三浦半島唯一の梅林、田浦梅林と三浦アルプスと腰越のアジ～釣竿を持って山へ行く。〆は横浜で中華をワインで楽しむ。

2023/03/04 - 2023/03/04

江ノ電の駅の一つに腰越駅という駅がある。
鯵で有名な場所だ。

腰越漁港に漁協が運営する朝どれフライ販売所という食堂があり、以前何度か利用したことがある。

春めいてきたので漁港でのんびり釣りをして、アジフライを食べるのも悪くないな、と思ったもののこの朝どれフライ販売所、一つ難点があって、店が開くのが13時。

ならば、と13時に腰越に着くように東京湾側の田浦の梅林から、三浦アルプスを歩き相模湾側の逗子方面へ向かう予定を立てた。
梅と山と海とアジフライを楽しもうという欲張りな企画を思いついたわけだ。

田浦の梅林や、三浦アルプスは初訪問。
早春の山と海とグルメ旅。
〆は横浜に戻ってお気に入りの中華店へ。

エリア 逗子・葉山(神奈川)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• グルメ: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: JRローカル 徒歩

本日のスタートは京急田浦駅

初めて降りた。

京急田浦駅 駅

google先生の指示に従って16号を南下すると案内板が見つかった。

花森という花屋の店頭に観光マップが貼られていた。
わかりやすいな、この地図。

google先生は、もっと南下しろとおっしゃるが花屋の地図を信じて右折。

京急の線路を潜る。

ちょっとこの距離感凄いな。

おっ、あれですな。

あら、なかなかじゃないですか。

人は居ないし、おあつらえ向きに鶯は鳴いているし。

時折カッカッカっていうリスの鳴き声も聞こえてくれば、海だって見える。

田浦梅林まつりという幟は立っていたが、特に何かがあるという訳ではなさそうだ。
因みに祭りは明日3月５日まで。

田浦梅林まつり 花見

梅は約2000本ということだが、敷地がまあ広い。

梅は散り始めといったところ。

しかし良いところだなあ。
来年は梅が咲いたらまっすぐここに来よう。

サンヂイッチとワインを持って。

https://www.cocoyoko.net/spot/umenosato.html

田浦梅の里 公園・植物園

展望台

富津が見える場合もあるらしい。

横浜のランドマークは遠望できた。

日の当たる場所は散り始めていたが、日の当たらない北側斜面の梅はこれからが見頃のようだ。

ここで一日のんびりするのも悪くないな。

8:30
さてさて、では三浦アルプス行ってみますか。

アップダウンはそれほどないが、枝道が多く迷いやすいというのが事前情報である。

横浜横須賀道路、通称横横を渡る。

ちょっとした岩場もあるがロープあり。

最初に現れた化粧品の名前のような分岐。

本日は東逗子駅を目指すが、逆方向の乳頭山へ立ち寄り。

9:00　乳頭山

一応乳頭山のピークを踏んでおく。

次に現れたＴ字路分岐。

道はまっすぐ続いているが・・・

東逗子方面は下るのか？

しかし、4.5丁目商店街っていったい誰用の案内なんだろ？

次に現れたのがFK3分岐。

ここでまた悩む。

ウワサ通り、分岐が多く非常に迷いやすい。

ここでも4.5丁目商店街。

よほど商店街に人を呼び込みたいと見える。
逆方向の二子山方面へ。

何か気配を感じて視線を向けるとリスと目が合った。

10:00二子山

二子山の頂上には木製の展望台があった。
何とか道を間違えることなく到着。

八景島方面を眺める。

春っぽくなったなあ、としみじみ。

一応ピークは踏んでおく。
標高207.9mと書かれている。

展望台の図には207.８mとあった。どっちや？

さてと後は下るだけ。

地図では東逗子駅に近いのは南郷上ノ山公園方面だけれども、目的地方面は下山できないという張り紙が。

一旦登って来た道を下って巻いていくか、と思っていたら女性が二人上がって来たので状況を尋ねると危険な個所はどこにもなかったおっしゃる。

じゃ、まあ行ってみようと南郷上ノ山公園方面へ。

南郷上ノ山公園方面に下ると、確かにがけ崩れがあった。
先ほどの女性は違う道から上がって来たのだろう。

10:30
あまり人が通っていないと思われる道を下ると、通行禁止の赤いコーンが置かれた道路に出た。

このあたり、南郷上ノ山公園というらしい。

これにて本日の三浦アルプス縦走は終了。
海を眺めながら歩くことができるなかなか面白いコースでした。
色々なコースがあるようなので、また来よう。

南郷上ノ山公園 公園・植物園

公園　グラウンドにはサッカー少年

風に乗って山まで届いていたのは君たちの声だな。

住宅街をぶらぶら歩いて東逗子ではなく逗子駅へ。

逗子駅 駅

次は13時に腰越である。

まだ時間もあるので、逗子銀座商店街を散策。

逗子銀座商店街 市場・商店街

ハマまで５分と言われたら行くっきゃないな。

海辺の町は気が早い。

小さなトンネルをくぐると・・・

海！

暫し海を眺めてリフレッシュ。

山も良いけど、海もエエなぁ。

湘南の海ってこんなにきれいだっけ？

お腹が減ったので鎌倉へ。

江ノ電のホームから見えたのは梅？
河津桜かな？

鎌倉経由、江ノ電で腰越へ。

目指すは腰越漁協　朝どれフライ販売所。

さて、アジフライと行きたかったんですが、残念ながらこの日アジの水揚げはなかったようで、サバとカマスフライで。

こちら、持ち込み可なのでビールは駅前のスーパーで仕入れておいた。
サバもカマスも一枚400円。

まあ、アジは夏の魚だからねえ。

誰のものが分からないが色紙が貼られていた。

お茶、ソース、マヨネーズは用意されている。
ここで食べても良いし、テイクアウトし海を眺めながら食べるのも悪くない。

アジフライを食べることが出きなかったのは残念だった。

売ってなければ、釣ればいい。

腰越漁港 名所・史跡

釣り船が帰って来た。
向こうは江の島である。

もちろんそう都合よくアジが釣れるようなことはなく、ウミウに見送られて手ぶらで帰ることに。

帰りは混み合う鎌倉駅を避けて藤沢へ。

東海道線で横浜へ。

藤沢駅 駅

藤沢から横浜までは20分弱
近いもんだ。

NEWoMan横浜のうみそらJazz　LIVEへ。

小旅行の終わりにjazzていうのもいいな。

NEWoMan横浜 ショッピングモール

日が暮れるのを待って向かったのはカントナという、ちょっととんがった中華レストラン。

https://www.facebook.com/T.Cantona007/?locale=ja_JP

場所は横浜駅から8分ほど。
近くには、つけ天で有名な蕎麦屋角平や、トラットリア ビコローレ ヨコハマがある。

カントナ グルメ・レストラン

店内は非常にカジュアル。

メニューは変化球がいっぱいで、
黄金ウフマヨ、トマト回鍋肉(ホイコーロー)
ラム肉とゴルゴンゾーラの麻婆豆腐、
タスマニア焼売なんて？が頭の中に浮かぶメニューが並ぶ。

そんな変化球料理を、BIOワインと共に楽しむ。

まずはベトナム風春巻き

かけられているのはバルサミコソース。

インカの目覚めのXO醤クリームチーズ


酒盗(カツオの内臓の塩辛)とクリームチーズ、いぶりがっことクリームチーズなんて組み合わせも面白いけれど、XO醤とクリームチーズというのも味の着地点が素晴らしい。
ワインが進む進む。

オリーブオイルとバルサミコ酢で食べる海老焼き餃子

点心三種盛り合わせ

オーソドックスなものは、オーソドックスに。

ラムひき肉と枝豆の中国オリーブ炒め

ラムと枝豆の相性が良いと気が付いたのは凄いな。

牛筋コラーゲンのとろとろ煮込み

これで明日はお肌つやつや。

花巻を貰ってソースの一滴も残すことなく。

こちら、萬珍楼の元副料理が腕を振るう横浜駅周辺ではイチオシの中華料理店。
21時以降はワインバーとなる。

以前はタンメンカントナというタンメン専門店であったが、唯一無二の料理を出す中華レストランに変貌したさなかに、コロナ禍に突入。
ずっと閉まっていたので、閉店したのかと思っていたがフードトラックで各地に出没していたらしい。

横浜の中華街はもう何度も行ったぜ、といった口の肥えた旅人にもオススメ。
何を食べてもちょっと笑っちゃうくらい旨いです。
中華が食べたいが、イタリアンも食べたいななんて夜に是非。