2022年クリスマスマーケット8 ザルツブルク（ドイツ・チェコ・オーストリア）

2022/11/23 - 2022/12/07

3年ぶりのヨーロッパ。入国にPCR検査や待機期間がなくなり予防接種の照明で海外渡航がOKになりました。
ちょうどクリスマーケットのシーズン。この機会にドイツ、チェコ、オーストリアのクリスマスを楽しんできました。
ドイツでは中世を舞台にしたクリスマスマーケットや子供に優しいマーケット等、地域に根差した独特のマーケットを見ることができました。プラハ城のらせん階段は疲れたけど良い思い出です。ウイーンではオペラ鑑賞、ザルツブルクでは、郊外のハルシュタットへローカル電車の旅。ゆったりとした時間が流れました。

エリア ザルツブルク(オーストリア)

ウィーン西駅からザルツブルクへ向かいます。
ドイツ鉄道ミュンヘン行き
DBアプリで事前に購入しています。

最初、座席は写真右側の4人席を予約していました。

ふたりで良かったと思った矢先、
次の駅で、二人の女性が同じテーブルに。。
おまけに大きな声で話が盛り上がるや、ワインを飲み始めるやで、楽しそうで良いのですが、私たちはゆっくりしたかったので。

女性たちにもお断りをした上で車掌さんに頼んで、左側の席に移動させてもらいました。

ザルツブルク中央駅に着きました。

まず、ザルツブルク観光案内所でザルツブルクカードを購入し、観光地図やアドバイスを貰います。

24・48・72時間有効の3種類のカードがあるので必要に応じて購入してください。観光地の入場料や各交通機関やケーブルなどのパスで値段だけでなく、時間の節約もできて大変お得です。

窓口はザルツブルク中央駅の北側出口手前左側（スーパーの反対側）少し入った所にあります。
対応は大変親切です。
空港や一部ホテルでも購入可能です。

ホテルは駅前(徒歩1分）です、翌日駅からハルシュタットに行く予定だったので、観光には最適かと思い予約しました。
★のレベルでホテルに期待はしていませんでいたが、それにしてもフロントの対応が最悪でした。

朝食付き予約のはずが、受け付けた時には無しで予約が入っていると言われ、2泊目のタオル交換ができていなかったり。(結局フロントの手違いでした）

でも、観光のベースには最適なホテルには間違いないですし、朝食はスケルトンの窓からターミナルを見渡せる場所にあり、内容も充分満足できるものでした。

チェックインして、すぐ観光に出ます。

ザルツブルク駅北側のバスターミナルからMozartstegまでバスで行きます。
モーツアルト橋を渡ります。
降りるバス停を見逃しそうになって、隣の人に聞くと、今の駅ですと言われ慌てたのですが、その方が素早くボタンを押してくれたおかげで、降りる事ができました。

帰りは車の通らない小橋を渡る予定です。
徒歩でゆっくり散策しながら戻ります。

モーツアルト広場です。

向こうにザルツブルグ大聖堂

見上げるとホーエンザルツブルク城がかすかに見えました。
雨が降らないうちに先に頂上まで行くことにします。

趣のある道が続きます。

左が、ケーブル乗り場です。

窓口が込んでいましたが、ザルツブルクカードでケーブルに乗れるので、窓口を通過してそのまま乗ることが出来ました。

ケーブルに乗って城まで行きます。

ホーエンザルツブルク城の入り口付近まで来ました。

城壁がそびえて威厳のある光景です。

さらに階段を上ります。

ホーエンザルツブルク城壁に添って歩きます。

城跡しかありませんが、1周します。

こちらの広場でもクリスマスマーケットが開催されていました。

ホーエンザルツブルク城広場のクリスマスマーケット。

頂上からの市街です。

登りはケーブルだったので、徒歩で降りることにします。

ホーエンザルツブルク城の東側からが徒歩コースとなっています。

町の景色が近づいてきました。ノンベルク修道院が見えます。

趣のある遊歩道を歩きます。
景色も見ることが出来、下りを徒歩にして良かった。

カピテル広場（カピテルプラッツ）です。
ザルツブルグ大聖堂の南側にある広場です。

巨大な黄金の球の上に人形が乗ったオブジェがありますが、詳細はわかりませんでした。

大聖堂広場（レジデンツプラッツ）にはクリスマスマーケットが開催されていました。

ドイツのような大がかりな装置はなく、こじんまりした感じです。

歴史ある市庁舎や大聖堂の広場で行われるクリスマスマーケットは日本人の私から見ると本当にうらやましいイベントです。
背景が歴史的建造物なんて、本当に素晴らしい！！

外国の方からみる日本もきっと同じように感じてくれているのはないでしょうか。
日本の文化も大切にしたいと思いました。

市街地を散策します。

これからモーツアルトの生家へ。
お昼間なので、点灯されていませんが、アーケードの上はイルミネーションの用意がされています。

モーツアルトの生家に着きました。

入り口がどこか？迷います。
なぜかと言うと、1階がスーパーになっているのです。
横にある階段を上れば2階に窓口を見つけることが出来ます。

こちらもザルツブルクカードでＯＫです。

モーツアルトさんが出迎えてくれます。

過去の建造物を楽しみながら階段を上がります。

モーツァルトの日用品や家材も置いてあり歴史を感じることが出来ます、クラシックファン以外にも楽しめる博物館です。

モーツァルトの生家4階には、モーツァルト自身が書いた自筆譜が展示されています。
両親や姉、家族の肖像画、モーツァルトとやりとりした手紙なども展示されていました。

モーツァルトが愛用していたピアノ。

モーツァルトが愛用していたオルガン。

旧市街地でも有名なゲトライデガッセ(ゲトライデ通り)を散策して、ザルツァッハ川にかかるマカルト橋に向かいます。

途中、マクドナルドを見つけて、小休止です。

やや小さめの広場でもクリスマスマーケットが開催されています。

本当に地域に根ざした大イベントなんですね。

ザルツァッハ川に出ました。マカルト橋が見えます。
日が暮れ始めていました。

マカルト橋は旧市街と新市街を結ぶ歩行者専用の橋で車を気にせずに安心して渡れます。
橋の側面の金網には錠前がたくさんつけられています。
少し見えますが、夜になるとイルミネーションでライトアップされる様です。

観光の馬車が走ると、中世の時代に戻った様な気持ちになります。

馬車のフォルムが素敵です。

マカルト小橋から振り返っての写真。

マカルト小橋を渡ります。

マカルト小橋
有名な錠前が並んでいました。

マカルト小橋から。

マカルト小橋からのザルツァッハ川。

ザルツァッハ川を渡りきりました。

すぐ前にモーツアルトの住居があります。
日本語オーデイオがあり、モーツアルト好きには音楽も聴けたりで楽しめます。

こちらもザルツブルクカードでＯＫ。

モーツアルトの家を出ると、ザルツァッハ川のマカルト小橋はライトアップされていました。
もう少し暗くなるまで待ちたいところですが、ミラベル庭園を見たかったので、足早に通り過ぎます。

ミラベル庭園に着きました。
何とか、日没前に庭園を見ることが出来ました。

ミラベル庭園
歴史的な宮殿を囲む装飾的庭園です。

フォーマルなミラベル庭園の中の噴水

ミラベル庭園

向こうにホーエンザルツブルク城が見えるミラベル庭園。

ミラベル庭園の東側の通路にもクリスマスマーケットが開催されていました。

日本よりずっと大きめなプレッツェル パンが並びます。

味付けしたカシューナッツのお店。

庭園の東側の小径に沿って、このマーケットは開催されていました。

それでは、車が通行する道路へでます。

ミラベル庭園の東側の道路に出ると聖アンドレ教会が見えます。
毎週木曜日にファーマーズマーケットがあるようです。

今日のザルツブルク観光はこれで終わり、駅まで散歩しながら帰ります。

写真はないのですが、駅に着く直前、北側駅高架下にアジアン料理店（Mr Wen Asia Food）があり、焼きめしや焼きそばなどテイクアウトしました。
お寿司盛り合わせ（実はサーモンのみ）もありました。

美味しくて安く、お勧めのレストランです。

明日は私が訪れたかったハルシュタットへローカル電車で行きます。
楽しみです。