2023/07/09 - 2023/07/10
1126位(同エリア2717件中)
mickさん
せっかく休みが取れたのに、出かけたくても梅雨でどこもかしこも大雨…。このまま家に閉じこもっていても気が滅入りそうなので、思い切って梅雨の無い北海道への航空券を急遽購入し、旅に出ることにしました。目的地は、観光地の中では空港からのアクセスが簡単で、細かいプランを立てる必要の無さそうな、小樽を選びました。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.5
- 交通
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 高速・路線バス JALグループ JRローカル
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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小樽へは、新千歳空港から直通列車が出ており、とても簡単にアクセスできます。空港から1時間15分ぐらいで、小樽駅に到着しました。駅舎の内装も、何となく洒落た感じで、これから始まる旅の気分を盛り上げてくれます。
JR小樽駅 駅
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到着したのがお昼時だったので、まずは昼食です。小樽では、なぜかご当地グルメとして「あんかけ焼きそば」を推しているらしく、その代表的な店舗らしい中華料理店「桂苑」を訪れてみました。人気店なのでいつも行列ができている、との情報もあり、あまり混んでいるようなら別の店にしようかとも思っていたのですが、空席があってすぐに入店することができました。ただ、帰る時には行列ができていたので、たまたま来店のタイミングが良かっただけかもしれません。
中華食堂 桂苑 グルメ・レストラン
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こちらが「あんかけ焼きそば」です。ほど良い焼き加減の麵の上に具だくさんの餡がかかった、味としては普通に美味しい一品で、料理自体には何の文句も無いのですが、「小樽らしさ」がどのあたりにあるのかと問われると、答えに困る感じではあります。
中華食堂 桂苑 グルメ・レストラン
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というわけで、小樽らしさを加えてみるべく、飲み物は小樽の地ビールを注文してみました。この瓶に入った「小樽ビール」が、町の色々な場所で売られています。種類がいくつかある中で、注文したピルスナータイプのビールは、苦みがそれほど強くなく、飲みやすい感じのビールでした。
中華食堂 桂苑 グルメ・レストラン
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昼食の後は、小樽運河を目指して、海の方向へ歩いていきます。小樽の町では、廃線となった鉄道の跡地が、レールも残されたまま遊歩道となっており、この斬新な風景の遊歩道が町のど真ん中を横切っています。
旧手宮線跡 名所・史跡
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町の中には、大小さまざまな歴史的建造物が残っており、それぞれの規模に応じて、博物館や美術館、商店や飲食店など、現在でも役割を与えられて町並みを形作っています。
日本銀行旧小樽支店金融資料館 名所・史跡
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小樽運河に到着です。穏やかな運河のほとりに歴史のある倉庫などの建物が並ぶ、これぞ小樽、という風景です。
小樽運河 名所・史跡
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運河沿いの遊歩道は花で彩られ、歴史的な背景とかは抜きにしても、非常に気持ちの良い散歩道になっています。
小樽運河 名所・史跡
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遊歩道の終わり付近にある巨大な倉庫は、眺めていると、荒々しい外観の迫力と、すでに廃墟となってしまっているという寂寥感の入り混じった、不思議な感覚にとらわれます。
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運河付近を散策した後は、小樽のもう一つの観光の中心地、「堺町通り」を訪れました。
堺町通り 名所・史跡
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堺町通りの終点付近には、小樽を代表するような有名な洋菓子店「ルタオ」の本店があります。この建物自体は歴史的建造物というわけではないようですが、それでも、いかにも小樽らしいという雰囲気に溢れたデザインで、町の雰囲気に違和感なく溶け込んでいます。
小樽洋菓子舗ルタオ 本店 グルメ・レストラン
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せっかくなので、ルタオの最も有名な商品「ドゥーブルフロマージュ」を本店で味わいたかったのですが、待ち人数があまりにも多かったため断念し、堺町通り沿いにいくつかある支店のうち最も大規模な「ルタオ パトス」に来てみました。こちらもそれなりに待ち人数は多かったのですが、本店ほどではなかったため、こちらで順番待ちをすることにしました。番号札を取ったものの帰ってしまったという人も多かったようで、意外と早く入店することができました。
ルタオ パトス グルメ・レストラン
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各支店のオリジナルメニューなどもあるようでしたが、今回は初小樽、初ルタオということで、やはりここは王道の「ドゥーブルフロマージュ」を注文です。濃厚でありながら、原料の新鮮なミルクの味を想起させるようなナチュラルな甘さで、いくらでも食べ続けられそうな感じですが、それだけに、すぐに食べ終わってしまうのが切なくもあります。
ルタオ パトス グルメ・レストラン
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観光客で溢れる堺町通りの様子です。小樽の特産品であるガラス細工製品を扱う商店が多く、そのためか、ガラスの風鈴の音色が、あらゆる方向から聞こえてきます。
堺町通り 名所・史跡
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堺町通りの一角、特にノスタルジックな美しい建物が集まる「出世前広場」では、小規模ながら、和傘を使ったとても趣のあるアンブレラスカイが設けられていました。
小樽出世前広場 テーマパーク
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さて、小樽の一番の名物グルメといえばやはり「寿司」です。今回の旅行の最大の目的も、小樽の寿司を食べることだったりします。小樽には非常に数多くの寿司店があり、店を選ぶのも大変ですが、空席が残っていそうで、観光客一人でも気兼ねなく入れそうな、比較的大きめの店舗に狙いを定め、こちらの「旭寿司」に入店することにしました。
おたる 旭寿司 グルメ・レストラン
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高級そうなネタが並ぶ盛り合わせです。この内容で3,300円というのはかなりリーズナブルなように思います。どのネタも、口に入れた瞬間に新鮮さが伝わってくるような感じで、わざわざ小樽まで来た甲斐があったと思わせてくれる美味しさでした。
おたる 旭寿司 グルメ・レストラン
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混雑を避けてかなり早い時間に夕食を取ったため、まだまだ遊べる時間が残っているので、バスに乗って、町外れの「天狗山」に来てみました。バスからロープウェイに乗り換え、山に登っていきます。
天狗山ロープウエイ 乗り物
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ロープウェイを降りた辺りには、無料で入れるリス園などもあります。
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「天狗山」という名前のとおり、天狗の像なども色々とあります。
鼻なで天狗さん 名所・史跡
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夕焼けに染まり始める小樽の町並みです。山の上からの視界は開けていて、広い範囲から町並みを眼下に眺めることができます。
天狗山展望所 名所・史跡
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夕暮れ時が近づき、山の草木も夕焼けに染まっていきます。
天狗山 自然・景勝地
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見晴らしの良い場所にはいくつかの椅子やテーブルなども設置されています。この場所から見られる夜景も美しいらしいので、椅子に座ってのんびりと夜を待つことにします。
天狗山展望所 名所・史跡
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日の長い季節なので、結構な時間を待つことになりましたが、次第に空が薄暗くなり始め、町灯りがぽつぽつと灯り始めました。
天狗山展望所 名所・史跡
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かなり暗くなり、評判どおりの美しい夜景となってきました。とにかく夜景を見られる範囲が広いので、わざわざ場所取りなどをする必要もなく、自由に夜景を楽しむことができました。
天狗山展望所 名所・史跡
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帰りのバスの便もそれほど多いわけではないので、ほどほどの所で切り上げて下山することにしました。帰りのロープウェイからも、美しい夜景が見られます。
天狗山ロープウエイ 乗り物
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町に戻ってきて、夜の小樽運河にも立ち寄ってみました。それほど派手にライトアップなどが施されているわけではありませんが、街灯の光が運河の静かな水面に映って揺らめき、ロマンチックな雰囲気を醸し出しています。
小樽運河 名所・史跡
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せっかく観光で小樽に来ているので、朝食もホテルのビュッフェではなく、少しばかり贅沢をして、市場の食堂で新鮮な海鮮丼を食べることにしました。小樽駅のすぐ近くの「三角市場」内にいくつかある食堂のうちの一軒、「かわしま」に入店しました。
鮮魚食堂 かわしま グルメ・レストラン
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いくつかの種類の中から具材を選べる「3色丼」を注文し、昨晩食べた寿司のネタの中で特に美味しかった3種類を選んでみました。こうして、いかにも獲れたてそのままという感じで豪快に盛り付けられた海鮮丼というのも、寿司とはまた違った魅力があり、再び小樽の海の幸を存分に味わうことができました。
鮮魚食堂 かわしま グルメ・レストラン
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朝食の後は、しばらく小樽の町をブラブラ散歩してから駅に戻り、今回の小樽旅行は終了です。今回の旅で、小樽のメジャーな見所は一通り訪れてはみましたが、まだまだ面白そうな博物館や美術館なども残っており、また、色々な寿司店で食べ比べをしてみたいというような気持ちもあり、何といってもアクセスが非常に便利なので、小樽にはまたすぐに再訪することになるのではないかという予感がしています。
JR小樽駅 駅
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