熊野古道（小辺路）４泊で縦走の旅③

2023/05/04 - 2023/05/08

十津川温泉から終日雨に降られつつ歩き通して熊野本宮大社にお参りした。たくさん歩いた分前回より厳かな気持ちおになった。
　最終日は快晴で、三段窟やフィッシャーマンズワーフを見物してから「アドベンチャーワールド」へ。パンダは確かにかわいかったのだが、イルカや動物のショーが工夫されていてとても楽しめた。

エリア 紀伊田辺(和歌山)

朝食前に露天風呂に入った。予報通り強い雨が降っている。

雨具完全装備して8時前に出発。石畳は滑りやすいので土の場所を選んで歩く。

少し眺めのきくところから十津川の集落が見えた。

語り部のおばあちゃんから話を聞ける家も、9時前だからか、雨だからか閉まっていた。

さらに山道を進み、観音堂で休憩。登り道は傘を差していたのであまり濡れずに来れた。

果無峠のてっぺんに到着。今日のルートにはこういったお地蔵様が３３体あるそうだ。

ここからは八木尾に向かう下り道。危ないので傘をしまい両手を空けておく。

こんな難所も時々現れるので気を張って歩く。

約５時間で山道は終了。車道に下りる階段の丸石で転びそうになり、再度足元に集中。

車道添いの歩道を30分程歩いて道の駅に到着。すぐに乾いた衣類に着替え、レインウェアをビニール袋にしまった。

道の駅 奥熊野古道ほんぐう 道の駅

ようやくとった遅めの昼食はめはり寿司弁当。汗をかいたので漬け物の塩分がありがたい。

バスで20分ほどで熊野本宮に到着。雨だからか参拝者は少なかった。バスの時刻が近いので急いでお参りした。

熊野本宮大社 寺・神社・教会

紀伊田辺まで路線バス、そこからレンタカーで今日の宿「亀の井ホテル紀伊田辺」に到着。この頃になって雨が止んだ。

亀の井ホテル 紀伊田辺 宿・ホテル

お風呂でさっぱりしてからひさしぶりの豪華な夕食。刺身だ～。

鍋は民宿の方が良かったかな。

「紀土」をはじめとした紀州の地酒3点飲み比べセットが嬉しい。

最終日。快晴だが風は強い。

浸食によりできた空洞から名が付いたのだろう「円月島」を海外道路から撮影。

円月島 自然・景勝地

続いて向かった「千畳敷」は宮崎の「鬼の洗濯板」みたいだが、砂岩と他の地層とが混ざっているのが珍しい。

もう一つの見どころが「三段壁洞窟」。この右側にエレベーターで下りていくことができる。お値段は1200円とお高め。

三段壁洞窟 自然・景勝地

別当の水軍がここから舟を出したとのことだが波が荒すぎて無理では？

昼食は「フィッシャーマンズワーフ白浜」の和食屋で。

和ダイニングBanya グルメ・レストラン

寿司いっちゃいました。皮目の炙ったのが絶品！

カミさんのお目当ては「アドベンチャーワールド」のパンダ。生で見るのは初めてだが、確かに愛嬌がある。

アドベンチャーワールド テーマパーク

キリンもこんなに近くでご対面

もう一つの売り物がイルカのショーだが、見事に統率された動きで感心した。

人を鼻に乗せて垂直にジャンプ

14時台はショーが目白押しで急いで会場を移動。動物ショーでは客席の後ろから鷹を放ち

目の前を滑空して

もう一人の腕にびたりと止まるという芸当を見せてくれた。

ヤギが細い道を全くぶれずに渡る。このバランス感覚があるからヒマラヤとかでも落ちずに生きていけるのだろう。

フラミンゴ池。上はオープンだが、飛んで逃げないのだろうか？

16時頃まで楽しんでから空港でレンタカーを返し夕食。

和歌山ラーメンの醤油味にビールが合う～。

南紀白浜空港 空港

飛び立ったタイミングで夕陽が雲に隠れた。
４日で50ｋｍを超えるハードな歩行だったが、不思議と脚は痛くならず「まだまだ歩けるな」と安心した。ただ、荷物の重さにはまいった。2日めの宿に後半の衣類を送り身軽にすれば良かったというのが今回の教訓だった。