全国旅行支援と宿泊券で鹿児島へ、指宿温泉砂蒸し風呂、JR最南端の西大山駅、指宿のたまて箱、仙巌園

2023/02/08 - 2023/02/11

　指宿温泉宿の宿泊券があるので全国旅行支援が受けられるタイミングに鹿児島へ出かけました。
　東京から鹿児島までの航空券は高くつきそうなので当初はLCCを利用して指宿温泉以外の宿泊に全国旅行支援を利用しようと考えていました。しかし、LCC＋宿泊と航空券付宿泊パック（割引クーポンなども活用）を全国旅行支援を使ったケースで比較してみると、トータルの費用がほとんど変わらなかったので、それならば利便性の高いレガシーキャリアの航空券付宿泊パック（JTBのダイナミックパッケージ）にしました。
　指宿以外の鹿児島県内の行先候補としては冬季だけに見れる越冬ツルと牛車に乗って街中の武家屋敷を練り歩くのが面白そうなので、出水市に行くことにしました。出水市への移動に、肥薩おれんじ鉄道のおれんじ食堂を旅程に組み入れられるのも魅力に感じました。この旅行記は仙巌園までの内容になります。


2/8 水曜日
11:45-13:45 羽田-鹿児島 ANA
14:15-14:53 鹿児島空港-鹿児島中央 リムジンバス
16:02-16:16 ホテル送迎バス
　鹿児島サンロイヤルツインホテル 桜島側（★展望温泉）

2/9 木曜日
10:10-10:25 ホテル送迎バス
12:02-13:48 鹿児島中央-西大山 ★西大山駅
14:34-14:52 西大山-指宿
15:15-15:25 ホテル送迎バス
　指宿温泉白水館 離宮（★砂蒸し風呂）

2/10 金曜日
10:15-10:25 ホテル送迎バス
10:56-11:48 指宿-鹿児島中央 ★指宿のたまて箱2号
11:59-12:03 鹿児島中央-鹿児島
12:10-12:20 鹿児島駅-仙厳園 タクシー
　★仙巌園
15:25-15:35 仙厳園-鹿児島駅 タクシー
15:50-15:53 鹿児島-鹿児島中央
16:05-16:16 鹿児島中央-川内 さくら566号 自由席
16:30-18:16 川内-出水 肥薩おれんじ鉄道　
　★オレンジ食堂3便　サンセットディナー (18:00日の入り)
　ホテルウィングインターナショナル出水

2/11 土曜日
10:15-16:15 出水駅でレンタサイクル（クロスバイク）
　★武家屋敷牛車観光
　★ツル観察センター
16:43-18:10 出水駅前-鹿児島空港 リムジンバス
19:40-21:15 鹿児島-羽田　ANA

エリア 指宿(鹿児島)

• 旅行の満足度: 3.5
• 観光: 3.5
• ホテル: 4.0
• グルメ: 3.5
• 交通: 3.5

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: ANAグループ 新幹線 JR特急 JRローカル 私鉄
• 旅行の手配内容: 個別手配

早朝便に乗れば指宿まで一気に行けるのですが、慌ただしくなるので、ゆっくり昼便で鹿児島に行き、初日は鹿児島市内に宿泊することにしました。

全国旅行支援と割引クーポンが利用出来たANAで鹿児島へ。

右側座席から富士山を望む。

羽田空港で直前キャンセルのお客さんの荷物を飛行機から降ろす作業のせいで、鹿児島空港到着が15分遅れました。

鹿児島は快晴で鹿児島空港からは霧島連邦の山並みが綺麗に見えました。次回鹿児島訪問時は霧島を訪れてみたいと思います。

リムジンバスで鹿児島中央駅へ、天気が良いので駅ビルの観覧車に乗りたかったのですが、修繕工事のため一時休業中でした。

ちょうどお昼のフライトでランチを食べ損ねたので、駅ビルのアミュプラザ地下の味の小径でざぼんラーメンを頂きました。

ざぼんラーメン アミュプラザ店 グルメ・レストラン

15時も過ぎていたのでラーメンの「小」を頂きました。とんこつ味で美味しかったです。

駅ロータリーからホテルの送迎バスでホテルへ、路線バスが送迎バスに使われてました。

本日のお宿はサンロイヤルホテル鹿児島（翌朝撮影）。

鹿児島市内で桜島を眺められ、温泉が楽しめるというのでこのホテルにしました。全国旅行支援対象でお得に泊まれました。

鹿児島サンロイヤルホテル 宿・ホテル

桜島ビューの7階のお部屋。

とてもクリアに桜島の雄姿が見えました。なかなかの眺めです。

ホテルの13階には展望露天風呂があります。

温泉内は撮影出来ないので脱衣室からの眺めを撮影しました。

夕食はビュッフェを選ぶと1階になり、桜島の展望がなく騒々しそうなので、今回は13階のディナーコースのプランにしました。しかし18時には日が暮れてしまい、桜島を眺めながらのディナーとはなりませんでした、残念。

翌朝の1階の朝食会場。朝はビュッフェを頂きました。

翌日はまず、鹿児島中央駅から12時2分発の枕崎行き普通列車でJR最南端の駅、西大山駅を目指します。

鹿児島中央駅 駅

指宿方面に行くなら記念に是非行ってみたい駅だったので旅程に組み込みました。列車はキハ47です、

JR九州が発売している「指宿レール＆バスきっぷ」という西大山と指宿を訪れるのにお得な切符を購入（これは復路の切符）。レール＆バスきっぷという名称ですが、往復列車にも乗れるタイプのきっぷもあります。ちなみにバスに乗れるタイプでは知覧に行くことが出来ます。

西大山駅まで往復出来て指宿駅では途中下車も出来ます。また「指宿のたまて箱」の指定席も料金に含まれているので、片道でも「指宿のたまて箱」に乗るならお得なきっぷになります（3,150円）。ただ、JR九州管内でしか「指宿のたまて箱」の予約と発券できないという欠点があります。

往路の西大山駅までは予約の必要がない「枕崎」行きの普通列車で行くことにしました。指宿駅からの復路は九州（鹿児島）に来てから「指宿のたまて箱」を予約しました。

昨日とは違い、あいにくの曇り空で桜島もうっすらとしか見えません。

枕崎線は所々、海岸線近くを走り、鹿児島湾の風景を楽しめます。

指宿駅を過ぎて西大山駅に近づくと面白い形をした山が見えました。竹山と言う山だそうですが別名、指宿スヌーピー山というそうです。スヌーピーに見えなくはない！？

開聞岳が見えてきました。

もうすぐ西大山駅に到着です。

13時45分、西大山駅に到着しました。

2分間の停車後、枕崎に向けて出発しました。西大山駅はJR最南端の駅というだけでなく、開聞岳がナイスビューな駅です。

西大山駅 駅

西大山駅、JR最南端の駅の説明板。

枕崎線は指宿駅からは本数が少なく、列車で西大山駅から指宿駅に引き返すには、鹿児島中央駅からの普通列車13時47分着で来て、14時34分発で戻るのが一番効率的です。

西大山駅から指宿駅に戻ってきました。

指宿駅 駅

本日のお宿は指宿温泉白水館の離宮、奥に見える建物。

窓際のベットルーム。

和室も広々してました。

離宮のお部屋は広々しすぎて少し落ち着かない感じでした。

鹿児島 砂むし温泉 指宿白水館 宿・ホテル

5階ですが眺めがよかったです。

部屋からは大隅半島も見えました。

白水館はホテル内に砂蒸し風呂があります。ここから先が大浴場と砂蒸し風呂になります。

夕食会場。

夕食、最初にセットされたもの。品数が多くお腹いっぱいになりました。

白水館は将棋の竜王戦の会場にも使われてます。

観る将としては何か将棋の展示があるのではないかと楽しみしてました。等身大のパネルの展示。

将棋関連の展示。対局の写真やサインがあると思っていたのですがそういうものはありませんでした。

唯一、藤井聡太竜王の直筆扇子がありました。

朝食です。種類が多くて美味しかったです。

鹿児島中央への戻りは「指宿のたまて箱」。実は事前にこちらの座席指定は東京で予約してました。「指宿レール＆バスきっぷ」をこちらに来てからみどりの窓口で発券してもらい、その場で「指宿のたまて箱」の指定券の予約を取り消して、レール＆バスきっぷの指定席券として同じ席を発券してもらいました。取消手数料が380円かかりましたが、それでも「指宿レール＆バスきっぷ」の方が安く済みました。

車両は普通列車と同じくキハ47を改造した車両でした。

指宿のたまて箱 乗り物

海側はカウンター座席になっています。

椅子同士の間隔はゆったりしてました。

今日は少し晴れ間も見れました。「指宿のたまて箱」は特急扱いのせいか、スピードを出して走るので、保線状態が悪い枕崎線では車両が上下にバウンドして振動がすごかったです。まるで遊園地のアトラクションの乗り物みたいでした。

今日は桜島はまったく見えません、残念。

午前中は定番の仙巌園へ、移動時間の節約のため、鹿児島駅からタクシーを使いました。こちらは御殿。江戸時代の建物と思っていましたが、実は明治に造られた建物だそうです。

仙巌園(磯庭園) 公園・植物園

梅？が咲いてました。

昨日から和食ばかりなのでお昼は桜華亭でとんかつを頂きました。

桜華亭 グルメ・レストラン

桜島を眺めながら食事が出来るはずですが、あいにく桜島は見えませんでした。

JAFカード優待として両棒餅屋でお餅をサービスして頂きました。

仙巌園 両棒屋 グルメ・レストラン

仙巌園の隣にあるスターバックスコーヒー 鹿児島仙巌園店はお洒落な洋風木造建築のお店です。

スターバックス コーヒー (鹿児島仙巌園店) グルメ・レストラン

全国でも数少ない登録有形文化財の建物にあるスターバックスです。建物は旧芹ヶ野島津家金山鉱業事業所だそうです。

内部は結構綺麗にリノベーションされています。通路の上の大きな写真は在りし日の芹ヶ野島津家金山鉱業事業所。

階段の手すりなどは当時の面影を残しています。