2021/05/08 - 2021/05/08
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GOTOCHANさん
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兵庫県最高峰・氷ノ山を水源とする滝は数多くあります。そのうち多くの滝はすでに訪問したことがありますが、福定親水公園登山口からの登山道沿いにある布滝にはまだ訪問したことがありません。氷ノ山には2度登頂しましたが別の登山口からで、いつか氷ノ山登山のメインルートである福定親水公園登山口から登頂するつもりでいたためです。しかしながらなかなかその機会はやってこず、コロナ禍による緊急事態宣言下で県外に出ることには躊躇いもあり、一方本格的な滝見もしたいということでついに布滝訪問をすることにしました。できれば氷ノ山登頂も同時に果たしたかったのですが、まだ体力面に不安があり(このコースは5~6時間は歩かなければなりません)、午前中に所用があったこともあり滝めぐりだけとなりました。
しぶき滝滝見難易度:2、布滝滝見難易度:2、のぞき滝滝見難易度:3(遠望、ほとんど見えず)、くの字滝滝見難易度:3(遠望)
参考 滝見難易度0:道路から見える、1:片道徒歩5分以内、2:片道徒歩15分以内、3:片道徒歩30分以内、4:片道徒歩1時間以内、5:片道徒歩2時間以内、6:片道徒歩2時間以上もしくは2時間以内でも特別な装備が必要な場合など。私の旅行記ではほとんど出現することはないと思われる。
注意 滝見難易度はあくまで私の主観によるものであり、また季節や天候により難易度が上がる場合もあります。私の旅行記を参考にされて、「違うかったやんけ」とおっしゃられても責任は負えませんのでご了承ください。また、難易度が高い場合はできる限り単独行は避けるようお願いします。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 自家用車 徒歩
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福定親水公園に向かう途中から見た氷ノ山。まだ残雪があるのには驚きました。この日は黄砂がひどく晴れていても青空を見ることはできませんでした。
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福定親水公園に到着したのは午後1時半ごろでした。駐車場は8割方埋まっていました。すでに下山された方もいらっしゃると思われますので、かなり賑わっていたのではないでしょうか。氷ノ山山頂までは5.2キロの道のりです。福定親水公園の標高は660メートルで標高差は850メートルありますので、山頂までは最低でも2時間はかかると思われます。
福定親水公園 公園・植物園
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まだ八重桜が咲いていました。
福定親水公園 公園・植物園
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福定親水公園は円山川水系八木川の上流にある自然公園で、キャンプ場があり、バーベキューや水遊びを楽しむことができます。
福定親水公園 公園・植物園
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駐車場にある登山案内図です。私は大段ケ平(おおだんがなる)登山口と鳥取県若桜町の仙谷コース登山口から氷ノ山登頂を果たしています。いずれのコースも福定親水公園からのコースと比べると標高差、距離とも断然楽です。
福定親水公園 公園・植物園
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さあ、スタートです。初めのうちは公園内の整備された遊歩道を歩きます。
福定親水公園 公園・植物園
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キャンプ場を通過。利用者はいません。
福定親水公園 公園・植物園
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イチオシ
新緑が美しい。
福定親水公園 公園・植物園
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公園を通り抜けていよいよ本格的な山道となります。そこにはこの案内図があります。
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初めのうちは杉木立の緩やかな傾斜の登山道です。
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ところがしばらくすると登山道が一部災害のため通行禁止となっており、仮設の登山道を歩きます。川原を歩くことになります。これは結果的に良い点と悪い点がありました。良い点は後述しますが、悪い点は通行禁止だった登山道ではにんじん滝を見ることができたことです。実は通行禁止の登山道はそれほど問題があるわけではなく、歩くことができたため、結果的ににんじん滝を見逃すことになりました。次の機会はおそらく氷ノ山山頂を目指すことになるので、その際に見ようと思います。
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良い点はしぶき滝を見ることができたことです。正規の登山道であればこの滝の前は通りません。残念なのは滝のすぐ上に堰堤があることです。落差は7メートルですが水量豊富で豪快な滝です。水もきれいです。
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この写真には梯子の残骸が写っています。しぶき滝は八木川支流の不動谷が八木川と合流する地点に懸かる滝ですが、この上流にのぞき滝と不動滝があります。その全貌を見るには不動谷を遡上する必要があり、かなり危険なルートだそうです。しぶき滝の右岸(向かって左側)から堰堤を越えて沢に入って行くのがそのルートの入口です。梯子の残骸は不動沢を遡上する人が利用していたのではないかと推測されます。さらには、のぞき滝と不動滝の間にも別の滝が連続して懸かっているようで、まだ謎の部分があります。特に不動滝に関しては登山道から見えるという説や見えないという説があります。この時点では不動滝が見えるとされているポイントまで登山道を登るつもりはなかったのですが、結局登ることになります。
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仮設登山道では1箇所川を渡る場所があり、比較的新しい橋が架けられていました。
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布滝までに登山道で見たお花(一部です)。
(左上)ルイヨウボタン
(右上)スミレサイシン?スミレは種類が多くわたしには同定困難です
(左下)ツボスミレ?花は白く小さい
(右下)ニリンソウ -
布滝への分岐。
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登山道右側は八木川で、布滝の下流です。
布滝 自然・景勝地
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やがて橋がありその向こうに木々の間から布滝の姿が確認できました。
布滝 自然・景勝地
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布滝は橋の上から見ることになります。葉が茂り滝の姿が見えづらいです。4月中旬までなら布滝の姿は木に邪魔されず見ることができるということです。
布滝 自然・景勝地
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イチオシ
布滝は落差65メートルです。滝口はここからでは確認できません。
布滝 自然・景勝地
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橋の上から見る八木川(布滝下流)。かなりの高さがあります。滝に近づくルートを探しましたが、橋のところからは川に下りていくルートはなく、ロープがあればなんとか下りれそうという感じです。下流から川に入れば行けないことはなさそうですが、単独ですので自重しました。
布滝 自然・景勝地
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イチオシ
布滝はその名の通り、水が布を垂らしたように優雅に流れ落ちている滝です。水量もそこそこあり落差も大きいですが豪快さとは無縁の滝のように思えます。
(左上)新緑が映える
(右上)滝身のアップ
(左下)布滝下の段
(右下)滝口のアップ。なんとなく白い部分が見えています。布滝 自然・景勝地
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布滝を見たことでこの日のミッションは完了ですが、物足りなささもあり登山道を登っていくことにしました。最初に出迎えてくれたのは九十九折の登山道、28曲がりです。
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5分ほど登ると「不動滝」の看板がありました。どうやら不動滝を遠望できるポイントのようです。
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さらには「のぞき滝」の朽ちた看板も。
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このような場所です。
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この場所は遭難者が出た場所なのでしょうか?のぞき滝は、谷を覗き込むと見えるところからその名が付けられたそうで、落ちないよう気をつけなくっちゃ。
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しかし不動滝はおろかのぞき滝もほとんど見えません。音から滝の存在は確認できますが、果たしてこのわずかに見える白い部分がのぞき滝かどうかもわかりません。
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ところでこの展望所付近ではほぼ咲き終わったイワカガミがたくさん見られましたが、かろうじて白いイワカガミ(通常はピンク)がまだがんばっていました。
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歩いている登山道は布滝の懸かる谷とのぞき滝、不動滝の懸かる谷に挟まれた尾根に付けられています。そのためそれぞれの滝の落ち口のあるあたりまでは滝の姿を見ることのできる可能性があるためさらに登りました。5分ほどで布滝の看板がありました。
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看板のあるところから見える布滝は滝最上部の滝口あたりかと思いましたが、滝の中ほどにある大きな岩で布滝の流れが二つに分かれるところのようでした。そこそこ登ってきたと思いましたが標高差で言うとそれほどでもないのですね。ここから布滝の滝口を見に行くことは可能かもしれません。
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さらに2分ほどで再び不動滝の看板があります。
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そこから見る滝は葉っぱに遮られこんな感じでした。
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さらに登ること2分。今度はこの看板がありました。実はこの看板が紛らわしいのです。この場所からは確かに滝が見えます。葉っぱに遮られているとはいえ、これまでの場所と比べるとはるかによく見えます。この看板を額面通り受け取ると、ここから見える滝が不動滝でその形状から別名をくの字滝と呼ぶのだということになります。不動滝については様々な解釈の仕方があるようですが、いろんな方のブログなどを拝見すると一般的な解釈としては、のぞき滝の上流にこの場所から見えるくの字滝があり、不動滝はさらに上流にあり、登山道からは見ることができないというものです。したがって、本旅行記ではくの字滝と不動滝は別の滝とし、今回不動滝を見ることはできなかったということにします。
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イチオシ
くの字滝です。二連の滝でそれぞれの落差は20メートルずつ、総落差は40メートルです。
(左上)確かにくの字に見えます
(右上)少しズーム
(左下)くの字滝上段
(右下)くの字滝下段
不動谷の滝群(あえてこう言わせてもらいます)の別の解釈も紹介しておきます。ひとつはのぞき滝を不動滝とする解釈です。その根拠は、一般にのぞき滝とされている滝前に「のぞき滝」の看板の他に、「不動滝」の看板があるというところからです。そしてもうひとつは、今回見ることのできなかった最上段の滝(ここでは不動滝としています。落差30メートル)とくの字滝(落差40メートル)、のぞき滝(落差40メートル)を総称して不動滝とする解釈です。そうであれば、不動滝は総落差100メートル以上の四段の滝ということになります。
今回はここで引き返し滝めぐりは終了となりましたが、ここからさらに10分ほど登ると地蔵堂があり、そのあたりから不動谷の沢に下りていくことができるようです。それで不動滝を見ることができます。危険を伴うそうですが、しぶき滝から沢を遡上するよりは難易度は低いようです。是非とも再訪したいです。紅葉が終わりかけの11月以降か芽吹き始めたばかりの4月中旬であれば、木々に遮られることもなく滝を見ることができます。今回見損ねたにんじん滝を見て、あわせて氷ノ山登頂を目指すつもりです。
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