2023年6月立山黒部アルペンルート　その４～海の富山も

2023/06/03 - 2023/06/05

2023年6月、念願の立山黒部アルペンルートへ。その４は、室堂から下りて富山市内の散策。駅のすし玉で遅めの昼食をとってから、富山地方鉄道で東岩瀬へ。北前船で栄えた街並みを歩きました。ほぼ海からの立山連峰も。

・富山駅の廻る富山湾　すし玉で昼食
・路面電車（富山地方鉄道）で東岩瀬へ
・東岩瀬の街歩き
・北前船廻船問屋の森家と旧馬場家
・富山港展望台から立山連峰を眺める
・岩瀬運河からも立山連峰
・富山駅から新幹線で帰京

表紙写真は、廻船問屋森家土蔵の鏝絵。

エリア 富山市(富山)

• 旅行の満足度: 3.5
• 観光: 3.5
• グルメ: 3.5
• ショッピング: 3.5
• 交通: 4.0

• 交通手段: 新幹線 私鉄 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

立山から下りてきて、13時を回っています。
行きに見たときは大行列だった、「廻る富山湾　すし玉」も待たずに入れました。

廻る富山湾 すし玉 富山駅店 グルメ・レストラン

生ビールがおいしい。

かがやき７の中のホタルイカ。

手むきの白エビ。

ズワイガニ。

のどぐろ。

のどぐろは炙りでも追加注文。

富山駅は、構内の通路に踏切？があって、路面電車が行き交います。

富山駅 駅

「岩瀬浜」行きのライトレールに乗って・・

東岩瀬で降りて、街歩き開始。

駅前のちょっと広い道を、道なりに西方向に進むと、標識が出てきます。

街歩きの案内板。

岩瀬大町・新川町通り。かつては廻船問屋が立ち並んでいたようです。

佐藤釣具店。

富山信用金庫。

奥に見えている煙突は、満寿泉の桝田酒造店。

大きな杉玉。

桝田酒造店 専門店

お酒の肴を売っている「つりや」。2階は1組だけの宿だそう。

つりや グルメ・レストラン

旧岩瀬銀行。

北陸銀行 岩瀬支店 / 旧岩瀬銀行 名所・史跡

そのお隣が、北前船廻船問屋「森家」。

北前船廻船問屋「森家」 名所・史跡

森家の説明書き。

入ってみましょう。お隣の「馬場家」と共通入場券がありました。

母屋の「オイ」。

囲炉裏が切られていて、とても高い天井。

北前船廻船問屋「森家」 名所・史跡

天井には明かり採りの窓が切られています。

北前船の模型。

寄港地のマップ。そういえば鞆の浦にも行ったなあ。

前座敷の天井は、とても硬いエドヒガンを加工したもの。

素晴らしい光沢です。

釘隠しも、鶴・亀・うさぎと、趣向が凝らされていました。

隠し金庫。

東京大倉製の刻印。ホテルオークラの大倉さんらしいです。

金庫の中も見せてくださいました。

鞘の間から見た土蔵。

鏝絵が見えます。左官職人が「こて」を使って漆喰に施した彫朔のことです。

剥落が激しいですが、かつての色が残っている部分も。

鳥の羽ばたく様子がいきいきしています。

かつての岩瀬浜の様子。

土蔵の裏手は、すぐ海になっていたようです。

土蔵内側の鏝絵はよく残っています。

別の土蔵。

森家の見取り図です。

お隣の馬場家へ。「岩瀬五大家」の筆頭で、北陸の「五大北前船主」のひとつにも挙げられている豪商の家。

旧馬場家住宅 名所・史跡

金庫だって5つも並んでいます。

岩瀬浜の古地図。たしかに、すぐ海が迫っています。

オイ。

33畳もあります。

畳の敷き方が独特ですね。川が流れているよう。

縁側から見たお庭。

昭和初期に増築された部分にはステンドグラスも。

2階からは、土蔵とその奥の立木。その先は海（今は富岩運河）。

土蔵が立ち並びます。

馬場家を出て、富山港展望台へ。

富山港展望台 名所・史跡

自由に入れます。

中には漁網とブイ。

展望台からの眺め。少し雲はありますが、立山連峰がよく見えます。

真ん中の台形の山が立山。
ついさっきまで、あの辺りにいたんですね！

無料の双眼鏡もありますので、超アップで見ることも出来ます。

富山港方向の眺め。その奥にはうっすら能登半島も見えています。

展望台の説明書き。

岩瀬浜駅に向かう途中、蔦が絡まるお店を発見。コモン天下堂というカフェです。

COMMON 天下堂 グルメ・レストラン

ここは猫がいるのでも有名らしい。

さっそくのお出ましです。

岩瀬運河からみた立山連峰。

富山は海から3000m級の山々が見える、稀少な場所なのです。

岩瀬浜駅に到着。

岩瀬浜停留場 駅

富山駅の「きときと市場とやマルシェ」には、ますの寿司が何種類も集められたお店も。越中鱒寿し富乃恵です。

今回は、元祖せきの屋のますの寿司を買いました。

富山駅。特徴的な白い柱は、タテヤマスギを模したものなのだそう。

新幹線で帰ります。

富山駅 駅