2023/08/01 - 2023/08/05
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べるじゃらんさん
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また虫にやられたようで、草津で湯治することになりました。
北海道旅行時のように顔以外ほぼ全身というわけではないのですが、腕と足をやられて噛まれたところが赤く膨れ上がっています。
熱海の宿で噛まれたのか、帰宅してからずっとムヒとかキンカンで対処していたのですが、一時的にかゆみが引く程度。
その後万病に効くといわれる四万温泉に2日間浸かったのだけれど効果なし。その後もっと効きそうな強酸性の万座温泉にも湯治を兼ねて3日間行ったのですが、温泉に浸かっている間だけの効果でかゆみもぶり返してきます。
そこで前回北海道でダニ?にやられたかゆみを、たった1日の入湯で取り除いてくれた草津に行くことにしました。
かみさんは草津のお湯はピリピリするのでイヤとのことで、やはり今回も一人旅です。
万座と草津は泉質が似ているし、刺されてから日数も経っているため、かなり不安を抱いての湯治旅行です。
とりあえず草津で常宿に決めている宿に4泊で予約を入れました。
さすがに直前予約では同じ部屋を4連泊は無理でしたので、1泊目と2泊目以降は別の部屋です。
頼むよ、温泉番付横綱の草津温泉!これでダメなら後が無い。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 高速・路線バス
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
上州湯めぐり号です。
いつものようにバスタ新宿からの出発ではなく、東京駅八重洲南口からの出発としました。東京駅までの運賃と時間は余計にかかるけれど、都心をバスで横断するのも楽しいかなと思っての行動。 -
車窓から皇居外苑越しに丸の内のビル街を撮影。
今通っている道が国道1号線と初めて知りました。
日本橋から南へ下る銀座通りが旧東海道だから、銀座通りが国道1号だと思っていました。地図を見ると、国道1号ってこのあたりではけっこう複雑に折れ曲がっているのですね。 -
いつものように上里SAで20分間の休憩をとって、渋川駅、中之条を通過して草津バスターミナルへ到着。
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宿へは湯畑横を通って行くのですが、何やら湯畑の周りに露店がでていて賑やかです。
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長寿乃湯に草津温泉感謝祭という鮮やかな暖簾がかかっていました。
湯畑周りの賑わいはこれなんですね。 -
草津常宿のホテル、Takaに到着。
宿のご主人はなにやら敷地の草刈りをしていたようです。
玄関前に草刈り道具がたくさん並んでいます。hotel taka草津温泉 宿・ホテル
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本日は3階の北側の部屋。
前に泊まったことがある部屋です。
いつも同様、予め布団が敷かれています。 -
湯治に来たのだからさっそくお風呂へ。
何回も入っている温泉ですが、成分表を撮影。
源泉は万代鉱。
pH1.5の酸性-塩化物・硫酸塩温泉です。 -
宿には3つの浴室があります。
ここは2番浴室でぬる湯です。 -
この宿の浴室は全て貸切で、内鍵を掛けて使用します。
浴室利用利用時間は40分以内。次の浴室利用は2時間以上あけるという決まりがあります。
誰もが公平に入ることが出来るようにというための決まりです。それと草津温泉の泉質が身体に負担を与えるために、湯あたりを防ぐという意味合いもあるようです。
客室数も8室なので、どれにも入れないということはまずありません。 -
ぬる湯の浴槽。
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湯口周りとか浴槽周囲に温泉成分が固まっています。
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夜、寝る前に今日2回目の入浴。
1番浴室は高温です。
高温といっても42~43度。草津にしてはぬるめの設定です。 -
高温風呂の浴槽です。
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洗い場。
3人分の洗い場があります。
グループや家族でも余裕。
自分の場合はこれをひとりで独占しているのですから贅沢です。 -
泉質は3つとも同じですから、ここの湯口も温泉の成分で凄いことになっています。
前回は1日目でかゆみがかなり治まったのですが、今回はまだのようです。
やはり噛まれてから時間が経ちすぎているのでしょうかね。
少し不安。 -
翌朝、部屋でサンドイッチの朝食を食べた後、宿の朝風呂を浴びます。
その後共同浴場に入りに行きます。
一番近いのは長寿の湯ですが、コロナのために町民専用となっています。
この煮川の湯は観光客も入ることが出来ます。 -
ここは煮川源泉といってすぐ横にある源泉のお湯を引いています。
pH2.1の酸性・含硫黄-アルミニウム-硫酸塩泉・塩化物温泉(硫化水素型)ということです。 -
脱衣所から浴室を撮影。
誰も入っていません。 -
3~4人でいっぱいです。
床などが湯の花で白くなっています。 -
高い天井は斜めに構成されているため、滴が落ちてくることはありません。
ここはかなり熱い風呂です。
46度くらいあります。 -
壁には色々な注意事項がはってあります。
貴重品用の袋もあります。
小さな財布などをこれに入れて浴室に持ち込みなさい、ということでしょうか。 -
中央の三角屋根が煮川の湯。
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次は地蔵の湯。
ここも独自の源泉です。
この建物の前に源泉があります。
その後ろにお地蔵さんがあるために地蔵の湯というようです。
ここには珍しい顔湯があります。温泉の湯気を顔に当てられるようになっています。もちろん足湯もありますよ。 -
扉の横の壁に草津温泉感謝祭のポスターが貼ってありました。
各共同浴場をポスターの女性が女神として回るようです。
その時間帯は入場禁止となっています。
それにしても女神は76代目とのこと。
凄い歴史です。 -
地蔵の湯の成分表。
酸性・含硫黄-アルミニウム-硫酸塩・塩化物温泉(硫化水素型)でpH2.1。 -
中に人が沢山いそうなので、写真は扉まで。
ここは脱衣所がなく、浴室の一段高くなった場所で着替えます。
脱いだ衣服は底の壁際にある棚に入れます。
靴はここでぬいで、棚の最下段に置きます。
浴室内のみんながよく見えるところに靴や衣服、カバンなどを置くため、盗難に遭いにくい仕組みとなっています。
ここもかなり熱い風呂です。 -
温泉以外での草津での楽しみは喫茶去という喫茶店。
人気の喫茶店ですが、朝方なので空いていました。
落ち着いていて雰囲気はとても良いのです。草津温泉 奈良屋 宿・ホテル
-
奈良屋という老舗旅館の1階にあり、夜は宿泊者専用ラウンジとなります。奈良屋に宿泊するのは自分には敷居が高いので、せめて喫茶でというところです。
もっとも日帰り入浴が可能ですので、お風呂を借りることも出来ます。
湯守さんがきちんと管理しているお風呂です。
次回は日帰り入浴で来ようかな。 -
あれれ、前回注文した和パフェが変わっているよ。
-
けっこう大きめの器に入っています。
税込み920円というのが高級旅館の喫茶室としては良心的。
大きさといい入っているものといい、都心では最低でも1200円はするでしょうね。
以前は小さなアクリル金魚鉢みたいな透明な箱形の容器でした。
それはそれで見た目が良かった。 -
湯畑の周囲はぐるりと露店が並んでいます。
このような騒がしい風景は好きでないのですが、年に一度のお祭りなのでまあ良いでしょう。 -
草津温泉街には何故か土地の名前を冠した宿が多いようです。
経営者の出身地を名前にしたのでしょうかね。 -
大阪屋さん。
ここは立派な造りですので、一度泊まってみたい。 -
大阪屋のとなりは信濃館。
-
今日は昼食難民です。
草津で一番お気に入りのどんぐりというレストランは定休日。
代わりに行った鶏料理がおいしいとり彦さんも、開店時間を過ぎても暖簾がはずれたまま。今日は定休日ではないはずなのに。
かといってお祭りで騒がしい湯畑周りのお店は避けたい。
ということで、スーパー銭湯の大滝の湯に隣接する食事処へ来ました。 -
くま笹うどんというのが珍しいな。
このあたりで名物の舞茸天ぷらを付けてみよう。
ということで舞茸天ぷらくま笹うどんを注文。 -
うどんの汁は関東風のかつおだし。
天ぷらにはこの方が合うかな?
きしめんのような平ぺったい麺はほんのり笹の香りがしました。 -
宿の風呂は午後2時から入ることが出来ます。
そこで昼食後、コンビニに立ち寄り明朝のサンドイッチなどを買った後、午後2時前に宿へ戻りました。
本日から3日間は211号室。荷物はこの部屋に移してくれていました。
2階に泊まるのは初めてです。 -
角部屋ではない部屋、というのも初めて。
ここでも布団は予め敷かれています。 -
冷蔵庫が微妙な位置に置いてあります。
トイレと洗面台が部屋についている、というのはこの価格帯の宿としては立派。
喫煙者はお断りの宿だし騒がしい人も出会ったことはありません。今回宿で見かけたいかにもおしゃべり好きそうな若い女性ペアも、驚くほど静かでした。
宿は清潔に保たれているし、やはりこれからも草津に来たらここですな。
湯畑からは離れているけれど、静けさとの代償だからやむを得ない。 -
部屋の窓からの眺め。
素泊まりだけというのが唯一残念なところ。
まあコンビニが徒歩5分のところにあるので、悪天候でない限りそれも問題なしです。 -
さて、お風呂。
3番浴室は露天風呂。3つの浴室のなかではここが一番人気です。
ここだけは入浴中の事が多いようです。
外気によって湯温が変動しやすいために、表示温度にはやや幅があります。
夜はさすがに虫が入りそうなので、昼間に入ったほうがよさそう。 -
露天風呂内部。露天と言っても屋根がある半露天です。
この風呂は後から増築した感じです。
左のスペースで脱衣します。
ここだけは脱衣所と浴室の仕切りやドアがありません。
外気がこもることが無いからでしょうか。 -
浴槽は岩風呂仕様です。
-
翌日。
昨日と同様に朝食後に朝風呂に入り、外へ出かけます。
今日は白旗の湯へ。
ここも独自の白旗源泉。 -
観光客で一番賑わう共同浴場です。
午前10時なので、湯畑周囲も観光客はそれほどいません。 -
浴場内もこのとおり。
ここも浴室と脱衣所の境目があって無いようなもの。
簡単なガラスの仕切りがあるだけで、扉もありません。
今いる場所に棚があるので、そこに服を置いて入浴します。 -
成分表。
無色透明のお湯なのですが、それは源泉のお湯。
時間が経つと次第に白濁してきます。
白旗の湯は低温槽と高温槽の2つの浴槽があります。
高温槽は48度のとても熱いお湯です。30秒も浸かると足先がじんじんしてきます。
低温槽といっても普通の人には熱めの45度程度の温泉です。草津で鍛えられたのか、こちらは問題なく入ることが出来ます。 -
昨日は休み?だったとり彦へ。
今日はのれんがかかっていました。とり彦 グルメ・レストラン
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前回は焼き鳥丼だったので、今日は別の物にしよう。
-
鶏料理のお店なのに焼き肉丼を注文。
鶏も豚肉も美味しい。
豚丼というと帯広が有名ですが、ここも美味しいですよ。 -
宿へは昼食後戻って来ました。
ロビーです。 -
ロビーに置いてあるポット内のお湯とレンジは自由に使用出来ます。
左の扉は以前食堂だったところで、今は使用していません。 -
宿全景。
右の3階建てが客室のある建物。
左の1階にロビーや風呂があります。
2階は階段が立ち入り禁止となっているので、宿泊用には使用していないのでしょう。 -
草津での楽しみといえばどんぐりの洋食。
どんぐりハンバーグや鶏の照り焼き、かつカレーは人気料理です。
今回はスタッフの体調が悪いらしく、なんと草津滞在中の三日間ともお休みでした。
残念!どんぐり グルメ・レストラン
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ここもお気に入りの共同浴場、千代の湯。
湯畑からお湯を引いています。千代の湯 温泉
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千代の湯の浴槽。
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湯口からは勢いよくお湯が出ています。
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観光客が入ることが出来る共同浴場ではここが一番ぬるめなのですが、今日はとんでもない高温。足を浸けるのさえきつい。
湯もみをしたのだけれど、湯口から勢いよくお湯がでてくるので湯温は下がりません。結局入るのは諦めて、かなり熱いけれど身体にお湯をかけただけで出ました。 -
本日は湯畑から離れたところのとんかつ屋さんで昼食。
とん香 グルメ・レストラン
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ここに入るのは初めてですが、口コミが高評価のお店です。
やや高めの価格設定ですが、ロースかつ定食にしよう。 -
注文した品が運ばれてきました。
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とんかつが分厚いのと表面のパン粉が細かい、そして切り方が独特なのが特徴かな。
美味しいのだけれど、パン粉が細かいので、一般的なとんかつとは食感が違います。
パン粉で口の中を切る事が無いのは良いです。 -
最後の夜は夕暮れまで湯畑に滞在。
薄暗くなると湯畑はライトアップされます。
もっと遅くなるともっときれいに見えます。 -
今日は帰宅の日。
宿からバスターミナルへ向かう道から見た町役場の塔。
この塔は町の色々な場所から見えます。 -
4日間の湯治を終えて草津バスターミナルから新宿バスタへ向かうバスで帰宅へ。
今回は完治というわけではありませんが、かゆみはかなり治まったし腫れも収束しつつあるので大丈夫でしょう。
やはり草津のお湯は効きます。
虫に噛まれた時はまた草津に来れば何とかなると思うので、安心して?旅行に行くことが出来ます。
大昔泊まった東南アジア諸国の田舎町やモロッコの激安ホテルでも刺されたことが無かったので、一概に安い旅館に虫が多いとは言えません。確率の問題なのでダニよけを持参して自己防衛するのが一番でしょうね。 -
バスは途中伊香保温泉に停車。
伊香保から乗る人はかなりたくさん。
以前はそれほどでも無かったのですが。
帰りも上里SAで休憩のあとバスタ新宿へ。
今回も草津温泉のおかげでなんとかなりました。
万座温泉と草津温泉、強酸性の硫黄泉で似ているのですが、効き目は草津に軍配が上がりました。
宿の源泉は万代鉱。湯畑源泉とか地蔵源泉とか白旗源泉にも浸かったけれど、万代鉱に一番沢山浸かったので、おそらく万代鉱の泉質が虫刺されに良い影響を及ぼしているのでしょう。
しかし二度あることは三度ある?
何故か自分だけがいつも刺されるんだよね。勘弁して欲しいよ。
その時は速攻で草津に来ることにします。
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