2023/06/15 - 2023/06/15
103位(同エリア107件中)
じょぉじさん
【1日目】
名古屋駅 ~(新幹線)~ 品川駅 ~(常磐線:特急)~ 富岡駅~[泊]富岡ホテル
【2日目】
富岡ホテル ~ 富岡駅 ~(常磐線:普通)~ 双葉駅 (以降カーシェア) ~ 東京電力・廃炉資料館 ~ 富岡アーカイブミュージアム~ 道の駅なみえ ~ 福島復興祈念公園 ~ 東日本大震災・原子力災害伝承館 ~ 双葉駅 (カーシェア返却) ~ (常磐線:普通)~ 仙台駅 ~(仙石線)~ 中野栄駅 ~[泊]ドーミーインEXPRESS仙台シーサイド
【3日目】
ドーミーインEXPRESS仙台シーサイド ~(徒歩)~ 三井アウトレットパーク仙台港 ~ (バス) ~ 仙台港フェリー乗り場 ~[泊]太平洋フェリー *船泊
【4日目】
太平洋フェリー ~(バス)~ 野跡駅 ~ (あおなみ線:電車) ~ 名古屋駅
- 同行者
- 一人旅
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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2日目の朝です。
おはようございます。
朝食はこんな感じ。よくあるビジネスホテルの朝食って感じですね。
珍しくサンドウィッチがあったのは嬉しかったです。
周りを見ると、作業服を着た作業員さんや、サラリーマンが多くて、かなり浮いてました…(苦笑)
テレビでは、東京にハリーポッターの新しい施設がオープンしたとかなんとかやっていて、仕方がないこととはいえ、なんだか温度差にモヤモヤしました・・・。富岡ホテル 宿・ホテル
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さて、朝食も食べたし、散歩に行きましょう。
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電柱には津波注意の掲示があります。
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ホテルの裏手にある坂を登って すぐのところにあった震災の被災碑。
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まだ2023年3月に建てられたばかりです。
「(抜粋)・・・福島第一原子力発電所の事故によって全町民が避難を強いられた未曽有の原発事故は、地域の営みや人と人のつながりを破壊した。行方不明者の援助・捜索を充分にできなかった後悔、長い避難生活で心身ともに疲弊し、失われた命へのやりきれなさ、今を生きる我々の胸には大きな傷が残っている。あれから十余年、故郷富岡町はいまだ復興の途上にある。・・・」 -
2日目はいろいろと資料館などを辿る予定ですが、電車の本数が少なくてスケジュールを組むのが難しかったため、いったん数駅先の「双葉駅」まで進みます。
富岡駅 駅
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今朝の富岡町の放射線量はこんな感じ。
左上に映っているように、浪江より北へ進む場合、区間がまたがってのICカードが利用できませんので、ご注意ください。
富岡~双葉駅は区間内なので、ICで行けます。 -
電車はボタンを押してドアを開け閉めするタイプです。
ドアが開くのを待っているうちに電車が発車…なんてことにならないように気をつけましょう。
途中で「大野駅」を通過。こちらが福島第一原子力発電所の最寄り駅となっています。
この駅で降りていく人も居ましたが、こちらで作業を続けている方々でしょうか…。 -
「双葉駅」
15分ほどで双葉駅に到着。双葉駅 駅
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双葉駅構内の放射線量。富岡駅よりも若干高いですね…。
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双葉駅の改札。
御覧のとおり、紙の切符を通す改札は ありません。
紙の切符をお持ちの人は、切符を入れる箱があるので、そこに切符を入れて改札を出てください。双葉駅 駅
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駅構内はとても綺麗です。
富岡駅同様、こちらも無人駅です。
困りごとがあれば、改札付近に 案内へとつながるボタンがありますので、そちらで対応していただけます。 -
外から見た「双葉駅」
右下に見えるのは、レンタサイクルです。
晴れていたら便利そうですね。 -
時計の針は、震災当時の時刻「14時46分」を指したまま止まっています。
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駅の外にある放射線量計。
少し見えずらいですが、数値は「0.256」を示しています。
建物の外と中で、数値はだいぶ変わるようです。 -
駅の駐輪場。
これも震災当時のままなのでしょうか・・・? -
駅に隣接している駐車場。
ここからはホンダのカーシェアを使って移動します。
どうでもいい話ですが、この車の前の看板(?)が重くて、どかすのが大変でした・・・(苦笑)
料金は15分単位での計算でしたが、5時間以上の利用なら8時間パックにした方が安かったので、そちらで利用。軽自動車なら4,000円でお釣りが来ました。
*双葉町周辺だけなら、カーシェア・レンタサイクル・シャトルバス(双葉駅~伝承館)などの交通手段があります。 -
最初と一番最後の車の解錠・施錠はスマホのアプリで行います。
それ以外は、車の中にある鍵を使います。
カーシェアを使う時の注意事項としては、ナビを使う時に施設名で検索がヒットしづらいということです。
というのも、富岡・双葉ともに施設は新しく作られたものが多く、ナビがそれに追いついてないようで・・・。
検索がヒットしないときは、住所で検索しましょう・・・。
*双葉町周辺は通れる道に制限があるため、基本的には6号線を走ることになります。 -
【東京電力廃炉資料館】
双葉駅から車を走らせること17分ほど、東京電力廃炉資料館へ到着しました。
ドアの前に仁王立ちしてる自分が写っていますが、無視してください(苦笑)東京電力廃炉資料館 美術館・博物館
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外観はこんな感じ。
1日目に行った さくらモールから徒歩すぐなので、車を使わない人は、電車で双葉まで進まず、直接 徒歩で廃炉資料館へ向かってください。 -
見学は、予約制になっています。
ホームページから希望の時間を選んで、予約をしてください。
見学は無料です。
自分の時は、自分以外に男性2人が一緒に説明を受けました。
他にも、企業単位で見学に来ているグループもいました。 -
震災遺構などでは、主に被災者目線での展示となりますが、こちらの施設では、主に「東京電力」の目線で説明を聞くことになります。
全体をとおして感情論ではなく、淡々とした雰囲気はありましたが、事前に東京電力および原子力発電について知ることができるのは、被災地を訪問するうえでも様々な目線で考えるきっかけとなり、個人的には良かったと思います。 -
展示物や説明は、
どうして福島第一原子力発電所事故が起きてしまったのか、第二原子力発電所との違いは何だったのか、今はどうなっているのか、今後はどうなっていくのか、処理水とは何なのか、など
尽きない疑問に対する回答が集約されていたように思います。 -
双葉駅へ向かう電車でも見たように、震災から10年以上経過した今でも、多くの人々が福島第一原子力発電所で事故の後処理のために働いています。
福島第一原子力発電所事故を受けて、原子力発電に対していろいろと思うこともありますが、原発への賛否とは別に、今もなお 多くの人が後処理のために働いてくれているという現実は しっかりと理解しておく必要があるのではないかと思いました。 -
【とみおかアーカイブ・ミュージアム】
「東京電力廃炉資料館」から車で5分ほど、「とみおかアーカイブ・ミュージアム」に到着しました。
こちらには東日本大震災および原子力災害に関する
富岡町の震災遺産や記録が展示されています。
見学は無料です。とみおかアーカイブミュージアム 美術館・博物館
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入口付近には、福島第一原子力発電所事故を題材とした映画「Fukushima50」のアートが置いてありました。
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館内はスッキリとしたデザインで、無料wi-fiもありました。
入口を入って左側が展示室入口、右側が案内カウンター。
案内カウンターでは音声ガイダンス(無料)の貸し出しも行っています。 -
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展示室内は、当時の電気が使えない状況を思わせるかのように 照明が暗くされていました。
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左上に見える「富岡は負けん!」という横断幕は、震災の起こった年の8月に一時立ち入りが許可された際、住民男性の手で掲げられたものです。
この横断幕には、「震災に負けず強く生きてほしいという想い」「震災からの復興への強い決意」がこめられていて、これを見た多くの地域住民に勇気を与えたそうです。 -
災害対策本部を再現した展示。
机の上には多くの資料が広げられ、ホワイトボードには多くの情報が書かれています。 -
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津波に流されたパトカー。
町民の避難誘導にあたっていた2人の警察官が乗っていたパトカー。
2015年3月に警察署横の公園に移設されていましたが、とみおかアーカイブミュージアムの開館に伴いこちらに移設されました。 -
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津波で被災したJR富岡駅の改札
現在のJR富岡駅は、海との間に防潮堤がありますが、
震災以前は改札の向こうには海の見える風景が広がっていました。 -
ミュージアム外に展示されている、軌框。
3mで1㌧ほどの重さにもなる軌框でも津波に流されるという事実に、改めて津波の恐ろしさを感じました。
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旅行記グループ 東日本大震災を辿る旅【福島県:富岡町・双葉町・浪江町)
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