石和温泉 旅館 深雪温泉に泊まってきました

2023/07/28 - 2023/07/29

金曜日に午後休を取って、一人で石和温泉 旅館 深雪温泉に泊まってきました。

石和温泉は東京から近いですが、硫黄泉でないこともあり、余り泊まってみようとは思っていませんでした。そんな中、深雪温泉は若干の硫黄臭があり、泉質も良さそうなことがネットの口コミに書いてあったため、どうなんだろと思っていましたが、夏場で余り行きたい温泉も思い浮かばないことだし、思い切って行ってみることにしました。

で、どうだったかというと、硫黄泉ではありませんが、確かにお湯の投入口付近は弱いながら硫黄臭がしていました。口に含んでみると卵味がしましたので、口コミは嘘ではありませんでした。お湯の湧出量も多く、もちろん源泉掛け流しです。客室数の割にお風呂も広く、温泉に関しては好印象でした。ただ、素泊まりでも12,650円ですので、正直、このお値段だとまた泊まりたいとは思いませんでした。お部屋のランクがぐっと下がってもいいので、同じ泉質でせめて10,000円を切る位の宿があったらと思いました。それと、甲府の街中ですので、近くに行きたいところも、やりたいことも、食べたい物もない！　ただ、今回は、昔、子供たちと一緒に楽しんだ、クワガタ採りに行くことを思い付いたため、それなりに楽しめましたが、他の季節は本当にお湯に入って帰るだけになってしまいそうです。

エリア 石和温泉(山梨)

この日は午後休を取り、職場からそのまま甲府に向かいました。京王線の高尾駅で降りて、JR高尾駅まで移動しましたが、京王線の高尾駅と高尾山口駅の区別がついてなくて、危うく京王高尾駅で降り損ねるところでした。JR高尾駅で長野行きの中央本線普通列車に乗り換え、石和温泉に向かいました。

「石和温泉 旅館 深雪温泉」

石和温泉駅には15時34分に着きました。特に他に行きたいところも、やりたいこともなかったため、そのまま深雪温泉に向かいました。石和温泉駅から歩いて１０分位でした。

深雪温泉の入口です。提灯が「日本秘湯を守る会」の提灯のようですが、違います。入口は木造旅館風ですが、建物は鉄筋コンクリートですので風情とかはありませんでした。

入口玄関を入ったところです。綺麗ですが、無機質な感じでした。

廊下も何だかホテルのようでした。ドアはオートロックでしたが、オートロックは久しぶりに見た気がします。ちょっと興醒めでしたが、お風呂に行く時に鍵を持っていく必要がないため、便利でした。

素泊まり、一人泊で12,650円でした。この広さも設備も必要ありませんので、せめて10,000円を切る位の値段ならまた泊まっても良いと思うのですが…

「桃の湯」

早速お風呂に行きました。お風呂は男女入替制ですが、最初に入ったのは「桃の湯」という狭めのお風呂でした。と言っても、部屋数(全15室)からしたら充分な広さでした。露天風呂もありますが、町中の旅館ですので、周囲に囲いがあって、景色も風通しも良くありませんでした。

で、肝心のお湯ですが、硫黄泉ではないものの、確かに湯口付近だと若干の硫黄臭が感じられました。口に含んでみましたが、弱いながら明らかに卵味でした。お湯は透明ですが、若干黄緑色に見えました。なぜか黒いキクラゲのような湯の花がお湯に沈んでいました。ここの温泉は自噴源泉です。源泉掛け流しであることは言うまでもありませんが、ボイラーでお湯を汲み上げているのではなく、自然にこの地に湧き出るお湯です。それほど期待はしていませんでしたが、予想以上に良いお湯でした。

入口の横に置いてありました。こうやって源泉の湯温を下げているのでしょうか？

夕食は旅館からすぐ近くの「大三元」という中華料理屋に行きました。最近余り中華料理を食べてないなあと思いながら入りましたが、酢豚もピータンも美味しかったです。

「柿の湯」

夜はサクッと寝てしまったため、朝５時からお風呂に行きました。入れ替え制のため、前日とは別の「柿の湯」というお風呂でした。

「柿の湯」の露天風呂です。内風呂もそうですが、客室数からしたら、とても広々としていました。朝早かったこともあり、ずっと独り占めできました。お風呂もお湯もそれほど不満はありませんので、もうちょっと宿泊料金が安かったらなあと思います。

朝食は前日に駅前のスーパーで買っておいた菓子パンを旅館で食べました。朝、7時00分に旅館を出て、石和温泉駅に向かいました。写真は、駅に行くまでに見掛けた旅館ですが、こんな感じの中規模・大規模旅館ばかりでした。

さて、翌日ですが、行きたいところも食べたい物もない。かといってそのまま帰るのももったいない。ということで、向かったのは公園。その昔、子供たちとよく行っていたクワガタ採りをするためですが、石和温泉駅で荷物をコインロッカーに預け、タクシーで公園まで向かいました。

山奥ではなく、普通に市民の方が散歩やジョギングをしている公園です。午前中のまだ比較的涼しい時間帯でしたが、動き回ったため、汗だくになってしまいました。

基本的にくぬぎの木を蹴って、落ちてきたクワガタやカブトムシを拾います。木にとまっているのを見掛けるケースは少ないですが、たまたま見つけたカブトムシのメス。スズメバチがいたため、採りませんでしたが…

数えてみたら３６匹いました。途中で余り採れてなさそうだった子供にゴソッとあげること２回。それを足すと５０匹位採れたと思います。昔、子供たちと採りに行っていた時には早朝５時スタートでしたので、100～150匹は採れましたが、8時00分頃にスタートした割にはたくさん採れたと思います。３６匹は全てリリースしました。

その後、石和温泉駅まで戻り、荷物をピックアップして、11時28分発の普通列車で帰京しました。

<祝>　越冬しました！

実は昨年、虫採りした際、一部のノコギリクワガタを自宅に持ち帰って、飼育していましたが、その内のメス一匹が、何と年越をし、その後、あれよあれよという間に越冬してしまいました！　今日、3月3日現在、元気に生きています♪　ここまで来たら、次の冬まで頑張ってもらいたいです！

2024年4月14日現在の元気な姿です。暖かくなったせいか、最近、動きが活発化になりました。飼育箱を開けるたびにドキドキすることなくなりました。夏を越えて、来年まで生き延びて欲しいものです。