2023/02/09 - 2023/02/09
28位(同エリア1519件中)
旅熊 Kokazさん
- 旅熊 KokazさんTOP
- 旅行記1429冊
- クチコミ844件
- Q&A回答95件
- 1,097,770アクセス
- フォロワー608人
この旅行記スケジュールを元に
"泉屋博古館東京" の "不変/普遍の造形 住友コレクション 中国青銅器名品選" へ
以下、作品の解説は"泉屋博古館"のHPから拝借
https://sen-oku.or.jp/kyoto/exhibit/
- 旅行の満足度
- 5.0
PR
-
"泉屋博古館東京" は、東京メトロ 日比谷線 神谷町駅を降りて
神谷町駅 駅
-
-
-
スウェーデン大使館の向かい
スウェーデン大使館 名所・史跡
-
-
-
スペイン大使館の隣り
スペイン大使館 名所・史跡
-
-
-
"泉屋博古館東京"
https://sen-oku.or.jp/泉屋博古館東京 美術館・博物館
-
-
2月26日まで、"不変/普遍の造形 住友コレクション 中国青銅器名品選" 開催中
https://sen-oku.or.jp/program/20230114_timelessanduniversal/ -
-
-
-
夔神鼓
きじんこ
殷後期
82.0㎝
71.1kg
鰐皮を両面に張った太鼓の形状をした器で、上には奇怪な顔をした二羽の鳥の飾りがつく。『山海経』によると、夔は牛のような姿をし、角のない一本足の獣で、その皮を張って太鼓を作ると、敲いた音は五百里先まで届いたという。当時実際に楽器として使用したかどうかは不明。内側は中空で厚みは約1~5㎜と、非常に薄手の鋳造となっており、当時の高度な技術を今に伝えている。
https://sen-oku.or.jp/kyoto/exhibit/room01/ -
-
-
-
虎鎛
こはく
西周前期
43.9㎝
14.1㎏
商周時代に作られた釣り鐘の一種で、楕円形の断面をもち装飾的な鰭がつくのを特徴とする。器には大きく饕餮文が表され、左右につく鰭はトラをかたどっているため、この名で呼ばれている。トラのモチーフは長江流域で製作されていた青銅器に多く見られ、本器の類品が湖北省随州市で出土している。商周時代の青銅器製作の多彩な展開を物語る貴重な遺品。
https://sen-oku.or.jp/kyoto/exhibit/room01/ -
-
鼎
てい・かなえ
煮炊きの器
周代では祭祀における最も重要な器種とされ、身分によって所有できる個数が定められていたため、権威の象徴としての性格もそなえていたことは、「鼎の軽重を問う」の故事にもうかがえる。 -
鬲
れき
煮炊きの器
もともと新石器時代から土器としてつくられており、食器の中では鼎とならんで出現の古い器種。「鬲」という字は本来はこの器をかたどった象形文字である。 -
甗
げん
煮炊きの器 -
螭文甗
ちもんげん
春秋中期
45.5㎝
8.20㎏
寸胴の胴部に太い三脚がついた器で、くびれた腰の内部は簀子(すのこ)状になっており、中空の脚の内部に水を入れて火にかけ、スチームを発生させることで蒸し料理を行うための甑(こしき)。本器は胴部と脚が分離するタイプだが、一体型のものも多く作られた。胴部上半と脚部にはそれぞれ一条の文様帯がめぐり、螭文とよばれる龍の文様の一種が施される。シンプルな造形ながら鋳上がりの良さが目を引く。
https://sen-oku.or.jp/kyoto/exhibit/room02/ -
簋
き
穀物を盛る器 -
-
簠
ほ
穀物を盛る器 -
敦
たい
穀物を盛る器 -
豆
とう
食べ物を盛る器 -
爵
しゃく
酒を温める器 -
斝
か
酒を温める器 -
盉
か
温酒器/まぜる器 -
-
-
罍
らい
酒や水を盛る器 -
-
-
饕餮文方罍
とうてつもんほうらい
殷後期
62.5㎝
19.0㎏
罍は酒を貯めておくための器で、ここから銘々に酒を酌みだしていたとされる。いかり肩の左右に二つの把手、肩部と下腹部の正面には獣の頭部をかたどった犠首がつき、屋根のような形状の蓋をもつ。雄偉な造りの器全体は饕餮文、夔龍文などの精緻な文様に覆われ、青銅器の造形のもつ厳しさと優美さの両面をよく伝える。
https://sen-oku.or.jp/kyoto/exhibit/room01/ -
尊
そん
酒や水を盛る器 -
-
虎卣
こゆう
殷後期
35.7㎝
5.09㎏
後肢で立つ虎が人を抱え、丸のみにするかのような不思議な造形を表す器。虎が人を食べようとしているとも、虎の姿をした神が人を守護しているとも言われるが、何を意味しているのかは定かでない。『春秋左氏伝』には虎に育てられた赤ん坊の説話が載せられているが、中国古代の人々にとって、虎とは危険な猛獣であるとともに、恵みの仁獣としての顔ももつ、二面性のある神聖な動物として捉えられたのであろう。
https://sen-oku.or.jp/kyoto/exhibit/room03/ -
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
鴟鴞尊
しきょうそん
殷後期
22.4㎝
1.5㎏
鴟鴞とはフクロウ・ミミズクの類を指すとされるが、中国古代の文献中では、鴟鴞は悪鳥の代表格としてあつかわれていた。この鴟鴞尊には、野生のミミズクの細かな特徴が表現されており、殷周時代に工人たちが実物をよく観察していたことを物語っている。果たして、当時の人々は鴟鴞を悪鳥とみなしていたのか。中国古代の動物観を探るうえでも興味深い作品。
https://sen-oku.or.jp/kyoto/exhibit/room03/ -
-
見卣
けんゆう
西周前期
37.2㎝
8.78㎏
卣は大きな釣り手と蓋のつく容器で、酒を入れて運ぶためとも、酒に香りづけをするための香草の煮汁を入れる器とも言われる。商周時代に盛んに製作された酒器の一種。白銀色の美しい鋳上がりが特色の本器は、蓋と釣り手が綿密に設計されており、蓋はしっかりと閉まり、釣り手はぎりぎり蓋を外せる可動域となっている。香りを逃さないための工夫と考えられ、機能性と装飾美の見事な両立を示している。
https://sen-oku.or.jp/kyoto/exhibit/room02/ -
螭文方炉
ちもんほうろ
春秋前期
20.2㎝
3.8kg
ミニチュアハウスのような造形の器で、扉は開閉し、中に火種を入れて、食べ物を加熱することができた。扉の両側には門番が立つが、よく見ると、両脚が極端に短く表されていることに気づく。中国古代では、足切りの刑にあった人が門番の仕事に就くことが多く、文献中にもさまざまなエピソードが記されている。親しみやすそうな第一印象とは裏腹に、現代の感覚では計り知れない恐ろしさが、扉の隙間から顔を覗かせている。
https://sen-oku.or.jp/kyoto/exhibit/room01/ -
-
-
-
-
-
-
-
方格規矩四神鏡
ほうかくきくししんきょう
前漢末
18.9cm
865g
「天円地方」という言葉があるように、中国では古来、天は円く地は四角いものと考えられた。天地はあたかも気球のように、地は天を支え、互いをつなぎとめる必要があり、そのための柱やロープ、巻き取る器具を図案化したTLV字状の規矩文(きくもん)と呼ぶ。丸い鏡体は天を、中央の鈕を取り囲む方格は地をあらわし、これに青龍・白虎・朱雀・玄武の四神をはじめとする瑞獣文様を配した鏡は、まさに中国古代の宇宙観を体現している。
https://sen-oku.or.jp/kyoto/exhibit/room04/ -
-
-
金銀錯獣形尊
きんぎんさくじゅうけいそん
北宋
28.6㎝
7.9kg
ロバのような、ウサギのような姿の動物をかたどった器で、背中に蓋がつき、内部に液体を貯めることができるようになっている。殷周時代には、こうした動物型の酒器を「犠尊(ぎそん)」と呼んでいたが、この器はそれを北宋時代に模倣して製作したもの。愛くるしいフォルムもさりながら、眼には赤い宝石が嵌め込まれ、体中を金銀の象嵌文様が覆うなど、豪華な装飾がほどこされているのも見どころ。
https://sen-oku.or.jp/kyoto/exhibit/room03/ -
-
-
-
-
-
-
-
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
旅行記グループ
国内の美術館・博物館巡り
-
前の旅行記
アラスカの自然、人、暮らし・・・。初めての "東京都写真美術館(TOP MUSEUM)" で、写真展 "星野...
2023/01/20~
恵比寿・代官山
-
次の旅行記
第2回大泉町遠征① "フランソワ・ポンポンのしろくま" 目当てに行ったみた "群馬県立館林美術館" は、思い...
2023/02/14~
館林
-
2016年4月 東京国立博物館 特別展「生誕150年 黒田清輝─日本近代絵画の巨匠」
2016/04/28~
上野・御徒町
-
2016年6月 国立西洋美術館 「日伊国交樹立150周年記念 カラヴァッジョ展」
2016/06/03~
上野・御徒町
-
2016年8月 東京都美術館 「ポンピドゥーセンター傑作展 ―ピカソ、マティス、デュシャンからクリストまで―...
2016/08/12~
上野・御徒町
-
2016年10月 国立新美術館 「日伊国交樹立150周年特別展 アカデミア美術館所蔵 ヴェネツィア・ルネサン...
2016/10/10~
六本木
-
2017年1月 国立西洋美術館 「クラーナハ展―500年後の誘惑」
2017/01/02~
上野・御徒町
-
【現地速報】上野の森美術館 フェルメール展
2019/01/04~
上野・御徒町
-
本日(2022年5月8日)最終日の "空也上人と六波羅蜜寺" 展。かなりシュールな "空也上人立像" を拝み...
2022/05/06~
上野・御徒町
-
"東京国立博物館" 空也上人と六波羅蜜寺展のついでに、"考古展示室"・"本館(日本ギャラリー)"・"東洋館"...
2022/05/06~
上野・御徒町
-
"東京国立博物館" 空也上人と六波羅蜜寺展のついでに、"考古展示室"・"本館(日本ギャラリー)"・"東洋館"...
2022/05/06~
上野・御徒町
-
あと4日で閉幕(会期は5月30日まで)! "国立新美術館" の "メトロポリタン美術館展" へ
2022/05/20~
六本木
-
出張のついでに、初めての "山梨県立美術館" で "ミレー" 鑑賞。カフェテリアのカレーも美味だった!
2022/06/22~
甲府
-
"ピカソ 初期から晩年まで8作品来日"。国立新美術館にて、"ルートヴィヒ美術館展" 鑑賞!(なぜケルンの英語...
2022/09/22~
六本木
-
COOL "JOMON" - Kawaii 2度目の "山梨県立美術館"。11月6日まで開催中の "縄文展...
2022/09/28~
甲府
-
3度目の "山梨県立美術館"。日本のダリかマグリットか?ご当地出身 "詩情(ポエジイ)のシュルレアリスム画家...
2022/12/20~
甲府
-
"国立西洋美術館" で22日まで開催中。"ピカソとその時代 ベルリン国立ベルクグリューン美術館展"① ピカソ...
2023/01/04~
上野・御徒町
-
国立西洋美術館 "ピカソとその時代 ベルリン国立ベルクグリューン美術館展"② クレーも一生分、マティスとジャ...
2023/01/04~
上野・御徒町
-
クラーナハのこんな作品も。"ピカソとその時代 ベルリン国立ベルクグリューン美術館展" のついでに、"国立西洋...
2023/01/04~
上野・御徒町
-
アラスカの自然、人、暮らし・・・。初めての "東京都写真美術館(TOP MUSEUM)" で、写真展 "星野...
2023/01/20~
恵比寿・代官山
-
"泉屋博古館東京 住友コレクション 中国青銅器名品選" へ。「鼎(てい)」とか「卣(ゆう)」とか難読漢字にも...
2023/02/09~
六本木
-
第2回大泉町遠征① "フランソワ・ポンポンのしろくま" 目当てに行ったみた "群馬県立館林美術館" は、思い...
2023/02/14~
館林
-
第2回大泉町遠征② "群馬県立館林美術館" にて、"山中現 展 ~描かれた詩~" 鑑賞
2023/02/14~
館林
-
【4月9日まで 東京都美術館 にて開催中】"レオポルド美術館 エゴン・シーレ展 ウィーンが生んだ若き天才" ...
2023/03/22~
上野・御徒町
-
"東京国立近代美術館70周年記念展 重要文化財の秘密" ①東京駅から東京国立近代美術館へ。経由した"皇居東外...
2023/05/09~
丸の内・大手町・八重洲
-
"東京国立近代美術館70周年記念展 重要文化財の秘密" ②ある意味 "無茶な展覧会" 鑑賞 & 神保町 "唐...
2023/05/09~
丸の内・大手町・八重洲
-
2023年6月 "東京都美術館" にて、"マティス展 ~色、形、線、冒険のはじまり: The Path to...
2023/06/15~
上野・御徒町
旅行記グループをもっと見る
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
六本木(東京) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
旅行記グループ 国内の美術館・博物館巡り
0
78