2023.03 「春の乗り物まつり」の旅 Vol.7 仁川・富平から仁川国際空港へ

2023/03/16 - 2023/03/18

「どこかへ出かけたい」という欲求よりも「乗り物に乗りまくりたい」という欲求に負けて出かけることに。出発までの１ヶ月ちょっとの間にプランニングやら予約やらでバタバタと過ごしたが、意外とその時間も楽しんでしまう。ということで一部は行程未定なところを残しつつも「陸海空」と乗り物で移動する旅に出かけてみた。

３日間の「乗り物まつり」の旅も本日最終日、そろそろ終焉へ。泊まっていた仁川・富平から仁川空港へ移動しないといけないのだが、まだまだ時間はたっぷりある。ならばちょっとだけ遠回りして「乗り物」旅を楽しもうではないか。まだまだ続く「春の乗り物まつり」の旅。

エリア 韓国

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ショッピング: 5.0
• 交通: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: 鉄道
• 旅行の手配内容: 個別手配

町歩きを堪能した仁川・富平から移動開始。まだまだ「乗り物まつり」の旅は続く。

富平駅 駅

昨日、金浦空港からやってきたルートとは別のルートでソウル駅を目指すことに。ちなみにこれから乗車する首都圏電鉄・１号線（京仁線・京釜線）なのだが、このホームの左右ともソウル方面へ向かう列車が停車するようになっている。ちなみに私は進行方向（ソウル方面）を向いているが、左側のホームは各駅停車の列車が、右側のホームは急行列車がやってくるようになっていた。

富平駅 駅

富平駅では先発の各駅停車の列車を１本見送ってから急行列車に乗車。出発してしばらくすると先発の列車を追い抜いた。

ロングシートに座って大人しく移動中。できれば子供の用に窓に向かって座っていきたかったけどね....。

昼前の時間帯だからなのか車内は閑散としている。ちなみに全車ロングシートだった。

鉄橋を渡りソウルの町中へ列車は進む。

窓の向こうには機関車に牽引された客車列車の姿が。次はあれに乗ってみたいな。

KTXも走っている。

富平駅から乗ってきた列車はソウルの手前、龍山駅が終点。

龍山駅 駅

龍山駅で乗換え。案内はしっかりと出ていたので迷わず進む。

龍山駅 駅

乗換えも無事にできてソウル駅に到着。

国鉄ソウル駅 駅

ちなみに昨日の釜山市内の地下鉄や軽電鉄、そしてソウル・仁川の鉄道・地下鉄もこちらのICカード・T-moneyで楽々改札だった。これは日本で言うところの Suica や icsca のようなもの。今回はコンビニエンスストアのセブンイレブンでチャージしたが駅の券売機でもチャージできる。いちいち駅で切符を購入して....なんていう手間が省けたので非常に便利だった。

今回使ったカードは2007年4月にソウルで購入していた。今回チャージしてみたら使えたのはもちろんのこと、前回からの残額がそのまま生きていて驚いてしまった。15年以上使用していなかったので、Suicaのように使用できないか？と思っていただけにありがたかったぞ。

ソウル駅に到着。宗教系のストリートライブやっていたり街宣車が騒いでいたり....ちょと「わや」な世界が広がっていた。でも、そこを行く人々はまったく反応することもなく無視して目の前を通り過ぎて行っていた。

国鉄ソウル駅 駅

ソウル駅の旧駅舎。日本統治時代に建てられた歴史的建造物だ。

文化駅ソウル284 (ソウル駅旧駅舎) 博物館・美術館・ギャラリー

現在は建物内を無料公開しておりいろいろな展示もあるそうだが、この日は建物内に入ることは出来なかった。

文化駅ソウル284 (ソウル駅旧駅舎) 博物館・美術館・ギャラリー

駅の端には螺旋状の階段がある。これを昇ると駅構内を渡る跨線歩道橋に行けるようだ。エレベーターもあったけど、せっかくだからぐるぐる階段を登ってみた。

跨線歩道橋の途中には展望台もあり駅構内端を眺めることができた。

ソウル路7017 散歩・街歩き

歩道上の花壇に植えられていた桜かな？きれいに咲いていた。

ソウル路7017 散歩・街歩き

跨線歩道橋を渡ってきて、いま来たルートを振り返ってみる。普通の跨線橋と違って歩いていて楽しみがあるように工夫しているようで、なかなか良かったかな。

旧駅舎がある場所とは反対側にやってきた。商業施設や駐車場などもあるようだ。跨線橋からそのまま施設の屋上に来た感じだが、そこは駐車場とちょっとした公園やカフェがあった。

で、ここは一体なんだろう？。

上から覗いてみたら....ぐるぐる？？。蚊取り線香のようなんだけど、何だったんだろう？。

屋上はこんな感じ。散歩に来ている人がちらほらと。観光客かな？という方も見かけることがあった。ちょっとした観光スポットになっているのかな？。

屋上には芝が張られた場所もあった。

駐車場の端から旧駅舎を見下ろす。ちょうど裏側を見ることもできるのが、このソウル駅の屋上はなかなか良いのかも。

国鉄ソウル駅 駅

さて、そろそろ空港へ行きましょうか？。でも、その前に今回は仕事で一緒に旅できなかったいつもの同行者などへのお土産を買うためにソウル駅内にあるロッテマートでお買い物をすることに。

ロッテマート (ソウル駅店) スーパー・コンビニ

国内旅でもそうなのだが、ついつい地場のスーパー巡りもしてしまう。こういうところでは地元の人が愛用している商品を手に入れることができるからだ。もちろんそういう商品はお土産屋では手に入らない。

ロッテマート (ソウル駅店) スーパー・コンビニ

今回はこんな感じで購入。年内にまた来たいから手加減してみたｗ。もちろんセルフレジで精算。

ロッテマート (ソウル駅店) スーパー・コンビニ

買物を終えてからソウル駅の地下へ。そこにある自動券売機で仁川空港行き直通列車 A'REX の乗車券（指定席券）を購入する。サイトなどで事前購入（清算済み）のチケットも受け取ることができるようだ。

乗車券を購入してさらに地下へ。ここは仁川空港直行便専用のホームとなっている。

ソウル駅を出発した後はノンストップで走り仁川空港へ。私が乗る列車はソウル駅を12:10に出発して仁川国際空港・第１ターミナルには43分後の12:53に到着する。

A’REX に乗車。指定されたのは１号車１番Ｄ席。先頭車の一番前！と言いたかったが、残念ながら最後尾の席になってしまった。

空港鉄道 A'REX 鉄道系（地下鉄・モノレールなど）

さらにこの列車のシートは転換しないので後ろ向きのまま40分ちょっと乗車しなくてはならない。

後ろ向きのままでも車窓は楽しめる。わずかな滞在しかできなかったソウルを離れて川を渡るシーン。

ここは高速道路になるのかな？。上下線で計８車線の大きな道路だ。

こちらは車両基地。空港鉄道は直行便のほか、各駅停車の列車も走っている。金浦国際空港と仁川国際空港間の移動もこの空港鉄道利用が便利だ。

コハンチョルド A'REX (空港鉄道 A'REX) 鉄道系（地下鉄・モノレールなど）

道路と鉄道の２層併用橋だ。

永宗大橋 現代・近代建築

橋を渡りきるとまもなく仁川国際空港・第１ターミナルに到着。１時間せずに到着できるのはありがたい。列車はこのあと第２ターミナルまであとわずか走りきるようだ。

仁川国際空港駅 駅

約５年ぶりに訪れた仁川国際空港。変わったような、変わっていないような....。とにかく、世界各地への移動解禁でこういうふうに移動できるのがとにかく嬉しい。

ちなみに約５年前（2018年7月）は台風で予定が変更になって仁川にて空港野宿したんだよなぁ。

その時の旅行記はこちら。
2018.07 迷走小樽旅 前編 ～A350に搭乗予定が台風7号に翻弄される～
https://4travel.jp/travelogue/11740524

仁川国際空港 (ICN) 空港

ちょっと早めに空港に着いてしまったので、空港内をぶらぶら。そしてチェックイン開始時刻までもう少し時間があるのでカウンター近くのベンチで時間潰し。YouTubeでミッチーチェンさんの動画を観たりしていた....。

そしてこの後、今回の旅の２つ目となる目玉の乗り物が待っている。

仁川国際空港 (ICN) 空港