2023/06/14 - 2023/06/19
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ココ&ナッツさん
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二つの鶴雅リゾートに泊まる 初夏オホーツク旅5泊6日
初夏の知床 ヒグマと目が合う
知床連山と知床五湖
フレぺの滝散策
知床峠 羅臼岳
熊の湯温泉
羅臼最北東の町
相泊温泉露天風呂
旅程
1 サロマ湖鶴雅リゾート、初夏のワッカ原生花園をサイクリング
2 北天の丘あばしり湖鶴雅リゾート
3 鮭が飛ぶさくらの滝、蝶が舞う小清水原生花園 イソツツジ満開の硫黄山
4 知床クルーズ 絶景オロンコ岩
⑤ 知床5湖 フレぺ滝ハイク 知床峠ヒグマと目が合う 羅臼
- 旅行の満足度
- 5.0
- 交通手段
- レンタカー ANAグループ
-
十何年かぶりに知床五湖へ訪れた
だいぶシステムが変わっていた
五湖全部めぐる一周する大ルート
一湖のみ往復の小ルート、と選べる
大ルートはヒグマ活動期の5/10 - 7/31はレクチャーを受け、ガイドツアーの参加が必須となる
小ルートは高架木道でヒグマの危険がなく自由に散策できる
時期は6月、大ルートを歩きたかったので、事前にガイドツアーに申し込んだ
料金はガイドさんによって違うが、大体入場料込みでひとり5000円ほど
まずは知床五湖フィールドハウスでレクチャー15分
ボードには直近に出会ったクマやクマの跡の場所をマークしてある
三湖から四湖にかけて、ちょうどルート上にクマ出現しているではないか^^;
会わないのが一番だけど、もし目の前で会ってしまったら・・・木に登る、死んだふりする、など言われているけど、結局は決定的な対処方法はない、というのが結論
さらにショックな話・・・
クマも人間には会いたくない、だから熊鈴やラジオでこちらの存在を知らせて去ってもらおう、ということなんだけど、最近それを無視するクマが出てきたという
音でこちらの存在を知らせても、音にかまわずに去ってくれない
これは本当に恐ろしいことだ、最も有効だと思われていた熊鈴が無効かもしれないこともあるという事実、ばったり遭遇、ということも増えてくるかもしれない
さらに、かえって「エサ接近中」などとと見なされてしまったら万事休すの事態
クマ対策で持ち物の飲み物は甘味料の入っていない水、お茶のみ、
フレバ―付いろはすなども持ち込めない知床五湖レストハウス グルメ・レストラン
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音を無視するクマに会わないように願いながら、さぁ出発
ちょっと緊張したけど、クマ撃退スプレーを持っている経験豊かなガイドさんの存在は心強い
ルートは反時計回りに五湖のほうから回る
最初に五湖知床五湖 自然・景勝地
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花いかだのように、葉っぱに花が咲いているかと思ったら、上に咲いている花が落ちているだけだった、あまりにもきれいに乗っていたので
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四湖
知床硫黄山が見えた、山頂が少し白くなっているのは雪ではなく硫黄
ここから流れる川がカムイワッカの滝に通じている -
カエデの木が目につくる、独特の木の葉の形、カナダの国旗にもなっているね
話は飛ぶけど、メジャーリーガー大谷さんのバットはカエデ、メープル材だという
カエデはバットの素材の中で1番硬い材質らしくバットにボールが当たった時の反発力が無いので、パワーがないと遠くへ飛ばせないらしい、その代わり真芯にボールが当たって力負けしなければ遠くまで飛ぶし、打球音もすざましい
この堅いカエデ材バット、さらに2.5㎝長くして、昨今のホームラン量産につながったんだね、使いこなせるフィジカルとテクニックが改めて凄い
MLBでもカエデ材使用している選手は少ないし、日本ではなおさら・・・タモ材と言う1番柔らかい反発力のあるバットを使用している選手が多いそう
たくさんんのカエデの木を見ながら、この木は硬いのだ、とそんなことを思い出していた
見ても麗しいし、メープルシロップという甘い樹液も出すし、カエデはすごい木だな、さすがにカナダの国旗に描かれるわけだ -
イチオシ
三湖
知床連山がくっきりと望める -
水鏡のようだ
雲も風もない時でないと、こういう光景は見ることができない
確率はそう高くないという -
色々な表情のある湖
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オニヤンマ、大きい
じっとしているところを見ると、脱皮したばかりなのかな
途中のルート上で、ヒグマの爪痕が残っている木をガイドさんが教えてくれた
温泉マークではないですよ、など冗談ぽく言っていたが、そんなのんびりしたものではなく、エナジードリンクのモンスターの模様に見える
この爪痕だけ見ただけで、ヒグマの恐ろしさがわかり震え上がる
でもガイドさんが教えてくれないと爪痕は気づかないだろうね
ヒグマの主な食糧は何だと思いますか、と聞かれてエゾシカが多いので、鹿とか鮭なのかなと思っていたら、意外と植物が主なもの、ドングリが多いという、だからその年のドングリの出来がヒグマの頭数に影響を与える。その他アリも良く食べるという、好物なのは水芭蕉の根っこ
尾瀬でも、どうして水芭蕉の大株が荒らされているのかなと疑問だったけど、クマさんの仕業だったということが判明して疑問が解けた
鹿や鮭も食べるけど、大きな割合で植物や昆虫が占めているということが分かった
そういえば、くまのプーさんの好物はハチミツだった -
二湖 一番大きな湖
ここも知床連山がきれい
一番右の山が羅臼岳 -
中島もあって、五湖の中では変化に富む光景
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木の皮が?れ、穴が開いて、幹が折れていて大分ダメージが受けていそうだけど、過酷な自然に耐えて青々と葉を茂らせていて、生命力を感じる
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エゾハルゼミの抜け殻
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一湖 最後の湖
知床一湖 自然・景勝地
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年々水草が増えているという
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たくさんの観光客が記念撮影するスポット
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ここから出入り口までは高架木道
これならバリアフリーで、ヒグマからも安全に歩けるね
自然に溶け込んだいい感じのデザインだと思う
身内が昨年に知床五湖めぐりをしようとしたところ、ヒグマが現れ閉鎖になった、少し待つと通れるようになったが、一周して戻ったらまた閉鎖になっていたという
ハイキング中にヒグマに遭遇したくはないけど、ここだったら近くに現れてくれないかな~、と勝手に都合よく思ってしまう -
強風で一本の木がねじれている
このあたりは風が強い事がわかる -
ヒグマだけではなく、エゾシカがいた、斑点があるので小鹿かな
知床五湖、ヒグマに一番遭遇しそうなところだけど、その影は感じられなかった
他にも独特の鳥やら虫やら、植物やらの知識を総動員して案内してもらい、3時間があっという間だった -
ウトロに戻る途中、オホーツクに陽が落ちる
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翌日はフレぺの滝ハイキングへ
道路の向こうに羅臼岳がそびえていた
まずは知床自然センターへ寄り、情報を収集しよう
ヒグマが出没すれば、コースは閉鎖されてしまう
ヒグマ出没情報はネットでリアルタイムで確認できる知床自然センター グルメ・レストラン
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知床自然センター
中は広々としていてとてもきれい
軽食も取れる
クマってぬいぐるみで見る分には可愛いのだけどね、テディベアっていうくらいだから -
駐車場わきには白い花畑
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知床自然センターを起点にしてフレぺの滝散歩道へ
前は乙女の涙と言われていたところ、今はフレペの滝と呼ぶらしい -
30分でフレペの滝展望台に出た
フレペの滝(乙女の涙) 自然・景勝地
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滝と呼ぶにははばかられるほどの水量の少なさ、湧き水だね
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乙女の涙のほうがしっくりくる
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知床クルーズ船が寄っている
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今日も知床連山がばっちり見える、周遊路になっていてこれから知床自然センターに戻る
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草原が開けてとても気持ちの良い散歩道
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この草が独占状態・・なんだろ?シダ類かな
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低い位置からカメラを構えると
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太古の森のようだ
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草丈は30~50cmぐらい
「フレペの滝 シダ」で検索してみると 知床自然センターのスタッフブログ「シダの森」にヒット
それによると、これはシダ植物であるワラビの草原
ワラビは有毒なためエゾシカも食べず、これだけが残るのだそう
これだけの広さのワラビの草原、葉っぱが展開する前のワラビの丸っこい葉が群生しているところも見てみたい
ここに行かれる時は、ワラビの草原も見どころなのでお忘れなく! -
足元にはこんな小さくてかわいい花も
マーガレットに似ているけど、よく見ると、ハート型の花びらが5枚 -
知床自然センターに戻り、知床横断道路を横断し、羅臼方面に行ってみた
20分ほど走り、まずは知床展望台に到着
ここからは、知床半島の真ん中にそびえる標高1660メートルの羅臼岳の堂々たる山容が目の前だ知床峠 自然・景勝地
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羅臼方面の眺望
雲海の向こうにうっすらと国後島が見えた
それはそうと、いい加減北方領土返して欲しいわ
ウクライナ侵攻といい、無理が通れば道理引っ込むとはこのこと
と国後を見ながら憤然としていたら・・・・
出た!! -
ヒグマが道路わきを悠然と
-
距離はほんの数m
窓開けるな、外出るな!と焦る相方の声を後目に、悠然と歩いていく -
こちらをちらりと見て我関せずと去っていった
-
イチオシ
大きさ的には若グマかと思うけど、そこは最強の動物ヒグマ
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一番ヒグマ遭遇率な高そうな知床五湖では少しの気配もなかったけど
こんなに近くで遭遇して目が合うとは・・・ -
興奮さめやらぬ状態で再び出発
羅臼に近くになると、車が列をなして停車しているところがある
露天風呂 熊の湯・・名前からはいかにも出没しそうだ
露天風呂で遭遇した日にゃ・・なすすべもない熊の湯温泉 温泉
-
地元の方々が運営してくれている
3、4人入ればいっぱいになりそうなこじんまりとした露天風呂(女性用)
木々に囲まれていて気持ちが良いけど、いかにも出そうな雰囲気だった
更衣スペースに、最近子ぎつねが生まれたので気を付けて運転してください、と優しさにあふれた張り紙があった
すると -
早速現れた、子ぎつねが
-
目が合った
車に気を付けるんだよ -
知床半島の東側、羅臼に出た、西のウトロの天気が晴れているのに、知床峠を越えると曇っている、羅臼とウトロ、知床連山をはさんで天候が違っている
さてこのまま知床半島の先、道道87号を行けるところまで行ってみよう
海霧が低く漂っていて不思議な光景だ -
セセキの滝
国道沿いにあるので、車からでも見える、結構な高さがあるセセキの滝 自然・景勝地
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相泊温泉、海辺にある野天風呂
これも県道沿いにあるので、上からも見られ放題相泊温泉 温泉
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手を湯に付けると、湯加減はちょうど良さそうだ
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その先は相泊道終点
何がキケンなのかな -
羅臼から車で25分、相泊橋で道は行き止まり、この先は立ち入れない
日本最北東突端地という表示もあったが、漁港もあり、さいはて感はそれほど感じなかった
紋別から知床の初夏の旅、色々な生き物にも会えた旅だった
滝を必死に登る鮭
色とりどりの花咲き乱れる原生花園、乱舞する蝶々
硫黄山のイソツツジの絨毯
オオワシ、海鳥
イルカ
エゾシカ
そしてヒグマ
厳しい自然の中で一生懸命に生きているんだなぁ・・
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旅行記グループ
初夏のオホーツク 5泊6日 2023/6
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