スペイン巡礼の旅2023　１　準備編と韓国経由でポーランドへ

2023/05/08 - 2023/05/09

スペイン巡礼の旅2023　その１
２０１８年、２０１９年とスペイン巡礼のフランス人の道を行き、フランス国境からログローニョまでとガリシア州境からサンチアゴデコンポステーラまで歩き、巡礼証明書は入手しているが、仕事の合間の旅であわただしかった。

仕事を退職後、ゆっくり巡礼の旅を続けようとしたところ、コロナ禍で海外に行けなくなってしまった。
ようやく落ち着いてきて、ANAのマイレージの期限も迫っていて、ヨーロッパ行きビジネスチケットをゲット。

それでは３年ぶりの海外に行こう、今回は、日程に余裕があるので、ポルトガル国境から歩いて、サンチアゴデコンポステーラを通って、巡礼の果てのフィステーラまで歩いて完結させよう。
チケットの関係で、トランジットついでの観光がやたらと多く、歩き開始まで5日かかるという優雅な日程。

・・・・・
日程
★５月８日　羽田→ソウル
★５月９日　仁川→ワルシャワ
５月10日　ワルシャワ→ブリュッセル
５月11日　ブリュッセル→リスボン
5月12日　リスボン→ポルト
5月13日　ポルト→バレンサ
ポルトガル人の道　歩き巡礼開始
５月14日　Valenca→（day1) →O Porrino 18.3km
５月15日　O Porrino→（day2) →Arcade 22.3km
５月16日　Arcade→（day3) →Pontevedra 12.7km
５月17日　Pontevedra→（day4) →Caldas de Reis 21.1km
５月18日　Caldas de Reis→（day5) →A Picarana 28.3km
５月19日　A Picarana→（day6) →Santiago de Compostela 15.4km
フィステーラへの道　歩き巡礼開始
５月20日　Santiago de Compostela→（day7) →Alto do Vento 8.6km
５月21日　Alto do Vento→（day8) →A Pena 20.4km
５月22日　A Pena→（day9) →Ponte Olveira 22.7km
５月23日　Ponte Olveira→（day10) →Corcubion 22.0km
５月24日　Corcubion→（day11) →Fisterra 13.8km
５月25日　フィステーラ→ムシア→サンチアゴ
５月26日　サンチアゴ→トレド
５月27日　トレド→セゴビア
５月28日　セゴビア→マドリード
５月29日　マドリード
５月30日　マドリード→ブリュッセル
５月31日　ブリュッセル→ワルシャワ→ソウル
6月1日　 ソウル→東京

★この旅行記

エリア 仁川(韓国)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 3.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 鉄道 徒歩
• 航空会社: LOTポーランド航空 ANA
• 旅行の手配内容: 個別手配

今回はANAのマイレージ特典のビジネスクラス航空券

陸マイラーというほどではないが、フォートラベルとトリップアドバイザーのクチコミポイントでそれなりにマイル稼ぎました。今はトリップアドバイザーのクチコミポイントはなくなり、フォートラベルのクチコミポイントもかなり制限されてます。

ANAマイレージでANAの欧州行きビジネスクラスを取るのは極めて難しいので、スターアライアンス特典95000mileで探す、それでもルフトハンザなどの欧州直行便は取れないので、経由地をいろいろトライして、ソウル経由で調べたらポーランド航空が出てきたので、これに。他に選択肢がない。バンコク経由でタイ航空などいろいろありそうだが出てこない。ポーランド航空始めてなので面白そう、最初の羽田・ソウル区間だけＡＮＡというのがANA特典航空券らしい。

この日程、行きはソウル、ワルシャワと24時間以内の乗り継ぎなので、荷物を出して、市内に泊まり、観光付き

行先はどこでもよかったが、適当な規模の空港としてブリュッセルとして、その先は、スターアライアンスのポルトガル航空のリスボン行きを別途購入

荷物はこんな感じ　雨対策にはポンチョと雨具。
衣類については、何日分の予備を持つかで重さが決まるが、最低なら２日分で毎日洗濯するということになるが、すべてのホステルで洗濯できるわけではないので、余裕をみて３日分、即乾タオルとしてセーム製のものを、これが重宝して半乾きの靴下を挟んでおけば一日で乾く。
寝袋とインナーシーツをもっていったが、民間アルベルゲ利用が多く、毛布がほとんどあったので、インナーだけで寝て、寝袋は結局使わなかった。
足マメ対策、SIM、モバイルバッテリーなど重要。
ザックはモンベルのキトラパック４０　このくらいで十分なサイズ。

パッキングすると７キロ弱、サブバックに携帯、タブレット、バッテリー、貴重品など入り１キロほど、水を入れても、合計１０キロ以内は達成できた

ホタテは前回のモノを使用
ストックは使わなくても歩けるが、長距離になるとあるとかなり楽

バックパックを機内持ち込みにするか、預けるかについては、人によりいろいろ考えがあるが・・
ストックが持込可能となるかは空港によって判断がわかれる、ワインコルク開け付きのナイフなど小物が引っかかる可能性大・・
などから、前回でもバックパックをこの袋に包んでベルトで絞めて預けている
今まで、ロストバゲージになったことはないし、今回は、トランジットの度に荷物を取り出して一泊という日程、プライオリティタグも付くので、預けることとした

クレデンシャル（巡礼手帳）は現地でも手に入るが、国内で事前に入手するなら熊野古道との共通巡礼手帳がお薦め、田辺市観光センターで無料で入手できる。（郵送もしてくれる）
https://www.tb-kumano.jp/kumano-kodo/dual-pilgrim/

巡礼アプリはいろいろあるが
Buen Camino
Peregrino Online
Gronze.com
などが地図が入って使いやすい、一部有料だが数百円なのでガイドブックを買うよりお得
GPS連動なので道に迷った場合、正しいルートを教えてくれる
パソコンで事前情報収集ならGronze.comが便利

さて、いよいよ出発の日

羽田のANAチェックインカウンター

久しぶりに来たビジネスカウンターは機械でチェックインして荷物を持ち込むシステムになりました

羽田空港 第3旅客ターミナル 空港

午後ということもあり、まだまだ羽田でも空港は混雑してませんね　日本人出国者が少ないので

はねだ日本橋 名所・史跡

関空と成田の利用が多かったので、ANAの羽田国際線ラウンジは初めてです
中身は成田とかと同じようなものですが・・
今回は本物のビジネスなので、カレーやそばは遠慮しておきます

羽田空港国際線 ANAラウンジ (110番ゲート付近) 空港ラウンジ

ソウル（金浦）行きは沖留めのA320です
小型機なので沖留めもありですね

短時間フライトなので、食事は一度に全部
メインも選択なしの一択

金浦空港到着

金浦国際空港 (GMP) 空港

荷物はこんな感じで出てきて、すぐカバーをはずしてバックパッカーになります

さあ空港鉄道で今日の宿まで

一泊トランジットなので現金は前回の残りの１万ウォンとコイン
Tマネーは残高があるはずだが、ここでチャージ、クレジットカードは使えないが、１００ウォン硬貨も入れられるので、前回余っていたコインを消化。

日本でもクレカでスイカチャージできる機械はあまり見ないな

金浦空港駅 駅

空港鉄道AREXと９号線が同じホームにとまります

空港鉄道でも一般電車は地下鉄と同じです

コハンチョルド A'REX (空港鉄道 A'REX) 鉄道系（地下鉄・モノレールなど）

仁川空港の２駅手前のウンソ駅で下車
ここで泊まるのは、お手軽値段のホテルがあり、食事処もたくさんあるので

雲西駅 駅

駅前ホテルを6000円程度でシングル利用
近くを散策するといろいろな飲食店があり楽しそうだが、羽田のラウンジで飲んで、機内で飲んで食べたので食欲がないので夕食はパス

近くのコンビニでTマネーで缶ビール買って寝た

インチョン エアポート ホテル ゼウメス ホテル

ウンソ駅近くにはまあ高級チェーンホテルもあり、ここより安いホテルもあるが、あまり格安でラブホの雰囲気のところはイマイチなので、今回はここで

インチョン エアポート ホテル ゼウメス ホテル

ウンソ駅前はけっこうな都会で、ソウル都心まで行かなくても、一泊なら十分楽しめる

さて、翌日５月９日、仁川空港駅へ
ウンソにあるホテルはたいてい空港送迎サービスをやっているが、待ち時間を考慮すると電車利用は意外と便利

仁川国際空港駅 駅

LOTポーランド航空カウンター

LOTはソウルからはワルシャワ便とブダペスト便を出しているので、本数は成田より多い
仁川が東京（羽田、成田）より多くのフライトがあり、アジアのハブになりつつあることを実感

仁川国際空港 (ICN) 空港

アシアナ航空ラウンジは眺めがよい

アシアナ航空ビジネスラウンジ (仁川空港) 空港ラウンジ

珍しいといえばグラスの底から入れる生ビールサーバ
日本のビアホールで見たことある

LOTポーランド航空ワルシャワ行きは７８７

長距離路線ながら昔ながらのビジネス席
でも隣席が空いてたので、フルフラットに近くなり快適だった

ウェルカムシャンパンがあって

ワインとナッツから始まり

前菜と続き・・

メインは韓国風と洋風が選べるがビーフで

ロシア上空が通れないので中国、中央アジア、イラン、トルコ上空を通るルートで12時間

到着近くになり昼食です
ボリュームはあります

ビールを頼んだら、ハンガリービールが出てきた
今日は、ポーランドビールがないとのこと

この飛行機　ブダペスト→ソウル→ワルシャワ　の運行なので
ハンガリービールを積んでいたというわけ

帰りの便も　ワルシャワ→ソウル→ブダペスト　の運行だった

長いフライトの後、ワルシャワ空港が見えてきた
今日はワルシャワで１泊してトランジット

ワルシャワ ショパン空港 (WAW) 空港