大河ドラマに先立ち、家康を巡ってみる旅　～浜松～

2023/03/16 - 2023/03/17

3/16夜-21の日程で、浜松・犬山などを訪れました。
飛び石連休に２日平日を挟む日程。
3/20は清水でワーケーションを挟み、１日の年休で観光です。

旅程は以下の通り。

3/16夜：浜松まで移動
3/17：浜松
3/18：犬山
3/19：岡崎
3/20-21：静岡、清水・由比（清里・野辺山・軽井沢経由で帰京）

この旅行記は、初日の浜松観光です。
自衛隊の基地や自動車メーカー・スズキの博物館・家康の三方ヶ原の戦いの遺構など、浜松で行ったことのない場所を中心にめぐりました。

エリア 浜松(静岡)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.0
• 交通: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 自家用車 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配
• 利用旅行会社: 楽天トラベル

今年の大河ドラマは「どうする家康」。

飛び石連休をうまく使って、浜松・岡崎・静岡をめぐってみました。

３／１６に仕事終わってから東名で浜松まで移動。
横浜青葉に行く途中、大国パーキングエリア。

湾岸から行くときは、右車線に入っておきましょう。

大黒パーキングエリア 道の駅

首都高とは思えない大きなパーキングエリア。
横浜らしい中華のお土産などがあったり、軽食処があったりします。

東名に乗った後、夕食は駿河湾沼津SAで。

NEOPASA駿河湾沼津 (下り) 道の駅

駿河らしい魚でも食べようかと思いつつ、濃厚味噌ラーメンに惹かれて「麺屋 道神」さんで。

ラーメン王 石神秀幸氏プロデュースです。

麺屋 道神 グルメ・レストラン

濃厚味噌ラーメンとシラスご飯。

カツオの出汁が入っており、海の雰囲気が少ししました。

このサービスエリアは静岡のお土産などが充実していますし・・

SAからは沼津の街の夜景が見渡せます。

宿泊は、浜松に行った時の定宿になりかけている「ホテルコンコルド浜松」。

街中にもすぐ出られて、駐車場も無料なのが良いのです。

ホテルコンコルド浜松 宿・ホテル

浜松城の目の前のホテルなので、今は家康に染まっていました（笑）

朝に浜松城の周りを少し歩いてみました。

家康公鎧掛松。三方ヶ原の戦いで敗れ、浜松城に逃げ帰った家康が、鎧を脱いでこの松に掛けたという伝説があります。

といっても、この松は三代目みたいです。

家康公鎧掛松 名所・史跡

この浜松城公園に「どうする家康　大河ドラマ館」があります。

見る予定だったのですが、行った日はプレオープンと本オープンの間で、翌日がオープン日ということで見れませんでした。

今年１年開館しているので、年末にまた狙いたいと思います。

浜松城公園 紅葉

コンコルドホテルのすぐ横が、元城町東照宮。

家康がかつて居住していた引間城（後に拡張されて浜松城になる）の跡地に建てられています。

なお神社ができたのは明治になってからです。

元城町東照宮 寺・神社・教会

家康と秀吉の像があります。

実は秀吉が初めて人に仕えたのが、この引間城での出来事だったのだそうです。

チェックアウトして、１０時から受付カードを取ることができる「さわやか」の浜松和合店（ホテルから３ｋｍぐらい）に行き、受付をしました。

「さわやか」は静岡でのみ展開しているハンバーグのお店です。

さわやか 浜松和合店 グルメ・レストラン

さわやかが開店するまでの1時間で訪れたのが、犀ケ崖古戦場。

犀ケ崖古戦場 名所・史跡

三方ヶ原の戦いで武田信玄に負けた徳川家康が浜松城に敗走した後、（土地勘のない）武田軍に奇襲をかけて武田軍を崖下に落として一矢を報いた場所として知られています。

犀ケ崖 自然・景勝地

今は小さな公園になり、資料館も併設されています。

資料館は無料。

犀ケ崖資料館 美術館・博物館

徳川家康や武田信玄に関する歴史の展示のほか、

三方ヶ原の戦いに関する説明動画も見ることができます。

犀ケ崖を見た後さわやかに戻り、１１時から昼食。

ハンバーグとチキンステーキのランチを食べました。
肉な感じのステーキやハンバーグが美味しいです。
（ステーキは赤身を使っています）

お昼を食べて、次に向かうのは航空自衛隊の基地に併設のエアーパーク。

「航空自衛隊浜松広報館」という地味な名前が付いてますが、展示はなかなか。
しかもお値段無料です！

エアーパーク(航空自衛隊浜松広報館) 美術館・博物館

エアーパーク内のお土産屋さん。

自衛隊マニアにはたまらん品ぞろえですよ。

戦闘機Ｆ－２の展示。

日本で独自開発するはずが、日米の政治的な問題でアメリカとの共同開発になったそうです。

偉大なるポチ。

ヘリ、戦闘機、商用機などの飛行機の歴史の展示。

航空自衛隊の飛行機が頻繁に離着陸するので、その景色も楽しめます。

展示の数々。

これが無料で見れるのは、ありがたい話です。

ＶＲを使ったシミュレーターや映像もありました。

ＶＲの方は中学生以上しか遊べないのでご注意を。

次に訪れたのは、はままつフラワーパーク。

はままつフラワーパーク 公園・植物園

この園内をめぐるフラワートレインにまず乗り、園内をぐるっと観光して、その後で良かった場所を歩いて観光すると効率的です。

１周して、クリスタルパレス（温室）から巡りました。

温室のあたりには花で作った造形が色々あって面白かったです。

温室の中の、桂由美コーナーです（うそ）

地元の園芸作家とコラボした作品を展示していて、内容は季節によって入れ替えているようです。

春の早い時期と思えない（温室なのでそらそうですが）カラフルな花の数々が良かったです。

チューリップも季節としてはまだ早い気もしますが、咲いてましたね。

もう１枚チューリップどうぞ！

梅や桜も美しいです。

やるな、フラワーパーク。

はままつフラワーパークの草花の精、モザイカルチャーのふらまる君。

正面の池では３０分ごとに噴水ショーをしていました。

浜松の誇る名自動車メーカー・スズキの歴史館。

スズキの大きな工場の反対側に歴史館があります。
スズキの工場に入りかけたら、係の人が教えてくれました。

スズキ歴史館 美術館・博物館

スズキの起こりは、鈴木式織機製作所。

その後二輪の製作→軽自動車の製作→小型車の製作　という過程を踏んでいきます。

スズキの創業者・鈴木道雄氏の像。

ここからスズキの歴史を探検しましょう！

スズキが最初に取り組んだ工業・織機です。
この辺の歴史はトヨタと同じ。

二輪車の展示

一見自転車に見えますよね。でもエンジンが付いてるのです。
なんでこういう自転車ないんだろう？って疑問に思ってたんですが、昔はこの形だったのに驚きました。

スズキが軽自動車の開発を研究していた時の展示。

SJKは「鈴木時代裂研究所」のことだそうです。

スズキを代表する軽自動車・アルトの初代型。

家族のセカンドカーでも買える価格を目指し、無駄なものは省きつつ実用的で、女性でも好んで乗れる車を目指した至高の自家用車。

今の日本の、無駄な機能だけついて肝心の機能はイマイチで値段だけは一人前な家電やスマホに見習ってほしいのは、こういう思想。

自動車の製作段階で模型を作り、デザインや空力などの調整をしていく工程を展示していました。

スズキのコンセプト・小少軽短美。

可能な限り「小さく」「少なく」、重さを「軽く」、費やす時間や距離を「短く」、また「美しく」という意味です。

日本の車は、日本市場が小さくなっているからか海外販売の車をそのまま持ってくる感じになってますが、こういうクルマ、日本の道路環境では求められているはずですよね。

ゲンダイの車の製造ライン、その製造においていかに効率化に工夫をしているかの展示がありました。ドアの取り付けの所は面白かったですね。

スイーツバンクショップ春華堂。

スイーツショップに惹かれて訪れたのですが、「春華堂」さんということで、ご存じうなぎパイの名店です。

うなぎパイの他にいろいろ売ってたのですが、遅めの時間でスイーツを食べて行かれるお店が閉まっていたのがやや残念でした。

春華堂 本社工場売店 グルメ・レストラン

この日の宿泊は、三河安城駅前のABホテル。

三河安城に行く前に、昼に続いて浜松名物のレストラン「五味八珍」で夕食を食べました。

お店のすぐ脇に、根上がり松がありました。
「根上がり」とは、根の部分が2メートル以上も地表から浮き上がっているという意味です。

根上り松 自然・景勝地

その五味八珍。

五味八珍 根上り松店 グルメ・レストラン

浜松名物？の餃子とチャーハンのセットを食べました。
今回はうなぎは割愛！

食事の後、一般道Onlyで宿泊地の三河安城に向かいました。
蒲郡あたりの国道２３号がバイパスで開通すると、一気に便利になるんですけどね。