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足利市の「龍泉寺」へ、藤を見に行きました。開創は1205年、1800年以上の歴史があります。江戸時代から「足利厄除大師」として知られているお寺です。<br />境内の南側に、「一丈藤」という”房の長い藤”の藤棚があり、その下は「十三仏霊場」になっています。<br />藤の花は、まだ咲いていましたが、すでに散り始めていて、見頃末期の印象でした。

「龍泉寺」の藤_2023_4月28日には、花は残っていましたが見頃を過ぎてました(足利市)

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2023/04/28 - 2023/04/28

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minaMicaze

minaMicazeさん

足利市の「龍泉寺」へ、藤を見に行きました。開創は1205年、1800年以上の歴史があります。江戸時代から「足利厄除大師」として知られているお寺です。
境内の南側に、「一丈藤」という”房の長い藤”の藤棚があり、その下は「十三仏霊場」になっています。
藤の花は、まだ咲いていましたが、すでに散り始めていて、見頃末期の印象でした。

旅行の満足度
3.0
観光
3.0
同行者
一人旅
交通手段
自家用車

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  • JR両毛線の足利駅から、東へ1.5kmくらい、県道67号線と両毛線の間に「龍泉寺」があります。山門と参道は南側(両毛線側)ですが、北側(県道側)にも出入口があります。

    JR両毛線の足利駅から、東へ1.5kmくらい、県道67号線と両毛線の間に「龍泉寺」があります。山門と参道は南側(両毛線側)ですが、北側(県道側)にも出入口があります。

  • 「福聚山 心性教院 龍泉寺」は、元久2年(1205)に開創された、天台宗のお寺です。<br /><br />室町幕府時代の末までは足利氏の帰依が厚く、特に第14代将軍足利義栄は、当寺に、「福聚山 心性教院 龍泉寺」の号を定めました。

    「福聚山 心性教院 龍泉寺」は、元久2年(1205)に開創された、天台宗のお寺です。

    室町幕府時代の末までは足利氏の帰依が厚く、特に第14代将軍足利義栄は、当寺に、「福聚山 心性教院 龍泉寺」の号を定めました。

  • 桃山時代に入り、足利城主・長尾但馬守顕長は、当寺の霊仏を厚く帰依信仰しましたが、長尾家が滅びた後は、当山も衰退しました。<br /><br />江戸時代正徳の頃(1711-1716:徳川6代、7代勝軍の頃)、当山の元三大師(厄除け大師)を再興し、「足利厄除大師」として、其の名を近郷近在に知られる様になりました。

    桃山時代に入り、足利城主・長尾但馬守顕長は、当寺の霊仏を厚く帰依信仰しましたが、長尾家が滅びた後は、当山も衰退しました。

    江戸時代正徳の頃(1711-1716:徳川6代、7代勝軍の頃)、当山の元三大師(厄除け大師)を再興し、「足利厄除大師」として、其の名を近郷近在に知られる様になりました。

  • 山門の右(東)を見ると、生け垣の向こうに藤棚が見え、藤の花が咲いています。藤棚の向こうには鐘楼(の屋根)が見えます。

    山門の右(東)を見ると、生け垣の向こうに藤棚が見え、藤の花が咲いています。藤棚の向こうには鐘楼(の屋根)が見えます。

  • 山門を入ると、正面には「観音堂」があります。

    山門を入ると、正面には「観音堂」があります。

  • 「観音堂」には、聖観世音菩薩が祀られています。

    「観音堂」には、聖観世音菩薩が祀られています。

  • 隣の」本堂」には、ご本尊の釈迦如来座像が祀られています。<br /><br />「本堂」の知佳には「龍泉寺美術館」があります。伊藤若冲「庭鳥図双幅」、横山大観「日月 二福対」、棟方志功「不空羂索大施無畏尊像」などの寺宝が展示されています。

    隣の」本堂」には、ご本尊の釈迦如来座像が祀られています。

    「本堂」の知佳には「龍泉寺美術館」があります。伊藤若冲「庭鳥図双幅」、横山大観「日月 二福対」、棟方志功「不空羂索大施無畏尊像」などの寺宝が展示されています。

  • 「本堂」の東側には(少しですが)木が繁っています。

    「本堂」の東側には(少しですが)木が繁っています。

  • 新緑が綺麗でした。

    新緑が綺麗でした。

  • モミジの様なので、秋の紅葉も期待できそうです。

    モミジの様なので、秋の紅葉も期待できそうです。

  • 「観音堂」の前の楠ノ木は御神木です。御神木の下では、「龍泉寺保育園」の園児が体操をしていました。<br /><br />ホームページによると、「仏教保育を中心に、体力をつける為、年令に応じた体育指導や、年間を通した裸足保育」を行っているそうです。

    「観音堂」の前の楠ノ木は御神木です。御神木の下では、「龍泉寺保育園」の園児が体操をしていました。

    ホームページによると、「仏教保育を中心に、体力をつける為、年令に応じた体育指導や、年間を通した裸足保育」を行っているそうです。

  • 御神木の樹齢は200年、とホームページに書かれていました。

    御神木の樹齢は200年、とホームページに書かれていました。

  • 境内の南側、山門の東側に、藤棚があります。

    境内の南側、山門の東側に、藤棚があります。

  • ホームページには「一丈藤」と書かれているので、房が長い種類だと思います。

    ホームページには「一丈藤」と書かれているので、房が長い種類だと思います。

  • 樹齢は150年、と書かれています。

    樹齢は150年、と書かれています。

  • 藤棚の下は「十三仏霊場」です。

    藤棚の下は「十三仏霊場」です。

  • 「十三仏」は、十王(冥土にて死者を裁く十人の王)を元として、江戸時代頃から日本で考えられた教えと、いわれています。

    イチオシ

    「十三仏」は、十王(冥土にて死者を裁く十人の王)を元として、江戸時代頃から日本で考えられた教えと、いわれています。

  • 十王に、「七回忌・十三回忌・三十三回忌を司る仏様」を加えて、十三仏との事です

    十王に、「七回忌・十三回忌・三十三回忌を司る仏様」を加えて、十三仏との事です

  • 藤の花は、まだ残っていましたが、だいぶ散り進んでいて、見頃末期の印象でした。

    藤の花は、まだ残っていましたが、だいぶ散り進んでいて、見頃末期の印象でした。

  • もう少し早く来れば、もっと綺麗に咲き揃った藤の花を見られた、と思いますが、花にうまく陽が当たるところが見つかりませんでした。

    もう少し早く来れば、もっと綺麗に咲き揃った藤の花を見られた、と思いますが、花にうまく陽が当たるところが見つかりませんでした。

  • 山門から外へ出て、境内の外、南側から生け垣越しに見る藤棚が、一番綺麗に感じました。<br /><br />( おしまい )

    イチオシ

    山門から外へ出て、境内の外、南側から生け垣越しに見る藤棚が、一番綺麗に感じました。

    ( おしまい )

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