2023/05/23 - 2023/05/25
968位(同エリア6779件中)
yokoさん
この旅行記のスケジュール
2023/05/24
2023/05/25
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飛行機での移動
仙台空港(ANA)17:35→18:55伊丹空港
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友人2人と3人で南東北(宮城県・山形県)に行きました。ツアー名は「5つ星の宿 名旅館 憧れの佐勘に泊まる 南東北を巡る優雅な休日 3日間」という大層なものでした。優雅な・・と謳っているだけに、観光を詰め込まず旅館で過ごす時間をゆったり取ったものでした。
5/23(火)初日は、雨の確立90パーセントということでテンションが下がりましたが、観光している間は雨に遭うこともなく過ごすことができました。佐勘に着く前に雨が降り始めましたが、旅館の中は散策できるほど広くて3つの温泉と食事も楽しむことができました。
5/24(水)2日目は、蔵王山の「御釜」に向かいました。雨は上がっていましたが、まだ雲が出ていて・・無事に御釜を見ることはできたでしょうか? 結果は本文で!
★その後、バスで山形県側に下りて天童で昼食を済ませた後、銀山温泉を訪れ小川の流れる風情のある温泉街を楽しみました。夕方は早めに天童温泉「天童ホテル」に到着し、こちらも温泉と美味しい食事を楽しみました。
★5/25(木)3日目は「山寺」の1000段を超える階段を登って奥の院まで行きました。足腰に不安のある私に登ることができるのか・・と不安に思っていたので、登りきることが出来て嬉しかったです! その後、山形県郷土館「文翔館」にも立ち寄り仙台空港から帰途につきました。
全国旅行割が使えるツアーということで、ラストチャンスかも・・と飛びついた旅行でした。全て行ったことがない場所だったことも選んだ理由のひとつです。特に「銀山温泉」は、以前から泊まってガス灯の灯りが点くところを見たいと思っていました。今回は昼間の立ち寄りでしたが、行くことができて良かったです。
自分の中で一番感動したのが「山寺」でした。階段の数が多いということは知っていたので、これまで避けてきたというのもあります。ツアーに組み込まれていたので、半分楽しみで半分は不安に思っていました。でも頑張って登りきることが出来たことが自信になりました!!
*宮城県と山形県を訪れたので、旅行記は県別に2編にまとめたいと思います。後編の山形県の方が観光が多かったので、写真の枚数が多くなりましたm(__)m
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- 友人
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 観光バス ANAグループ 徒歩
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
- 利用旅行会社
- 阪急交通社
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5/24(水)
蔵王の『御釜』を見た後、観光バスで山形県側に下りてきました。
12:45頃、「将棋むら天童タワー」に入ります。
*こちらは友人2人と行った東北旅行の後編(山形県編)ですが、山形県の方が観光も多く写真の枚数がとても多くなりました。さっと流して読んで頂けると嬉しいです。 -
お昼は一応自由食ということでしたが、他に食べるところがあまりないということで、バスの中で2つのメニューから選んで支払いも済ませていました。
私達は「そば膳」(1100円)にしました。普通の蕎麦より太くて、つけ麺のような感じでした。ボソボソした麺でつけ汁も冷めていて、ちょっと残念なお味でした(^^;) お隣では、中学生がそば打ち体験をしていて賑やかでした。 -
天童は将棋の駒の生産で、全国の約9割を占める日本一の産地です。駒を作る様子をガラス越しに見られるコーナーもありました。撮影の許可を得ようと声をかけると、男前の職人さんが笑顔で許可をしてくれました(^^)
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銀山温泉に向かう途中に東根市を通ります。さくらんぼの生産量が日本一なんだそうです。
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大きな木に緑色の実がなっているのが見えました。もうすぐ色づいて出荷されるのでしょうね。
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14:45 銀山温泉駐車場に到着しました。温泉街に向かう途中の道にタニウツギの花が咲いていました。
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添乗員さんから頂いたのはもう少しシンプルなMAPでしたが、こちらの方が雰囲気が伝わると思います。
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イチオシ
銀山川の清い流れの両岸にある全長250mほどの小さな温泉街「銀山温泉」に到着です。その名は江戸時代初期に大銀山として栄えた「延沢銀山」の名称に由来しています。
かつては茅葺屋根の旅館街だったそうですが、大正2年の洪水被害によって建て替わり一気に木造の高層旅館街に生まれ変わったということです。 -
添乗員さんと一緒に、一番奥の「そば処 滝見亭」近くまでやって来ました。
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白銀公園入口にある「白銀(しろがね)の滝」を見るためです。落差22mある大小2本の滝は、緑に囲まれて気持ちの良い水しぶきを上げていました。
この後、約90分のフリータイムになりました。 -
この少し上流には「籟音(らいおん)の滝」や「せとこい橋」、もう少し行くと銀坑道などもあるようですが、私達は初銀山温泉なので、先ずは温泉街を見て周ります。
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1983年にNHK連続テレビ小説「おしん」の舞台になったことで一躍有名になったそうです。おしんの母が、芸者として出稼ぎに来た温泉街として登場するそうです。
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銀山温泉は、カレーパンもおすすめだそうですよ。
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全長たった250mの温泉街ですが、10本近くの橋が架けられているので、行ったり来たりしながら楽しむことができます。
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大正ロマンの雰囲気漂う旅館街を散策します。
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通りにはこのように、花を浮かべた鉢が置いてありました。大内宿に行った時にもあったことを思い出しました。最近は古い町並みにも、このようなおもてなしが増えてきましたね。
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私がここに来て楽しみにしていたのが『鏝絵(こてえ)』です。鏝絵とは、左官職人が漆喰で描く伝統芸術です。木造旅館に建て替えられた時に各旅館は、その豪華さを競って鏝絵を掲げたのではないかということです。
ほとんどの旅館には複数の鏝絵があり、ひとつは屋号や創業者の名前が多いようです。「木戸佐左エ門」とは、能登屋旅館の創業者の名前だそうです。 -
葉っぱのレリーフの所に、作者の名前が刻んでありました。
「大石田 後藤玉舟 作」と読めます。後藤市蔵は雅号を『玉舟(ぎょくしゅう)』と言い、大正から昭和初期にかけて活躍した左官で、大石田の鏝絵を有名にした人物だそうです。 -
「能登屋旅館」は、初代の佐左エ門(さざえもん)が江戸時代前期の1667年(寛文7)に石川県の能登より延沢銀山へ採掘に来て、銀山が閉山された後もこの地に残って能登屋を創業したそうです。
本館は1921年(大正10)頃に建てられたもので、登録有形文化財に指定されています。有名で人気の旅館なのに何故か写真が残っていなくて、画像はHPよりお借りしました(^^;) -
「古勢起屋 本館」は、建物正面に千鳥破風と唐破風の屋根が見られる趣のある造りになっています。フランス発祥のアールデコのシンメトリーで端正なデザインは日本の建築にも大きな影響を与え、大正・昭和の戦前期には国内の職人達によってジャパンデコ(洋風の和建築)が盛んに造られました。古勢起屋の1・2階は大正期、3階は昭和初期に造られたものだと推定されています。
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富士山を表した鏝絵の上には「内湯あ里(有り)」の文字が見え、レトロ感を醸し出します。
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「旅館 長澤平八」の鏝絵は、滝と梅の花でしょうか。
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鏝絵の中でも一番目を引くのが「古山閣」の鏝絵でしょう。
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正面向かって右より、1月から12月の古来の行事・風習が描かれているのです。
1月・・正月行事 凧揚げ 独楽回しなど
2月・・節分 -
3月・・雛祭り
4月・・桜が満開 花びら一つひとつが浮き出ている
たんぽぽの花咲く春の農村風景
5月・・鯉幟 -
6月・・田植えの風景 紫陽花とあやめの花びら一つひとつに注目
7月・・七夕 かやぶきの農家に灯がついている
8月・・夏祭り 神輿担ぎの一人ひとりの表情が違う
9月・・月見行事 -
10月・・稲刈りと紅葉 この地方では「はせ」を結って乾燥させる
猫も「はせ」に上って鳥追いに一役買っている
11月・・七五三の神社参り
12月・・農作業を終えてゆっくり湯治、大体3週間入る
3階の『宝船』は北前船を描いており、隣りの花は運んだ紅花です。
どれも見事で、ゆっくり近くで見てみたかったです! -
玄関口には、歴史を感じる古山閣の招きお多福が置いてありました。
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窓枠のシンプルな白い鏝絵です。友人は「こういうのが、私が知っている鏝絵だわ。」と言っていました。
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「古勢起屋 別館」です。11軒ほどしかない旅館街なので、あっという間に見終わります。
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次は風情のあるガス灯に、灯が入ったところを見てみたいですね。
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橋の上から覗くと石の壁に、ピンクの小さい花がびっしりと咲いていました。
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「山の神神社分社」子宝・安産の神様だそうです。
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「和楽足湯(わらしゅ)」という足湯もありました。
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尾花沢は「雪とスイカと花笠のまち」と言われています。道路の装飾は雪の結晶でしょうね。
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「野川とうふ店」(不定休)です。7:30より売り切れ次第終了(15:00頃)という情報でしたが、まだ開いていていて良かったです。
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「立ち食い生揚げ(250円)」を友人と分けて食べました。揚げてない普通の豆腐もあります。お店の前に座って食べられる小さな建物がありました。揚げ立て熱々で、とっても美味しかったです♪
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まだ時間があったので、一番奥にある公衆トイレに行きました。その横に「疎水坑跡」がありました。延沢銀山の排水・運搬・通路を主目的とした坑道だったようです。
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まだ新しい可動式の「放水銃」がありました。5年ほど前に完成した装置で全部で5基あるそうです。これまでも消火栓はあったそうですが、道幅が狭くポンプ車が入れなかったようなので、木造建築が続く温泉街でもこれで少し安心ですね。
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イチオシ
最後にもう一度、お気に入りの「古勢起屋 本館」を見ています。「能登屋」に続いて今年(2023年)3月、国の文化審議会が文部科学相に登録を答申したということで、国の登録有形文化財(建造物)となる見通しが立ったということです。
火事は大敵ですよね。 -
セイヨウオダマキのようです。こぼれ種が芽吹いたのでしょうか。川の際に何本も咲いていました。静かで素敵な温泉街でした♪
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足元のマンホールはスイカでした。尾花沢市は、日本一の生産量を誇る”スイカの名産地♪”ですものね。
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17:15 天童温泉「天童ホテル」に到着です。
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部屋は普通の和室でした。3人なので、洗面所の2ボウルは嬉しいですね。
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部屋の窓からはこのような眺め。
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とっても分かりやすい手作りMAPがありました。友人は「人間将棋はここでやっているのね。」と言っていました。4月下旬に、舞鶴山の頂上で行われるそうですよ。
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18:30の夕食まで、ちょっと外を散歩しました。季節の花が咲いていました。
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18:29 エレベーターホールの窓からは、ちょうど沈む夕日が見えました。
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夕食はダイニング椛(もみじ)で、グループごとのテーブルで頂きます。
前菜・・①峰岡豆腐 美味出汁 山葵 ②岡ひじき 浅利 芥子酢味噌 花弁百合根③鶏肉の南蛮漬け 小葱
中国料理・・海老と県産山葵の生春巻き -
小鍋仕立て・・国産牛すき焼き
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蒸物・・鰈の桜香蒸し
造り・・鮮魚盛り合わせ
ご飯・・しらす釜飯 梅干し *目の前で炊き上げ
椀物・・清汁仕立て 山葵真丈 -
デザート・・パンナコッタ フルーツ飾り
ごちそうさまでした! デザートは、前日の佐勘さんの方が美味しかったけど、それ以外は天童さんの勝ち~♪
*これは、個人の勝手な食べ比べの感想ですm(__)m
クーポンでお買い物をして、温泉に入って休みましょう。 -
5/25(木)
おはようございます!
朝食に向かう6階エレベーターホールの窓からは、この旅一番の青空と月山の絶景が見えています♪ -
”山形のごっつぉ”
げそ天・秘伝豆のひたし豆・麩の甘辛煮物・おみづけ・からかっぱ・しそ巻き・・などがありました。
山形の郷土食には、厳しい冬のための保存食である漬物や、暑い夏でも食べられるさっぱり料理「だし」「水かけ御飯」「冷やしラーメン」などもあるそうです。 -
月山の見える窓際の席で、美味しく朝食を頂きました。ライブキッチンではステーキもあったので、朝からがっつり頂いて「山寺」登りに備えます!
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今回のツアーは、時間的にもゆったりしていたので出発は10:00です。山寺のために体力は温存したいですが、友人が歩道の上に将棋盤があったと言うので、それだけ見にいきます。
ホテル敷地内に「湯神さま」がありました。天童ホテルの先祖が出羽三山湯殿山に参り分神を受けてきたということで、その証として祀られているということです。 -
このMAPを見た友人が「歩道に”詰将棋”があったよね。」と言うのですが、私ともう一人の友人は。。「??」。。見ていませんでした(>_<)
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体力温存のために朝の散歩は止めようかと思っていましたが、歩道を確かめるために出てきました。
これのことですね。「歩道詰め将棋」の設問がありました。
私は将棋ができないので、???ですが。 -
マンホールも将棋の駒♪
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将棋とこけしのお店もありました。
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せっかく出たので、ついでに月山がもっとよく見える上の階に行ってみましょう。10階のエレベーターホールから見た景色です。とっても美しいわ♪
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このホテルの中庭には結構大きな滝がありました。温泉も滝見露天風呂がありますが、滝が流れる時間が決まっている(6:00~10:00 15:00~22:00)ので、せっかく入るならその時間が良いですね。
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ロビーラウンジの壁には、大きな「花笠音頭」の作品がありました。
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出発する前にロビーフロアにあるトイレに行くと「おしゃれな化粧室」と書いてあります。どういうことかしら?・・と中に入ると、シャンデリアが下がった天井にお姫様の椅子。。気分よく用を足してバスに乗り込みました♪
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ホテルを出て暫くすると、田圃の向こうに月山が見え始めました。やっぱり冠雪した山を見ると目で(カメラでも)追ってしまいます。
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天童から山寺へ向かう道沿いにも、サクランボの木がありました。サクランボ狩りも楽しそうですよね。
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10:15 山寺駐車場に到着しました。ここからは、昼食時間も入れて12:40までは自由に「山寺」を巡ります。
*着いた時には人がいっぱいだったので、こちらは帰りに写したものです。 -
「山寺」こと「宝珠山 立石寺」の本堂「根本中堂(重要文化財)」です。「立石寺」は平安時代初期の860年(貞観2)に、清和天皇の勅願により慈覚大師が開きました。
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参道すぐに、小さな石仏様がいらっしゃいました。
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「山門」ですね。
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松尾芭蕉とその弟子である河合曽良の銅像がありました。芭蕉が山寺を訪れた時に読んだ句「閑さや岩にしみ入る蝉の声」は有名ですよね。
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「山寺・立石寺案内マップ」です。これから奥の院までの道のり、私は登りきることができるのでしょうか?
不安です。不安しかありません(/ω\) -
立派な杉の木と岩肌が迫る中を歩きます。
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石畳の上には木々が影を作り、5月の今は一番気持ちの良い季節かもしれません。
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階段を上ります。ちょうどこの日、校外学習の中学生(?)と一緒になってしまい、すれ違うのもひと苦労です。
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シャガの花が咲いていました。せっかくの山寺参拝なのに「閑さや・・」とは程遠い雰囲気の中で、咲く花に癒しを求めます。
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こちらは「サラサウツギ」のようです。花弁の外側が紅紫色で内側が白い初夏の花です。「卯の花の匂う垣根に~♪」という歌の”卯の花”とは白いウツギの花のことだそうです。サラサ(更紗)とは、インドを起源とする美しい文様を持つ多色染めの木綿布のことです。植物の名前に”サラサ”と付けられるのは、色彩豊かなサラサの文様を連想させるからだということです。
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「中性院(ちゅうしょういん)」の中に『おびんずるさま』がいらっしゃいました。ぼけ封じということなので、しっかりお参りしてご朱印(書置き)も頂きました。
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「仁王門」が見えています。初夏でも赤い色の葉が特徴のノムラモミジが新緑に鮮やかです。
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仁王門の左右には、運慶の弟子たちの作とされる仁王像が安置されていました。
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「奥の院」が見えてきました♪
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「奥の院」です。絶対無理だわ~と思っていた奥の院に到着したのです!
感無量 !(^^)! -
石仏が並ぶ所で飛び回っていた、お腹が黄色い鳥はキセキレイのようです。
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「三重小塔(重要文化財)」です。一体どこに?・・と思ったら。
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扉の中にありました。
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「華蔵院」
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そして私が山寺に来て、一番見たかった景色が近づいてきました。
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そうそう、この景色です!!
山寺といえば・・の景色でしょう。 -
この場所で絵を描いている男性がいました。素晴らしい絵なので思わず覗き込んでしまいました。お話を伺うと、山本政彰という仙台在住の日本画家の方でした。美術展でも入賞するなど活躍しておられる方で、写真撮影やブログへの掲載も快く許可して下さいました。ありがとうございました!
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イチオシ
「開山堂」と岩の上に建つ「納経堂」、向こうには山並みと眼下には町まで見えています。正に絶景です!!
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さっきのはスマホでしたが、カメラ画像だと、ちょっと色味が深く写ります。技術がないのでスマホとカメラの両方で撮って、気に入った画像(時には両方)を載せています。それぞれに良さがあるので、この手法は私にとってはベストです(^^)
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これで「今日の任務は終了!」と思っていたら、友人がこの上にも行ってみようと言うのです。開山堂の右手から細い階段を上がります。
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ふ~、この上ですね。
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大きな岩の上に建つ「五大堂」です。
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中に入ると、こちらでも ”絶景” が待っていました。
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緑の山々と、眼下には山寺の門前町がくっきりと見えています。
気持ちいい~♪
上がってみて良かったです。やっぱり、人の言うことは聞くものですね( *´艸`) -
天井近くには「五大閣」と書いた扁額がありました。千社札がたくさん貼ってありました。
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ここまで来たらもう下りるだけ、鼻歌まじりに階段を下ります♪
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あっという間に、仁王門まで下りてきました。学生たちの姿もなくなり、やっと本来の山寺の閑さ(しずかさ)を味わいます。
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茅葺の趣のある山門は、鎌倉時代の建立です。
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「幸福の鐘」があったので撞いてみました。
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「鐘楼」もありました。
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「念仏堂」です。
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念仏堂の横を通り過ぎようとしたら。。。
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赤い花が見えたので近づいてみました。クリンソウが咲いていました。こんな所で見られるとは思わなかったので嬉しかったです♪
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来た時には人で溢れていた、根本中堂まで戻ってきました。今は静かです。
現在11:35、約80分かけて登って下りてきたことになりますね。 -
「奥の細道」に登場する『山寺』を芭蕉は、人に勧められて引き返して訪れたということです。ここはぜひ人が少ない時期に訪れて、『閑さや』・・を肌で感じてほしいと思いました。
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あぁ~、お腹がすきました。他には食べるところがないので、「ふもとや」で昼食にします。
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簡単に山菜そばにしました。ここのお蕎麦は、普通に美味しかったです。他のツアーメンバーの方達も、昨日の蕎麦と比べて「ここのは美味しくて良かった」と話しているのが聞こえました。
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デザートにソフトクリームを食べました。「マツコの知らない世界」で紹介されたそうです。私と一人の友人はさくらんぼとバニラミックス、もう一人の友人はラフランスとバニラミックスにしました。美味しかったけど、出発の時間が迫っていたので慌てて食べました。
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バスの車窓から月山や飯豊連峰の景色を見ながら移動します。これから街中へ入っていくので美しい山脈の景色とはお別れです。つい何枚も写真を撮りましたが、枚数が多くなるので載せるのはこれだけにします。
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山形県郷土館「文翔館」に到着しました。
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戦時中の金属供出により鉄板で代用されていたものを、復元工事に当たって日光から錺職人を招き、手作業で創建当時の複雑な形を再現したんだそうです。
*復元工事は、昭和61年~平成7年まで10年かけて行われました。 -
「正庁」
現在で言えば講堂にあたり、訓示や辞令交付、重要な会議等に使われました。内装は特に豪華に作られ、寄木張りの床板や大理石の飾柱は当時のままです。 -
「バルコニー」
タイルは当初の破片を元に、赤と黄色の市松模様に復元されました。 -
「貴賓室」
暖炉と寄木細工は当時のものです。漆喰天井やシャンデリア・絨毯・カーテンは、写真や調査資料により復元しました。 -
「知事室」
暖炉や寄木張り・カーテンボックスは当時のものです。絨毯は昭和35年に山形で織られ、実際にこの部屋で使用されたものをクリーニングして敷き直しました。 -
「知事室」
暖炉や寄木張りは当時のものです。 -
ギャラリーには色々なものが展示されていましたが、紅花を使って染めた着物が華やかでした。紅花は江戸中期より広まり、山形が一大産地となり栄えました。
咲き始めは黄色い花が次第に紅くなり、色々な工程を経てこのような鮮やかな染物になるのですね。 -
一瞬だけ人がいなくなった廊下です。とっても素敵だわ♪
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窓越しにレンガ貼りの壁と時計塔が見えています。外から入る時は確か石壁だったので、内側がこのようになっているとは想像していませんでした。
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位置を変えるとこのような景色も見えました。ロの字型の旧県庁舎は、見る位置によって随分印象が変わります。
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「中央階段室」
ステンドグラスは、当時のものをクリーニングしたそうです。 -
「銀行出納係」
昭和初期の銀行出納係の様子を、職員を想定して製作した人形と修理した古い家具で再現してあります。
課長の男性職員が女性と話しているという設定で、手前の男性職員はそろばんで計算していました。蝋人形はちょっと怖い感じがするものですが、こちらのはフフッと笑えるものでした(^^) -
イチオシ
「文翔館(旧県庁舎)」(重要文化財)
やはり表から見るこの景色が、一番カッコいいですね! -
2泊3日の東北旅行。夫へのお土産はお酒(もちろん購入)と合う牛タンや笹かまぼこと『すいかの子っこ』です。牛タンと笹かまぼこは空港で買いましたが、すいかの子っこは天童ホテルの売店で買いました。夕食の最後の御飯と一緒に出てきた香の物の中にありました。すいかの子供をピリ辛味に漬けたものです。見た目も珍しいので買ってみました。お酒のあてにもご飯のお供にもぴったりで、夫も気に入ってくれました。
2人の友人との2泊3日の東北旅行。とにかく元気に旅を楽しんで帰ってこられたことが、何よりのお土産だったかもしれません(*^^)v
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この旅行記へのコメント (8)
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- パディントンさん 2023/07/05 21:31:56
- 行ってみたい所ばかりです
- yokoさん、こんばんは!
お友達3人でゆっくりと宮城や山形方面を周られたのですね。
まだ行ったことがない所で、さっそく地図帳を引っ張り出してきました。
銀山温泉もいつかきっと!と思っています。
250mの間に、旅館が並んでいるのですね。
雪がしんしんと降る中、灯りがともる温泉街の番組を見たことがありますが、お昼間は
”鏝絵”がはっきりと綺麗に見えるのがいいですね。
”鏝絵”初めて見て立派でびっくりしました。
月山…響きもいいですね。遠くに飯豊連峰と見えるのも清々しいです。
山形県と言えば、サクランボですね。
ソフトクリーム美味しかったでしょう(^O^)/
思い切り食べてみたいです!
山寺・立石寺 80分かけて登られたのですね!すごいすごい!
緑の中は気持ちよくて、クリンソウにも出会えて、キセキレイにも励まされ、登り切ってよかったですね(^O^)/
色々と素敵な所を紹介して下さってありがとうございます。
パディントン
- yokoさん からの返信 2023/07/06 11:04:06
- RE: 行ってみたい所ばかりです
- パディントンさん こんにちは〜
行ったことがない所は地図帳で確認。。分かります!
我が家には、息子が小学校で使っていた地図帳がまだあり、時々出しては位置関係を見たりしています(^^)
銀山温泉の雰囲気、良いですよね〜♪
”雪がしんしんと降る中で灯りがともる温泉”風情がありますよね。私もいつか泊まって見てみたい景色です。
”鏝絵”も、左官屋さんがコテひとつで仕上げたとは思えない繊細さでびっくりしました。昨年の秋に伊根の舟屋に行った時に小さな鏝絵は見ましたが、銀山温泉のはとても立派で見ごたえがありました。
山形のサクランボ、できればシーズンにパフェとかで食べたいです♪
でもソフトクリームもとっても美味しかったです。
海外旅行が解禁になりましたが、国内でも良い所はたくさんありますよね。山寺は体力・脚力があるうちに行っておいた方が良い場所だと思いました。
自然の花や鳥たちに励まされ、登った先には絶景が待っていました(*^^)v
来週には梅雨明けするかもとか言っていますよね。パディントンさんは今年も軽井沢にお出かけですか? 私は友人たちとツアーですが信州に行く予定です。お天気に恵まれて星空が見えると良いのですが。。(^^♪
yoko
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- たらよろさん 2023/07/05 21:03:06
- 山形良いですねー
- こんばんは、yokoさん
銀山温泉、山寺に御釜。
良いですねー。
山形は関西からもなかなかスキー以外で行くことも少ないかもしれないな。
でも、緑あふれる銀山温泉や山寺が良いわー。
銀山温泉って、想像するより小さい温泉街って聞いたことあるのですが、
250メートルくらいなんですね。
それはやっぱり小ぢんまりしてますね。
でもそんなところに10本近い橋が!
その光景も見てみたいわー。
たらよろ
- yokoさん からの返信 2023/07/06 09:55:34
- RE: 山形良いですねー
- たらよろさん こんにちは♪
暑くなりましたね〜。
京都は特に暑いのでは。。ご自愛ください。
山形県、昨年の秋には日本海側にある庄内地方の鶴岡・坂田を訪れたのですが、やっぱり山寺・銀山温泉・御釜は王道ですよね。一度は行っておきたいとツアー利用で訪れました。
銀山温泉は本当は、宿泊してガス灯が灯るところを見たかったのですが、昼間でも風情がありましたよ。私もたった250mとは知らなかったので、想像以上にこじんまりしていました(^^)
たらよろさんは都会の高層ホテルがお似合いですが、たまにはこういう鄙びた温泉も気分が変わって良いかもしれませんね(^_-)-☆
yoko
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- yumikenさん 2023/07/05 12:19:40
- 絶景に出会えましたね♪
- こんにちわ~yokoさん♪
立石寺は下から登ると1,000段もあるのですね~
そう思うと金刀比羅様の785段は、まだまだ楽ちんでした(^_^;)
途中途中に石畳みの平らな所もあって、
新緑の中をシャガや綺麗な花々を見ながら登っていると
いつの間にか仁王門到着☆彡な~んて・・
そんなに楽ちんじゃなかったですよね(^▽^;)
中学生たちもワイワイでとっても賑やかな感じだった事でしょうね(*^^*)
そして・・頑張って登った所からの絶景は忘れられないですよね~☆
私も金刀比羅様の奥之院殻の絶景は、はっきり目に焼き付いています♪
銀山温泉の鏝絵は以前TVの特集で見た事があります!!
夜は温かな街灯とお宿の光がステキだけれど、
日中も綺麗に彩られた鏝絵をじっくり見て廻るのも良いですよね~
一度実際に見てみたいなって思っています♪
山形はサクランボが名産♪
もちろんサクランボのソフト食べちゃいますよね~(´▽`*)
yumiken
- yokoさん からの返信 2023/07/05 13:45:57
- RE: 絶景に出会えましたね♪
- yumikenさん こんにちは(^^)
いつもありがとう〜。
立石寺の階段、情報では1015段とかでしたが、実際に手動カウンターで数えたら登山口から1070段だったそうですよ。でも段差が小さいのか、息は切れましたが脚への負担は少なかったように思います。昨年鞆の浦旅行も一緒だった友人は、その時上がった医王寺への583段の階段の方が翌日に太ももが痛かったと言うのです。なので、段数ではないのかもしれないと思いました。
階段や坂道は辛いけど上がった上で見る景色は絶景で。。「高い所があったら上りたい!」と思ってしまいます(*^^)v
銀山温泉は、期待通り素敵なところでした。鏝絵は昼間でも楽しめたけれど、夜のガス灯や旅館に灯りが入ったところを是非見てみたいと思いました!
サクランボは、yumikenさんのようにパフェを食べたかったな〜♪ 次に6月に行くことがあれば絶対に食べたいです!(^^)!
yoko
-
- ポテのお散歩さん 2023/07/02 21:42:16
- 立石寺
- yokoさん こんばんは。
立石寺に行かれたのですね!
お友達の方々と、よく上られましたね!
もう30年ほど前に行って、その時は上れたのですが
今はどうかなぁ。。。
一日でも若い時に上っておかなければと、5月に金毘羅参りを計画したのですが
天気予報では雨だったのでキャンセルしました(^-^;
立石寺も再訪したいです(^^)
あの景色を見る為に上った甲斐がありますよね♪
五大堂からの景色も圧巻です。
それからクリンソウ。
4トラ旅行記でクリンソウの群生の写真を拝見してから
実際の花を見たいのですが、なかなか見られず。
5月後半の立石寺に咲いているのですね♪
お花の好きなyokoさんだから見つけられたのでしょうね。
可愛い花ですよね~。
遠くに冠雪した月山を見るのも感動です。
天童や銀山温泉へも巡られて、充実した旅でしたね(*^-^*)
ポテ
- yokoさん からの返信 2023/07/03 14:55:22
- RE: 立石寺
- ポテさん こんにちは♪
30年前に、立石寺に行かれたんですね。
きっとその頃と、全然変わっていないんだろうな〜。
フットワークの軽いポテさんなので、今でもきっと上れると思いますよ(^^♪
でも頑張った後には絶景が待っていて。。五大堂からの眺めは圧巻でした。
クリンソウは私も、群生しているところを見てみたいと検索したことがありました。けっこう遠かったので諦めて兵庫県内で探して、「播州清水寺」というところに夫の運転で連れて行ってもらいました。コロナ禍で県外に行けない時期だったこともありますが、それで満足してしまいました。
「1日でも若いうちに」は、私もそう思います!
金毘羅参りはしたことがありませんが、かなり大変そうですよね。ぜひリベンジして下さいね!!
行きたいところは沢山あるけれど、優先順位を決めて行かないと。。ですね。
私は冠雪した山の景色が好きなので北の方ばかり行っていましたが、そろそろ南の方にも行っておかないと、時間が足りなくなるかもしれません(^^;)
京都の紫陽花のお勧めを教えて頂いたのですが、友人が丹州観音寺に行きたいということで、そちらに行ってきました。とっても遠かったです(>_<) 次の旅行記でお伝えしますね(^^)
yoko
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旅行記グループ ツアーで行く南東北3日間
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