2023/06/14 - 2023/06/14
96位(同エリア107件中)
じょぉじさん
【1日目】
名古屋駅 ~(新幹線)~ 品川駅 ~(常磐線:特急)~ 富岡駅~[泊]富岡ホテル
【2日目】
富岡ホテル ~ 富岡駅 ~(常磐線:普通)~ 双葉駅 (以降カーシェア) ~ 東京電力・廃炉資料館 ~ 富岡アーカイブミュージアム~ 道の駅なみえ ~ 福島復興祈念公園 ~ 東日本大震災・原子力災害伝承館 ~ 双葉駅 (カーシェア返却) ~ (常磐線:普通)~ 仙台駅 ~(仙石線)~ 中野栄駅 ~[泊]ドーミーインEXPRESS仙台シーサイド
【3日目】
ドーミーインEXPRESS仙台シーサイド ~(徒歩)~ 三井アウトレットパーク仙台港 ~ (バス) ~ 仙台港フェリー乗り場 ~[泊]太平洋フェリー *船泊
【4日目】
太平洋フェリー ~(バス)~ 野跡駅 ~ (あおなみ線:電車) ~ 名古屋駅
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
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この旅の計画を始めたのは、浪江町・富岡町において設定された帰還困難区域の一部が避難指示解除されたというニュースを耳にしたことがきっかけでした。
まさかの出発日の一週間前に日本近辺に台風が発生で、天気予報を見ながらドキドキする毎日…。
なんとか台風が逸れてくれて 旅を決行できました。
まずは名古屋から品川駅を目指します。
東京駅経由でもよかったのですが、常磐線の始発駅が品川駅ということで、あえて今回は品川駅で乗り換えします。
新幹線の隣の席はサラリーマン。平日ですからね、お疲れ様です。名古屋駅 駅
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「品川駅」
品川駅に到着。東京ほどでは ないにしても、人混みがすごいですね…。
人混みに揉まれながら なんとか駅弁GET。
改札を通って車両へ向かいます。品川駅 駅
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こちらは今回乗車する常磐線の「特急ひたち」。
特急券は えきねっとでチケットレスで購入済です。(早割を使ったので、ちょっと安く購入できました。)
改札では、普通乗車券の分だけICカードからピッとして支払われます。
*特急券に関してはICカードへの紐づけは必要ありません。車掌さんに提示を求められたら、購入したときのメール(もしくはそれを印刷したもの)を見せればOKです。 -
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車内は黒を基調とした洗練された雰囲気。
各座席にテーブルとコンセントが配置されています。 -
各座席の頭上にあるランプの色で、「指定席発売済」「空席だけどもうすぐ指定席の人が乗ってくるよ」「空席」とわかるようになっています。
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ところで なぜか自分の隣の席が 誰もいないのにずっと「指定席発売済」になっていたのですが、ネット購入特典か何かですかね・・・?
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品川~富岡は約3時間の長旅。
とりあえず駅弁を食べながら富岡駅を目指します。 -
駅弁食べる → お昼寝 → おやつタイム
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海が見えるようにA席を予約したのに、あいにくの天気すぎる・・・。
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「富岡駅」
富岡駅に到着。
自分以外にも数名降車した人が居ました。富岡駅 駅
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駅は無人改札で、ICカードをピッとして改札を出入りします。
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今回 特急券はチケットレスだったのですが、もし紙の乗車券および特急券を持っている人は、改札手前に緑色の回収ボックスがあるので、そちらに入れればOKです。
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富岡駅に到着して一番に目に入ったのは、放射線量を表示するモニター。
このモニターは富岡駅だけでなく、双葉町や浪江町など いたるところで目にしました。
富岡駅の空間線量は「0.073μSv/h」
胸部X線一回あたりの人口放射線量が
「0.06 mSv(=60 μSv)」といわれていますので、
短期間的な人体への影響で考えれば
空間除染はだいぶ進んでいることがわかります。 -
富岡駅を発車する電車の時刻表はこんな感じ。
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駅を出ると、津波避難経路の看板。
津波の被災地を観光する際には、まず避難経路を確認しておきましょう。 -
駅には富岡町の観光協会も併設されていました。
時間によっては弁当も売っていますし、横の黄色い自販機には餃子も売っていました。夕飯にいかがでしょうか(^^)? -
ガイドマップを見てもわかるように、2011年の震災から12年以上経過した今でも、まだ帰還困難区域とされている地域が存在しています。
これらの地域では、津波発生時に避難した後、福島第一原子力発電所事故による放射能の影響で帰宅することが許されず、現在も立ち入りできない家がそのまま残されています。富岡町観光案内所 名所・史跡
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「富岡ホテル」
本日お世話になるホテル。
駅から徒歩すぐなので便利です。富岡ホテル 宿・ホテル
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部屋はこんな感じ。
内装はビジネスホテルって感じですが、お風呂には室内干し用のロープもあったので、長期間滞在の作業員さんなどの利用が多いようです。 -
海側は防潮堤となっています。
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ホテルのエレベーター前のディスプレイ
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富岡町で栽培されているバラが飾られていました。
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少しホテルで休憩して、時刻は16時頃。
ホテルから徒歩10分ほどにある「ふたばインフォ」に来てみました。ふたばいんふぉ 名所・史跡
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ここは双葉郡の情報を集約したような場所になっていて、たくさんのパネル展示から、双葉郡のそれぞれの地域について学べます。
事前の情報では18時までの営業だったのですが、この日は17時で閉館とのことで 全て見るには時間が足りなかったのが悔やまれます・・・。 -
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福島第一原子力発電所事故をテーマとした映画「Fukushima50」の撮影風景などのパネルもありました。
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東日本大震災の発生が2011年3月11日
そして今年が2023年
多くの人からしたら「もう12年」
けれど、その一方で「ようやく」復興をスタートできる地域があることを、このポスターが物語っています。
第三者が思っているよりも事態は深刻で、とても長い期間にわたって その地域の人を苦しめているのだと、改めて感じました。 -
「さくらモールとみおか」
ふたばいんふぉ から徒歩すぐにあるショッピングモール。
地域住民の生活を支える重要な場所です。
客層としては、単身赴任らしき作業服の人が多かったように思います。
*このショッピングモールの道路を挟んですぐのところに東京電力の廃炉資料館があります。そちらは、時間の関係上 翌日に訪問しました。さくらモールとみおか ショッピングモール
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夕飯は、フードコート「浜鶏」の浜鶏らーめんを狙っていたのですが、まさかの昼営業のみだった…(~15時)
てっきりショッピングモールの営業時間と同じだと思ってた・・・
気を取り直して、ショッピングモールの総菜売り場で海鮮丼と唐揚げを買って食べました。こっちも美味しかったから良しとしよう。 -
「さくらモール とみおか」 の掲示板にあった掲示物の一つ。
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日暮れまでもう少し時間があったので、海の方に歩いてみました。
富岡町は海に向かって「福島第一原子力発電所」を左側(北)に、「福島第二原子力発電所」を右側(南)にして、それらに挟まれる形で位置しています。 -
南側を眺めると、福島第二原子力発電所があるのが わかります。
第二原子力発電所は、当時 外部電源の一部が利用可能であったことなどから無事に停止し、第一原子力発電所のような事故は免れることができました。
しかしながら、こちらも第一原子力発電所と同様に廃炉が決定しています。 -
海からホテルに帰る道で、高校生カップルとすれ違いました。
震災当時、彼らは 5歳くらいでしょうか…?
おそらく、被災者として記憶を語り継ぐことのできる最後の世代でしょう。
彼らの目には、これまでの12年間がどのように映っていて、これからの富岡町がどのように見えていくのでしょうか。
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旅行記グループ 東日本大震災を辿る旅【福島県:富岡町・双葉町・浪江町)
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