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プラハから高速列車に乗り、ドイツ南東部の街でザクセン州の州都・ドレスデンへ向かう。2時間ほどで行けるので、その気になればプラハから日帰りも可能である。ワタクシの場合はドレスデンの他にも行きたい場所があったので、1泊2日で訪れた。まずは市内観光から。

2022ドイツ編1 復活の街ドレスデンへショートトリップ

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2022/10/11 - 2022/10/11

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旅行記グループ チェコ 2022年10月

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Eivor the WK

Eivor the WKさん

プラハから高速列車に乗り、ドイツ南東部の街でザクセン州の州都・ドレスデンへ向かう。2時間ほどで行けるので、その気になればプラハから日帰りも可能である。ワタクシの場合はドレスデンの他にも行きたい場所があったので、1泊2日で訪れた。まずは市内観光から。

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  • 宿泊場所から公共交通を使うと遠回りになるため、配車アプリ・Bolt(ボルト)を使い、早朝のプラハ本駅へ。ドイツ行きの切符はネットで予約済である。出発時間は分かるのだが、どのホームから発車するかは当日に決まるという。しかも15分前とかに。だから出発情報が分かる掲示板の前には大勢の人が集まり、表示とにらめっこしていた。ワタクシも仲間に入れてもらう。

    宿泊場所から公共交通を使うと遠回りになるため、配車アプリ・Bolt(ボルト)を使い、早朝のプラハ本駅へ。ドイツ行きの切符はネットで予約済である。出発時間は分かるのだが、どのホームから発車するかは当日に決まるという。しかも15分前とかに。だから出発情報が分かる掲示板の前には大勢の人が集まり、表示とにらめっこしていた。ワタクシも仲間に入れてもらう。

    プラハ本駅 (プラハ中央駅)

  • ドイツとチェコを結ぶ列車はチェコ国鉄か、ドイツ鉄道のどちらかの車両が来る。ワタクシが乗る列車はチェコ鉄だった。にらめっこ掲示板にホームの表示が出たらすぐ移動。

    ドイツとチェコを結ぶ列車はチェコ国鉄か、ドイツ鉄道のどちらかの車両が来る。ワタクシが乗る列車はチェコ鉄だった。にらめっこ掲示板にホームの表示が出たらすぐ移動。

  • コンパートメント(個室)だとヨーロッパに来たという気分になる。USBでスマホの充電もできる。<br />なお、終点はベルリン。寝たらベルリン寝たらベルリン…

    コンパートメント(個室)だとヨーロッパに来たという気分になる。USBでスマホの充電もできる。
    なお、終点はベルリン。寝たらベルリン寝たらベルリン…

  • あまり寝ることもなくドレスデンに着いた。コンパートメントに続き、鉄骨アーチの駅にヨーロッパらしさを感じる。早朝出発だったせいか、ドレスデンに着くまで個室貸切りで快適な列車の旅だった。

    あまり寝ることもなくドレスデンに着いた。コンパートメントに続き、鉄骨アーチの駅にヨーロッパらしさを感じる。早朝出発だったせいか、ドレスデンに着くまで個室貸切りで快適な列車の旅だった。

    ドレスデン中央駅

  • ドイツ鉄道はDB(ドイチェ・バーン)。切符の購入にはクレジットカードが使える券売機も利用できるのだが、写真右下に写っている有人の窓口を訪れる人が多かった。券売機が空いていても、窓口には行列が出来ていたりする。

    ドイツ鉄道はDB(ドイチェ・バーン)。切符の購入にはクレジットカードが使える券売機も利用できるのだが、写真右下に写っている有人の窓口を訪れる人が多かった。券売機が空いていても、窓口には行列が出来ていたりする。

  • ホームを出てドレスデン市内へ向かう。青空が見えていた。

    ホームを出てドレスデン市内へ向かう。青空が見えていた。

  • 宿に荷物を預かってもらい、市内散策へ。ドレスデン市内の移動はトラムが便利である。見どころは割とコンパクトにまとまっているので、頑張れば歩きだけでもイケそう感。とりあえずドレスデンに来たら外せないであろうフラウエン教会を目指す。右側の丸いドームの建物である。

    宿に荷物を預かってもらい、市内散策へ。ドレスデン市内の移動はトラムが便利である。見どころは割とコンパクトにまとまっているので、頑張れば歩きだけでもイケそう感。とりあえずドレスデンに来たら外せないであろうフラウエン教会を目指す。右側の丸いドームの建物である。

    ノイマルクト広場 広場・公園

  • みんな教科書で習ったマルティン・ルターの像はカラフルな建物を背景に建っていた。ドレスデンはルターの出生地ではないが、ドイツが生んだ偉大な人物である。

    みんな教科書で習ったマルティン・ルターの像はカラフルな建物を背景に建っていた。ドレスデンはルターの出生地ではないが、ドイツが生んだ偉大な人物である。

  • 朝のノイマルクト広場は人もまばらで静か。

    朝のノイマルクト広場は人もまばらで静か。

  • ノイマルクト広場をぐるりとしたら、フラウエン教会内部へ。かなり新しい印象。それもそのはず2005年に復元がすべて終わり、今日に至っている。

    ノイマルクト広場をぐるりとしたら、フラウエン教会内部へ。かなり新しい印象。それもそのはず2005年に復元がすべて終わり、今日に至っている。

    フラウエン教会 (聖母教会) 寺院・教会

  • 白と金色、繊細な彫刻が美しい祭壇

    白と金色、繊細な彫刻が美しい祭壇

  • 天井のドーム内部

    天井のドーム内部

  • 上にも行けるよ。

    上にも行けるよ。

  • 地下聖堂もあるよ。1945年のドレスデン爆撃から市民を守った場所でもある。

    地下聖堂もあるよ。1945年のドレスデン爆撃から市民を守った場所でもある。

  • バッハもまだ生きていた1740年代に完成し、戦争や革命を乗り越えてきたフラウエン教会だが、第二次世界大戦のドレスデン爆撃で写真のような廃墟と化した。<br />終戦後は40年以上も崩れた石材が広場に放置された。ドレスデンは共産主義の旧東ドイツの体制下にあったため、教会の再建は重視されなかったのだろう。東西ドイツ統一後の1993年から復元がスタートし、2005年にフラウエン教会は蘇った。

    バッハもまだ生きていた1740年代に完成し、戦争や革命を乗り越えてきたフラウエン教会だが、第二次世界大戦のドレスデン爆撃で写真のような廃墟と化した。
    終戦後は40年以上も崩れた石材が広場に放置された。ドレスデンは共産主義の旧東ドイツの体制下にあったため、教会の再建は重視されなかったのだろう。東西ドイツ統一後の1993年から復元がスタートし、2005年にフラウエン教会は蘇った。

  • この写真から見えるかちょっと自信がないが、外壁にところどころ黒い部分がある。爆撃時に崩れた石材を使って修復した部分だという。ということは、そこだけ1700年代なのね。

    この写真から見えるかちょっと自信がないが、外壁にところどころ黒い部分がある。爆撃時に崩れた石材を使って修復した部分だという。ということは、そこだけ1700年代なのね。

  • 空爆を受けなかったプラハに比べ、ドレスデンはシンプル素朴な建物が多いように感じる。教会の近くなので、建て直されたものなのかも知れない。

    空爆を受けなかったプラハに比べ、ドレスデンはシンプル素朴な建物が多いように感じる。教会の近くなので、建て直されたものなのかも知れない。

  • 教会の次はすごい有名なイタリア人画家が描いた絵や、マイセンの皿が見られるツヴィンガー宮殿へ歩いて向かう。

    教会の次はすごい有名なイタリア人画家が描いた絵や、マイセンの皿が見られるツヴィンガー宮殿へ歩いて向かう。

  • あまり城っぽくないかも知れないが、ドレスデン城。町外れの山の上などではなく、突如市街地に現れる。ワタクシも最初はザクセンの有力な貴族の屋敷か何かだろうと思った。

    あまり城っぽくないかも知れないが、ドレスデン城。町外れの山の上などではなく、突如市街地に現れる。ワタクシも最初はザクセンの有力な貴族の屋敷か何かだろうと思った。

    ドレスデン城 (レジデンツ宮殿) 城・宮殿

  • まもなくツヴィンガー宮殿

    まもなくツヴィンガー宮殿

  • 水しぶきがまぶしい噴水と緑が美しい庭園を期待していたら、盛大に工事していた。芝生は引っぺがされ、噴水どころか土がしっかり乾いているなんとも激レアな光景。<br />外国人観光客が本格的に戻ってくる前に、色々手を入れようという作戦なのだろう。

    水しぶきがまぶしい噴水と緑が美しい庭園を期待していたら、盛大に工事していた。芝生は引っぺがされ、噴水どころか土がしっかり乾いているなんとも激レアな光景。
    外国人観光客が本格的に戻ってくる前に、色々手を入れようという作戦なのだろう。

    ツヴィンガー宮殿 城・宮殿

  • 現実から目をそらすために、もう一度ドレスデン城を見る人

    現実から目をそらすために、もう一度ドレスデン城を見る人

  • なるべく工事現場が入らないように撮る。マイセンなど陶磁器コレクション棟には外にも彫刻が施されている。

    なるべく工事現場が入らないように撮る。マイセンなど陶磁器コレクション棟には外にも彫刻が施されている。

  • ドイツ犬。ドイツも犬に優しい国である。チワワは目線の高いところから世界を見られると嬉しくなるらしい(オーストラリアの獣医談)。

    ドイツ犬。ドイツも犬に優しい国である。チワワは目線の高いところから世界を見られると嬉しくなるらしい(オーストラリアの獣医談)。

  • まずは世界の名画を見るため、アルテマイスター絵画館へ。

    まずは世界の名画を見るため、アルテマイスター絵画館へ。

    アルテ マイスター絵画館 博物館・美術館・ギャラリー

  • 中央の絵はラファエロというイタリアの超有名な画家が描いた「システィーナの聖母」。アルテマイスターの至宝である。フラッシュを使わなければ名画も撮り放題である。<br />青いターバンと真珠の耳飾りを身に着けた少女の絵で有名な、フェルメールの作品も所蔵しているが、どこを探しても見つけられなかった。別の美術館に貸し出されているか、修復中なのだろう。おそらくこの聖母に関してはアルテマイスターを代表する絵画なので、そう簡単によそへ出すことはないと思われる。

    中央の絵はラファエロというイタリアの超有名な画家が描いた「システィーナの聖母」。アルテマイスターの至宝である。フラッシュを使わなければ名画も撮り放題である。
    青いターバンと真珠の耳飾りを身に着けた少女の絵で有名な、フェルメールの作品も所蔵しているが、どこを探しても見つけられなかった。別の美術館に貸し出されているか、修復中なのだろう。おそらくこの聖母に関してはアルテマイスターを代表する絵画なので、そう簡単によそへ出すことはないと思われる。

  • 宗教的な絵画や肖像画も素晴らしいのだが、個人的には古いドレスデンの街並みを描いた作品に惹かれた。

    宗教的な絵画や肖像画も素晴らしいのだが、個人的には古いドレスデンの街並みを描いた作品に惹かれた。

  • アルテマイスター絵画館の外観。陶磁器コレクション棟と異なり、彫刻は控えめで重厚感がある。

    アルテマイスター絵画館の外観。陶磁器コレクション棟と異なり、彫刻は控えめで重厚感がある。

  • アルテマイスター絵画館のボリュームが凄すぎてお昼になってしまった。一時撤退し、ランチをいただく。ドイツと言えばあれだ。

    アルテマイスター絵画館のボリュームが凄すぎてお昼になってしまった。一時撤退し、ランチをいただく。ドイツと言えばあれだ。

  • ドイツ人みんな大好きカリーヴルストである(カレー粉やケチャップで作ったソースをかけた焼きソーセージ)。ポテトとドリンクのセットにする。選べる飲み物にコーラなどと並んでビールがある(オプション料金なし)。さすがビール大国。でもなぜかこの店で出していたのは、ゲルマン人もびっくり、デンマークのカールスバーグだった。<br />マヨネーズもトッピングしてもらった。酸味が少なく、もったり質感。日本のマヨネーズとはちょっと違うが、イモによく合う。ドイツのソーセージはうまい。日本でもカリーヴルスト食べたいマン<br /><br />ドイツ編2へつづく

    ドイツ人みんな大好きカリーヴルストである(カレー粉やケチャップで作ったソースをかけた焼きソーセージ)。ポテトとドリンクのセットにする。選べる飲み物にコーラなどと並んでビールがある(オプション料金なし)。さすがビール大国。でもなぜかこの店で出していたのは、ゲルマン人もびっくり、デンマークのカールスバーグだった。
    マヨネーズもトッピングしてもらった。酸味が少なく、もったり質感。日本のマヨネーズとはちょっと違うが、イモによく合う。ドイツのソーセージはうまい。日本でもカリーヴルスト食べたいマン

    ドイツ編2へつづく

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