
2022/10/13 - 2022/10/15
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Eivor the WKさん
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今回長いです。酒かジュース飲みながら読んでください。酒飲みながら書いてます。
ドイツから戻ったあとはプラハでゆっくり過ごす。
プラハに住む友人との約束の場所、聖ペテロ聖パウロ教会やおすすめのレストランを巡った。
帰りの飛行機の中では新たな出会いもあった。今回の旅も素晴らしい人たちとの出会いに恵まれたこと、様々な場所で感じたことは、プラハの聖人が導いたのかも知れない。
そして、まだまだ行きたい場所があるチェコ共和国である。また来なければならぬのだ。
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プラハで過ごす時間も残り少ない。旅にでるたび思う、楽しい時間はあっという間である。
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この色のトラムはプラハの街によく似合う。
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この日の朝食。ガイドブックにもよく載っているカフェ・スラヴィアでエッグベネディクトをいただいた。朝はやっぱり卵料理が食べたくなる。コーヒーも良いお味だった。ヨーロッパのコーヒーうめぇ(がんばれウズベキスタン)。
カフェ スラヴィア カフェ
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プラハ犬はよくしつけられているので、ノーリードも多い。一緒にトラムにも乗れる。何度も車内で見かけた。飼い主の足元でみんな大人しくしていた。
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ヴルタヴァ(モルダウ)川からのプラハ城。
そういえば今回はブダペシュト(ハンガリー)の時と違ってクルーズしなかった。 -
ヴィシェフラドにいたチェコリス。
キタリスと思われる。絶叫したいくらい可愛いかったが、静かに、ゆっくり動いて遠くから撮った1枚。まったく人慣れしていないので、餌付けされていないようだ。良いことだ。 -
ヴィシェフドの聖ペテロ聖パウロ教会。1200年代に1回燃え、今日に至るまで2度再建されたらしい。友人との約束の場所、というひいき目もあって今回訪れた教会で個人的にナンバーワンである。内装の落ち着いた色合いもよい。友人はプロテスタントだが、この教会によく来るのだという。
聖ペテロ聖パウロ教会 寺院・教会
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祈りの場に座ってみると、絡み合う縁、多くの人の支援や優しさを受けて、ワタクシは今日まで生き延びこの場所にいるんだよな、なんて様々な考え、思い、そして感謝の気持ちに満たされた。これが神の愛か。涙がとまらなくなってしまった。人があまりいなくてよかった。
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落ち着いたら外へ。薄曇りだった空が、よく晴れていた。ありがとう聖ペテロ聖パウロ教会。立ち寄ってよかった。
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ヴィシェフラドの丘からプラハの街を眺める。この場所は観光客よりもプラハ市民が
多かった。 -
友人おすすめのカフェへ。東京の表参道とかにありそうなすごくオシャレなカフェだった。出てきたケーキもオシャレ、しかも甘すぎずワタクシ好み。一緒に注文したラズベリーレモネードは初めての味わいだった。
プラハではレモネードがよく飲まれているようで、どの飲食店にも必ずといっていいほどメニューにある。ジンジャーが入っていたり、他のフルーツと組み合わせたりと、バリエーションも豊かである。 -
散歩中に発見した青空市場。店じまいの雰囲気だったが、おいしそうな野菜が並んでいた。
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プラハに来たら絶対外せないスポット、カレル橋へ向かう。
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ここは人がすごかった。
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夜景が美しいので日が暮れるともっと人が増える。
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この日の夜は教会コンサートへ。コンサートやりますよ、のラッパ。ちなみにチケットはネットで予約した。
アッシジの聖フランシスコ教会 寺院・教会
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教会の天井。こんな場所でミニコンサートやるなんて粋なことを考える。教会コンサートはここだけでなく、市内の様々な場所で行われる。
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いい場所は早めに確保して待機。席予約システムはないはずなのに、予約席がある。ツアーか何かのお客さん用かもしれない。
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この日はオペラのアリア等ソプラノ歌唱、パイプオルガン、ヴァイオリンの演奏だった。アヴェ・マリアなど有名どころの曲をやってくれた。初めて教会でパイプオルガン演奏を聴いた。音はよく響くし、良い演奏だった。
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翌朝。この日もカフェの朝食をいただく。友人おすすめのカフェ・ルーヴルへやってきた。ここもガイドブックに必ず載っているが、接客も味も花丸である。多くのプラハ市民も利用している。
カフェ ルーブル カフェ
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トムジェリに出てきそうなチーズ、ハム、ピクルスなどの盛り合わせ。ヨーロッパの朝ごはん、という感じ。どれも良いお味だった。パンは流石に食べ切れない量だったので、お残し。2人か3人で1つ頼むとちょうどいいかも知れない。隣のテーブルのスクランブルエッグも美味しそうだった。
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カフェ・ルーヴルのエントランスには古い写真などが飾られていて、ワクワクする。
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1931年のカフェ・ルーヴル。
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カフェは2階にある。階段も良い雰囲気。
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この日はお土産探しで市内をぶらぶらしていたので写真がなく、いきなりランチの写真。にんじんと生姜のポタージュ。日替わりメニューは英語版がないとのことで、店員の兄貴が全部英語に通訳してくれた。なんて親切!わりと混んでいたのに…。ここも友人おすすめ。この旅で立ち寄ったレストランで1番おいしかった。
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チェコ生まれのビール、ピルスナーウルケルは日本でも飲めるが、たいてい瓶である。タップから飲める幸せ。
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きっとこんな感じで注いでくれたのだろう。
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牛肉のタルタルステーキで完全に昼飲みランチ。カリカリに揚げたパンと、ちょっと濃い目に味付けした生お肉でビールが進む。手前の白いやつは生にんにく。飲食店で生にんにくなんてソウル以来だ。カリカリパンに擦り付けて、タルタルを乗せて食べる。うまい。酒に合う。食べ終わったらマスク必須。ちなみに生牛肉でお腹は壊さなかった。
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ヴァーツラフ広場にある国立博物館を近くから。ウクライナカラーのフラッグが見える。
国立博物館本館 博物館・美術館・ギャラリー
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日が暮れたのでプラハ城の夜景を見に来た。夜のプラハも本当に美しい。
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カレル橋にも夜景を楽しむ人がたくさん。
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カレル橋とプラハ城
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ヨーロッパの街のオレンジ色の明かりと、石畳の組み合わせが好き。
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同じ場所の昼間はこんな感じ。
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ヨーロッパの伝統的な建築に混じって突如出現する、ダンシングハウスという建物。
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クラフトビールもあるらしい。次回のチェコ旅行でチャレンジしてみよう。店ロゴが可愛らしい。
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さらに次の日。プラハ駅付近。オペラハウス。今回の旅ではドイツ・ドレスデンのオペラハウスでコンサート見たので、次はここでオペラかなにかを。
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あてもなく歩いていたらシナゴーグ(ユダヤ教の教会)があったので入ってみる。入場料は教会の維持費。男性はキッパという帽子(というか、頭に乗せるもの)を被る必要がある。シナゴーグのスタッフが貸してくれる。
ジュビリー シナゴーク 寺院・教会
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ユダヤ教は中東生まれなので、内装にイスラム要素を感じる。というか歴史的にみるとユダヤ教はイスラム教とキリスト教のパイセンである。このハイブリッドな雰囲気がワタクシは好きなんだな。
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天井はステンドグラス
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2階席
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今はLED燭台でもかつてはキャンドルだったのだろう。一度総キャンドルで照らされた内部も見てみたいが、防火上の理由で無理だべな。
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ステンドグラスは植物や文様モチーフ多し。一方キリスト教は聖人やイエスが必ずいる。
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帰路につく。ヴァーツラフ・ハヴェル国際空港ふたたび。ちなみに配車アプリ代をケチってバスで来た。空港路線だと大きいスーツケース持ってても全然問題ない。
ヴァーツラフ ハヴェル プラハ国際空港(PRG) 空港
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プラハの国産車、社名はシュコダ。日本ではまずお目にかからない。プラハ市内では最近の車種をよく見かけた。古くて味のある1台が空港に展示されていた。
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最後のピルスナーウルケル。空港にもピルスナーウルケルのホスポダ(カフェバー)がある。市内で飲むやつよりちょい高なのはやむ無し。でもドバイほどのエグい高騰ではない。
ちなみにBILLA(スーパー)もあったので、買い忘れ土産購入の救世主になってくれた。値段は市内よりほーんのちょっと高いレベル。 -
これよこれこれワシこれ食いたかってん。ホスポダの兄貴が勧めてくれた。最後の最後でスーピーなグヤーシュ。パプリカを効かせて野菜と肉を煮込んだグヤーシュは、もともとハンガリー料理だが、近隣の国(チェコとかオーストリアとかドイツとか)でも食べられている。ハンガリーのグヤーシュは汁物であり、チェコなどの「グーラッシュ」はビーフシチューのような感じになる。ハンガリーに行ったときグヤーシュをとても気に入ったので、再会は嬉しい。
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ホスポダの兄貴よ…泡多くね…?
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ポーランドのワルシャワで乗り継ぎ。空港近くに宿をとる。マンションの一画を改造し、宿泊者を受け入れている民泊みたいな感じかな。2022年当時はまだ新型コロナウイルスの影響下にあり、オーナーに会うことなくチェックイン、チェックアウトの完全非接触だった。そのため、この場所や入室の仕方(ドアの暗証番号など)はメールで指示が送られてくる。脱出ゲームみたいで楽しかったぜ。
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中庭もある。中の上~高所得層が住む結構いいマンションなんじゃないかな。
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夜間到着、暗い早朝出発であまりいい写真が撮れなかったので、予約サイトに掲載されていた写真でスマヌ
寝る&荷物整理だけのために使うにはマジもったいない、良いセンスだった。次ワルシャワ来たらまたここ泊まろうかな(次来たらワルシャワ4回目だ) -
ワルシャワの夜が明ける。早朝のトラムを待つ。
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トラムの終点はじめて来た。乗り物大好き少年じゃなくてもちょっとワクワクする。
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空港で朝食。ポーランドのスープの定番のひとつ、ジュレック。刻んだソーセージとゆで卵が入り、ちょっと酸味を効かせたスープ。3回来てたら、もうふるさとの味
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3回めにして初めて食べたポーランドのポテトパンケーキ、「プラツキ・ジェムニャチャーネ」。プラツキはともかく、ジェムニャチャーネって何だば?注文するとき舌噛みそうだったし、覚えにくいんだぜ…。
そういえば同じ店で朝食を食べようとしている一人旅の日本人女性(確実にワタクシより若くて可愛い、大学生くらいかな)がいて、緊張しながらポーランド語でジュレックを注文していた。初の一人海外旅行だったのだろう。ワタクシがソロ海外旅行を始めた頃を思い出し、懐かしい気持ちになりながら温かい目で見守った(おい声かけろよ、と思った方。海外では日本人とあんまり絡みたくない奴もいるんだぜ…ワタクシは絡まれてもいいけど、相手はどうか分からない)。現地語で頑張ろうとする彼女の心意気も素敵だ。
彼女がこれから一人旅を続けるのなら、途上国のタクシー運転手に口説かれたり、お土産屋に心底いらない物を売りつけられそうになったりして、成長していくに違いない。
そう、ワタクシのように。 -
ワタクシにはお馴染みワルシャワのショパン国際空港
フライトではウクライナ・キーウから京都へ向かう女性と隣りになった。リュドミラさんという。プラハ城内の教会の壁画にあった聖人と同じ名前だ。リュドミラさんは国際線フライトが初のようだったので、エンタメモニタの使い方や日本入国のための税関書類の書き方を教えてあげた。普段はキーウ市内の大学で研究をしているとのことだが、研究という名目で来日する真の目的は、避難だろう。会話からそう感じさせる内容がいくつかあった。しかし、研究目的で滞在できるのは数ヶ月まで。この旅行記を書いている現在、彼女は帰国している。戦争はまだ続いている。彼女と、彼女の大切な人の無事を祈っている。ワルシャワ ショパン空港 (WAW) 空港
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ここからはお土産をご紹介。
なぜかトップバッターは乗り継ぎしただけポーランドで買ったプタシェ・ムレチュコ(ポーランド語マジ覚えるの大変)。
四角いマシュマロをチョコでコーティングした、ロシアや東ヨーロッパの国で売ってるお菓子。日本人にも好評で、我が家ではムレチョコと呼ばれている(ムレチュコだぞ)。
最後にポーランドを訪れた時は箱入りの量多いやつしかなかったのに、なんと買いやすいサイズで保存にも便利なジッパー付きが開発されていた。ショパン空港のコンビニ的な店でも買える。多分ポーランド各都市のスーパーだと安いだろうし、ビターチョコなどバリエーションも豊富だろう。
これはロッテ・ヴェデルのやつ。「ロッテ」は、日本でも超有名なあの「ロッテ」だ。 -
プラハの書店で買ったポストカード。100年近く前のプラハ。ポストカードは土産物屋で買うより書店で買ったほうがリーズナブルで、どこでも売ってるような画を回避できる。
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古い時代のプラハのポストカードは、購入した書店のほかに見つけられなかったので掘り出し物。自分用にも買えばよかった。また行くからいっか。
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ドイツ・ドレスデン市交通局インフォメーションの兄貴から貰ったカード。鉄道など交通機関や旅を愛する友人たちには、こういった非売品や、きっぷをお土産に。最近の欧米諸国は専用スマホアプリで公共交通を乗り回すのが当たり前なので(そう考えると交通系ICなどに頼る日本は一歩遅れをとっているのだろうか)、きっぷを手に入れるためにあえて券売機や窓口使う。
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裏は2023カレンダーになっている。
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缶ビールたち。プラハとドレスデンのスーパーに350ml缶は基本的になかった(日本のスーパードライやキリン一番搾りくらい。値段は倍以上に跳ね上がる)。そして瓶が多い。
左からチェコのクルショヴィツェの黒、ガンブリヌス(ビール数本をあげた友はこれが一番美味かったと)、ドイツ・ドレスデン代表フェルトシュレースヒェン、チェコのコゼル
品揃え豊富な酒屋などに売ってないやつを選んできた。他にも小さめウェハースチョコなどを購入。お土産は基本的に現地スーパーで。その方が日本の輸入食材店や通販サイトでばったり会ってしまうリスクがほぼない。何より現地のスーパーは楽しい。
そして数年ぶりのヨーロッパで感動したのが、スーパーでは9割型セルフレジ化されていたこと。高額紙幣を出して店員にツラツキ舌打ちされ(あえてカード払いしないのは両替目的なのだ)、無駄に嫌な思いをすることが無くなっただけでも相当ありがたい。セルフレジの使い方がわからなければ優しい兄貴が教えてくれるはずだ。なおセルフレジの設定は100%英語に対応。 -
左はプラハ在住の友人おすすめレモネードシロップ。割って飲む。これは定番ジンジャーレモネードだが、ミントやベリーフレーバーもある。Kitl(キトル?)というメーカーのもので、保存料などが入ってない。アイスでもホットでもおいしい。
右はチェコの定番ハーブリキュール、ベヘロフカ40度。日本でもネットで買えるが、このサイズはなく、お土産に良い。でも甘~い胃薬味なのでワタクシは苦手…このサイズでもレモン炭酸割りでなんとか飲み切った。まぁハンガリーのウニクムよりはマシ。友人の名誉のために言っておくが、おすすめされたわけではない。 -
友人のおすすめで買ったカップスープの素。乾燥ブロッコリー入りのポタージュスープは日本ではあまり見かけない。レバー肉団子と麺、トマト、チーズ、にんにくコンソメなどたくさん種類がある。
にんにくコンソメはかなりストロングにんにくだったらしい…好きな人にはたまらないだろう。その他の味はどれも日本人に好評だった。 -
2022プラハ旅行記の締めくくりはこれしかない。プラハ城の夜景とカレル橋。来たい来たいと思っていた街。そしてまた来るだろう。早くロシアとウクライナの戦争終わってくれ。平和は異常、なんていう時代を超えていかなくてはならない。
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