2023/04/08 - 2023/04/08
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RON3さん
四国お遍路ドライブの14日目は、宇和島城に行き、「菩提の道場」といわれる伊予国(愛媛県)の41番龍光寺、42番仏木寺、43番明石寺の参拝をしたところで、今回の『お遍路』を区切りました。
その後は再び高知県に入り、高岡郡梼原(ゆすはら)町や四国カルストを観光しました。
本編は【14日目その1】ホテルイシバシ・宇和島城→41番龍光寺→42番仏木寺→43番明石寺
【表紙写真】宇和島城
【14日目その2】雲の上の梼原町(維新の門・隈研吾の建築群・ゆすはら座・中古屋沈下橋・石藪沈下橋)
⇒ https://4travel.jp/travelogue/11844692
【14日目その3】星ふるヴィレッジTENGU→四国カルスト→姫鶴平
⇒ https://4travel.jp/travelogue/11846182
【14日目その4】雲の上の梼原町(温泉・ギャラリー・隈研吾の小さなミュージアム・ホテル別館マルシェユスハラ)
⇒ https://4travel.jp/travelogue/11846655
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四国八十八か所お遍路をいつかしたいと思っていました。
退職後なので時間的に自由で、気ままに自分のペースで、マイカーでドライブしながら回ることにしました。
今回は約半分にして1番札所から43番札所までを、観光を織り交ぜながら、2023年3月26日(日)~4月12日(水)の17泊18日で回りました。
【参考資料】
『まっぷる 四国八十八か所 お遍路の旅』2021年 昭文社
『四国八十八ヶ所霊場会HP』⇒ https://88shikokuhenro.jp/
【参考】Google画像検索(Googleレンズ)、Wikipedia
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 3.5
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 30万円 - 50万円
- 交通手段
- 自家用車 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
- 利用旅行会社
- じゃらん
PR
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【14日目】4月8日(土)その1
ホテルイシバシ(愛媛県宇和島市栄町)晴れ・22℃/18℃
昨日までの雨がうそのように晴れて、気持ちが良いです。ホテルイシバシ 宿・ホテル
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7:20 朝食(2階レストラン)
食事会場は「カフェ・レストランすと~んはうす」という名前がついていますが、昭和レトロな喫茶店風です。 -
典型的な和定食です。
鮭塩焼きにじゃこ天がついています。 -
8:20 チェックアウト
荷物は車に積んで駐車場に止めたまま、ホテルの無料貸自転車を借りました。変速ギヤもついていて楽です。
1週間前の4月1日から道交法改正で、自転車でもヘルメット着用義務になって、ちゃんとヘルメットも用意されていました。 -
宇和島城の北側登城口に来ました。
8:30 宇和島市観光情報センター「シロシタ」(愛媛県宇和島市丸之内)
観光案内、宇和島市周辺のパンフレットなどもあって、併設している宇和島市観光物産センターでは様々な宇和島のお土産も販売しているはずですが、まだ開いていません。宇和島市観光情報センター「シロシタ」 お土産屋・直売所・特産品
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桑折氏(こおりし)武家長屋門(愛媛県宇和島市丸之内)
藩政時代宇和島藩の家老、桑折氏の長屋門として使用されていたもの(現桑折医院)を、終戦後に道路拡張のためにここに移転されたもの。桑折氏武家長屋門 名所・史跡
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詳しい解説と宇和島城のパンフレットもあって、親切です。
この門から、天守までは750m(15分)、郷土館530m(10分)らしい。まず天守に行きます。 -
三之丸跡
はるか150年以上前に取り壊されて市街地になって、現存するものはわずかにこの解説ボードの上に少し見える石垣のみらしい。 -
天守には、緩やかな坂道で670m、急な石段で300mの2つ道がありますが、井戸丸経由の急な方を選択しました。
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井戸丸門
城内の水場を守るために堅牢な石垣で守られています。 -
井戸丸跡
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解説によると、11mの深さで、地形を生かして地下水が湧いてくるのを利用したようです。
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本丸石垣
右下と、左上の石垣の積み方が異なるのが良くわかります。 -
解説によると、右下は元々の「野面(のづら)積み」で、左上は幕末の「切込ハギ」で修理された部分のようです。
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こちらも隅角部(角の部分)は幕末の修理による「切込ハギ」か「算木(さんぎ)積み」かな?
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お~ぉ、天守閣が見えてきた、立派です!
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二ノ丸跡
綺麗に整備されています。 -
丁寧な解説があります。
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御算用(ごさんよう)矢倉跡
二ノ丸の角に突き出した矢倉の跡です。 -
櫛形門矢倉跡
この石段の上がいよいよ本丸です。 -
本丸跡
わずかに桜の花が残っていました。 -
2006年の発掘調査でほとんどの建築物の跡を確認できたらしい。
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宇和島湾が見えます。
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でももとは水城として築かれて、元禄年間は、総廓の一部は海に面していた。
藤堂高虎は、1597年(慶長2年)には宇和島から水軍を率いて出兵したらしい。 -
宇和島城(愛媛県宇和島市丸之内)
標高80mの丘上に藤堂高虎によって築城。 -
伊達氏二代宗利が大改修して現在の形となって、伊達家9代の居城だった。
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現存する12天守の一つで、国指定重要文化財。
宇和島城 名所・史跡
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残り少ないけど、お城に桜の花が良く似合います。テレビドラマ『暴れん坊将軍』とかの影響かな?
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綺麗な紫や白の藤の花も少し早めに咲き始めていました!
1ヵ月は早いかな? -
右髪矢倉跡から見た天守裏側
天守の開館前なので、下城します。 -
城山郷土館(愛媛県宇和島市丸ノ内)
1845年に三之丸に建てられた武器庫だった建物を1966年に、ここ藤兵衛丸跡に移築され、城山郷土館として一般公開されました。城山郷土館 美術館・博物館
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ちょうど開館時間で、スタッフに促されるまま入りました。入場無料。
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1595年(文禄4年)藤堂高虎、宇和郡内七万石に封ぜられ、板島丸串城に入城。
1608年(慶長13年)藤堂高虎、今治城へ、さらに伊勢の津へ。代わりに、富田信高が宇和郡十万石に。
1614年(慶長19年)伊達秀宗、伊予国宇和郡十万石に。翌年、板島丸串城に入城。
1657年(明暦3年)伊達宗利、二代藩主に。
1664‐1671年(寛文4‐11年)宗利により宇和島城大改修。
1867年(慶応3年)大政奉還。 -
宇和島と文学
題材にしたいと思う興味深い歴史があるようです。
宇和島出身ではない文人も多く訪れて多くの作品を残しています。 -
映画『てんやわんや』に関わる獅子文六の直筆書簡
自転車に乗って、宇和島城のもう一つの入り口、「上り立ち門」に向かいます。 -
上り立ち門 (宇和島城)(愛媛県宇和島市丸之内)
現存する薬医門では、国内最大で、かつ最古で貴重らしい。上り立ち門 (宇和島城) 名所・史跡
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天守と同じく江戸時代から現存している薬医門で、武家の正門とされる形式。
形式や木材の分析から、藤堂高虎の創建当時のものと考えられるそうです。 -
南側登城口にあたります。
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9:30 自転車をホテルに返却して、マイカーで41番龍光寺へ向かいます。
快晴・16℃ -
9:48-10:02 41番札所 龍光寺(愛媛県宇和島市三間町)快晴・14℃
真言宗 御室派、稲荷山 護国院。
かつての『神仏習合』の面影を色濃く残していて、地元では「三間のお稲荷さん」と呼ばれている。
山門は鳥居で、山門をくぐると仁王像ではなく狛犬がいて、お地蔵さんの石像と並んでいます。稲荷山龍光寺 寺・神社・教会
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鐘楼
ひと突きして、お釈迦様にご挨拶をします。 -
本堂
創建:807年(大同2年)
開基:弘法大師
御本尊:十一面観世音菩薩
ろうそくとお線香をあげて、納め札とお賽銭を入れて、お経の代わりに私は「南無大師遍照金剛」を三唱します。 -
大師堂でもろうそくとお線香、納め札とお賽銭、お経の代わりの「南無大師遍照金剛」三唱。
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稲荷神社
本堂と大師堂の間の石段を登ると社殿があります。 -
創建:807年(大同2年)京都の稲荷神社を迎えた。
主祭神:豊宇気姫命
配神:猿田彦命、大宮女大神
御神徳:五穀豊穣、商売繁盛 -
『納経印』300円
右:奉拝
中央:(梵字)(御本尊名)十一面観世音菩薩
左:(寺名)龍光寺 -
10:08-10:27 42番札所 仏木寺(ぶつもくじ)(愛媛県宇和島市三間町)仁王門 快晴・14℃
真言宗 御室派、一カ山 毘盧舎那院(いっかざん びるしゃないん)。
扁額の「カ」は、「王」偏に「果」。仏木寺 寺・神社・教会
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鐘楼堂
茅葺屋根が珍しい。元禄時代(1688-1704年)に再建。
ひと突きして、お釈迦様にご挨拶。 -
不動堂
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本堂
創建:807年(大同2年)
開基:弘法大師
御本尊:大日如来(伝弘法大師作)
ろうそくとお線香、納め札とお賽銭、お経の代わりの「南無大師遍照金剛」三唱。 -
大師堂でも、ろうそくとお線香、納め札とお賽銭、お経の代わりの「南無大師遍照金剛」三唱。
-
『納経印』300円
右:奉拝
中央:(梵字)(御本尊名)大日如来
左:(寺名)仏木寺 -
御影とカード
-
10:45-11:10 43番札所 明石寺(めいせきじ)(愛媛県西予市宇和町明石)山門
天大寺門宗、源光山 円手院(げんこうざん えんじゅいん)。
折しもこの日は「4月8日灌仏会 甘茶のお接待があります」の貼り紙がありました。
本来は「あげいしじ」。「あげいし」という名は、その昔若くて美しい女神が願をかけ、深夜に大石を山に運ぶうち、夜明けに驚き消え去ったという話を詠った御詠歌の「軽くあげ石」からついたそうです。明石寺 寺・神社・教会
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龍の手水舎
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鐘楼堂
ひと突きして、お釈迦様にご挨拶。 -
地蔵堂(延命地蔵)
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本堂
創建:六世紀前半
開基:円手院正澄
御本尊:千手観世音菩薩
ろうそくとお線香をあげて、納め札とお賽銭を入れて、お経の代わりに「南無大師遍照金剛」を三唱。 -
大師堂でも、ろうそくとお線香をあげて、納め札とお賽銭を入れて、「南無大師遍照金剛」を三唱。
-
『納経印』300円
右:奉拝
中央:(梵字)(御本尊名)千手観世音菩薩
左:(寺名)明石寺 -
御影とカード
43番札所明石寺の参拝をしたところで、今回の『お遍路』を区切りました。
44番から88番までの45寺は、秋にでも紅葉を見ながら回りたいです。
この日は再び高知県に入り、高岡郡梼原町や四国カルストを観光しました。
****************
この続きは【14日目】4月8日(土)その2「雲の上の梼原町の隈研吾建築群・ゆすはら座・中古屋沈下橋・石藪沈下橋」
⇒ https://4travel.jp/travelogue/11844692
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