2023/04/23 - 2023/04/23
4517位(同エリア6727件中)
ちゃんさん
この旅行記スケジュールを元に
2018年の我が子の誕生以来、夢であり目標だった家族での海外旅行。闘病とコロナ禍を経て、ようやく実現できました。
午後は、一度来てみたかった海雲台ブルーラインパークの海岸列車に乗りに来ました。片道乗車にしたのはもったいないと感じるほど、沿線には見どころがいっぱいです。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- 乳幼児連れ家族旅行
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- 鉄道
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
テジクッパでお腹いっぱいになった一家三人は、西面駅から地下鉄1号線に乗りました。
韓国の各都市の地下鉄でも、唯一「紙」の乗車券が現役の釜山。西面駅 駅
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QRコード乗車券への切り替え準備が進んでいて、「マグネット式」と称された磁気乗車券は間もなく消える運命にあります。すでに改札機には、QRコード読み取り機が設置されていました。
読み取りに時間がかかるので、日本では困難とも言われている方式ですが、紙乗車券の割合が減っているんだから、特に地方では取り入れてもいいんじゃないかなと思います。チケットレスへの対応も容易です。釜山都市鉄道 (地下鉄) 鉄道系(地下鉄・モノレールなど)
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教大(教育大学または教育学部を、韓国ではこのように略します)で下車して、長い長い通路を通って東海線に乗り換えます。
もともと長距離列車のみが走る路線だった「東海南部線」が、2016年、通勤電車も走る「東海線」に生まれ変わったもの。線路と駅は全面的につくりかえられていて、新線同等です。 -
東海線の駅には、ちゃんと男子トイレにも、おむつ交換台や子ども用便器がありました。
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帯広駅のように、上下線で改札が分かれています。目的地に注意!
手持ちのT-moneyカードは、改札でエラーを起こしてしまいました。若い駅員さん(兵役代替の公益勤務要員かも)に処理してもらいましたが、たぶん1号線との通算運賃は適用にならなかったんじゃないかな。 -
東海線の電車は30分間隔で、九州の地方都市圏の普通電車の感覚です。特に時刻表を見ずに来るのか、15分前でも手持無沙汰に待っている乗客は多くいました。
ホーム上に売店かコーヒースタンドでも作れば、ひと儲けできそう。 -
ブラックフェイスの東海線の電車がやって来ました。前に並んでいたけど、すでに釜田方面からの乗客で満席。ホームと反対側のドアの前に、立ち場所を求めました。
昼間なのにすごい混雑。4両しかないのも原因です。増結してくれたらと思うものの、東海線は敬老優待乗車(無料!)の割合が全国でも屈指の高さらしく、利益につながらないのが苦しいところです。 -
70年代、ソウルに1号線しかなかった頃に始まった敬老優待が、地下鉄ネットワークの拡充&高齢化が進む中で適したものかは、長年論議されていること。事業者側の反発も大きいのですが、止められないのは、敬老の国ならではといえるかもしれません。
1号線と違って、地上を走り続ける東海線では街の風景を楽しめます。おばあちゃんから、子ども抱っこしましょうか? と声を掛けられましたが、我が子はドア窓からの景色をじっと眺めたそうです。 -
「何歳?(数えで)6歳? (手を握り)まぁ痩せてるのね…ちゃんと食べてる?」
と踏み込んでくるあたりも、韓国らしさ!? いっぱい食べてますよ~、と返しておきました。
安楽駅は川の上。阪神武庫川駅を思い出しました。 -
東海南部線の頃は海岸線を走っていた、海雲台~松亭間は、山を突き抜けるトンネルでショートカット。長い闇を抜け、移設後の新しい松亭駅に到着しました。
ちょっと疲れた我が子は、抱っこされたままスヤスヤ。松亭駅 駅
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山側の線路には、見慣れぬ地下鉄車両が群を成して止まっていました。海外向けの輸出車両が、先方の都合で運び出せないままなんだとか。
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こちらの駅でもT-moneyカードのエラーが出てしまい、また駅員さんの手をわずらわせることに。チャージ機に載せたら、ちゃんと作動するんだけどなぁ。
ヨメさんが一枚余分に持っていたカードを使おうとチャージ機に載せてみたら、こちらは認識せず。うーむ、どうなってんだ… -
松亭駅からは、改良前の旧線を活用した、ブルーラインパークの松亭停留所へ歩きます。カード騒ぎで時間がなくなったのでタクシーに乗りたかったんだけど、1台も見当たらなかったんだよね。
韓国って、地方でも割と簡単にタクシーがつかまるイメージがあったのだけど…次回までに、外国人でも使えるタクシーアプリを探しておかねば。 -
ブルーラインパークパークの停留所までは、廃線跡が遊歩道化されていました。ツツジ咲き誇る、いい散歩道。
しかしこちらは、予約していた列車の時間が迫っていて、気が気ではありません。寝起きの子を抱えたまま、駆け足です。 -
息を切らしながら、予約した列車の10分前に松亭停留所に到着。日本統治時代から続く、歴史ある木造駅舎が出迎えてくれました。見る余裕なんて、まったくありませんでしたが。
駅周辺には飲食店も集まってるので、待ち時間も退屈することはなさそう。余裕を持って訪ねるのが吉ですね。旧松亭駅ギャラリー 博物館・美術館・ギャラリー
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駅舎は待合室の機能のみで、改札はホームを歩いたさらに先にあります。
トラム風の観光列車が、乗客を迎えていました。海雲台ブルーラインパーク 観光名所
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あらかじめネットで予約していたブルーラインパークの海岸列車ですが、指定席ではなく、予約したのは優先乗車できる権利のみです。優先乗車は10分前までなので、遅くなった僕らは現地購入と同じ条件になってしまいました。
1回券は1人7千ウォン。ちなみに2回券は12,000ウォン、「全駅乗車券」は16,000ウォンです。 -
最後尾の海向き座席をなんとか確保。ああ、疲れた!
立客もポツポツいて、人気の列車というか、観光地になっているんですね。 -
出発すればすぐ、白い松亭の海水浴場が見えてきました。
天気はあいにく曇りがちで波も高いですが、絶好の波乗り日和のようで、無数のサーファーが波間に漂っていました。 -
もともと松亭周辺は観光地で、海を望む食事処があちこちにあります。
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美しく庭園を整備したカフェや…
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天気がよければ気持ちよさそうなテラス席を備えた食堂も。もっとはやめの時間に来て、ランチタイム~カフェタイムを沿線で過ごすのが良さそうです。
乗り歩きに便利な「全駅乗車券」はフリーパスではなく、各駅で1回ずつ乗降できるというシステム。沿線に観光客を誘う効果を狙っています。 -
集落が途切れると、海岸ぺったりに線路が張り付きます。国防上の理由から海岸沿いの線路が少ない韓国にあって、珍しい区間と言われていました。
沖の波も高そうだなぁ…今夜の船は大丈夫かしら。 -
海に突き出た、青沙浦ダリットル展望台。いやぁ怖そう…
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海岸列車は、軌道事業法に基づく時速40km以下ののりもの。踏切もあり、江ノ電を思い出す風景です。
海雲台方面から青沙浦停留所までは以前、歩いてきたことがあり、当時から観光地ではあったけど、のどかな漁村といったイメージもありました。 -
それがすっかり観光地化された感じで、ブルーラインパークの効果まざまざ。海岸列車だけでなく、平行する遊歩道を歩く人も多いです。
歩き、休み、おいしいものを食べ、疲れたら列車に乗る…思い思いの楽しみ方ができます。 -
15分間隔で走る海岸列車を「さばく」ため、停留所だけでなく、列車を行き違いさせるための信号所もあります。
これがまた海岸沿いの、景色のよい場所にあるので、旅人にとっては観光停車です。 -
海雲台の超高層ビル群が見えてくれば、30分弱の海岸列車の旅も、間もなく終着。
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このあたりの線路は、2014年に歩いたことがあります。当時は流行していた「レールバイク」になる構想がありましたが、あえて廃線跡のままにしてはという市民の声に押され、遊歩道として開放されていました。https://blog.goo.ne.jp/smasaki_r10/e/7649445029efa15f95b109af9019ccc6
これはこれで、とても楽しい体験でした。その後の経緯は知りませんが、珍しくなくなったレールバイクよりも、より楽しめる施設になったように思います。 -
楽し気な乗客の声を乗せ、終着・尾浦へ。あっという間で、次回はぜひ海雲台に泊って、丸1日楽しんでみたいです。
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海岸列車の上には、尾浦~青沙浦のみ「スカイカプセル」も走っています。4人乗りの小型車両が行き交い、より高い視線から、家族水入らずで楽しめる乗り物です。
海岸列車よりも人気が高く、今日はこの後すべて満席。事前予約が必須です -
ここまで急いでばかりだったので、停留所にあるカフェへ。
すっかりアフターコロナな雰囲気ですが、「食事時以外マスク着用」「会話は最小限」などの掲示はまだ残っていました。 -
パパとママはビッグサイズのコーヒーにエッグタルト、我が子は大好きなイチゴアイス。ほっと一息つけました。
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遊歩道を歩けば、海雲台の海岸線はすぐそこです。ところがこの日は強風で、体感気温は冬のよう。風が苦手な我が子も怖がるばかりです。
海辺で砂遊びの計画は、取りやめた方がよさそうですね。 -
坂道を登り、尾浦のバス停へ。釜山駅方面へバスで戻ることにしました。
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