2023/02/11 - 2023/02/13
202位(同エリア784件中)
夢道乗光さん
この旅行記のスケジュール
2023/02/13
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福江港10:10発⇒博多港18:20着
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博多18:59発⇒のぞみ64号⇒名古屋22:11着
この旅行記スケジュールを元に
大阪南港から「フェリーきょうと」に乗って新門司港へ。九州に上陸してから小倉⇒博多⇒武雄温泉⇒長崎と乗り継いで来ました。
今回の旅は名門大洋フェリーの「フェリーきょうと」以外に九州商船の「フェリー万葉」と野母商船の「フェリー太古」にも乗船し、3隻のフェリーを乗り比べする旅となりました。
長崎から九州商船の「フェリー万葉」に乗って五島列島の福江へ。そして野母商船の「フェリー太古」で福江から博多まで乗船の2泊3日フェリー旅です。
しかし今まで船酔いしないという自信があったにもかかわらず、「フェリー太古」に乗船中、海が荒れに荒れて不覚にも船酔いをしてしまいました。
せっかく五島列島に行ったのに悪天候のため綺麗な景色と船旅を楽しめなくて心残りの旅となりました。
- 同行者
- 友人
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- 船 新幹線 JR特急 私鉄 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
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五島列島の福江島へ渡るために長崎港ターミナルにやって来ました。
出島ハーバー方面を望む。長崎港ターミナル 乗り物
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長崎~五島航路はジェットフォイル便とフェリー便があり、長崎での滞在時間を長くするために後発のフェリー便を利用しました。
ジェットフォイル便なら1時間25分で福江に着きますが、フェリー便は3時間10分かかります。
フェリー便は2等指定と2等があり、2等を利用しました。(大人4,320円) -
雨が降り始め暗雲!?
フェリー万葉が入港してきました。
<九州商船のホームページ>
https://kyusho.co.jp/publics/index/348/ -
接岸中のフェリー万葉。
<フェリー万葉・シップデータ>
総トン数:1,553トン、全長:86.5m、幅:14.5m、
航海速力:21ノット、旅客定員:482人、就航:平成23年4月 -
船尾で出港準備中の乗組員
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「フェリー万葉」は定刻の16時50分に出港。
船尾のデッキから眺める長崎市街。長崎~五島航路 (九州商船) 乗り物
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三菱重工長崎造船所
飛鳥Ⅱやダイヤモンドプリンセスはここで誕生三菱長崎造船所 名所・史跡
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三菱重工長崎造船所には海上自衛隊イージス護衛艦 DDG-180 はぐろが停泊していました。
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これから女神大橋を潜り抜け
女神大橋 名所・史跡
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雨が降っているので屋根がある船尾デッキで外気に触れます。
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2等客室と2等指定客室の通路で時間をつぶす乗船客
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コロナ禍で閑散としていた時が嘘みたい。
久々に見る船内が満員の光景。
くつろぐ場所もないので、横になって雑魚寝スタイルで仮眠しました。 -
雨降りで夜間航行。外に出る気にもなりません。
船内は満員状態で長崎港から福江港までの3時間10分はとても窮屈な船旅となりました。 -
福江港に定刻通り午後8時に到着。
五島列島はNHKテレビの朝ドラ『舞いあがれ』の舞台にもなっているので、『舞いあがれ』のポスターが華々しく掲示され、主演の福原遥さんが笑顔で歓迎してくれました。 -
今夜の宿のマスターが雨の中、福江港まで迎えに来てくれて助かりました。
福江港ターミナル 五島市観光案内所 名所・史跡
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宿泊先のゲストハウスぴかいちセカンドは最終チェックイン22時までOK!
1Fは居酒屋なので夕食も安心です。
部屋は落書きし放題とのことでビックリ!ぴかいちセカンド<五島 福江島> 宿・ホテル
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この部屋は2段ベッドの4人部屋になっており、相棒と二人で利用しました。
ゲストハウスというものに初めて泊まり、始めは勝手がわからず戸惑うばかり。 -
福江港には午後8時に着いたので、ゲストハウスに着いたのは午後8時半になり、ずいぶん遅い時間の夕食となりました。
口コミでも評判のマスターの手料理
先ずは海鮮丼。
大羽イワシ、キビナゴ、アオリイカ、しめ鯖、アジがご飯の上にぎっしりで絶妙な味。 -
宿泊代には飲み物1杯も入っており、生ビールで喉を潤します。
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次に出てきたのは
揚げたてで絶品の鯵(あじ)すり身揚げ -
麺が細くのどごしの良さが特徴の五島うどん
宿のマスターと雑談していて自分と同じころに奈良に住んでいたことが分かり、話が盛り上がりました。 -
<宿泊先のゲストハウスぴかいのホームページ>
https://pikaichi2.com/#
もともとは、居酒屋ぴかいち。現在は2階の部屋を利用してゲストハウスになっています。 -
昨晩の夕食に続き、1階の居酒屋のカウンターで朝食をいただきました。
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地元出身のマスターが旬の味覚を独自ルートで仕入れてくるという料理が楽しめました。
新鮮な食材の夕食、朝食付きで宿泊代8,000円以内で泊まれるとは凄い。 -
博多へ行く船の出港時間まで時間があるので、ゲストハウスに掲示してある地図を参考に散歩しました。
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五島市の中心部にあるカトリック福江教会
カトリック福江教会 寺・神社・教会
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歩いていたら五島バラモン凧がデザインされた消火栓の蓋(ふた)を発見。
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幕末に築かれ江戸時代最後の城郭と言われる福江城。
城があった場所は石田の浜と呼ばれていたので石田城とも呼ばれ、なかなか趣があります。
異国船到来を念頭に、城壁の三方が海に面した日本でも唯一の海城ということで幕末に思いを馳せます。福江城跡 (石田城跡) 名所・史跡
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本丸跡にある長崎県立五島高等学校
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土塀の一部や石橋も現存しており石垣に歴史を感じます。
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福江・武家屋敷通りまで歩いて宿に引き返しました。
福江武家屋敷通り 名所・史跡
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帰りも宿のマスターに福江港まで送ってもらい感謝!感謝!
着いた時にはフェリー太古が博多から到着していました。
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<太古のHP>
https://s10.kabu.co.jp/_mem_bin/members/login.asp?/members/ -
福江港ターミナル内には各船会社、土産店、飲食店、観光案内所、コンビニなどがあり、2階の展望所からは鬼岳も見ることができます。
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福江港ターミナル内に掲出されている五島バラモン凧
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福江港から博多港までの乗船券
昼間なので指定客室は利用しないので運賃だけで4,930円。 -
フェリー太古の前部
<太古・シップデータ>
全長94m:全幅:14.4m、総トン数:1,598トン、
航海速力:19ノット、旅客定員:350名、搭載車輌数乗用車換算:55台フェリー太古 乗り物
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フェリー太古の後部
土砂降りで外に出られずターミナルの建物の中からフェリー太古を撮ることに。
船の全景を撮れず残念でした。 -
福江⇒博多間を7時間40分たっぷりと昼間のクルーズを楽しみます。
福江10:10発→青方→小値賀→宇久→博多17:50着を乗船します。 -
デッキから福江の町を眺めます。
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間もなく福江港を出港
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ホーサー(係留用ロープ)がビット(係留用鉄杭)から外され離岸していきます。
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福江港ターミナルビル
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遠ざかっていく福江の町を名残惜しく眺めます。
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プロムナードを通り、船内をぶらりぶらりと見学。
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船内は乗船客目線でくつろぎやすい上品な造りになっているのには感心しました。
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グリーン寝台
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男性用トイレ・化粧室
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1階と2階の間の階段
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案内所と売店
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長崎出身の福山雅治さんのポスターが掲示され、右舷の窓側に向けて椅子が配置されている1階のリラックスルーム
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自動販売機コーナー
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7時間以上の船旅なので乗船客が退屈しないようビールなどのアルコール類の種類も豊富な自動販売機が備え付けられています。
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カウンター席も
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雑誌や本が置いてある読書コーナー
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1階のゲームルーム
時間をつぶす場所が色々と用意されています。 -
シャワールーム
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瀬戸内海の島々を彷彿させるような多島海の景観。
あいにくの雨降りでせっかくの景色がよく見えなくて残念です。 -
展望ラウンジから見た前方の景色。
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2階の客室スペースで展望ラウンジからの前方の見晴らしは素晴らしく、ずっといたくなります。
展望ラウンジに荷物を置いたまま長居する人が多いようで①長時間の占有②寝ころび、仮眠③荷物の放置などをしないよう太古船長からの注意書きがありました。 -
福江ターミナルで買ってきた弁当を展望ラウンジでいただきます。
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情報モニターで現在位置を確認
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博多~五島航路のハイライト・生月大橋と若松大橋通過の時間が掲示されていました。
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この航路のハイライトである若松大橋が見えてきました。
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間もなく若松大橋を通過
若松大橋 名所・史跡
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若松大橋を潜り抜け
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若松大橋をを通過してからも素晴らしい景色が続きます。
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若松大橋をと航跡
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折島の石油備蓄基地
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五島列島には教会が点在し、時々教会を目撃しました。
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中通島の青方港に接岸
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船首からかなり離れているのに展望ラウンジのガラスまで波しぶきがかかるほど海が荒れてきました。
今回の乗船で前半は景色を楽しんだり、弁当を食べたり、船内を動き回ったりと船旅を楽しめましたが、後半は海が荒れ狂ってきて波が船体に激しく打ち付ける音がしたり船は揺れに揺れて、何十年と船酔いをしたことがなかったのに何と船酔いをしてしまいました。 -
最近、乗船したのは全長200m前後の大型クルーズ船ばかり。フェリー太古は総トン数1,594トン、全長94mの小型船なので怒涛にもみくちゃにされて、船酔いした挙句の果てはパブリックスペースのこの一角で寝転がっていました。
今まで船旅を百戦錬磨の相棒も船酔いしてしまい、いかに揺れが激しかったかが分かります。
絶景を見たり生月大橋通過を確認することもできず残念。 -
博多湾に入り、海が穏やかになり船酔いもおさまったので、デッキに出てみたら船は博多の街の明かりが見えていました。
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博多ポートタワーが近づいてきて間もなく博多港に入港。
博多港国際ターミナル 乗り物
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旅に出るといつも天気男なのに今回は雨続きで、「フェリー万葉」や「フェリー太古」から五島列島の素晴らしい景色を楽しむことができず残念でした。
今度は天気が良い時に「フェリー太古」乗れたら特別室のスイートルームで過ごしてみたいです。
荒天で船酔いのせいもあり拙い旅行記になりましたが、最後までご覧いただきありがとうございました。
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この旅行記へのコメント (2)
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- mom Kさん 2023/08/11 05:32:17
- 大いに
- 参考になりました。夢道乗光さん、おはようございます。三度目の五島へは「太古」利用と考えています。特に小値賀上陸なので都合が好いのです。やはり冬の玄界灘は荒れますか。秋にしようと思いました。それにしてもこの海鮮丼は、全国どこへ行っても絶対に味わえません。私の大好きな魚種ばかり。もうゴックンです、朝から。ご馳走さま!
- 夢道乗光さん からの返信 2023/08/13 01:30:14
- Re: mom Kさん はじめまして!
- コメントありがとうございました。
先日から中欧を旅行中しており、返信が遅れて申し訳ありませんでした。
ぴかいちセカンドのマスター手作りの海鮮丼は最高でした。
「フェリー太古」では大嵐に遭遇して船酔いしてしまいましたが、天気の良い時にリベンジしてまた乗ってみたいです。
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旅行記グループ 長崎、五島列島へのフェリー旅
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