横浜港にクルーズ客船が集結！②ランドマークタワー展望フロアとハイドロびんご号とロイヤルウイングから観覧

2023/04/28 - 2023/04/30

　4月28日にクルーズ船5隻が横浜港に集結！！！
1つの港に大型クルーズ船が5隻同日に着岸するのは国内初というので、これは見に行かねばと名古屋から横浜へ出かけました。
4月28日には大さん橋に飛鳥Ⅱとにっぽん丸、新港ふ頭にはバイキングオリオン、大黒ふ頭にはクイーンエリザベスとMSCベリッシマが着岸し、29日の大さん橋にはダイヤモンドプリンセス、新港ふ頭にはバイキングオリオン、大黒ふ頭にはMSCベリッシマが着岸し、自分にとってはこの上ない絶景でした。
画期的な光景に立ちあえ、満たされた気分になりました。

今回は2日目の4月29日横浜港に関するレポートです。
2日目は横浜ランドマークタワーの展望フロアから横浜港を観覧したあと世界初の水素軽油混焼エンジン搭載の『ハイドロびんご』と間もなく運航終了するレストラン船のロイヤルウイングに乗船してシップウオッチングをしました。

エリア 横浜(神奈川)

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: 高速・路線バス 船 新幹線 JRローカル 私鉄 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

4月29日からGWに入り、29日は全国的に曇りのち雨の天気予報で、東京と浜松だけは曇りのち晴れの天気予報。
旅行に出ると「天気男」を発揮しました！

2日目の朝、再び桜木町へやって来て、横浜ランドマークタワーの展望フロアへ昇ろうとするも営業時間は10時からとの事で暫く付近を散歩。

横浜ランドマークタワー 名所・史跡

帆船の日本丸メモリアルパークで一休み。
こういう景色を見ていると心身ともに癒されます。

日本丸メモリアルパーク(旧横浜船渠第1号ドック) 公園・植物園

10時開場とともに入場し、69階273ｍの展望フロアへ直行（入場料大人1,000円）。
直ぐに見えたのが、横浜港の壮観な景色。

横浜ランドマークタワー 名所・史跡

新港ふ頭に停泊しているバイキング・オリオンをズームして撮影。

横浜ハンマーヘッド ショッピングモール

続いて大さん橋に停泊しているダイヤモンド・プリンセスをズームして撮影。
コロナ禍が始まる前から4年ぶりでダイヤモンド・プリンセスに再会。

手前からバイキング・オリオン、ダイヤモンド・プリンセス、氷川丸が見えます。
横浜ベイブリッジの向こう側の大黒ふ頭にMSCベリッシマと自動車運搬船2隻が停泊していますが、橋脚に隠れて船型がはっきりと見えません。

魚眼風に撮影してみました。

横浜ランドマークタワー69F展望フロア スカイガーデン 名所・史跡

左奥に丹沢山地、高尾山方面を望む。

みなとみらい21中央地区のビル群

南側の住宅街

前日はバイキングオリオン、飛鳥Ⅱ、にっぽん丸、クイーンエリザベス、MSCベリッシマの5隻が同時入港しましたが、クイーン・エリザベス、MSCベリッシマの2隻は横浜ベイブリッジに隠れてはっきりとは見えなかった筈です。

世界最速を誇るエレベーター。
展望フロア「スカイガーデン」から地上へ向かう「下り」の速度は世界一。そのスピードは40階で最高分速750ｍ（最高時速45KM）に達し、「上り」は世界一こそ譲ったものの国内では最速で約40秒で69階フロアに到着。
最高分速に達した時にパチリ。

再び日本丸メモリアルパークにやって来ました。

横浜ランドマークタワーの下にTBSテレビ番組の『TOKYO　MER～走る緊急救命室～』の車が停まっていました。

世界初の水素軽油混焼エンジン搭載小型旅客船『 ハイドロびんご 』。
ハンマーヘッド乗り場から『ハイドロびんご』の横浜港の遊覧クルーズに乗船しました。（45分間・大人2,500円）
4月27日より就航したばかりの遊覧船に乗れてラッキーでした。

＜横濱ハイドロびんごクルーズのHP>
https://www.yokohama-cruising.jp/index.php?act=cruise&do=course_calendar&ship_id=003&course_id=00345

ハイドロびんごの船首
ハイドロびんごは昨年7月にツネイシクラフト＆ファシリティーズとベルギー船社が共同開発した画期的な船です。

ハイドロびんごの操舵室

ハイドロびんご操舵室のメーターパネル。
横浜港にはまだ水素燃料供給施設がないため、燃料は軽油で運航しており、航行する音や乗り心地は一般的な遊覧船と変わりませんでした。

ハイドロびんごの船内案内図

＜ハイドロびんごの概要＞
総トン数：19トン、全長：19.4ｍ、全幅：5.4ｍ、喫水：0.75ｍ、
航海速力：23ノット、旅客：80名、乗組員：2名
水素・ディーゼルハイブリッドシステム２期2軸

ハイドロびんごの船内

シップオブザイヤー2021で小型客船部門賞を受賞。

水素混焼制御システムにより水素と軽油のベストミックスを実現し、これまでのディーゼルエンジンと比較して、最大50%のCO2排出削減を実現した未来のSDGs船。

ハイドロびんごの屋根つきデッキからクルーズ船を撮影開始。
先ずはバイキング・オリオンを撮影。

続いて給油中のダイヤモンド・プリンセスを撮影。

横浜港大さん橋国際客船ターミナル 名所・史跡

大さん橋に着岸するロイヤルウイングとダイヤモンド・プリンセスの船尾

氷川丸

氷川丸 名所・史跡

海水が綺麗になった横浜港内には釣り船がたくさん入港していて釣りを楽しんでいました。

横浜ベイブリッジを潜り抜け、MSCベリッシマに近づきます。

横浜ベイブリッジ 名所・史跡

MSCベリッシマは前日にクイーンエリザベスが着岸した場所に移動し、向きが180度変わっていました。

MSCの隣に自動車運搬船RCC　ASIAが停泊。

この日は風が強くて総トン数19トン、全長19ｍのハイドロびんごはゆらゆら揺れて写真を撮るのに苦労しました。

その隣に自動車運搬船POLARIS LEADERが停泊。

大黒ふ頭に着岸しているMSCベリッシマ、RCC ASIA,POLARIS LEADERの3隻に接近したあと回頭して引き返します。

ノースドック東側にある赤灯台の前を通過。

再びダイヤモンドプリンセスとご対面

大さん橋ふ頭ビル 名所・史跡

再び新港ふ頭に停泊のバイキング・オリオン右舷側を通過。

給油中のバイキング・オリオン左舷側を通過し、ハンマーヘッド乗り場に戻って来ました。

ハイドロびんごは45分間クルーズのあと、象の鼻の方へ戻っていきました。

ハイドロびんごを下船して、赤レンガパークを歩いていたら、停泊場所に戻っていくハイドロびんごに再会。

象の鼻からダイヤモンド・プリンセスの真後ろを撮影。

象の鼻パーク 公園・植物園

明治時代の大桟橋界隈の絵図

新港ふ頭から赤レンガパーク、大さん橋を歩き、お腹が空いたので大さん橋に向かう道の脇にあるザ・ラーメン屋で昼食。
昭和時代の中華料理店という感じで昔から船乗りさんも良く食べに来るらしい。

場所は一等地でもメニュー豊富で値段も庶民的。

ラーメン＋半チャーハンを注文。（950円）

醬油ラーメンとパリッとした炒め具合のチャーハンはとても美味しい。

友人が注文したチャーハン

昼食後は大さん橋へ。
大さん橋のウッドデッキの先端から見るダイヤモンド・プリンセス

船齢63歳のロイヤルウイングは5月14日のファイナルクルーズをもって終航するので、ロイヤルウイングの乗り納めをしようとティークルーズに乗船してシップウオッチングしました。

横浜港大さん橋国際客船ターミナル 名所・史跡

これからロイヤルウイングに乗船してシップウオッチングします。
ロイヤルウイングは終航が間近のため乗船券購入窓口は買い求める人でいっぱい。
食堂には入らずにサンデッキで過ごす条件のティークルーズを利用（90分間・大人1,800円）しました。

大さん橋を離岸し、横浜ベイブリッジに近づき、MSCベリッシマと自動車運搬船2隻が間近に見えてきました。
2隻の自動車運搬船はいずれも5万トン級で全長200ｍ位ですが、全長300ｍ以上のMSCベリッシマに比べると小さく見えます。

横浜ベイブリッジとMSCベリッシマ

ロイヤルウイングのサンデッキは船見物する乗船客でいっぱい。

この日は風もあり時化ていましたが、遊覧船に比べてロイヤルウイングは大きいので安定しており写真も撮りやすかったです。

ロイヤルウイングの船尾の日の丸旗

ロイヤルウイングは大黒海づり公園前あたりまで行くので、横浜港を90分間たっぷりと味わえます。

再びバイキング・オリオンにご対面。
ロイヤルウイングはみなとみらい21の前で回頭し、Uターンして大さん橋へ。

給油が終わったダイヤモンド・プリンセス

90分間のデイクルーズを終えて大さん橋に戻り、ロイヤルウイングの乗り納めとなりました。
2日目はハイドロびんごとロイヤルウイングに乗船し、船上から沢山写真を撮り、シップウオッチング。クルーズ船には乗らずに見るだけでしたが、十分に楽しめました。

このあとは③船齢63歳の現役最古の客船ロイヤルウイングに乗り納め　に続きます。

この旅行記へのコメント （2）

• 夢道乗光さん 2023/05/13 17:55:10

  画期的で壮観な横浜港の光景

  toc blancさんが4月29日出発ダイヤモンド・プリンセスの日本一周クルーズに乗船された乗船記を拝見しました。コロナ禍以来のダイヤモンド・プリンセスの様子を知ることができて良かったです。
  
  GWはクルーズはしないで、来港したクルーズ船の撮影に専念しました。
  横浜港では28日には5隻のクルーズ船が集結し、29日には3隻のクルーズ船が停泊する光景を眺めただけ存分に楽しむことができました。
  
  これからもクルーズを楽しみましょう。
  

• toc blancさん 2023/05/13 13:18:44

  クルーズ船5隻をお目当てに

  流石、夢道乗光さん
  このGWを逃さず横浜にいらしたんですね、お船の撮影には最高のGWでしたね。
  
  そして何と言っても4月29日横浜港おおさんばしに停泊するダイヤの写真、見せて
  頂きありがとうございます。
  物理的に自分では決して撮影できないので本当に嬉しいです。
  
  これからも楽しみにしています♪
  toc blanc