2023/02/23 - 2023/02/24
2629位(同エリア9589件中)
たれたびさん
去年12月にはじまったJR東日本の”どこかにビューーン”。
JReポイントを6000ポイント使って4つ提示された東北・上越・北陸(上越妙高まで)新幹線の駅どれか1つに行ける旅ガチャ企画。
うわ、これって4トラの人ならわかるアレだよな、あのエアラインの企画まんまだよな(^_^;) でも面白い、参加しようということでガチャを回します。
候補にあがったのは「大曲(秋田)」「盛岡」「長野」「燕三条(新潟)」。
秋田は観光したことないし、盛岡で冷麺&わんこそばも良い。三陸に足を伸ばす手もある。長野は戸隠に行ってみたい。この3つに当たることをほぼ確信して出た結果が「燕三条」。
お、おぅ「燕三条」って何があるんだっけ。ものづくりの街と聞いたが、新潟も近いしきっと面白いだろ、ととりあえず出発。
結果、”ものづくり”の奥深さと”おいしい新潟”を堪能できるすてき旅となりました。写真は燕三条で作った銅製のマイタンブラー。今回の旅で最高のおみやげになりました。
今回は私ひとりのソロ活動。お供はいつも通りのちっちゃなカビゴンさん(ちびカビちゃん)です。写真要員兼、子供たちからのお目付役でついてきます。それでは行ってくるじぇー
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 5.0
- ショッピング
- 4.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 新幹線 JRローカル
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
スタートは東京駅発の新幹線です。いつもの大宮ではなく、たまには始発駅から。飛び石連休の東京駅は結構混んでいました
東京駅 駅
-
あれ、どこかにビューーンはチケットレスなのに特急券が。
実は、、、指定の列車に乗り遅れる(゜д゜)
10時40分発と思ってた予約が10時16分発の勘違い。気づいたのが東京駅丸ビル前10時12分。死ぬ気でダッシュしたけどホームで見たのは走り去る後ろ姿。
発車する前に旅が終わっちまったぜ(ちびカビちゃん号泣)。
…精算所で相談したら「乗車券は有効」とのことで、特急券を買い足してもともと予定してた10時40分発で出発。波乱の幕開けです。
実は2回くらいメールでリマインド来てたんだけどね、すべて見のがしてた(>_<) -
いきなりやっちまった、と思いながらも気を取り直してしゅっぱーつ。
実損は3000円の特急券だけかと思ったら、報われなかった猛ダッシュのせいで翌日筋肉痛になった( ;∀;)
ちびカビちゃん、背中が少し怒ってます(^_^;) -
イチオシ
東京から1時間。大清水トンネルを抜けるとそこは雪景色。これを見たかった
-
12時30分に燕三条駅に到着。越後湯沢から浦佐のあたりの雪景色が長岡あたりから薄っすらとなり、燕三条はまったく雪無しに。同じ新潟県でもずいぶん違うものです
燕三条駅 駅
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まずは腹ごしらえ。東京駅のドタバタでお腹が空きすぎた。駅近くのお店で燕ラーメンをいただきます。”おいしい新潟”第1弾です
龍華亭 グルメ・レストラン
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イチオシ
新潟5大ラーメンというのがあるそうで、そのひとつ燕ラーメンは背脂チャッチャ系醤油ラーメン(隣の三条はカレーラーメンらしい)でした。工場労働者向けの濃いめの味付けで、冷めないように背脂でフタをしたとか。
目の前で背脂振っててカウンター越しに飛んでくるかとのけぞる勢い(^^;)
写真の白いのは背脂と玉ねぎです(ネギの代わりに玉ねぎトッピングが特徴らしい)。
お味は醤油が濃厚で油っぽさはそれほどでもない。麺が平打ちでほぼ”きしめん”状態。濃い目のスープとうまくからんでおいしかった。”おいしい新潟”第1弾は大満足! -
満腹になったところで近くのカーシェアを借りて弥彦神社へドライブ。
この辺りは完全なクルマ社会で、公共交通機関での観光はちょっと厳しめ。弥彦神社へはJRが1~2時間に1本程度走ってますが、それ以外の観光スポットは駅から数キロ歩くかタクシー以外交通手段がない。バスはコミュニティバスが平日に数本くらい(調べたけど休日は運休だった)。テレ東の番組じゃないけど路線バスでの移動はだんだん厳しくなってきました大鳥居 名所・史跡
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少し脇道にそれてみる。一面の田んぼ。
越後平野はとても広くて、昔の街道だったのか国道や県道沿いは家やお店が多いけど、一本それると田んぼの中を一直線に走る道ばかり。田植えや収穫の季節に通るととても美しいことでしょう -
30分ほど走って弥彦神社に到着。ここも雪無し。
くもり空なので少し寒いです。祝日なので人は多い -
参道をトコトコ進みます。そんなに長くない
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5分ほどで拝殿に到着。背後にあるご神体の弥彦山にお参りします。三輪山と同じで山がご神体。弥彦山にはロープウェイがあって比較的容易に登れるけど今回は拝殿からのお参りとします
彌彦神社 寺・神社・教会
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ちなみに弥彦神社のお参りは柏手を4回打つのが正式だそう。お参りしてから周りの人が4回たたいているのをみて気づきました。
由来は諸説あるそうですが、公式サイトによると心がこもっていれば2回でも大丈夫とのこと。よかった(^^;) -
恒例の狛犬さんとパチリ。ちびカビちゃんもようやく旅を楽しむ気分になった様子
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境内には鹿苑がありました。大正時代に春日大社から贈られたのがルーツだそう。神様のお遣いとして大切にされています
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そしてなぜか鶏舎もありました。
鶏は神道ともつながりがあるそうで、和鶏(日本鶏)を育成保全しているそうです。軍鶏や比内地鶏、薩摩鶏などいろいろな種類の鶏が飼育されていました。あれ、烏骨鶏って和鶏だっけ?
調べてみると由来は中国らしいですが、日本の天然記念物にもされていました。じゃぁ和鶏ということで(^_^;) -
燕市に戻ってきました。
やってきたのは市立の産業史料館。金属加工を中心とする”ものづくりの街”燕市の博物館です燕市産業史料館 美術館・博物館
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燕市の”ものづくり”の歴史をはじめ、さまざまな史料が展示されています。
燕と言えば煙管(キセル)という時代があったそうで、職人の工房が再現されていました。嗜好品である煙管は洒脱なものが多く、隣の建物では江戸時代の歌舞伎役者や昭和の落語家の煙管が展示。趣向を凝らした個性的な品揃いでした -
彫金師の仕事場。タガネや金づちを自在に操って金属に模様を彫り込む職人の仕事場です。手元を照らす大きなロウソクがものすごく繊細な作業なことを表しています
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燕市から生み出された銘品の数々。
1枚の銅板を叩いて生み出される鎚起(ついき)銅器を中心に。高級な銅器を扱う玉川堂というお店は東京にもあるので知っていたけど、燕市の発祥とは知らんかった。市内に多数ある鎚起銅器の工房はルーツをたどるとすべて玉川堂といったことも書いてあり、おぉっ!と感じました -
ほかにもさまざまな金属加工品が並びます。
これはノーベル賞受賞式の晩さん会で使われるカトラリー。91年から燕市の製品が選定されたそうです。
そういえば、昔あったiPod背面のピカピカな磨き加工も燕市の技術だったのは有名な話。グローバルに通用する技術力が町の工房から生まれたことは凄いなと思います。
(磨きの技術はアップルによって海外に流出してしまったようですが…) -
素材としてメジャーな、アルミ、チタン、銅、ステンレス、真ちゅうで作られた鉄琴(鉄じゃないけど)。
アルミは涼やか、チタンは固めなど、叩くと音の違いがよく分かって面白い。銅がとても柔らかい音色を奏でるのが印象的でした。 -
いちばんのお目当てだった体験工房。さまざまな金属加工を職人さんの指導で体験できます。混んでるかなと思ったらガラガラだった。
トライしたのは純銅タンブラーの鎚目付け(2500円)。つるつるのタンブラーを型にはめ、金づちで叩いてでこぼこの鎚目模様を付けます。少しずつ回しながら叩いて叩いて叩いて叩いて…ひたすら叩きます。
美しい大きな模様は強く叩かないとつかないので、ガンガンガンガンと力をこめて30分。明日筋肉痛じゃなかろうかというくらい叩きました(^_^;) -
イチオシ
出来たのがこちら。
つるつるだった銅の表面を叩いたことで複雑な模様がついたマイ銅カップ。大変だったけど楽しかった。この旅いちばんのおみやげです。
体験工房、他にも錫(すず)の一枚板からぐい呑みを打ち出したり、スプーンに電気を通して被覆処理をしたりとメニュー盛りだくさんです。燕市に行ったらこの体験メニューは絶対にやるべし!
(平日なら史料館以外でもさまざまな工場の見学や体験ができるそうです) -
叩き終えたところでお買い物タイム。
産業史料館から10分ほど走って「ストックバスターズ」へ移動。ここは市内の工場からでた在庫過剰品や廃盤品、B級品を格安で販売するお店。
中は撮影不可でしたが、鍋、包丁、フライパンやザル・ボウルなど台所用品を中心にたくさんの金属製品が格安で販売されていました。クルマがあるといろいろ買えけどなぁストックバスターズ アウトレット
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さんざん迷って購入したのがこちら。金のビアタンブラー。和平フレイズさんのプレミアムラインで正価12000円が4000円ほどの目玉品。桐箱汚れとのことでしたが、2つ買ったうち1つは黒ずんでたけどもう1つはこの通りキレイ。中身のタンブラーはピカピカで無問題。ビールがおいしく飲めそう!
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半日かけて燕三条を楽しんだあとは新潟へ移動。
越後線のローカル列車は祝日の夜だけあってガラガラ。カビゴンさんが少し寂しくなってきました。なあなあ、この電車誰も乗ってないけどだいじょうぶか(>_<) -
およそ1時間ほどで信濃川を渡ります
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よかったじぇ。ちゃんと新潟ついたじぇー。
新潟駅 駅
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着いたら歩いて10分ほどの万代シティに直行。お目当ては回転寿司「弁慶」さん。佐渡発祥のお店で、新潟の人気店です。
実は別の人気店「ことぶき寿司」さんをめざして越後線の内野駅で途中下車したのですが、住宅街の人気店はファミリー層で大混雑。待つこともできたけど、この時間の”おひとりさま”は肩身が狭くて撤収しました。
で、「弁慶」さんに再挑戦。都心店なだけに”おひとりさま”への店員さんの対応も手慣れたものでした(^ ^)佐渡廻転寿司 弁慶 万代シティ店 グルメ・レストラン
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イチオシ
途中で寄り道して遅めの入店になったのが逆に良かったか、30分待たずに席に通されました。
本日のおすすめ5点盛り。佐渡産赤エビと真ん中のサヨリが特に美味。サヨリは単品でリピートするおいしさ(^-^) -
貝3点盛り。手前から白ツブ貝、赤貝、佐渡産の活サザエ。
これはめちゃくちゃ美味しかった。特に活サザエは味が濃厚(^O^)/ -
さっきの5点盛で気に入ったサユリを追加。ピカピカです!淡白な中に味わい深さがあって美味しいんだこれが。
”おいしい新潟”第2弾も大大成功です(^^) -
満腹で幸せな気持ちでお宿に移動。新潟駅前の”ジュラクステイ新潟”さん。万代シテイから歩いて15分くらい。駅前のビジホ街に位置します
ジュラクステイ新潟 宿・ホテル
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シングルの予約がダブルにアップグレードされてました。まだ新しいきれいなお部屋です。
夜も遅いのでお風呂につかって爆睡ですzzz… -
さて翌朝!
のんびり起きて朝ごはん。
”おいしい新潟”第3弾はジュラクステイさん自慢の朝食バイキングに参戦。ビジホにしては品数多め。写真は一部で実際はこの4倍くらいの品数。これは期待がもてます -
イチオシ
じゃーん。
主だったものでは、手前左は長岡の赤めし(しょうゆ味の赤飯)、隣は地元赤米で作った米の麺。海苔巻きは新潟名物タレかつで、右上は長岡市栃尾の分厚い油揚げ、その下の筑前煮みたいなのは同じく新潟名物”のっぺ”(筑前煮と違うのは油で炒めず、里芋が入っているところ)。
郷土料理がたくさん味わえる素敵なバイキングです。
実はジュラクさん、祖業は戦前から続くレストラン。むかーし、上野の駅前に聚楽台というレストランがあったり(今も場所を変えて営業中)、上越新幹線のビュッフェを担当していた会社さんといえばご存じの方も多いかも。
なので朝食バイキングも一味違います。小松菜のおひたしや卵焼きといった定番もおいしくて箸が止まりません -
トドメの一品。朝スープカレー。
朝からこれ反則だろ、というくらい本格派。たくさんのスパイスが食欲を増進する半面、サラッとした食感は朝カレーとしてばっちり。
お肉はチキン。これに地元食材の大根やレンコンが加わりかなり具だくさん。これがコシヒカリのご飯と合うんだ。すでに上のバイキングで腹いっぱいなのにあと先考えずお替わりしてしまう美味しさでした -
美味しすぎたので帰りにカレー鍋をパチリ。浮いている赤いのはすべて唐辛子です。おかげで朝からいい汗かきました(^_^;)
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チェックアウト後は市内観光へ。1日乗車券を買って市内観光用の周遊バスで出かけます。新潟は漫画家を多数輩出したところで、周遊バスはホワッツマイケルのデザインでした。むかし来たときはショムニのバスもあった。
バスは1時間おき(休日は30分おき)に観光スポットを走るのですが、片回りしかないので少し使いづらい。1日乗車券も周遊バス専用で路線バスが使えないのがちょっと残念。駅から万代シティや繁華街の古町くらいのエリア限定で良いので路線バスを使えると利便性があがるのですが -
20分ほど揺られて日本海に面した水族館、マリンピア日本海に到着。
昨日走った筋肉痛で、今日はあまり歩き回らなくて済むところ(^^;)と思ってやってきました新潟市水族館 マリンピア日本海 動物園・水族館
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”マリンピア日本海”、一般的な水族館の展示に加えて新潟ならではの展示もたくさん。地元を代表する信濃川の展示です。河口の汽水域から上流のヤマメやイワナがいる清流まで再現され、信濃川の多彩な生態系を学べます
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平日の水族館はガラガラ。日本海大水槽ものんびり眺められます。
ウチの近くにある江ノ島水族館”相模湾大水槽”と比べて魚はすこし地味。だがよく見ると美味しそうな日本海の幸がいっぱい泳いでいます(^_^) -
お約束の水中通路。大きなマンタが悠々と泳いでいました
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平日なだけにイルカショーも空いてます。広いプールに5頭のイルカが舞います
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新潟「市立」の水族館なせいか、ショーはお勉強に力が入ってます。前半はイルカの身体の説明とか。仰向けにされてココが胸ビレみたいな説明を丁寧に。イルカもいい子にされるがまま(^_^;)
マイクの前で呼吸を実演してくれたのですが、ボフッ、の一瞬で吐気と吸気の両方終わってしまう。こんな一瞬とは知らんかった。こういうショーも良いですね -
アシカやオットセイのショー。こちらも口を大きく開けて見せてくれました。芸をするというよりは生態説明。これはこれで面白い
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ショー終了後にメンテナンスされるアザラシさん。とても気持ち良さげにグルーミングされてます。先輩の尾根遺産にバリカンは均等にあててね、と指導される新人?くんが微笑ましい
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クラゲももちろん。最近はどこの水族館も上手に育てられるようになりましたね
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マリンピア日本海、なかなか充実した水族館でした。入館料も1500円と今どきの水族館としては抑えめ。市内周遊バスの1日券を見せると1200円に割り引かれます。バス1日券が500円なので往復だけで元が取れる。新潟駅から20分、繁華街の古町からなら10分とアクセスも良いのでおすすめです
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水族館の目の前は日本海。ここまで来たならぜひ行っておきましょう
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イチオシ
遠くに北海道へ行くフェリーが見えました。バスを待つ時間、海岸でぼんやりするのもアリです
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再び周遊バスに乗って市中心部へ。
まず訪れたのは北方文化博物館。本館は新津にあって新潟にあるのは分館です、、、が、冬期休館中(>_<)北方文化博物館新潟分館 美術館・博物館
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気を取り直して隣の旧斎藤家別邸に。
かつての新潟の豪商の別荘で、大正時代の本格的な和風建築だそうですが、、、ここも本日休館日。飛び石連休の谷間だけど休むんだ…。
昨日の新幹線乗り遅れにはじまり、今回の旅はこんなのが多い…
「そういえばとーちゃん、ホテルで替えのパ〇ツとマスクがないとか騒いでたよな?」(ちびカビちゃん)
「それ内緒だって言ったじゃん(>_<)」旧齋藤家別邸 名所・史跡
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仕方ないのでそのままトコトコ進みます。今日の気温は12度。陽射しこそないですが風もなく、冬とは思えない穏やかな昼下がりです
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”おいしい新潟”の第4弾です。加島屋さん本店。
全国のデパートにある海産物の名店は新潟市中心部の古町に本店があります。
ここはですねぇ、全国の加島屋でも唯一デリがあるのです。名物はキングサーモンのコロッケ。これ目当てにやってきました新潟加島屋 本店 グルメ・レストラン
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主力商品のいくら醤油漬けや鮭茶漬けには目もくれず(東京で売ってるもん)、無事コロッケを入手。あと、サーモンの切り落としなど本店限定品も運よくゲット。東京では手に入らないものがたくさんお土産になりました(^O^)/
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コロッケ開封の儀。
手前がビーフ、奥がキングサーモンがギッシリ詰まったサーモンコロッケ。と言ってもこれじゃ分からん。断面図を用意すべきでした(>_<)
さすがは加島屋さん冷めてもおいしかったです!
”おいしい新潟”第4弾も大成功 -
加島屋さんからそのまま信濃川を渡り、万代シティへ向かいます。歩いて15分くらい。お散歩にはちょうど良い距離です
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イチオシ
萬代橋からの眺め。古町など新潟市中心部はこの萬代橋ともう少し上流での分水により、実は島(新潟島)になっているそうです。必ず橋を渡らないと入れないそう。
一度歩いて渡りたかった萬代橋。新潟らしい風景を歩けて大満足!萬代橋 名所・史跡
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半日ぶりに万代シテイに戻ってきました。
このまま”おいしい新潟”第5弾に突入。
5番手は「万代シティバスセンター、みかづきのイタリアン」です。
見た目のとおり、ソース焼きそばの上にトマトソースが乗った料理です。イタリア料理ではない。新潟郷土料理としての”イタリアン”
(お値段は380円。3月から値上げ)みかづき 万代店 グルメ・レストラン
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太めの角麺をスパイシーなウスターソースで炒めた焼きそば。具はキャベツともやし。
ここまでは大阪の焼きそばと似た味。もしくはスーパーのフードコートの焼きそばに近い。そこになぜか濃厚なトマトソースが載っている。不思議にもマリアージュしている( ̄▽ ̄)
左端にかすかに写っている、紅ショウガならぬ白ショウガも素敵なアクセント -
新潟県民のソウルフード、確かにいただきました。
新潟市を中心に出店する”みかづき”のほか、長岡地区では”フレンド”というチェーンが出店しているそう。
この昭和感あふれるお店の設えも良い。また新潟に来たら食べちゃいそうです(^^)/ -
ちなみに万代シテイ、新潟交通のバスセンターを中心に伊勢丹やラブラ万代など大型商業ビルが取り囲む繁華街です。熊本のサクラマチクマモト(というか旧交通センター)や宮崎の宮交シティと似たイメージ。
バスセンターの上は大きな広場があり、憩いの場になっています。昨日の回転寿司弁慶もこの一角にあります -
”みかづき”のある2階から1階に降り、”おいしい新潟”第6弾として、あのカレーをめざします。
ご存じ、NHKドキュメント72時間でも放映された”バスセンターのカレー”。これを食べたくてやってきました。
が、断念。思った以上の大行列(50mくらい続いてた)と朝ごはんの食べ過ぎがここに来てたたった。不覚にも”みかづき”で腹いっぱいになってしまい、これ以上入らねぇ。
”おいしい新潟”第6弾は無念の撤退です(>_<)名物 万代そば グルメ・レストラン
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(参考)昨年7月に訪ねた時のショット。これでミニサイズ。
見ためはおそばやさんのもったりカレーなのですが、これで案外スパイシー。そして地元産ポークをはじめとした具沢山。行列も納得のお味でした(なだけに、今回は残念) -
腹ごなしの散歩を兼ねてそのまま新潟駅前に戻ります。駅前にあるバスターミナルは、バスがバックして入ってくるレトロなタイプ。発車を待つバスがお尻を揃えてずらりと並ぶ姿は壮観です。
まもなく駅前再開発でこの風景も見おさめだそうです -
イチオシ
”おいしい新潟”も大詰め。第7弾に突撃します。
駅ビルCoCoLo西館に入っている「ぽんしゅ館 唎き酒番所93」。
ここ、駅ビルから少し離れた別棟の奥にあるので要注意。前回来たときたどり着けずリベンジにやってきましたぽんしゅ館 (新潟駅前店) 専門店
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”おいしい新潟”第7弾は唎き酒。新潟県内各蔵のお酒の試飲大会。
入口で500円払うと唎き猪口(ちょこ)とメダルを5枚もらえて、93種類(実際はもっとあった)の自販機から唎き酒できるのがここの仕組み。使うメダルは1回1枚ですが、純米大吟醸などいい酒はメダル2枚、3枚だったりします。ぽんしゅ好きのパラダイス。うえーい( ̄∀ ̄) -
試飲機はこんな感じ。
去年夏に訪れた今代司(いまよつかさ)酒造の純米酒。後味すっきりで締めにオススメです -
さけうまいじぇーまわるじぇーヽ(´ー`)ノ
まだ平日の午後2時すぎでしたが、ネクタイやスーツ姿の紳士淑女の皆様も大勢たしなんでおられました(^_^;) -
オーディオにも店主のこだわりがあるようで、90年代のCD全盛期のビンテージオーディオか設置されてました。時々入れ替えがあるようで、好事家に刺さりそうな趣向です。
ぽんしゅ館は酒味噌醤油を中心とした新潟みやげもたくさん扱っていて、醤油好きな娘にお土産を買って帰ります -
15時の電車で燕三条に移動していよいよ帰路に。
と、と、とーちゃん! と、ちびカビちゃんがただならぬ様子 -
イチオシ
な、なんじゃこりゃー!
カビゴンさんが通勤してる!!!!!
なんでも鉄道150周年記念を祝うイベントの一環で、JR東日本の大きな駅にポケモンが描かれてるそうです。まさか我が家イチオシのカビゴンさんに旅先で出会えるとは!
お友だちに会えて嬉しいちびカビちゃん(足元にいます)。
ひとりで吊り革4つ分占領してるカビゴンさんはやはり大きい。新潟の美味しいご飯で大きくなったのかな。旅の最後にいいモン見れました(^_^)
(3月まで展示されてるそうです)新潟駅 駅
-
信越線に乗って越後平野をひた走ります。地上を走る在来線は新幹線よりだだっ広さを実感できます。これら田畑の食糧生産力により、明治の新潟県は人口日本一だったこともあったそう。
”おいしい新潟”、すごいです -
東三条駅で弥彦線に乗り換えて燕三条駅へ。トキ色をまとったこの電車にはあちこちでお世話になりました
東三条駅 駅
-
燕三条到着。新幹線まで30分時間があるので構内をブラブラ。地元の観光ポータル、燕三条Wingに立ち寄ります
燕三条Wing 名所・史跡
-
燕三条Wingでは観光案内のほか、ナベカマ包丁など金属加工品もたくさん展示。販売もしてくれます。歩いて5分くらいのところには道の駅も兼ねた地場産品館もあるそうで、時間のない方にもオススメ
-
さてかえるじぇー。
今度は時間あってるよな(^_^;) -
ふたたび雪景色を見ながら帰ります。燕三条を出た時点ではガラガラだった新幹線は越後湯沢で満席に。インバウンドの団体さんがたくさん乗ってきました。マレーシアとか南の国の人が雪遊びにきていたようで、席につくと皆さんSNSに投稿しまくってました(^_^;)
-
18時40分、無事に東京とうちゃくー。
リバイバル塗装の新幹線がお出迎えです -
おみやげー。おいしい新潟番外編です。
真ん中が写真になかった加島屋本店限定の切り落としなど(一袋540円!)。
あと亀田製菓のサラダホープも外せません(なぜ県外では売らないのだろう)。
というわけで「どこかにビューーン」燕三条編は無事に終了。JAL「どこかにマイル」の丸パクリですが(あ、言っちゃった)、県庁所在地中心のひこーきと比べて新幹線は小さな駅も多いのが違いかも。ふだんの旅では一生降りそうにない駅に強制下車(笑)させられ、そこで楽しみを探すのは面白いです。今回の燕市産業史料館がまさにそれでした。もう1回くらいやっても良いかな。JReポイント貯めるのが大変ですが。
(おしまい)
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