2023/06/16 - 2023/06/16
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polnpolnさん
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2023年6月、八重山諸島(石垣島・西表島・竹富島)に行ってきました。八重山諸島は3年連続の訪問でしたが、これまでの2人旅と大きく異なり孫を含めた5名での旅行となりました。
2歳半になった孫とは拙いながらも会話が結構成立するようになり、また、意思表示が明確になって来るなど成長を感じる一方、海水浴はデビュー前だったので心配でしたし、長時間のフライトも心配でした。また、異例の台風頻発や遅い梅雨入りなど事前の心配は絶えませんでしたが、結果として幾つか小トラブルはあったものの、心配の大半は杞憂に終わり、楽しい旅行になりました。
行程としては西表島に2泊、石垣島に1泊、竹富島は日帰りの3泊4日。昨年同様に梅雨明け前の旅行でしたが、終日雨ということもなく、概ね当初計画通りの旅行となりました。旅行記は4日間の旅行を1日毎の4部構成としており、こちらは2日目に西表島を観光する様子を纏めています。よろしかったらお付き合いください。
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西表島ホテルの朝食は6:45スタートですが、スタート直後の混雑を回避するため7時過ぎにレストランにやって来ました。
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予想通り、料理周辺は混雑しておらずストレスフリーな状態でした。
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朝食会場自体はそこそこの混雑ぶり。
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右上のフレンチトーストはホテルの推しメニュー。個人的には黒米のおかゆが一番のお気に入り。
星野リゾート 西表島ホテル 宿・ホテル
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食が細めな孫にドーナツをテイクアウト。
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旅行2日目は息子夫婦が1日がかりのアクティビティツアー、私たちと孫はレンタカーで島内観光。当初の計画では昨年行けなかったイダの浜へリベンジと思っていたのですが、厚い雲が低く動きも遅そうなため断念。ホテル前の月が浜で孫のリアクションを見ながら、何処に行くか再考することにしました。
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雨は降っていませんが雲が広がっています。これでもこの日の中では明るい部類。
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孫は波打ち際に少し来ただけで、その後は砂遊びに。その砂遊びもそれほど盛り上がらず。
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翌日の竹富島では海にハマるのですが、どうやらこの日は海で遊ぶ気分ではないようなので、晴れていなくても楽しめそうなところへ出かけることにしました。
画像はホテルの出入口前のアップルジンジャーの花。花は黄色の部分だそうです。 -
ホテルから約50分、西表島をほぼ縦断して「ンママキーやまねこパーク」にやって来ました。「ンママキー」とは、島の方言で「馬を遊ばせる場所」という意味だそうです。なお、ここまでそこそこ時間がかかったので、ちょうど良いお昼寝タイムになりました。
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公園の名前の通り、巨大なイリオモテヤマネコが何しろ印象的。
ンママキーやまねこパーク 公園・植物園
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こちらはイリオモテヤマネコの背中の中央当たり。
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イリオモテヤマネコは大きな滑り台になっているのですが、滑る部分は石?のような素材で、この日のように湿度が高いと摩擦が大きくなり、実際に孫も私も滑ったのですがスピード感はありませんでした。
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孫は興味を持ったようでしたが、大きさと微妙なリアルさにビビっている感じ。
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むしろ普通の遊具に興味持っているようでした。西表島でなくても普通の公園にある様な遊具なんですけどね。
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こちらの公園は遊具が充実しており、幼児から小学生高学年くらいまで遊べるような感じでした。
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やまねこパークでひとしきり遊んだ後、大原港にやって来ました。港は八重山観光や安栄観光のフェリーもなく少し寂しげな感じ。
ところで、こちらと石垣港を結ぶ定期航路には「大原港」と記載されているので、「大原港」が正式名称だと思っていたのですが、「大原港」は通称で正式名称は「仲間港」なのだそうです。初めて知りました。
ついでにネットで調べたところ、新型コロナの影響を受ける直前の 2019 年に西表島を訪れた 290千人のうち、大原港から 224千人、上原港から 66千人が訪れているそうです。石垣港からの日帰りツアーは大原港を利用するケースが多いことや、上原港⇔石垣港は欠航するケースが多いことも、この数字に反映されているのでしょう。大原港 (仲間港) 乗り物
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大原港に来た目的はショップじゅごん。
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こちらは仲間川でのマングローブクルーズのチケット売り場にもなっています。
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上原港のショップよりも規模が大きいとのことだったので興味があったのです。確かに上原港のショップよりも圧倒的に大きい。日帰りツアー客も多いとはいえ、上原港のショップより10倍くらいの広さがありそう。2019年の利用者数では3.4倍なんですけどね。
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なかなかオリジナリティ溢れる商品も。
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結局お土産品は買わなかったのですが、噂の黒糖ソフトを購入。評判通り美味しかったです。
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由布島に渡る水牛車のチケットを購入するため「旅人の駅」にやって来ました。
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入口には時刻表があり、水牛車は30分間隔で出ていました。
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水牛車チケットの購入者向けの無料パインジュースをもらっているところ。
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珍しく一人で立ってこちらを向いてくれたので記念撮影。
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行きの水牛車は我々だけの貸切状態。三線の弾き語りは無し。
由布島水牛車 名所・史跡
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恐らくツアーなのでしょう、西表島に戻る水牛車2台はなかなかの乗車率。
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水牛はしっかり訓練されていて、空いているスペースを見つけて停車します。
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入口に到着。昨年に引き続き西表島に来ることは想定内でしたが、由布島に連続で来るのは想定外でした。
亜熱帯植物楽園由布島 自然・景勝地
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まず訪れたのは水牛商店。目的はランチ。
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団体客が来ているようで、ショップもレストランも盛況でした。1年前とは大違いで本当に良かった。
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(参考)1年前の水牛商店の様子。人が少ない。
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ランチの選択肢は少なめでしたが、「そば」は望むところだったので問題なし。
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こちらのソーキそば、前日に石垣空港で頂いたモノより私好みで美味しかったです。
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水牛商店ではワゴンセールがあって、孫用に通常3,000円程のTシャツを1,000円で購入しました。
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去年見たからという相方を水牛商店に残し、孫と二人で蝶々園にやって来ました。蝶々園にはオオゴマダラがたくさんいます。因みにオオゴマダラは日本最大級の蝶で沖縄県の県蝶なのだそうです。
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オオゴマダラが多数群がっている赤い花はサンダンカ(三段花)で、一般的には春、夏、秋で三度咲き、三重に重なって咲く様に見えるから三段花と呼ばれるそうです。
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いつもだと昼寝タイムなのですが、多数のオオゴマダラにテンション爆上がりの様子。
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昨年は利用した水牛のルイ君との写真サービス。意外と言っては失礼ですが盛況でした。
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ここでも珍しく一人で立ってこちらを向いてくれたので記念撮影。但し、表情には疲れが見え始めています。
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水牛商店で相方と合流しマンタの浜を目指します。
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マンタの浜にやって来ました。
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干潮の時間帯だったようで潮が大分引いていました。奥に霞んでいるのは小浜島。
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昔(昭和40年頃)の水牛車。ここに詳しい説明書きはありませんでしたが、この由布島植物園が開園したのが昭和55年なので、この水牛車は観光用ではないと思います。
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由布島にほぼ2時間滞在し、西表島に戻るため水牛車案内所にやって来ました。私は抱っこ疲れでベンチに座りたかったのですが、戻りの水牛車の発車まで間がなかったので水牛車に向かいます。
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それにしても、この日は暗い雲が低く垂れ込んでいて、その時間も長かった。
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帰りの水牛車は我々以外に1人。水牛車を操るお姉さんによる三線の弾き語りもありました。あとお姉さん曰く、アマゾンのプライム会員なので由布島でも送料無料で届けてもらえて、皆さんが思うより文化的な生活が出来ていると仰っていました。
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背中しか見えないせいか、水牛車を引く水牛にはそれほど関心がない様子。
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赤いダイハツ・タントがこの日の相棒。西表島に2つ営業所がある「やまねこレンタカー」で借りました。8:30から17:30で補償込みで7,000円、満タン返却無しでした。
因みに給油口にやまねこレンタカーのステッカーが貼ってあるのですが、奥のシルバーのタントにもあるのを「同じ!」と先に見つけたのは孫でした。 -
由布島の次にやって来たのは西表島野生生物保護センター。こちらは1995年に環境省が設置した施設ですが、外観は経年以上に古く見えます。
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これは野生動物の交通事故を防ぐため、道路の下に設置されているアンダーパス。イリオモテヤマネコだけでなく鳥やカエルやカニなどが道路の反対側へ移動できるようにするものです。
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外観は経年以上に古く見えましたが、近年展示コーナーを全面改修し2022年7月にリニューアルオープンしたらしく、外観からの印象がガラッと大きく変わります。
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当然ながらイリオモテヤマネコ推し。
西表野生生物保護センター 美術館・博物館
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そんな中でも最初に興味を示したのはウミガメ。カメがいると我々に教えてくれているところ。
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リニューアルオープンして1年未満ということもあり、キレイで見やすい。
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良く見えていませんが、孫の足元にあるのはヤエヤマセマルハコガメ。国指定の天然記念物になっており、去年ホテルの敷地で見つけたことを思い出します。
ご覧の通り孫は裸足ですが、本来こちらの施設は入口でスリッパに履き替えます。ですが、子ども用のスリッパがないのでやむを得ず裸足に。孫自身は自らのペタペタ鳴る足音が面白いようで、わざと音を立てるように走り回っていました。 -
やはり展示フロアの多くの部分はヤマネコ関連でした。
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「いやいや期」真っ只中なのですが、この日は珍しくこういう写真を撮らせてくれて不思議な感じ。
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イリオモテヤマネコを始めとした西表島の動物に関する動画を見ることが出来るコーナーもありました。
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こちらの展示コーナーは一見すると地味な印象ですが、奥に進むと…
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ロードキル・シミュレーターがありました。私もチャレンジしましたが、これは大人も楽しめるクオリティでした。
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西表野生生物保護センターのHPにも掲示されていますが、イリオモテヤマネコの保護活動に広く力を入れているのがわかります。
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そんな大人たちの気持ちを知る由もなく、孫は画面に出てくるヤマネコを轢きまり喜々としていました。野生生物に優しい運転が大事なこと、また、それを体験するためのシミュレーターであることを理解できるようになるのは、まだまだ先のことなので仕方ありません。
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約30分滞在した西表野生生物保護センターを後にして、上原地区の西表パイン園に向かいます。
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途中、イリオモテヤマネコの銅像に立ち寄り。相変わらず厚い雲が低く垂れこめています。
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こちらから昨年ツアーで行ったピナイサーラの滝を見ることが出来ます。
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この場所に限りませんが、ホントに何もなく道路しかありません。離島に来ているなあと改めて実感します。先ほどの西表野生生物保護センターでエネルギーを使い果たし、孫は昼寝タイム突入中だったので余計に静寂を感じます。
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西表パイン園にやって来ました。こちらは昨年たまたま見つけて利用したのですが、うちの相方がハマってしまい、今年の訪問を楽しみにしていました。
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この頃はそこそこ雨が降っていて、パイナップルを送るための送付状を記入するために場所を移動したところ。
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こちらの代表者の方は全く畑違いの仕事をされていたのを、数年前から親を引き継ぐ形で無農薬でパイナップルを育てているそうです。そうした中、我々のような旅行者やその他ネットの口コミ等により、近年は人気が高まり時期によってはネット注文を抑制しているとのことでした。
うちの相方曰くですが、ホテルのピーチパイン祭りで提供されていたパイナップルは悪くないが、こちらのパイン園のパイナップルの方が断然美味しいと言ってました。 -
まだレンタカー返却には時間があったので、ホテル付近を通過して浦内川展望台にやって来ました。
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孫は昼寝タイムを終えリフレッシュしたようです。
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展望台という割に高さがないので浦内川は良く見えません。因みに。浦内川は沖縄県内で最長の河川です。
浦内川 自然・景勝地
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浦内川にかかる橋の架け替え工事をしているのだそうです。
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黄色い船は浦内川ジャングルクルーズの船のようです。その他、アクティビティの拠点になっているようです。
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反対側ではSUPを楽しんでる方々がいました。
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やまねこレンタカー上原営業所に戻ってレンタカーを返却します。この日の走行距離は約100kmで意外に走ったなあという印象。この後は画像左に見切れている送迎車でホテルに送ってもらいます。
やまねこレンタカー西表島 乗り物
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16時過ぎホテルに到着。石垣港からのフェリーの到着時刻の関係だと思いますが、この時間のロビーは閑散としていました。
星野リゾート 西表島ホテル 宿・ホテル
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外は雨がパラついていましたが、ホテルのプールでは親子連れが遊んでいました。水温はやや低めでも、子どもは遊びたいですよね。
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私はプールサイドで注いだパインビアフェスのビールを部屋で頂きます。
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いきなりですが、この日の夕食もホテルのレストランです。大半は前日と同じメニューでしたが、前日と異なるメニューのうち3品はライブキッチン的な感じで提供されていました。
で、こちらは牛肉鉄板焼きパインソース。お肉は普通でしたがパインソースは意外感も加わって美味しかったです。 -
こちらは黒糖カマイすき焼き。カマイとは西表島の方言でイノシシのことで、中でも西表島のイノシシは味が良いことで有名なんだそうです。味は他のイノシシ肉と比べることは出来ませんが、クセなど全くなく本当に美味しかったです。
息子夫婦が参加したツアーのガイドによると、西表ではカマイを刺身で食べるのが一番美味しい食べ方なんだそうです。 -
こちらはガザミ汁。ノコギリガザミはワタリガニの一種で、ガザミ汁は西表ではよく食される名物料理。これまた美味しく頂きました。
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正直に言うともう少しメニューの入替えがあると良いと思いますが、ロケーションや料金も考えれば止むを得ないかもしれないですね。来年も訪れるならば、1晩はホテル外の飲食店にしようと思います。
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旅行2日目はあいにくの空模様でしたが雨が降り続くことはなく、孫にとっても楽しめる場所をチョイスしたので、孫も楽しんでくれたのではないかと思っています。ジジババは孫が一緒なのでスポットに関係なく楽しむことが出来ました。(抱っこが多くて疲れましたが…)
ここまでお付き合いいただき、ありがとうございました。
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