2023/05/06 - 2023/05/07
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Islanderさん
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700以上の島々が散らばる瀬戸内海。瀬戸内に面する街で育った自分にとって、瀬戸内は海の原風景。少年時代に眺め、何時かは行きたいと思っていた島々。それから幾年月、橋が通った島、芸術の島、世界遺産の島、時の流れとともに変わりゆく。
今回は広島県の大崎上島を訪島。大崎上島は広島県で橋でつながっていない最も大きい島。この旅行記では旅の1日目を、今治から大崎上島への船旅、木江の「古い町並」と海の幸メインの夕食を紹介します。
【旅程】
○5月6日(土)<本編>
今治駅(徒歩)今治港13:05(大三島ブルーライン)14:13木江天満港(徒歩)木江支所16:24(おと姫バス)16:55パルディ(徒歩)いづみ旅館
・5月7日(日)<vol.31>https://4travel.jp/travelogue/11836844
いづみ旅館(徒歩)大崎上島町役場(レンタカーで大崎上島めぐり)白水港14:35(大崎汽船)15:05竹原港15:55(ジャンボタクシー)16:25広島空港
【島データ】
・大崎上島(おおさきかみじま) 広島県豊田郡大崎上島町
面積:38.27平方km 周囲:60.9km 標高:452m 人口:7,084人(2020年国勢調査)
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 高速・路線バス 船 JR特急 徒歩
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特急しおかぜに乗って今治へ。
今治駅 駅
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駅より港に近い方が今治の中心街になります。ドンドビ交差点から今治港に続く商店街はかつてのにぎわいは見られません。
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今治駅と今治港は約1km。時間があるので今治城に立ち寄ることとします。
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今治城は1602年に藤堂高虎が築城を開始しました。天守は1610年に丹波亀山城に移築後は存在せず、1980年(昭和55年)に再建されたものです。内堀と石垣は江戸時代から残るもの。幅の広い内堀は海とつながっていています。
今治城 名所・史跡
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天守最上階からのながめ。来島海峡が見えます。今治城は1635年から幕末まで徳川将軍家の一門である久松氏が城主となりました。徳川幕府は瀬戸内海の交通の要所を監視できる今治城を重視していたのでしょう。
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今治城近くにある「公園堂食堂」でランチとします。
公園堂食堂 グルメ・レストラン
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老舗の食堂です。オムライスは550円で懐かしい味。店の雰囲気も昭和のまま。いつまでもこのまま残って欲しい食堂です。
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派手な塗装の漁船。海上交通の難所で安全に操業するため、目立つ色にしているのかも知れません。
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商店街の喫茶店「マリン」でカフェオレをいただきます。早朝5時からオープンしている喫茶店。本四架橋ができて船便が減少、商店街がさびれてしまったと45年に渡って切り盛りされているマスターのお話。
マリン グルメ・レストラン
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今治港へ。2016年にオープンした「はーばりー」があります。乗船券売り場にカフェやホールもある複合施設です。
みなと交流センター はーばりー ショッピングモール
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今治から定期船で行ける島々。この地図にのっている島の中で、これから行く大崎上島は橋で本州や四国とつながっていない島としては最も大きな島です。
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船会社別に乗船券の自動販売機があります。
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大崎上島の木江行きの乗船券を買いました(980円)。
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これから乗船する「みしま」が出港を待っています。「みしま」は2019年(平成31年)4月に就航した新しいフェリーです。
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「みしま」に乗り込みます。
大三島ブルーライン 乗り物
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いす席とカーペット席があります。
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今治港を定刻どおり13時5分に出港しました。今治を後にします。
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まずは来島海峡に向かいます。
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右手に中渡島が見えます。中渡島には平成24年3月まで腕木式の潮流信号施設がありました。今は別の場所にに設置されている電光表示(後ほど紹介)で潮流の状況を船に知らせています。来島海峡は世界で唯一潮流によって航路が変る「順中逆西航法」で船は通行しなくてはなりません。船は万国共通で右側通行ですが、潮流の向きによって左側通行になる特殊なものです。
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今回は原則どおり右側通行となる中水道を航行して来島海峡第2大橋をくぐります。
来島海峡大橋 名所・史跡
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津島潮流信号所が近づいてきました。電光掲示版で「N」→「6」→「↑」の順で表示されています。これは「北流、6ノット、流速は速くなる」を伝えています。乗っている船は南から北に向かっており、潮流(南から北に向かって流れる北流)に乗ってきたことになります。
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瀬戸内屈指の難所、来島海峡を無事通過しました。
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大三島の宗方港に寄港します。大三島はしまなみ海道で本州、四国と結ばれていますが、大きな島であり、しまなみ海道から離れた島の西側では、今治市街地からのアクセスはバスより船の方が便利です。
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大三島と柏島の海峡を抜けると・・・
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前方に大崎上島が見えてきました。このあたりが県境で愛媛県から広島県に入ります。
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大崎上島の最高峰、神峰山(かんのみねやま 標高452.6m)がそびえています。神峰山は頂上近くまで車もで登ることができ、山頂からの瀬戸内海の眺めは絶景と言われています。残念ながら、今回の旅ではこのあと天候が悪化し、登山は断念しました。
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木江の街並みが見えてきました。
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今治港から1時間8分、大崎上島の木江地区にある天満港に到着しました。
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乗ってきたフェリーはすぐに折り返し宗方港に向かいました。
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天満港の待合所。天満港は今回乗ってきた大三島ブルーラインのほか、竹原と大崎下島の大長を結ぶ旅客船も寄港します。
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「古い町並み」と観光地図で書かれている場所をを歩きます。
木江の町並み 名所・史跡
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「古い町並み」の一角には、かつて遊郭であった木造3階建ての建物がかろうじて残っています。
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この一角の建物はほとんどが廃屋で、建物の傷みが酷くなっています。そのような過去から、歴史的な建造物建物として残すような取り組みは行われていないようです。
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この風景も近い将来見られなくなるかも知れません。
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木江の中心部へ向かいます。
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古民家カフェ、Teteに立ち寄ります。
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コーヒーに。
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あつあつのワッフルをいただきます。古い商店の雰囲気が残ったカフェです。
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木江の中心にある厳島神社。861年に勧請されたと伝わる歴史ある神社。
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木江には造船所があります。大崎上島には造船所がいくつかあり、造船業は島の主要産業です。
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木造5階建ての民家。大正時代に造船所が顧客である船主を接待するため、料理屋兼社交場として建てられたものとのこと。今は民家となっており、内部の見学はできません。
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雨が本降りになってきました。宿まで歩く予定をバスに変更。大崎上島町役場木江支所前のバス停でバスを待ちます。
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バス停からは波止場の跡が見えます。かなり昔に築かれたものと思われます。
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定刻(16時24分発)どおりバスがやって来ました。「おと姫バス」は大崎上島町が運行するコミュニティバスです。運賃は一律で大人100円。島の北半分を周回する便に乗り込み、終点の「パルディ」に向かいます。
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乗客は自分ひとりのみ。途中、バス停はたくさんありますが、乗客は乗ってきません。
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雨が激しく降ってきました。晴れていれば車窓からは瀬戸内の景色をクリアに見えるはずです。
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木江から約30分で「パルディ」に到着。パルディは以前のショッピングセンターの名前で、今は広島県と周辺の県で広く展開する食品スーパー「フレスタ」になっています。グーグルマップでパルディを検索してもヒットしないので注意が必要です。
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フレスタから歩いて5分もかからず、本日の宿「いづみ旅館」に到着。
いづみ旅館 宿・ホテル
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洒落たデザインの客室です。
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温泉ではありませんが、浴室は広々としていて綺麗です。旅の疲れを癒やします。
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夕食です。今回は奮発して夕食が会席料理となる「瀬戸コース」(1泊2食付き12,500円)での宿泊にしました。先付をアテにビールを一気に飲み干しました。
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壺のような器に盛られた刺身。
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タモリの煮付け。タモリの和名はセトダイ。瀬戸内に多い魚で、子供のころよく食べ、懐かしい味です。タモリの煮付けは骨から身離れが良くてとても食べやすく、ほどよく脂がのっていています。
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大崎上島の酒屋さんが竹原の酒蔵に委託製造している「大崎嶋」と「神峰山」をいただきます。鯛の塩焼きなどとともに。とても飲みやすいお酒です。
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牛肉の陶板焼きに「ドウマル」の天ぷら。ドウマルは大崎上島の呼び名で、和名はクラカケトラギス、場所によってはトラハゼとも呼ばれています。キスよりもふっくらとした白身で骨が柔らかく頭も食べられます。ゆかりご飯でシメて、デザートをいただきました。満腹と酔いで部屋に戻るやいなや寝てしまいました。
(vol.31 https://4travel.jp/travelogue/11836844 につづく)
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この旅行記へのコメント (2)
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- mom Kさん 2023/06/26 17:13:36
- 瀬戸内恋しや
- 大崎上島もやはり中世からの寄港地で栄えたようですね。大崎下島の御手洗を思い出して、うれしく拝見。こちらの方が、今治から直接行くことができるので、便利ですね。
今治で「公園堂食堂」や喫茶「マリン」こそ出会いたかった。ものぐさなところ多く、あまり熱心に事前調査しないからかもしれません。あとで、このように分かることが多く、よく歯ぎしりしています。ああ、マリンは、早朝から開いているというし、このカップ!お目にかかりたかった。
「きのえ」と読むことやこんな素敵な大人宿もあるところと知り、旅心ふつふつ。
- Islanderさん からの返信 2023/06/26 23:42:15
- Re: 瀬戸内恋しや
- mom kさん
拙作をご覧くださりありがとうございます!!
今治は老舗の喫茶店や食べ物屋さんは他にもあり、街歩きをするにはいいところですね。大崎上島の旅行記ですが、今治の紹介が結構なボリュームになってしまいました(笑)
木江の「古い町並」は取り壊された家屋も多く、今残っている建物も数年後にはなくなっているかも知れません。今回の旅は天候に恵まれず、行きたい店も休みだったこともあり、近いうちに再訪したいと思っています。
Islander
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