2023年7月韓国鉄道旅行2（Korail大谷素砂線ほか）

2023/07/17 - 2023/07/18

　2023年7月17日から2泊3日で韓国へ行って来ました。
　中部国際空港からのチェジュ航空便が何となく安かったので予約したのが、5月中旬、前回韓国へ行った直後のことでした。
　2023年7月1日にKorail大谷素砂線が開業したこともあり、韓国鉄道全線再踏破目指して予定を立てていましたが、梅雨前線の停滞の影響で予定とは大きく異なる旅程になってしまいました。（笑）
　仁川国際空港に着いて、さっそく新線の大谷素砂線に乗りに行きます。

エリア ソウル(韓国)

• 旅行の満足度: 4.5
• ホテル: 4.5
• 交通: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 鉄道
• 航空会社: チェジュ航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

　チェジュ航空機からおりました。
　「韓国へようこそ」
　なお、前回必要だったＱコード申告も不要となりました。
　ほぼ平常時に戻ってきました。

仁川国際空港 (ICN) 空港

　乗継案内

　コンコースから第1ターミナルへ、シャトルトレインで移動します。

　最後尾から

　入国審査も無事終えて仁川国際空港1ターミナル駅へ来ました。
　かつてKTXが発着していたホームです。
　
　仁川国際空港1ターミナル駅14:40　→　金浦空港駅15:19

仁川国際空港駅 駅

　雲西駅停車

雲西駅 駅

　永宗駅停車

　永宗大橋を渡ります。

　韓国に来たと実感できるときです。

　青羅国際都市駅に停車です。

　仁川地下鉄2号線の高架線が見えてきました。
　ちょうど黔丹梧柳行きが見えました。

　黔岩駅停車

黔岩駅 駅

　ここでソウル行き直通列車の通過待ちをします。

　2117、空港鉄道2000系電車です。

　この駅にもかつてＫＴＸが停車していました。

　桂陽駅停車

桂陽駅 駅

　次は金浦空港駅停車です。
　「西海線」の表示があります。
　西海線は、素砂駅から元時駅までの素砂元時線、その先長項線の洪城駅まで延長される計画があります。大谷素砂線も含めて、西海線となるようです。
　なお、大谷駅から先、一山駅まで運転が延長される予定です。

　金浦空港駅に到着しました。

金浦空港駅 駅

　西海線に乗り換えます。

　地下深く潜ります。(笑)

　ここで再度改札通って

　西海線ホームへ

　駅名標、次は陵谷駅です。
　

　先頭部分だけ少しホームドアが広くなっています。
　運転士さんが出入りするためでしょうか。

　大谷行き到着、日中は20分ごとの運転です。

　金浦空港駅15:33　→　大谷駅15:43

　車内はこんな感じ、小ぶりな391000系電車です。

　首都圏電鉄路線図、もう複雑すぎて頭に全部入りません。(笑)

　今回の新線区間（赤い部分）です。
　上部の陵谷－大谷間は京義中央線と併用区間となっています。2023年8月にはその先一山駅まで延伸する予定です。

　391008①

　陵谷駅停車、金浦空港とは漢江をはさむものの5キロメートルくらいしか離れていません。
　かつて、京義線や郊外線（現在休止中）に乗った後、金浦空港へ向かうプランも考えていて、これくらいならタクシーに乗ってもたかが知れているなと思っていました。
　なお、以前に、3号線（一山線）大化駅からバスで金浦空港へ移動したことはあります。
　https://4travel.jp/travelogue/10215539

　向こうのホームに京義中央線の電車が見えます。
　なお、陵谷駅は2004年に運転休止したソウル郊外線の分岐駅でした。
　（実質の分岐駅は次の大谷駅ですが）

　次は終点　大谷駅です。

　陵谷駅から議政府駅までを結ぶソウル郊外線が分岐していきます。
　この線には2度乗りました。
　路線名のとおり、武蔵野線のような存在でしたが、2004年に運転休止、しかしながら運転再開の計画があるようです。電化はされないようですが。

　大谷駅に到着しました。
　「世界の大谷」、この駅も有名になるかな(笑)
　なお、韓国内でのスポーツニュースでも大谷選手の映像が流れていました。
　大谷素砂線踏破のためには、この駅で折り返すべきですが、せっかくここまで来たので、

　向かいのホームの京義中央線ホームから文山行きに乗ります。
　
　大谷駅15:52　→　文山駅16:26

　飲物の自動販売機

　少し時間があったので、一番安かったココア700ウォンをいただきました。

　ミネラルウォーターが1,100ウォン、コーヒーはお高めです。

　文山行きは、立っているお客さんもいましたが、駅ごとに降りる人があり、30分余りで終点　文山（ムンサン）駅に到着しました。
　かつては、「さんずいに文」という「ムン」を使用していましたが、2014年に漢字表記を変更したそうです。知りませんでした。(笑)
　私がこの駅を初めて訪れたのは1997年12月、その後、洪水で駅舎が流され、現駅舎が竣工したのは2000年とのことです。
　なお、2001年に京義線の南北再連結事業により文山駅から臨津江駅までの区間が開業するまで、この駅が終着駅でした。

　券売機

　これから臨津江行きに乗ります。
　2001年に臨津江駅までの区間が開業し、2020年3月に電化され、首都圏電鉄線区間に仲間入りしました。
　しかしながら、文山駅から臨津江駅までは、平日2往復、週末4往復という閑散区間となっています。(笑)
　なお、以前、軍事境界線に近い都羅山駅までＤＭＺトレインが走っていましたが、現在運休となっています。

　駅員さんもいました。
　この待合室は冷房が入っていました。

　文山駅17:15発臨津江行きは、乗客は私一人だけでした。(笑)
　こちらも立派な臨津江駅に着きました。

　文山駅17:15　→　臨津江駅17:25

　初めてこの駅を訪れたのは、2001年12月です。その後、都羅山へ行くのに2006年6月と2019年1月にも訪れています。

　https://4travel.jp/travelogue/10074584
　https://4travel.jp/travelogue/11450832

臨津江駅 駅

　こちらは、鉄道線改札、都羅山駅へ行くときは、ここでパスポート・手荷物チェックされたところです。
　女性駅員さんもいましたが、扉が開いていたので

　ホームに出ました。

　鉄道線の駅名標

　平壌　⇔　ソウル

　再びこの先、列車が走ることはあるのでしょうか。

　電鉄線ホームと共用ですが、途中はふさがれています。

　ズームで。4両編成です。

　こんなに立派な自動改札機、平日1日2往復の駅に思えません。(笑)

　電鉄線ホーム

　文山駅と臨津江駅の間に雲泉駅があります。

　現在時刻22時6分？？謎の表示(笑)

　臨津江駅17:25　→　文山駅17:35

　折り返しの文山行きはお客さん数名乗っていました。

　途中の雲泉駅停車

　駅名標、2022年12月に駅舎が新築されたそうです。
　この列車もその時から停車するようになったそうです。

　こちらは鉄道線時代の駅名標です。

　貨物線？？

　文山駅に到着しました。京義中央線電車はカラフルな車両でした。

　サイクルトレインなのかな？？
　この車両ではない快速電車に乗って再び大谷駅へ向かいます。

　文山駅17:48　→　大谷駅18:18

　大谷駅で西海線（大谷素砂線）に乗り換えます。

　大谷素砂線で、大谷選手とソーサ選手を連想したのは私だけかな(笑)

　元時行きに乗ります。

　大谷駅18:44　→　元時駅19:22

　391907①

　少し疲れたのでずっと座っていきました。
　どうせ新線区間はずっと地下だし。
　素砂駅到着で、大谷素砂線踏破です。
　次は終点　元時駅です。

　終点　元時駅到着です。
　この駅に来るのは3度目です。

　駅入口、19時回っていますが、まだ明るいです。

　元時駅は出札と改札は別々となっています。

　日本語ではカタカナで「ウォンシ」

　元時駅19:30　→素砂駅20:07

　西海線、途中の始興市庁駅から新ヒョン駅の間は地上区間を走ります。
　ちょうど日の入り時間でした。

　1号線、京仁線乗り換え駅の素砂駅で下車します。

　地下駅から高架区間の1号線ホームへ

　ソウル方面へ向かいます。
　なお、素砂駅は西海線乗り換え駅ですが、快速電車は停車しない残念な乗り換え駅です。

　駅名標

　素砂駅20:11　→　永登浦駅20:31

　1号線逍遙山行きに乗り、約20分で永登浦駅で下車します。

永登浦駅 駅

　今回は、東横イン永登浦に2泊します。
　最寄駅は新吉駅です。5号線ホームからだと5分くらいですが、1号線ホームからだと倍くらいかかります。1号線永登浦駅からも10分弱です。
　2泊で104,000ウォンでした。カード払いで11,737円（100円＝886ウォン）、だいぶレートは悪くなりました。

東横イン ソウル ヨンドンポ ホテル

　チェックイン手続きしてルームキー受け取ります。
　エスカレーターに乗るには、ルームキーをタッチしないといけません。

　7階のシングルルームです。
　セミダブルベッド

　東横インはどこもこんな感じなのかな？
　寝るだけなので、十分な広さです。

　コンセントはSEタイプでした。USB差し込みは2か所ありました。

　バストイレ、バスタブは広めですが、お湯をそれほど深くためられないので、お湯につかるというほどではありませんでした。

　荷物を置いて身軽になって少し出かけます。
　今度は新吉駅へ向かいました。この出入口までは徒歩3分くらいと近いです。信号待ちでブラス1分くらい（笑）

新吉駅 駅

　ただし、出入口から1号線ホームにたどり着くまでは、5号線ホームを通って連絡通路歩いてさらに5分以上かかりました。

　新吉駅21:15　→　ソウル駅21:28

　実は、今回、韓国ウォンの手持ちが約10万ウォン、2泊3日なので何とかなりそうな感じでしたが、念のため両替しておこうと思いました。
　仁川空港では、100円＝850ウォンでした。レートのいい両替所では100円＝910ウォンくらいとのこと。明洞あたりへ行って両替しようかとも思いましたが、もう午後9時を過ぎて開いている両替所もどこにあるのかわからないので、ソウル駅で下車しました。
　ロッテマートソウル駅店の無人両替機で2万円両替します。ここはロッテマート営業中は利用できるようです。178,000ウォンくらいだったかな？空港よりレートはよかったですが、後から見かけたソウル駅前の両替所はもう少しレートが良かったです。（笑）

ロッテマート (ソウル駅店) スーパー・コンビニ

　ソウル駅構内のレストランもほぼ閉店準備していたので、駅前のこちらのお店に入って軽く夕食いただきます。漢陽レストラン

　ビビンバいただきました。

　ごはんと具をよくかき混ぜていただきます。

　再び、新吉駅へ戻ります。
　
　ソウル駅22:03　→　新吉駅22:16

　新吉駅からホテルまでにはコンビニが何軒もありました。
　ホテル横のコンビニに寄ります。いろいろなビール売っていますが、

　でも、ホテルの方が安かったです。
　ロング缶が2,500ウォンでした。
　クラウド生、カス、テラの3種類置いてありました。

　クラウド生とテラビールのロング缶飲み比べました。
　テラは、日本のコンビニでも見かけますが、クラウドは見たことないですね。なお、カスもやまやとかで買ったことあります。

　おつまみは、コンビニで買ったトンカツキンパです。あとはシャワー浴びて寝ることにしましょう。