スペイン巡礼の旅2023　９　パドロンで巡礼証明書を入手

2023/05/16 - 2023/05/18

スペイン巡礼の旅2023　その９は
pontevedra から Caldas de Reis までの 21km　と
Caldas de Reis からパドロンを通ってA Picarana　までの 28kmを行く

途中にあるPadronは聖ヤコブ由来の街で、巡礼路であるとともに巡礼の目的地とされ、サンチアゴ到着後パドロンまで行く巡礼者が多いとか。
パドロン観光案内所ではこうした人にPedroniaという巡礼証明書を発行していて、南からパドロンに入いる人にも巡礼証明書を出してくれる。
サンチアゴからバス、電車でも行けるので、他ルートでサンチアゴまで行く人はぜひパドロンにも足をのばしてください。

・・・・・
日程
５月８日　羽田→ソウル
５月９日　仁川→ワルシャワ
５月10日　ワルシャワ→ブリュッセル
５月11日　ブリュッセル→リスボン
5月12日　リスボン→ポルト
5月13日　ポルト→バレンサ
ポルトガル人の道　歩き巡礼開始
５月14日　Valenca→（day1) →O Porrino 18.3km
５月15日　O Porrino→（day2) →Arcade 22.3km
５月16日　Arcade→（day3) →Pontevedra 12.7km
★５月17日　Pontevedra→（day4) →Caldas de Reis 21.1km
★５月18日　Caldas de Reis→（day5) →A Picarana 28.3km
５月19日　A Picarana→（day6) →Santiago de Compostela 15.4km
フィステーラへの道　歩き巡礼開始
５月20日　Santiago de Compostela→（day7) →Alto do Vento 8.6km
５月21日　Alto do Vento→（day8) →A Pena 20.4km
５月22日　A Pena→（day9) →Ponte Olveira 22.7km
５月23日　Ponte Olveira→（day10) →Corcubion 22.0km
５月24日　Corcubion→（day11) →Fisterra 13.8km
５月25日　フィステーラ→ムシア→サンチアゴ
５月26日　サンチアゴ→トレド
５月27日　トレド→セゴビア
５月28日　セゴビア→マドリード
５月29日　マドリード
５月30日　マドリード→ブリュッセル
５月31日　ブリュッセル→ワルシャワ→ソウル
6月1日　 ソウル→東京
★　今回の旅行記

エリア スペイン

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

今日５月１７日はCaldas de Reisまでの21キロ

朝食は前日のスーパーで買っておいたパンとジュースを宿のキッチンで
コーヒーは宿にある

ポンテべドラの街
朝は静か

ポンテべドラは河口の街　海が近い
Ponte do Burgoの橋を渡り、巡礼路は再び山道に入っていく

小さな教会
Capela de San Caetano

ここは中に入りスタンプを押すことができる
ローソクを寄付

３時間近く歩いてポンテべドラとカルダスデレイの中間地点のSan Amaroにある
Meson Don Pulpo
タコの家という意味なので、蛸が名物かも

まだ午前中なので、本格的な食事をしている人はいないが

コーヒー飲んで一休み

鉄道と並行して北に進む巡礼路

森と草原、小川の道が続く

さらに歩いてカルダスデレイは近い
カフェがある

豊富なメニューでおいしそうだが、目的地が近いのでパス

Caldas de Reiの街に着いた
小さな静かな町

古い街並み

不思議な街の飾り
時刻は１４時過ぎで、商店はシエスタでお休みが多い

遅いランチにしよう
巡礼者メニューがある店　O Encontro Gastrobar　に入る
12.5ユーロで前菜、メイン、デザート、ドリンクが付いている

前菜はガリシアスープ
野菜の味噌汁といわれればそうかと思うようだが、豚骨スープベースらしい

メインはガリシア名物　Raxo
要するにフライドポテトの上に豚のローストの塊の切り身をのせたもの
けっこう量がある
ワインを追加して頑張って食べる
ワインをボトルで買うと全部飲めないので、残りはペットボトルに入れて持ち帰るのが今回のスタイル。ワイン用の小さなペットボトルを持参。

デザートは自家製サンチアゴケーキ

と全品ガリシア特製でまとめてみた

さて今日の宿は街中のペンシオン
Pensión Augas Quentes

ビルの一角を利用しているので当然セキュリティがかかっている
インターフォンを押しても返事なし
オーナーは不在らしい

電話番号が壁に貼ってあったのでかけてみる
英語が通じない。
「予約した○○です、カギを開けてください。」
「ええっと名前は、姓は？」
「２階に上がって暗証番号を言うからそれで部屋のキーを取ってくれ」
「暗証番号を入れたけどドア開かないよ」
「自動で開けるのでなく、キーボックスを手であけるとキーが出るよ」
といったやりとりをスペイン語でやることになり、一苦労

ケータイSIMはデータ専用のつもりでいたが、電話もかけることがあるとは

４部屋だけの小さな宿で、バストイレは共通

ともかく部屋は立派でゆっくりできる。
まあホステルより少し高い程度なので満足。

宿のオーナーが夕方来て、パスポートチェックをしにきた
支払いは事前のクレジット払い

荷物を置いて周辺を散歩
水がきれいで豊富

Carballeira de Caldas de Reis

公園の近くでチュロスの屋台が出ていた
太いチュロスを豪快に揚げている

今日の夜は、ランチが充実したので、昨日買ったパンとランチに残ったワインですませる

明けて５月１８日
朝食は昨日のパンの残りで済ませて出発
今日は２８キロの長い歩き

長い森の道を抜けてカフェ発見
Fogar do peregrino
残りは３７キロまで来た

森の道が続く

パドロン近くまで延々と森の道を歩き、ようやく街へ
小さなカフェあり

パドロンの手前の町
ポンテセスーレス

公園に水飲み場あり
飲用可とあり、さすが水が豊富なガリシア

パドロンの入口に着いた　橋を渡るとパドロン
海沿いに来る別ルートと合流する

パドロンに入った

エルサレムで殉教した聖ヤコブの遺骸が弟子たちによって小舟に乗せられ、流れ着いたのがここパドロンということで、巡礼ルートの中で聖地になっている

パドロン大聖堂
Igrexa de Santiago Apóstolo de Padrón
ここはパドロン巡礼で必須のポイント
スタンプも入手

パドロン大聖堂 寺院・教会

聖堂の下に聖ヤコブの遺骸が弟子たちによって小舟に乗せられ、流れ着いたという記念の石

パドロン大聖堂の川の向かいにある泉
Fonte do Carme
ここも聖ヤコブにゆかりの地

パドロン大聖堂の向かいにある修道院
中には入れない

Padron観光案内所に行き、パドロン巡礼証明書を入手
巡礼証明書は、基本的にパドロン大聖堂のスタンプがクレデンシャルに押されていればOKだが、ここでパドロン専用の巡礼手帳をもらってから大聖堂に行くと記念になる

詳しくはPedronia の案内サイトで
https://www.padronturismo.gal/en/for-enjoying/way-of-stjames/route-of-a-pedronia/
ペドロニア専用のクレデンシャルもある

巡礼証明書はクレデンシャルとパスポートを見せるだけですぐ作ってくれた
観光案内所に他に人はいなかった

今日の宿までまだ数キロあるので、昼休み
パドロンの食事処Paraisでイカフライとビール

小イカは皮が薄くておいしい
ビールが進む

ランチを済ませ、暑い午後に歩き再開。
パドロン郊外の　Igrexa Santa Maria Iria Flavia
ここもパドロン巡礼証明書の行くべきポイントになっているが、午後なので教会は閉まっていてスタンプは無し。

再び集落と森と小川の道が続くが、快晴になり暑い！

途中にあるポツンと一軒家アルベルゲ
O Lagar de Jesus
https://www.olagardejesus.com/

booking.comで今日は満席だったが、雰囲気はよさそう
こういうところに泊まるのもよかった

さらに歩き続ける
国道を行けばまっすぐなところを、巡礼路は集落から集落へ曲がりくねっているので距離は長い

いよいよ残り１６キロ地点まで来た
今日、がんばったのはサンチアゴ到着を昼前にするため

ようやく今日の宿に到着
Pension Gloriosso

例によって鍵がかかっているので入口でオーナーに電話すると
「近くにいるから少し待ってくれ」
しばらくしておばちゃん登場、チェックインできました。
個室はいいですね。

ベッド２つの個室

バストイレは共通タイプです

昼はサンチアゴでイカフライを食べているので、夜はホステルのバーで、簡単にハンバーグ、ポテト無し

いよいよ明日はサンチアゴデコンポステーラに

この旅行記へのコメント （1）

• おくさん 2023/07/03 10:40:34

  パドロン巡礼証明書

  パドロンは３回訪れてますが、パドロン巡礼証明書と言うのは知りませんでした。
  もしまた訪れることがあったら探してみます。
  
  飲みきれないワインのペットボトル詰め❗
  同じことする人がいたんだなぁと楽しくなりました。
  無理して全部飲み干すより、この方が後の楽しみになって良いですよね。