2023/05/07 - 2023/05/07
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Islanderさん
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「今治から大崎上島へ、「古い町並み」を歩いてタモリを食す 瀬戸内あいらんど紀行vol.30」https://4travel.jp/travelogue/11835256 からのつづき。
今回は広島県の大崎上島を訪島。大崎上島は広島県で橋でつながっていない最も大きい島。この旅行記では旅の2日目、超小型電気自動車トヨタC+podで大崎上島を駆け足で巡った旅を紹介します。
【旅程】
・5月6日(土)<vol.30> https://4travel.jp/travelogue/11835256
今治駅(徒歩)今治港13:05(大三島ブルーライン)14:13木江天満港(徒歩)木江支所16:24(おと姫バス)16:55パルディ(徒歩)いづみ旅館
○5月7日(日)<本編>
いづみ旅館(徒歩)大崎上島町役場(レンタカーで大崎上島めぐり)白水港14:35(大崎汽船)15:05竹原港15:55(乗合タクシー)16:25広島空港
【島データ】
・大崎上島(おおさきかみじま) 広島県豊田郡大崎上島町
面積:38.27平方km 周囲:60.9km 標高:452m 人口:7,084人(2020年国勢調査)
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 船 レンタカー 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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https://4travel.jp/travelogue/11835256 からのつづき。
旅2日目の朝、部屋から外を見ると激しく雨が降っています。 -
朝食をいただきます。塩さばが美味しかったです。
いづみ旅館 宿・ホテル
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朝9時にいづみ旅館を出発。雨の中をレンタカーがある大崎上島町役場に向かって歩きます。
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旅館の向かい側には国立広島商船高等専門学校があります。
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練習船「広島丸」(234トン)が泊っています。広島商船高専では航海士や機関士、エンジニアを目指す学生が学んでいます。
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校舎から少し離れたところに学生寮があります。かなり大きな施設です。
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学生寮のある場所は明治32年から昭和44年まで校舎があった場所とのことです。
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雨が降り続く中、びしょ濡れになって「海と島の歴史資料館」に到着。この場所は江戸時代末期から明治時代に活躍した豪商、望月東之助によって明治8年に建築された廻船問屋跡で「大望月邸」とも呼ばれています。入館料200円を払って中に入ります。
海と島の歴史資料館(大望月邸) 美術館・博物館
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母屋の屋根は太鼓型の「むくり屋根」。当時の木造船技術を取り入れた「三方せがい造り」とのこと。いずれにしても珍しい木造建築物のようです。
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土間と蔵はかつて廻船問屋として栄えた東野地区の歴史を紹介する展示室となっています。
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母屋の床の間。床柱と床縁の材料は東南アジア産のタガヤサンとのこと。
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宮沢喜一元総理の書がありました。
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立派な庭園です。奥には茶室もあります。
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大望月邸を跡にし、雨の中を歩きます。
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岬の向こうに契島が見えます。軍艦島と言われているとおりの島影です。
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大崎上島町役場に到着。役場駐車場でトヨタ C+podを借ります。カーシェアサービス「トヨタシェア」の利用となります。自身のスマートフォンで予約、支払のみならず、車の鍵の開閉までを行います。現地には係員はおらずセルフサービスです。基本料金は15分ごと220円。
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加速はスムーズ。モーターだけで走るので走行音は電車のようです。乗車定員は2名、最高速度は60kmで高速道路を走ることはできませんが、島の中を走るには全く問題ありません。車体幅は129cmしかなく、幅狭い道もスイスイ走ることができます。
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「天の鳥船」。平成元年(1989年)に開催された「海と島の博覧会」を記念してクマさんこと篠原勝之と地元の造船所の方々が制作した鉄のモニュメント。鉄を丸く加工するのは難しく、造船所で働く方々の巧みの技によるものとのこと。
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明治27年(1894年)に点灯を開始した「中ノ鼻灯台」。来島海峡を通らない来島海峡迂回航路を航行する船の道しるべとなる灯台で今も現役です。
中ノ鼻灯台 名所・史跡
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「木江ふれあい郷土資料館」へ。船の形をした建物の内部には、木江の歴史や明石地区のマキハダ製造、船の諸備品などの展示、写真家浦上宏治氏の常設ギャラリーがあります(入館料200円)。
木江ふれあい郷土資料館 美術館・博物館
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船の航海機器などが展示されています。
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来島海峡迂回航路について解説されています。
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これは懐かしい写真。今はなき松山と尾道を結ぶ石崎汽船の水中翼船。木江にも寄港していました。
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マキハダの製造工程の展示。マキハダはヒノキの樹皮を縄状に加工したものです。水に触れると膨張する性質から木造船や木樽の穴や隙間に詰め込み止水することに使われていました。かつては大崎上島の明石地区が国内最大の生産地だったとのことです。
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最上階の3階は船のブリッジのようになっていて、航行機器が展示されています。舵輪は回すことができます。
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資料館を後にし、弓張岩へ。1400年に弓の名人、小早川冬平が岩に弦をかけ、矢を放ったと伝えられています。満潮で見えているのは岩の一部です。
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弓張岩の近くには江戸時代に島の飢餓を救った直兵衛の記念碑があります。令和3年11月に建立されたばかりの記念碑です。直兵衛は船頭で九州から大阪に年貢米を船で運んでいる途中、ふるさとである大崎の村人の飢餓を救うため、年貢米を村人に渡し、船を沈めました。沈めた船は伊予に流れ着き全てが明らかになり、1826年11月26日に直兵衛は処刑されました。村人たちは直兵衛を命の恩人と敬い、6がつく日は餅をついてはならないと伝えられているとのことです。
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圓妙寺の石垣。石垣は武者返しとなっていて、城の石垣のようです。
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圓妙寺は1662年開基の浄土真宗本願寺派のお寺です。本堂も立派です。山田洋次監督の映画「東京家族」のロケが行われました。
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昼食は目当てにしていた「徳森食堂」がお休みで、近くの「海舟魯」に入ります。
海舟櫓 グルメ・レストラン
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うどんと天丼のセットをいただきます。うどん、天丼ともに関西風です。
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薬研谷温泉ふれあいの館へ。日帰り入浴施設があります。
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泉質は単純弱放射能冷鉱泉でれっきとした温泉です。浴室は広く、泡風呂と浴槽2つがあります。雨で冷えた身体があたたまりました。
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予約していた返却時間14時の5分前に大崎上島町役場に戻り、スマートフォンで返却手続きを行いました。
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電気自動車なので給油は必要ありません。次に使用する方のために充電しておきます。走行距離は40kmほどでバッテリーの残量は半分ぐらいでした。徒歩やレンタサイクルで回るにはちょと大変な大きさの島での移動にはぴったりの乗り物ではないかと思います。
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大崎上島町役場の正面。
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竹原行きのフェリーが発着する白水港は役場のすぐ近くです。
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竹原までの乗船券を買います。運賃は360円。竹原と白水・垂水を結ぶ航路は大崎汽船と山陽商船が共同運行しており、この乗船券はどちらの会社の船にも乗ることができます。
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待合所には地元の小学生が書いた小型クジラ、スナメリが出没するポイントを紹介しています。瀬戸内海のスナメリはかなり減っており、最近はなかなか見ることができません。
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白水港と生野島、契島を結ぶフェリーさざなみが出港しました。このフェリーに乗って広島の軍艦島と呼ばれている契島を近くから見てみたいですね。
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折り返し竹原行きとなるフェリーがやって来ました。
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14時35分発の便(大崎汽船運航)に乗り込みます。
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乗船時間は30分ほどの短距離航路ですが、客室のシートは立派でくつろげます。
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大崎上島を後にします。
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客室からは前方がよく見えます。
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左手に契島が見えてきました。真横から見るとまさに軍艦です。契島は島全体が東邦亜鉛関連会社の製錬所となっており、製錬所関係者以外は立ち入ることができません。
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大崎上島に向かう山陽商船のフェリーとすれ違います。
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竹原の街が見えてきました。三井金属竹原製煉所の大きな煙突が見えます。
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15時5分定刻どおり竹原港に入港しました。
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竹原港にある「たけはら海の駅」で15時55分発広島空港行きの乗合タクシーを待ちます。
たけはら海の駅(竹原港) 名所・史跡
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待合所でたこボール(たこの入った練り物揚げ)とビールをいただきます。
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広島空港行きの乗合タクシー(運賃1,500円 所要時間30分)で広島空港に向かい、空路で帰途につきました。広島空港と竹原は距離が近く、乗合タクシーは竹原港まで乗り入れており、瀬戸内の島巡りには便利です。
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今回の旅は天候に恵まれず、神峰山に行くことはできませんでした。近いうちに生野島、契島とあわせて大崎上島を再訪したいと思っています。vol.30につづき長編の旅行記となってしまいました。最後までお付き合いくださりありがとうございました。
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この旅行記へのコメント (2)
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- mom Kさん 2023/08/12 06:02:12
- 嬉しい情報
- 瀬戸内の島々への、また島内の交通情報うれしいです、Islanderさん。乗合タクシーに電気自動車レンタルなんてものも出現しているとは。
大崎上島訪れたくなりました。静かさ、穏やかさが伝わりました。
- Islanderさん からの返信 2023/08/12 12:01:27
- Re: 嬉しい情報
- mom Kさん
投票&コメントありがとうございます!!
今回の旅は雨に降られるも、超小型電気自動車で快適に島内を巡ることができました。電気自動車のレンタルがあるのは瀬戸内の島では大崎上島だけのようです。エコな乗り物なのでもっと普及して欲しいですね。大崎上島は大崎下島に比べると観光地としてはマイナーですが、橋でつながっていない島でのんびりした雰囲気の島です。
Islander
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