2023/04/02 - 2023/04/02
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GOTOCHANさん
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この旅行記のスケジュール
2023/04/02
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樽見の大桜
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車での移動
県道6号線、48号線経由
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天滝渓谷駐車場
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徒歩での移動
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徒歩での移動
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天滝渓谷駐車場
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車での移動
県道48号線経由
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若杉不動滝
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車での移動
県道48号線、国道29号線経由で帰宅
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この旅行記スケジュールを元に
「樽見の大桜」を見学した後すぐに帰宅してもよかったのですが、まだまだ元気だったので久しぶりに日本の滝百選の一つ・天滝を見に行きました。天滝は私にとって思い入れのある滝で、私が滝めぐりに本格的にのめりこむきっかけとなった滝です。初めて天滝を見たのは2006年の秋です。その翌年のGWにヒマラヤトレッキングを予定していた私は、そのトレーニングのため登山を考えていました。体力にはそこそこ自信はありましたが、日頃の運動不足もあり、足慣らしのためにハイキングコースを探していたところヒットしたのが天滝でした。滝というとどうしても華厳の滝や那智の滝のように所謂直瀑をイメージしていましたが、それらとは異なる天滝の姿を初めて見た時の衝撃は忘れられません。それで滝というものに興味を持った私は、その日のうちに日本の滝百選の原不動滝にも行ってしまいました。その翌年の2007年にも天滝に行きましたが、それ以来の天滝ということになります。天滝に至る登山道の様子や、途中にあるいくつかの滝の記憶は薄れていましたが、天滝はやはり素晴らしい滝であることを再認識できました。
しのびの滝滝見難易度:1、岩間の滝滝見難易度:1、糸滝滝見難易度:2、連理の滝滝見難易度:2、久遠の滝滝見難易度:2、夫婦滝滝見難易度:3、鼓ヶ滝滝見難易度:3、天滝滝見難易度:4、若杉不動滝滝見難易度:1
参考 滝見難易度0:道路から見える、1:片道徒歩5分以内、2:片道徒歩15分以内、3:片道徒歩30分以内、4:片道徒歩1時間以内、5:片道徒歩2時間以内、6:片道徒歩2時間以上もしくは2時間以内でも特別な装備が必要な場合など。私の旅行記ではほとんど出現することはないと思われる。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 自家用車 徒歩
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イチオシ
天滝レストハウスの駐車場に到着。天滝渓谷入口の駐車場が満車ならこの駐車場に停める必要がありますが、10分以上林道を歩く必要があります。この日は全く車がないので、上の駐車場も空きがあるはずです。
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果たして登山口の駐車場には先着4台のみでした。駐車場には登山道の案内図があります。現在天滝より先へは通行止めとなっています。
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天滝までの登山道マップ。駐車場から天滝まで1.2キロです。標準タイムは40分となっています。実際には途中の滝の撮影をしながら30分ほどで天滝に到着することになります。
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登山口の歌碑。
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すぐに最初の滝であるしのびの滝があります。落差は3メートル。
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しのびの滝から数分で岩間の滝です。落差は3メートル。川に降りて進むと滝の前まで行けそうですがめんどくさいのでしませんでした。
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岩間の滝の標識。最初のしのびの滝を除いてすべての滝にこの標識がありました。登山道は左岸に取り付けられており、岩間の滝は登山道から見下ろす位置にあります。
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登山道から見る岩間の滝。
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数分で糸滝です。
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糸滝は天滝川の枝沢に懸かる落差100メートルともいわれる滝です。どこから流れ落ちてきているのか確認することは困難です。
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すぐに連理の滝です。
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連理の滝も登山道から見下ろす位置にあります。無理したら滝前に行けそうですが、もちろんめんどくさいのでしません。落差は5メートル。
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連理の滝を過ぎると糸滝に似た枝沢に懸かる滝が出現しました。糸滝に名前があってこれに名前がないのはなぜかはわかりません。そもそも「滝」の定義は曖昧で、この天滝渓谷にあるしのびの滝や岩間の滝、糸滝、連理の滝などもところ変われば名前は付けられていない可能性もあり、この写真の沢もところ変われば名前が付けられていたことでしょう。この先、このような名無しの「滝」がいくつかありました。ちなみにこの写真の「滝」は、少し見づらいですが上の方に垂直に落ちているところがあり、立派な「滝」と言えるでしょう。
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連理の滝から数分で久遠の滝です。
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久遠の滝も登山道から見下ろす位置にありますが、比較的滝の姿は見ることができます。落差10メートル。
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16年前来た時にはなかったかも?気づかなかっただけ?でもそこそこ新しいものに感じます。ここ10年ほど自然災害でこの登山道は何度も通行止めになっていたりするので、だれかが寄進されたのでしょうか?
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さらに数分歩くと夫婦滝です。2~3分歩くたびに次から次へと滝が出現するので飽きないですね。
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その名の通り2条の滝です。
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夫婦滝は上の段の2条の滝を指すようです。落差4メートル。
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夫婦滝を過ぎると天滝まではあと400メートル。全体の3分の2を過ぎたことになりますが、来たことがある身にとってはここからがしんどいということも分かっています。
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夫婦滝から数分のところで新しい階段ができていました。
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階段を下りて見上げると登山道が崩落した跡と思われる光景が目に入りました。この写真右端辺りに橋があるのが写っています。
近年天滝登山道は度重なる自然災害で、通行止め、仮復旧とを繰り返しています。2016年には雪害で橋が損壊し、翌2017年には台風で土砂崩れが発生するなどしています。その都度仮復旧しているようですが、その後も復旧工事は行われています。2022年には雪害で、秋まで通行止めが続いていたようです。 -
赤線のルートを辿りました。
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夫婦滝からは5分ほどで鼓ヶ滝です。落差は14メートル。天滝に近づくにつれ滝が立派になっていきます。メインディッシュはここまでとは比べ物にならないくらい巨大です。滝前の赤い橋が2016年に雪害で損壊した橋を新しく付け替えたものです。完成には2年ほどかかったようです。完成して5年たたないですが既に結構傷んでいますね。
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その橋の上から見た鼓ヶ滝。
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鼓ヶ滝の上流に木々の間から天滝の姿がわずかに見えました。
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鼓ヶ滝からは急登になります。
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天滝までの登山道もこのように復旧途上のところがあります。ここは土砂が流出した場所なのでしょうね。
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この休憩所も16年前にはなかったような気がします。
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イチオシ
鼓ヶ滝からは約5分で天滝の下流直下まで来ました。やはり期待を裏切らない見事な滝です。欲を言えばあと1か月遅く新緑の時期だとなお良かったのですが。
天滝 自然・景勝地
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イチオシ
そして急な長い階段を上ること3分、天滝の観瀑所に到達です。
天滝 自然・景勝地
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天滝の観瀑所に祀られている天瀧三社大権現。
天滝 自然・景勝地
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天滝の説明板。
天滝 自然・景勝地
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イチオシ
天滝はこんな巨大な滝ですが、すぐそばまで近寄ることができるのがウリです。滑りやすいので注意が必要ですが、落ちてくる水を浴びることができるほど近づくことができるのです。
天滝 自然・景勝地
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どちらかというと直瀑の滝とは違って優雅に流れ落ちる滝ですが、すぐそばまで近寄り滝口の方を見るとそれなりの迫力を感じます。
天滝 自然・景勝地
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滝に近づいた場所から下流側を見下ろした風景。天滝にはいわゆる滝壺はありません。5枚前の写真は、この写真の赤矢印の場所から撮影したものです。展望所までは矢印の場所からこの高低差分の急な階段を上る必要があるので、そこでめげてしまう人も多くいるようです。
天滝 自然・景勝地
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しばらくの間私以外誰もおらず天滝を独り占めすることができました。なお、天滝から先杉ヶ沢高原まで登山道がありますが災害のため通行止めでした。天滝は地元にとっては大切な観光資源で、災害復旧も比較的速やかに行われているようです。しかし天滝から先の復旧はいつのことになることやら…
近年災害等で全国的に滝への登山道が通行止めのまま放置されているケースが多くみられるのは非常に残念です。マイナーな滝なら仕方ないとも言えますが、百選滝でも長く通行止めで事実上訪問できない滝がいくつかあり、私の百選滝完全制覇を妨げています。天滝 自然・景勝地
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天滝から下山した後は帰路につきましたが、そのルートは2通りあります。1つは「樽見の大桜」への往路と同じルートで、県道70号線で朝来ICに出て播但連絡道を利用するものです。もう一つは県道48号線で宍粟市に出て、国道29号線を通るルートです。後者を選択しましたが、その理由が県道48号線沿いにある若杉不動滝に立ち寄るためです。ヘアピンカーブのところに不動滝の案内板があります。駐車場はありませんが、ヘアピンカーブのところが非常に広くなっており、駐車可能です。
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滝への遊歩道はほぼ平坦です。県道から遊歩道に入るとすでに滝の轟音が聞こえていました。
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不動滝らしく不動明王が祀られています。
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イチオシ
数分で若杉不動滝です。落差13メートルですが、水量豊富な豪快な滝です。
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お手軽滝なので、通りかかった時には必ず立ち寄りますが、いつもながら美しい滝壺に癒されました。
これでこの日の活動は終了です。久しぶりにちょっとした山歩きも楽しむことができました。
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