長年貯め続けた旅行券大放出の背伸び旅。憧れの秘密基地（ANA THE Room）を帰りも満喫、の予定がまさかの空港カウンターで「ファーストクラス（THE Suite）へアップグレードできます」。<br /><br />形見のシャツを着てきたからだよ。ありがとう、ボビー。君からの最後のプレゼントだと受け止めて、さぁ一生一度の豪華フライトへ！

イギリス(7)アップグレード！THE Suite／ロンドン

62いいね！

2023/02/26 - 2023/02/27

399位(同エリア9830件中)

エリア

ロンドン(イギリス)

旅行の満足度: 5.0

観光: 4.0

ホテル: 4.5

グルメ: 5.0

ショッピング: 3.5

交通: 5.0

同行者: 一人旅

交通手段: 高速・路線バス飛行機

航空会社: ANA

旅行の手配内容: 個別手配

バーミンガムからは安くて快適メガバスで。
ネットで事前に座席指定（車内Wi－Fiは絶不調）。
サンドイッチを手に３時間のバス旅です。律儀にシートベルトを締めていたのは自分くらいでしたが、高速道路で急ブレーキ！の後は一斉に皆さん装着を。
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実は往復ともにFクラスへの立候補（アップグレードポイント利用）をしていましたが、ついに最後の最後で！ヒースローのカウンターにて「アップグレードできますよ」と言われ気絶しそうに。

ロンドンヒースロー空港 (LHR) 空港

フォートラベルおすすめのオプショナルツアー

空港送迎サービスヒースロー空港⇔ロンドン市内混載シャトル　＜英… GBP 19.0～
Let it be !! ゲートまで果てしなく遠い道のりも、足取り軽やか。
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意気揚々とSQラウンジ到着。

ヒースロー空港T2 シンガポール航空シルバークリスラウンジ空港ラウンジ

 SQない時間帯に独り占め by DONさん
本家SQのフライトが無い時間帯で、なんと独り占め。
SQ機内を思わせるシートなど。
気になるのは、便器に満ちた毒のような紫液だけ。快適シャワーで長距離フライトに備えます。
この他チキンライスやラクサなど魅惑の東南アジアフードも薦めてもらいましたが、貧乏性ゆえに初"THE Suite"に向けて少しでも隙間をあけておこうという魂胆。
ふむふむ、ローランペリエ…くしゃみ鼻水も止まらないし（熱や喉の痛み皆無でアレではありませんでした）お酒は見るだけ。
と心に決めていたのに「なんで飲まないのよ」とラウンジの豪快スタッフから半ば無理やり注がれた満タンのシャンパン。
行き交うヒコーキを愛でながら余裕ぶっていましたが、こっそりFクラス搭載のワインをネットで検索中。
機内でくしゃみ連発もまだご時世的に宜しくないので、念のため各種お薬調達のうえ搭乗口へ。
窓３つ分！さすがに「初めてじゃありませんよ」のフリも出来ず、素直に１Aで全身から感激を表現。
壁のような４Kテレビ。行きの秘密基地"THE Room"とはまた別物で、玉座の如く。
コントローラーのミニ画面ですら美しい。
サイドテーブルも長くてボーリング出来そう。まだまだシャンパングラス置けますよ。
興奮しっ放しでタキシング開始！機長目線のカメラでワクワクしてたら、いきなりAAに行く手を阻まれる。
トイレも布タオルだねえ、などと感心したり。
一本ずつ番号が振られていて「検索すると物語を知る事ができます」などと壮大な説明を受け思わず拝みました。
彩りのアミューズはアスパラガスとチャイブのスープやゴートチーズのマカロンなど。
和食がイクラや数の子で始まり、一人めでたくお正月気分です。
優しいお出汁の鯛の沢煮を経て、お造りはマグロの炙りとイカの湯引き。まさか空の上でこのクオリティー、一体どんな魔法で。
ブリの藻塩焼きまで、大満足のひと時でした。
完全にベッドです。しっかり平ら。
少しウトウトしたら、さつま揚げとサラダでまた一杯。
初"THE Suite"です、と自白してあるので、CAさんたちも絶え間なくあれこれ薦めてくれます。
ちなみに扉を閉めるとこんな具合で、十分な個室感でした。
念のためのど飴をリクエストしたらFゾーンには在庫なく、若手CAさん元気いっぱい「後ろまで行ってありったけかき集めてきます！」…かたじけない。
仕事中は時間がなかなか過ぎないのに、なぜこの日の１４時間はあっという間に。
泣く泣く羽田に着陸。旅の最後に思いがけない経験が出来たのは、バーミンガムで譲り受けた形見のシャツを着てきたおかげ。忘れ難いフライト、ありがとう。