海外旅行のカタキを長崎旅行で討つ!? 特典航空券で行く長崎、軍艦島、佐世保の旅【２】２日目① 祝開通！西九州新幹線ちょい乗り

2022/11/18 - 2022/11/18

コロナ禍で海外に行けず溜まっていたマイレージ消滅の期限が迫って来ました。もちろん手続きをすれば延長することはできますが、せっかくなので特典航空券として使ってみたくなりました。といっても欧州へどーんと行けるほど貯まってはいないし、規制が緩み始めたとはいえ海外旅行は周囲の状況からすると、もう少し様子を見た方がよさそうなので、ここは国内に目を向けてみました。できれば北海道や沖縄など人気の旅先を予約したいところですが、ANAの特典航空券予約解禁日に多勢を制してGetする自信は無かったので、多少取りやすそうな長崎に狙いをつけてなんとかGetしました。長崎は行ってみたかった軍艦島、2022年9月に開業したばかりの西九州新幹線や異国情緒溢れる街並みとの再会も魅力的です。今回はついでにレンタカーを借り、佐世保など県内各地にも足を延ばしてみようと計画しました。前回の神戸に引き続き国内街歩きについて新たな発見もあり、充実した旅行になりました。

日程は以下の通りです。

1日目（11/17）　羽田 ⇒ 長崎空港・・・大村市内
2日目（11/18） 大村・・・（西九州新幹線）・・・長崎・・・軍艦島クルーズ・・・市内観光
3日目（11/19） 長崎・・・（レンタカー）・・・西海橋、佐世保・・・長崎
4日目（11/20） 長崎早朝散歩・・・長崎空港 ⇒ 羽田

エリア 大村・波佐見・長崎空港(長崎)

• 旅行の満足度: 4.5
• 交通: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 新幹線
• 旅行の手配内容: 個別手配

さあ実質今日から観光です。このホテルは全国旅行支援で安く泊れたうえに簡単な朝食も付いています。折角なのでいただいてから出発です。

さて大村駅から長崎へは在来線で諫早まで行き、そこからひと駅新幹線に乗るのが最速ですが、せっかくの西九州新幹線乗車なので長めに乗りたいのと、新駅「新大村」を見てみたいのがあるのでいったん逆方向佐世保方面の新大村へ行き、そこから2駅新幹線に乗ることにしました。

昨夜立てた予定では、まずホテルの朝食が6:30からだったのでそれに合わせ大村発7:06に乗車し新大村7:10下車。ここで新幹線に乗り換えるのですが、新幹線の発車は7:15。新大村駅の構造はよくわからないこともあり、結構際どい乗継になりそうです。とりあえず早めに朝食を済ませ大村駅へ向かいます。
（ﾎﾃﾙ6:45 ⇒ 6:50大村駅）

中心街から少し外れた位置にあり普段は静かな大村駅ですが、朝は送りの車で混んでいました。

やはり高校生が多く、通学路線として機能しているようです。

駅には6:50に着きました。表示には7:06竹松行きとあるので暫く待つなと思っていたら、停まっている列車はその前の6:52発佐世保行きでした。早めに来たのが功を奏し、1本前の列車に間に合いました。6時台の列車は乗れないと思って調べていなかったので望外の喜びです。念のため近くにいた学生さんに行先を確かめて乗車しました。
（大村6:52 ⇒ 5:57新大村）

ということで新大村駅には予定より15分程早く着きました。お陰で乗継は余裕です。

この駅は新幹線の開業と共に在来線との乗換駅として開設された新駅。在来線の運行は1時間に2本程度とまずまずです。

在来線はホーム片側の所謂「棒線」で無人駅のようです。ちなみにこちらは在来線から見た駅の裏口になるのでしょうか。整備はこれからといったところです。

新幹線の高架下が在来線駅となっていてひっそりとしています。

新幹線コンコースに出ると明るいこと。新しい駅の匂いがまだしています。

1本早い列車に乗れたので時間に余裕があります。なので表口に出てみることにしました。裏口同様まだまだ整備はこれからといったところでお店などは近くに見当たりません。

振り返って駅を眺めるとこんな感じ。新しく巨大な駅が田舎の街に急にできたようです。

駅前探検を終えホームで列車を待ちます。ホームは所謂相対式で待避線が無いのでホームドアが付いています。西九州新幹線は通過駅があるタイプと各駅停車タイプがありますが、線内を走る列車名はすべて「かもめ」で統一されています。まあ通過駅があるタイプは日に何本かしかないし、営業距離も60km台と短く、駅数も5駅しかないので複数の名称は必要ないのでしょう。

ここ新大村と隣の嬉野温泉は新駅ということで地元の期待も大きいでしょう。

待っていると長崎からの上り武雄温泉行き新幹線が到着しました。

わが長崎行きはもう少し待ちます。

定刻滑るように列車は到着しました。乗車したのは自由席、時間帯もあると思いますが車内はガラガラ。ちょっと寂しいです。
（新大村7:15 ⇒ 7:31長崎 かもめ1号）

それにしても新幹線はやはり早いです。高架上から見る大村の街並みが流れるように去っていきます。

わずか7分で諫早に到着。後で気付いたのですが大村から長崎方面へ行き、諫早で乗換てもこの列車に乗車できるようでした。ですが、新駅新大村駅を眺めることができ、新幹線も2駅分乗ったので新大村経由で満足です。

諫早を出て7分程度で終着の案内が始まり、市街地に掛かって速度を落とし始めました。いよいよ長崎、あの山が稲佐山かな。

新大村から16分、諫早から僅か9分で終点長崎に到着しました。これまで大村から快速で40分以上かかっていたので新幹線はやはり魔法の杖です。

長崎駅は鉄骨がドーム型に覆っているような形状の高架駅でした。折り返し列車を待つ人はそれほど多くありません。

こちらは列車側面、カモメをあしらったイラストマークです。

列車の先端まで行ってパチリ。わずか66kmではその性能を活かし切れていないとは思います。難しい事情があると思いますが、旅行者としては残りの新鳥栖～武雄温泉間の開通が成ればなあと思います。

ホーム階下のコンコースもまだ出来立てで綺麗です。

さて駅を出てとりあえず今日泊るホテルに荷物を預かってもらうべく向かいます。長崎駅はまだ一部が目下建築工事中でした。
（長崎駅7:35 ⇒ 7:46ﾎﾃﾙ）

駅本体は出来上がっているようですが駅前広場など仮設道を歩かされます。

駅前のアミュプラザからペデストリアンデッキが駅前通りを跨いでいます。

下を見るといました、いました。長崎と言えば路面電車の街。後で存分に乗ることになるでしょう。

工事中の駅から歩いて10分ほどで本日の宿「ドーミーインPREMIUM長崎駅前」に到着しました。ここに荷物を預けていざ観光開始です。