2023/03/23 - 2023/03/26
106位(同エリア2649件中)
Noraさん
この旅行記のスケジュール
2023/03/23
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PENSAO RESIDENCIAL SETUBALENSEへチェックイン。
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3/18~4/3にかけてまだ寒いシカゴを抜け出し、大西洋を越えてポルトガル~スペインに行って来ました。スペインの表玄関は何といってもマドリード。ただしUAのアワードマイルを使ってシカゴからマドリード間を単純往復というのも芸がないので、エクスカーショニスト・パークの特典を活用してワンストップ=イスタンブール経由でマドリードに行きます。マドリードからはイベリア航空でリスボン。何故にイスタンブール?12年前にイスタンブールに行った時、どう頑張っても時間がなくて諦めたエフェスの遺跡(割と古いものに惹かれるタチで)それと旅行者を疲労困憊させる新スタンブール空港も見ておいていいかな。。と、割と単純な理由です。
蛇足ですが今度の旅で空路、陸路合わせると14000マイルくらいで、今までで一番の長旅、しかも一人旅と。。。家人はアンダルシアの高原で行き倒れになった時のこと等余計な心配をしてくれるのですが、深く考えずに出発することにしました。
5日目はイスタンブールを後にし、ワルシャワ経由でマドリッドにはいり、そこからリスボンに向かいます。1日がかりのイベリア半島横断です。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- タクシー 徒歩 飛行機
- 航空会社
- イベリア航空 LOTポーランド航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
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イスタンブール~ワルシャワ~マドリッド~リスボンというルートでイベリア半島へ。
イスタンブールからリスボンへの直行便を探したのだがアワードマイルを使うと思うようにいかないこともある。それと殆どのリスボン行のフライトはマドリッド経由の設定になっているようだ。リスボン到着時間を優先してフライトを探すとこの日時では時間はかかるがワルシャワ経由便がベストフィットだったのだ。 -
初めて乗るポーリッシュエアライン。エンブラエル190の機材?今まで聞いたことがなかったし、プロペラ機なのかと思ってググってみたらターボファン エンジンを装備した小型ジェット機だった。ブラジル製。%&*#!!!いや、別にブラジル製の品質を疑っているわけではないが。。。
そしてさらに調べたらブラジルには昔からBMWやワーゲンが入っていてかなりの工業力があるらしい。認識不足!! -
朝5:00ぴったりにタクシーが来た。外はまだ暗い。30分ほどで空港到着。多分チップを含めて30ユーロだったと思う。新イスタンブール空港にはターミナルは一つしかない。あと2ターミナルは現在建設中で完成は2030年だそうだ。一つしかないターミナルを各エアラインごとにブロックを区切って使わせている。自分の乗るエアラインとその機材#を右横にあるボードで確認するのが最初の仕事。アルファベット順にA~Kまであるので該当のブロックまで歩く。K等だったら絶望的に長~~い距離を唇をかみしめひたすら歩く以外ない(私がそうだった)。
イスタンブール新空港 空港
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ポーリッシュエアラインはKブロックだった。割と長い列ができている。チェックインカウンターの担当者は笑うと損だと言うような顔つきで業務をこなしている。人によりけりだが、一般的に東欧系の人々はあまりスマイルしないし、目つきも鋭い感がある。スラブ系の彼らの文化からきているものなのかよくわからないが。。。できるだけやさしそうな担当者に当たるといいのだが。。
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幸いナイスルッキングの優しそうなオニイサン係員だった。荷物をチェックインするかと聞かれたので、カメラ用の三脚を入れているからキャリーオンにするというとすぐにボーディングパスを発行してくれた。そしてここを出て左折するとゲート方向だよ。とのアドバイス。ありがとう。ボーディングパスをみるとゲートはB6Bになっている。言われた方向に向かっていくと、人が固まっている一角があった。皆インフォメーションボードでゲート#とその方向を確認している。
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私の乗るフライト8:00発LO138は B6Bのゲート、横に目を移すとGo to Gateとなっている。行かなくちゃ!
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セキュリティーチェック,出国審査を終えやっとゲートに到着。LOの機材がスタンバイしている。
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そして搭乗。2x2の座席配列で思ったよりゆったりしている。この機種は日本ではJ-airが運用しているようだ。ヨーロッパでは主に中、短距離路線で活躍している機種だという。
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機内のセーフティインストラクション。
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短い飛行時間でもカシューナッツとミニペイストリーみたいなスナックのサービス。
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ワルシャワ空港近くの街。そろそろ着陸態勢。イスタンブールとワルシャワ間の時差は1時間。なのでイスタンブール8:00am 発、実際の飛行時間は1時間半で現地到着時間は8:30am.
ワルシャワ ショパン空港 (WAW) 空港
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空港建物の窓から我々を運んでくれた機材がみえた。エンブラエル190,なかなかいい感じだった。
次は乗り継ぎ便、LO433 10:45am発マドリード行である。 -
搭乗手続きとセキュリティーチェックにむかう途中にあるインフォメーションボードを見ると次のLO433 マドリード行はwejście=gatewayが33となっている。
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この奥がセキュリティーチェックポイントになっている。この左手に搭乗手続き(?)のセクションがあり、パスポートとイスタンブール空港ですでに発券されている搭乗券を見せる。セキュリティーチェックの担当官は男女ともにポーランド版ドウェイン・ジョンソンのような体格ですご~く威圧感があった。
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ゲート#33の近くまで到着。近くの売店にあったアプリコットのペイストリーが美味しそうだったので20ユーロをだすと、オネエさんがお釣りはズウォティ(ポーランドの通貨)だけどいい?と聞く?#$%じゃクレジットカードにしようかな?と言うとその方がいいと思うよ。とのこと。気配りしてくれてありがとう!!ズウォティを持ってても先々使うとこがないものね。ペイストリーは焼き加減がいいし甘すぎなくてとてもおいしかった。
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LO433 マドリード行の機材、ギャングウェイから。
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シートに着席するとUSBポートがついていた。前の便の時は気がつかなかったけれど。。iPhoneをチャージしよう。マドリード空港到着予定は2:45pm, 4時間のフライト。
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オーバーヘッドビンを閉めて離陸準備。
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イスタンブール~ワルシャワ便と同じ内容のスナックサービス^ー^。
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もうほとんどマドリード上空。周囲に広がる丘陵地帯。そうだ、マドリードは’高原の街’とよばれているのだった。
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マドリード空港にランディング。
アドルフォ スアレス マドリード バラハス空港 (MAD) 空港
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はじめてのマドリード空港。空港ビルの中に入って次のイベリア航空リスボン行の出発ターミナルをチェックしないといけない。
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エスカレータで1Fに上がる。
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出発便のインフォメーションボード。私の乗る17:15発, IB3112リスボン行はT4だ。途中、案内版がないので空港職員風のおじさんに聞くとそこをまがってトイレの前にT4の出口があるから、という。
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これがそうみたいだ。
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そこを出ると矢印があってT4行のバス停があるではないか!シャトルバスのタイムテーブルも天井から下がっている。5分~10分間隔みたいで来るようだ。
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T4行のバスの中から。
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イベリア航空のカウンターはすぐわかった。ボーディングパスを受け取ってカウンターを出てその進行方向にあるセキュリティーチェックポイントを通過する。ボーディングパスをよく見るとターミナル4Sとなっている。ン、4s?
それにゲート#も記入されていない。セキュリティーチェックを通過した地点で親切そうな女性係官にそのことを訊いてみた。彼女は自分のスマホをチェックしてM26と手書きでゲート#を入れてくれた。そしてT4sは’目の前のエレベーターで下に降りるのよ’と。あ’、そうなんだ!’ よく見るとエレベータ―の横に目立たないような小さいグリーンの文字で4Sと書いてある。書くと簡単そうだけど、4sに到達するのは結構大変だったのである。
(*あとで調べるとSはサテライトの略でT4から自動運転で地下深くを走るシャトルトレインでしか行けないターミナルだった。) -
ターミナル4SはT4にくっついた構造であるため、出発便のすべてのチェックイン手続きはターミナル4で行われる。
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マドリード空港はさして大きい空港だとは思わないが、途中サインや標識がなかったり、入り組んでいたりで決してトラベラーフレンドリーではない。特に今回T4sなるターミナルを使用してそう感じた。で、これは空港バス停に貼ってあった路線の写真(バスはT4sには当然行かないのでこれには載っていない。)にT4sを加えたものである。位置関係を知る参考になればと思うのだが。。。。
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無料の自動運転シャトルトレイン。
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T4 とT4s間の所要時間は約5分。この図でT4 とT4sの連結関係、T4のみがT1, T2, T3にアクセスできることがわかる。
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T4Sに到着。またしてもエスカレーター。
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出たところは広々とした空間。
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エレベータでのアクセスもあり。
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真っ直ぐ進むとM26のゲートがあるはず。
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延々と歩かされてやっと着いたM26のゲート。このフロアにはトイレはあるが売店その他一切なし。ここで皆、所在なさそうにスマホを見たり、ウロウロしたりしてひたすら搭乗案内を待つ。搭乗開始予定時間の20分前になっても何の音沙汰もなし。搭乗開始時間ギリギリになってやっとゲート変更のアナウンスがあった。M29に変更!!皆、文句も言わず、仕方ないさと言う表情で子羊の群れのようにぞろぞろと斜め向かい側のM29に移動する。
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M29でしばらく待たされた乗客はやっとゲート変更と遅れの理由を説明される。予定していた機材に準備、点検の不備が見つかり、違った機材を急遽使用せざるを得なかったとのこと。5:35pm頃になってやっと搭乗列に並ぶ乗客。
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壁の時計が5:48を指している。出発時間は30分遅れだ。
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これがIB3112リスボン行の機材。
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約4時間半のフライトでイベリア半島を横断。リスボンのウンベルト・デルガード空港到着。この空港はポルテラ空港(Portela Airport)とも呼ばれるそうだがなぜだか不明。まずすることはGet Your Guideのサイトでオンライン購入したリスボアカードを’Ask Me Lisboa' というtourist Information のオフィスの一つで受け取ること。予めチェックしておいたそのオフィスが空港出口付近にあったので、iPhoneに送られてきたメールを見せてカードを受け取る。
ポルテラ空港 (LIS) 空港
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これでジェロニモス修道院やめぼしいリスボンのモニュメントの入場が無料もしくはディスカウントになる。いやいや、それだけでなくよく調べると地下鉄とバス、トラムに加えて、観光客が使う郊外電車のシントラ線とカスカイス線もフリーになるらしい!優秀!!
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さあ、タクシーで今夜のホテルに向かおう。空港出口のタクシー乗り場に待っていたタクシーにiPhoneを開き Booking.comの予約画面のホテルの住所を見せる。最初のドライバーは行かないと断ったけど次のタクシーのお兄さんはOK。ホテルまで40分くらい。チップを含めて30ユーロ位払ったと記憶している。
今夜から2泊するPENSAO RESIDENCIAL SETUBALENSE(Google マップでは単にPensao Setubalenseとなっている) にやっとチェックイン。グリーンの→がこのペンションの入り口。 -
PENSAO RESIDENCIAL SETUBALENSEの螺旋階段。
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螺旋階段を違ったアングルで。ウェブサイトには17世紀の建物を改装してペンションにしたとある。何はともあれロケーションがとてもいい。ジェロニモス修道院、ベレンの塔、パステイス・デ・ベレンなど歩いて行けるのだから。^ー^。
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アズレージョの腰壁。
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バスルーム。
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ベッドルーム。ちょっとブルーが強すぎかな?
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2,3軒先に元祖エッグタルト(ナタ)のお店、パステイス・デ・ベレンがある。歩いて行ってみるとまだ営業していた。
パステラリア パステイス デ ベレン パン屋
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奥のカフェ&レストランの方はもう閉まってたが、表の店頭では干ダラのコロッケ(バステーシュ・ド・バッカロウ)やパステル・デ・ベレン(ナタ)を売っていたのでコロッケ少し、ナタの4コ入りを買ってみた。リスボンに来たという実感を味わう。^ー^
パステル・デ・ベレンはこのお店の登録商標で他のお店は使えない。300年前の製法を今も守り続けているという。
なのでほかのお店で売っているのはこのお店のレプリカなのでパステル・デ・ナタのような名称で売っている。 -
ホテルのナイトマネージャーが教えてくれたレストラン、Adega de Belém。ホテルのすぐ隣。
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家族経営の老舗レストランみたいだ。食事している客も皆顔見知りみたいでアットホームな感じ。
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スープの前にアペタイザーとかパンがやって来た。ウェイターのオニイサン、’これ、召し上がっても召し上がらなくてもいいですよ。召し上がったらその分だけがチャージされますから。’と。ポルトガルのパンはシカゴでも手に入るので、おいしいと思っていたから、パンとバターを頂く。
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スープオブザデイ。
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リスボン名物、グリルしたイワシ。そしてサラダ。
ポルトガルと言えばイワシ(タラもそうだが)。調べてみるとリスボンでは6月13日にイワシ祭りまである(正式には6月13日の聖アントニオ祭でこの日が公式なイワシ解禁日)。また、古くはローマ人がこの地を納めていたころ、イワシを塩づけにしてイベリア半島からローマまで輸送する習慣があったそうだ。それほど歴史を通じて愛された魚は珍しい。ではイワシ君、頂きま~す。
*リスボン中心街のバイシャ地区にはローマ時代のガルム(魚醤)工場跡がある-Wikipedia。原料は魚の内臓となっているがイワシのものかどうかは定かではないい。 -
今日の移動距離:イスタンブールからワルシャワ~マドリード経由でリスボンまで2600マイルほど。’Good job!’ と自分で自分の右肩を叩いてホテルへの帰路につく。
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