2023/07/15 - 2023/07/16
76位(同エリア98件中)
タブラオさん
「海の日」の3連休に一人で「小谷温泉 山田旅館」に泊まってきました。
「小谷温泉山田旅館」は私の愛読書である「日本百ひな泉」で第19位の温泉です。「日本秘湯を守る会」の会員旅館でもありますので、以前からその存在は知っていましたが、硫黄泉でないためずっと後回しになっていました。ところが、最近になって、行ったことのない硫黄泉もいよいよ少なくなりつつある中、「日本秘湯を守る会」の会員旅館だし、文化財の宿でもあることから行ってみることにしました。
で、どうだったかというと、建物もお部屋も風情があって良かったです。ただ食事は正直イマイチでしたので、総合的に考えると、宿泊料金対比、割高なのかなと感じました。お風呂も最初から期待していませんでしたが、まあ予想を越えるものではありませんでした。何よりも困ったのが、翌日に行くところがない! まあ白馬で何とか時間を潰しましたが…。とは言いながら、気になっていた温泉旅館ですので、この機会に宿泊できて良かったと思います。
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8時24分立川発の「あずさ5号」で終点の南小谷を目指しました。南小谷に行くには色んなルートがあるようですが、南小谷直通のあずさ号を使うのが最も効率的です。3連休の初日と言うこともあり、通路にも人が入り込むほどの混みようでした。
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南小谷駅からバスに乗って小谷温泉に向かいました。
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「小谷温泉 山田旅館」
山田旅館はバス停からすぐでした。写真は、バスを降りて最初に見えてきた景色です。山田旅館は建てられた時代が異なる複数の建物群から成っています。右側が山田旅館資料館で明治の建物です。左が私の泊まった本館ですが、江戸時代の建物です。因みに、山田旅館は登録有形文化財の宿です。 -
「本館」
着いたのは12時45分位でしたが、チェックインさせてもらえました。写真は翌日に撮ったものですが、着いた時には小雨がパラついていました。 -
館内に掲示されていた館内案内図。これが分かりやすいです。建物群は内部で繋がっています。
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奥の赤い建物が新館(大正時代築)で手前が本館から繋がる浴室棟です。とても絵になる景色です。
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山田旅館のレトロな看板がとても風情がありました。100年前にタイムスリップしたようでした。
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右側の半分写っている建物が前土蔵(明治時代築)です。赤い新館の左側は別館ですが、平成元年築だそうです。食事会場やトイレ付きの部屋が入っているようです。しっかりメンテされているせいか、どの建物も余り古さを感じませんでした。
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部屋は迷わず本館(江戸時代の建物)にしました。どうせ古い旅館に泊まるわけですから、一番古い部屋にしました。写真は本館2階の廊下です。私の部屋は一番手前の「八番」の部屋でした。この廊下がとても気に入り、何枚も写真を撮ってしまいました。
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1泊2食付き、一人泊で14,000円(税込)でした。食事の内容等を考えた場合、正直割高に感じましたが、江戸時代築の旅館は流石に貴重ですので、満足しています。
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江戸時代の建物とはいいながら、建物もお部屋も綺麗にメンテされていて清潔かつ快適でした。襖を開けたらすぐ廊下ですし、隣の部屋との壁も薄そうでしたので、騒音を心配しましたが、幸い、同じフロアに他に宿泊者はいなかったため、概ね静かでした。
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基本グッズは全て揃っていました。
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本館客室は全てトイレなしですので、洗面所もトイレも共同ですが、とても清潔でした。
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本館1階の囲炉裏部屋。使われている感じではありませんでした。
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館内を探検した時に、早い時間であったこともあり、たまたま部屋の扉が開いていたため、室内の写真を撮ってきました。別館の部屋だと思われますが、ベッドの部屋もありました。
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休憩室のようなコーヒールームのような部屋もありました。人がいるのを見かけませんでしたが、オシャレな空間でした。
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山田旅館には内風呂2つと露天風呂(展望風呂)が1つあります。写真は内風呂の入口です。写真の階段を上るとすぐに本館の私の部屋でした。
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「元湯 湯殿」
内風呂です。パッと見、狭く見えますが、意外と広いです。硫黄泉でないため、元から期待していませんでしたが、まあそれなりに良いお湯でした。
お湯は基本的に鉄泉です。炭酸泉でもありますが、泡付きはそれほど良くありませんでした。少しヌルヌルします。正直余りインパクトのないお湯でしたが、評判の良いお湯のようです。 -
次に展望風呂に向かいました。展望風呂は建物群の一番奥ですが、こんな感じで本館から新館、別館を通って、展望風呂に向かいました。
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展望風呂の手前にも内風呂がありました。「元湯 湯殿」は日帰り入浴不可ですが、展望風呂とこの内風呂は日帰り入浴可です。日帰り入浴客用の入口が別にありました。宿泊者用の出入口では「日本秘湯を守る会」の提灯は見かけませんでしたが、なぜかここの入口には提灯が掛かっていました。
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「展望風呂」
神々しい雰囲気の展望風呂でした。昔からあった外湯を再建したものだそうです。外から見ると小さく見えますが、中は意外と広々としていました。 -
展望風呂からの眺めは素晴らしいの一言でした。腰掛けて涼むスペースがもう少し広かったら、もっと居心地が良かったと思います。
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お風呂からの眺望は抜群でしたが、写真の通り、目の前を人が通りますし、館内の廊下からも丸見えでした。
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飲泉所もありました。左側が湧水ですが、癖のないミネラルウォーターでした。右側が温泉の源泉です。出汁の効いた鉄の味でしたが、濃い味ではありませんでした。炭酸泉のため、若干シュワシュワしていました。
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「雨飾高原 露天風呂」
時間は前後しますが、山田旅館に着いてすぐに、雨の中を25分位歩いて、雨飾高原露天風呂に行ってきました。露天風呂の印象ですが、山田旅館と似たような泉質でした。炭酸泉ではありませんでしたが、山田旅館よりもヌルヌルしていました。ここの露天風呂は
泉質云々より、森の中の露天風呂であることがポイント高いです。右下の写真は「雨飾荘」です。雨飾高原露天風呂は雨飾荘が管理しています。山小屋のような旅館かと思っていましたが、立派な旅館でした。 -
夕食は6時30分から食事会場でいただきました。1人でしたので、一番端っこの席でした。
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最初からテーブルにのっていた料理。期待はしていませんでしたが、おかずが少ないなあと思ったのは久しぶりでした。(手白澤温泉以来!?)
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追加で出てきた料理。デザートは、最初からテーブルにのっていたよもぎ餅でしたが、これは美味しかったです。
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朝食も同じ場所で食べました。
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さて、翌日ですが、全く行き先を考えていませんでした。そんな中、今、世間を騒がせている某シェフ経営の「NAGANO」で3,000円の鮭定食でも食べてみようと思い、電話してみましたが満席でした。
ということで、行くところがなく困って旅館の人に聞いてみたら、バス道を集落があるところまで歩いてみてはと言われ、そうすることにしました。写真は、歩き出してすぐのところから山田旅館を撮ったものです。山奥の一軒宿であることがよくわかります。 -
「オタリアンジェラート」
前日にバスからこのお店があることを確認していたため、取り敢えずここを目指して歩きましたが、山田旅館から1時間掛かってしまいました。 -
地元産の果物を使用したジェラートも多く、選ぶのに苦労しました。結局、そばジェラートと酒粕ジェラートとラムレーズンのトリプルにしましたが、そばジェラートも酒粕ジェラートも美味しかったです。
その後、オタリアンジェラートのすぐ近くの「高知坂下」というバス停からバスに乗り、南小谷駅に行きました。南小谷からは普通列車で白馬に向かいました。 -
「古民家カフェ かっぱ亭」
白馬駅には12時21分に着きました。これといって行きたいところはありませんでしたので、駅周辺を少し歩いた後、「大出の吊橋」に向かいました。写真の「古民家カフェ かっぱ亭」には「大出の吊橋」の後に寄ろうと思っていましたが、通り掛かったら人が並んでいたため、先にかっぱ亭に入りました。 -
牛丼定食だったと思います。味はまあまあでしたが、出てくるのに1時間かかりました! おまけに冷房がないため、汗がなかなか収まりませんでした。昔はエアコンなしでも大丈夫だったようですが、白馬ももう避暑地ではなくなってしまったようです。
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「大出の吊橋」
天気が良ければ橋の後ろに北アルプスの絶景が拝めるようですが、残念ながら曇っていました。 -
白馬駅15時16分発の「あずさ46号」で帰京しました。3連休ということもあり、帰りも途中駅からずっと満席でした。
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