツアー3日目の朝です。早く目覚めたので朝の散歩へ出掛けます。
昨日歩いた時にこの辺りは安全な地区であることを確信していたので一人歩きで大丈夫です。 -
ここはビシュケクのサッカー場です。ホテルの道路を挟んで前あたり。キルギスで最も人気のあるスポーツみたい。
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ホテルからすぐの道フルンゼ通り。歩道は広く、グリーンベルトで車道と仕切られています。
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フルンゼ通りを挟んで反対側には瀟洒なマンションがあります。
道路標識は全てキリル文字です。これは停止(ストップ)。
ウズベキスタン、カザフスタンの中では最もロシア語が日常的なキルギス。人口は669.2万人(2021年)。ビシュケクは約98万人。海抜800m。 -
首都のこの辺では車も新しい。朝の散歩をしている方たちも結構います。
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公園は早朝から清掃員の方によって掃除されています。
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劇場?大きい。
1991年に旧ソ連から独立。民族はキルギス人73%、ウズベク人14%、ロシア人6%、ウクライナ人など。 -
天山山脈が綺麗に見えます。真夏に雪が残っているので4000m以上ありそうです。
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マナス王の像と後ろに国立歴史博物館のあるアル・トー広場。
キルギス人のほとんどはイスラム教スンニ派。他にロシア正教。 -
昨日見た衛兵交代式をやっていた場所です。交代式は夏のこの時期は確か6時から。
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後で知りましたがここはホワイトハウス、大統領官邸。標識もなく、さらに護衛詰所などもなく、巨大な噴水も長年使われていない雰囲気で、博物館だろうと思いました。
大統領府 建造物
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ホワイトハウスの隣は、税務署(ガイドさんに確認)。へええ。
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その隣は映画館。ビシュケクには5つの映画館があるようですが、最も伝統的な映画館らしいです。
ここでチュイ大通りを右折してホテルのあるトコロク・モルド通りへ入ります。 -
反対側は商業地区のようです。
早朝なのに市バスには通勤客がチラホラ。 -
昨夜行ったレストラン「arzu」。
口コミしょうとしますが、登録なし。 -
あ、なんか入れそうなカフェバーを発見。明後日も同じホテルに宿泊するので、夜来てみようと頭に入れます。
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ここで夏休みの修学旅行か林間学校へ行くらしい、子供を見送る親たちと子供たちが集まってました。車で送られてる子、バスで母親に連れられて来る子、一様に大きな荷物を持っています。
珍しくてジロジロ見る。たくさんの親子にジロジロ見られる。 -
無事ホテルに帰着。
ほんの40分ほどの散歩でしたが楽しかったです!今後はホテルの周りくらい積極的に歩き回ろう!と思います。ツアーだとついつい楽をして物見遊山的になり旅をした実感がわかない。Plaza Hotel Bishkek ホテル
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レストランは2階。
それにしてもキルギスのレストラン情報が少なすぎますね。
「世界の国別インバウンドランキング2021年版」によれば、
1位、アメリカ、2位、中国、3位、日本、、、キルギスは49位となってました。(2015年調べ) -
上〉朝食はバイキング。
下〉ベランダで朝食です。 -
ね、なかなか良い雰囲気でしょう。このベランダからは道路が見えないし。
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美味しくいただきました。スイカが甘くて美味しいです。
私見》夏のツアーの良いところ①地域によっては盛夏ならではの甘くて美味しい果物が好きなだけ食べられる。 -
さて、出発。町を出ると、低い山が左手に。
キルギスは国土の94%以上を海抜1,000m以上の山地が占めるという山岳国。さらに国土の40%が3,000mを超えるという。知識で知っていてもなかなかわからないものです。 -
木々があるのは川のそばだからです。この川はおそらく国境を流れていたチュイ川。これから源の方、キルギスの山奥へ向かって行きます。
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だんだん不毛の丘が見えてきます。これはカザフスタンとキルギスの間の山地で「クンゲイ・アラ・トー」だそうです。どうやらこれは天山山脈の一部ではないらしい。(しかも山の標高はおそらく2,000m級。自分が1,000m以上のところにいることはなかなか自覚できない)
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日本では見ない景色が延々と続きます。
途中には監視塔が見えたりして、国境地帯だと感じます。 -
渓谷に差しかかります。この辺りはカザフスタンから離れ、キルギスの山の中、天山山脈の奥へと向かっているところです。
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渓谷にあるこんなドライブインでトイレ休憩します。
ドライブインのトイレは有料で、入り口にお金を回収する係員(大体中年の女性)がいて、トイレットペーパーをくれます。
今回は旅の間中、いちいちトイレ代を気にしなくて良いように一人当たり2米ドルをガイドさんに支払って、ガイドさんは大体の人数分をまとめて係員のおばちゃんに手渡してくれたので楽でした。 -
さて駐車場でカメラを持って、みんなで待ってます。何を?
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イチオシ
汽車です。
日に何本かしかない汽車が山裾に現れました!長くて非常にゆっくり走っています。 -
上〉これから行く方角。この道路の左手の下の方はチュイ川です。チュイ川の源は天山山脈西部のキルギス山脈らしく、この辺りではカザフスタン国境から離れています。
中〉来た道。
下〉ドライブインにあったユキヒョウの像。
絶滅危惧種、ユキヒョウの生息地域はヒマラヤからアルタイ山脈一帯と言われてますが、モンゴルからアフガニスタン東部、インド北部、ウズベキスタン東部、カザフスタン東部、タジキスタン、キルギスあたりに約3,300頭(2020年)とされています。 -
中学生くらいの少年。日曜日なので、または夏休みだからか、朝からお手伝い。
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いい匂い。鶏肉を焼いていました。
少年は、山で一度ユキヒョウを見た、と言います。「この辺にはいない、ずっと山の中」と教えてくれました。(会話は拙いロシア語です) -
渓谷から少し開けたところにくると、ゆっくりな汽車に追いつきました!
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見えないでしょうけれど最後の車両は食堂車のようで、汽車の中から手を振ってくれました!こちらも一生懸命に手を振ります。
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私たちのリクエストでスーパー「Globus」に寄ってくれました。湖の西部にあるバルクチという町のスーパーと思われます。
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なかなか大きい、新しいスーパーです。
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品物は豊富です。
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ドライフルーツを量り売りでお買い上げ。
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お支払いはカードで。
とても安かったです。確か3~4種類、合計2~300gで800円くらい。 -
スーパーに必ずある、様々な形のATM。すごく簡易。防犯カメラとか見かけなかったような気がします。
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イシク・クル湖の観光拠点、チョルポン・アタ(人口13,600人)に近づいて来ました。
この町は農業と観光の町です。見えているのは墓地です。家のような墓地が特徴です。 -
道路脇の凸凹した空き地に大きな観光バスを停めて、
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門の中に入りますと、
尚、トイレは入ってすぐ左手に水洗式西洋トイレの小さな小屋がありました。 -
まあ、きれい!
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満開のバラ?のさいた庭が出迎えてくれます。
私見》夏のツアー旅をすると良いことの二つ目はこれですね!②咲き乱れる花が至る所に見られる。 -
靴を脱いで、ユルタ(キルギスでは遊牧民のテントをユルタという)の中へ入ります。
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すでにテーブルがセットされています。
ユルタの中は思った以上に天井が高くて大人数を収容できます。20人くらい?
食後はユルタの中でゆったりまったり横になりましたよー。ユルタをめくってみると確かに手編みのゴザのようなもので囲われていたので風が通るのでした。 -
パン。
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ビールは冷えてました!(Mが旅の初日からビールは必ず冷やして、と強く、強く、希望しておきました)
昨夜飲んだキルギス産のアルパです。 -
ディルのたくさん入ったスープ。優しい味です。
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ザクロのジャムをつけていただきました。
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スイカとメロン(ウリかも?)の甘くて美味しいこと!こんな果物は食べたことがありません。
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オーナー一家の坊ちゃん、13歳。夏休みだしお手伝い。良い子だ。
(後で出てくる子供たちを含め撮影了解いただいています) -
別れ際、家族で見送ってくれました。子供達にお菓子をあげたら、喧嘩になってしまい、慌ててバスから別のお菓子も持ってきてあげました。
祖父母、両親、それに兄妹は少なくとも4人以上。数少ない現地の方の生活の一端を見る機会でした。(この家族はスイス政府からの支援で民宿を経営してるとのこと)写真、了解済み。 -
ところどころで道端で野菜を売ってます。
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こちらも。果物や野菜のスタンド。(あー、降りて買い物したい)
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ジャーン!!出ました!鷹です。
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イシク・クル湖ちかくの原っぱのようなところに2人の若いキルギス人。(鷹匠は元々カザフ人と聞いているのでカザフ人かもしれません)
鷹は6歳と4歳の雌。雄は使えないそうです。 -
親子3代続く鷹匠の家に生まれた兄弟。2時間かけてイシク・クル湖の南側から来てくれました。
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お兄ちゃん(右)の言うことは絶対です。弟は兄の指示に従って行動します。
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弟は遠くまで鷹を連れて行き、兄の合図で鷹を放ちます。
鷹はすごい速さで兄のところまで飛んできます。ご褒美をもらいます。 -
イチオシ
どうです!天山山脈と若い鷹匠!!
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本物のウサギを使っての狩の訓練を見せてくれました。鷹は兄が良しというまで捕まえたウサギを押さえつけたままです。合図で最初に鋭い嘴を一撃し、内臓を食べます!!
うわっ!こんなシーンを見るとは!と思いますが、それが、自然の摂理。 -
ご褒美を食べた後は近くにある適当な大きさの石を手にします。それを口元に持っていくと、ちゃんと嘴の清掃をします。コツン、コツンと音がします。
動物の脂とか取るんでしょうかね。きれい好きなんですって。 -
みんなで兄と鷹と記念撮影。
もちろん鷹を腕に乗せての個人撮影も。この鷹はモンゴルの鷹よりずっと重かったです。(腕がプルプル) -
兄弟は普通は農業や他の仕事もしています。
本物のウサギ狩訓練のシーンはドキドキ。一瞬でうさぎの内臓を引っ張り出して食べてしまう鷹に猛禽類の獰猛さを目の当たりにしました。迫力ある時間でした!!! -
ついにイシク・クル湖到着です。すぐに遊覧船に乗船。
琵琶湖の9倍もある湖で「キルギスの海」とも言われています。
左手は天山山脈、カザフスタン側、平均4,500~4,800m。
右手も天山山脈で、中国側で5,500m以上の山々が連なる「テルスケイ・アラ・トー」。イシク クル国際空港 空港
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イシク・クル湖は海抜1600mにある高山湖なのに不凍湖です。
遠くのビーチには天気も良かったことからゆっくりしている人がたくさん。後で聞いたらウクライナ侵攻後観光に行けなくなったロシア人たちだそうです。
ロシアの保養地といえばソチ。かつてはソチに次ぐ保養地だったそうです。そして今も。 -
イシク・クル湖は大きい。しかも青い。入ってくる川は百以上しかし流れ出る川はないと。
周りは天山山脈だけ。何もない。とてもリラックスできたクルージングでした。
人物が入った写真ばかり撮って写真なし。日焼けしました。 -
道端の花。夏の盛り、この時とばかりあらゆる野草も花をつけています。
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今夜の宿に到着。「キャラバンホテル、イシク・クル」(翌朝撮影)
Caravan Hotel ホテル
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フロント。
やる気なさそうなお姉さんは、テレビがつかない、部屋を変えて(満室で変えららない)などの要求には一切無視でした。(部屋に来て、見て、対応するフリはしてくれました) -
廊下。
部屋の機密性は高いものの、木のドアと廊下は割と音が響く設計でした。 -
客室。
3階建てですがエレベーターがなくて、添乗員さん、現地ガイドさん、それにドライバー、その息子さんの4人が各階までスーツケースを運んでくれました。助かりました!
私見》ツアーの良さ3点目。③荷物はなんとかしてくれる。大きなスーツケースに必需品たっぷり入れて来られる。 -
バスルーム。
シャワールームは小さかった。リゾートホテルなので、湖やプールで泳いだ後のシャワールームなどあった模様です。 -
網戸がなくて困りました。クーラーがないので締め切ってしまうと暑くていられません。山側の部屋だったMとFは窓は虫が大量にいて開けられなかったという話です。
便利で快適に慣れている私たちには少しばかり不満があったホテルでした。
私は虫除けを借りてカーテンにスプレーし、窓は開けて寝ました。快適でした。標高1600mなので、普通ならクーラーは不要なんでしょうね。 -
ベランダはさすがにみなさん利用するようで、クッションも新しいカバーでサッパリして清潔です。
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イシク・クル湖のそばです。景観良し。
Wi-Fiが部屋ではイマイチで、ベランダは多少良かったですが、夜はフロント周りへ行って操作しました。 -
レストラン棟で夕食です。(食後に撮影)
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パンは普通に美味しい。サラダも美味。ビーフストロガノフっぽい、これが見た目と違う不味さ。鶏肉がパサパサでした。
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ケーキはやたらと甘く、しかし久しぶりのコーヒーにはちょっと満足。
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この日は曇りで星空が見えず残念でした。
あー、キルギスって、なんてウズベキスタンやカザフスタンと違うんでしょう!想定外でした。
つづく
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