8歳子連れ台北年越し2022-23【1】～福岡空港保安検査場大混雑～台北・大三元で美食堪能～

2022/12/29 - 2023/01/01

年末年始、どこ行くか。
一度「台北101」の年越し花火を見てみたい！
ということで年末年始は台北へ。

●旅程●
12/29(木)　IT241　福岡1055⇒1240台北桃園　～大三元酒樓　←★この旅行記
12/30(金)　迪化街～十分～九份～寧夏夜市　
12/31(土)　迪化街～買い物～お茶～年越し
1/1(日)　龍山寺～　CI116　台北桃園1630⇒1935福岡
IT:タイガーエア、CI：チャイナエアライン

●航空会社●
往路はLCCタイガーエア。3人で諸々コミコミ\68750。予約は11月末。出発時間も悪くないし年末年始としては日本国内線みたいな値段ですね。お値段は結構変動していました。まぁ良きタイミングでとれたかなと。
復路はデルタ航空のマイルでチャイナエアライン。ひとり17500マイル+500TWD（空港サービスチャージ）。タイガーエアの台北発はあさ6:45の早朝出発。そりゃちょっときついかなと。夕方出発のチャイナエアラインひとり約4万円。3人で12万。行きの倍。ないない。であればここはマイルでも、ということで使いました。結果としては3人でエア代約7万に抑えられました。年末年始、この金額で台北に行ってきたって考えたら結構お得。

●宿泊●
ロイヤルシーズンズホテルタイペイ（皇家季節酒店台北館）
トリプル3泊で\73372（15733TWD）。アゴダで。普段はもっと安いのだろうけど、12/31だけ、どのホテルも異常に高くなるのが台北。そんな中でトリプルとしてはまぁ納得のお値段だったので12月頭に取りました。ってか、アゴダは検索するたびに値段も違うしプロモーションもよくわからん。様々なホテルサイトを見比べて、だいたい相場観を知って、ここぞでとるのが私のやり方。結果アゴダが一番安かったです。信用はあまりしてないけどトラブったことはない。アゴダのカラクリ、どなたか教えて下さい。
場所は空港線のMRT台北駅から徒歩10分くらいですが最寄りのバス停（園環）からは5分程度。バスを使いこなす方にとっては何ら不自由ありません。バスはGoogleマップを頼りにする人なら初台湾でもハードルは高くありませんのでご心配なく。迪化街と寧夏夜市の間くらいでどちらも徒歩圏内。とても便利です。フロントは日本語も通じるし、部屋も広く値段の割には良いホテルだと思います。

●レート●
カードのレート：１TWD＝約￥4.4-4.5
キャッシング：１TWD＝約￥4.5-4.7
台湾は夜市や小さい店など現金が主流。両替かキャッシングかは難しいところですね。カードは、特にAMEXは、大きい商業施設以外なかなか使えません。コンビニでもNGでした。

●悠遊カード●
悠遊卡(ヨウヨウカー)。交通系のプリペイドカード。どこでも使えて便利です。コンビニでも売っていますが、12歳以下の子供やお年寄り向けの「優待カード」（バス乗車賃半額など）は台北駅などのMRTの駅でないと買えません。空港のMRT駅では買えません。ご注意を。バス、MRTによく乗る方は必携。払い戻しはできませんが、期限はないようですのでまた次回、ということで。もう来ないよ、っていう人も、手間を考える持っておいたほうがベターでしょうね。

エリア 台北(台湾)

• 旅行の満足度: 4.5
• ホテル: 4.5
• グルメ: 5.0

12/29(木)　
朝8時半、福岡空港国際線着。

航空便もようやく復活してきました。

福岡空港 空港

乗る飛行機は10:55発。
まぁ十分かなと思いましたが、保安検査場までは空港一周の行列。
狭い福岡空港国際線とはいえ、さすがに長い。
この写真は約1/3進んだところ。
あれ、これ、大丈夫か？
と思い始めた。

そのとき。。。。

福岡空港 空港

「タイガーエアにご搭乗の皆様、私についてきてください」
突如響き渡る救いのお言葉。

列から次々と人を拾って「優先ゲート」へと。
ハーメルン状態。

チェックインカウンターでもらった、手荷物につける「タイガーエア」のタグが役に立つ時がここで来るとは。

何時に並んでも同じやん、というツッコミつつ、、、。
根本的には、はやく保安検査の人員を増やしてもらいたいところ。
頑張って、にしけいさん！！

タイガーエア。
初めて乗る航空会社です。

桃園行きです。

定刻に搭乗開始。

機内はほぼ満席。
LCCはこの前乗ったベトジェットに比べて、シートピッチは狭いかな。

それともこの前がWOWのもの（WOWは廃業したアイスランドのLCC）をそのまま使った機材だったから広かったのか？

台北到着！
台北までは行きは2時間半、帰りは2時間。
札幌と同じくらいかな。
海外っていうか、あっという間です。

台湾桃園国際空港 (TPE) 空港

私は仕事で訪れた2017年の秋以来５年半ぶり。

全員に配布されるのが、COVID-19抗原検査キット。

こんなデザイン的だったっけ？

TAIWANへの入境はサクッと。

機内食も出ないので、空港で食べることに。

ただ、時刻は14時近く。
第一ターミナルのフードコートはどんどん閉まってきています。
夜もしっかり食べるので、軽くすましたいところなのであります。
しかし、空港のフードコートもどんどん閉まっていく時間。
頼みのKFCもすでに閉店ガラガラ。
で、しょうがなく多くの人が列をなしていたのが「異饗屋　南洋創意料理」というお店。どうやらタイ料理「風」な感じ。

結局食べたのは、ガパオライス＆エビフライという不思議な組み合わせの料理。
味は…台湾にはもっとおいしいものもあるような気もしますが。。。まぁしょうがない。

新東陽美食廣場 (桃園国際空港) その他の料理

今回のホテルはMRT空港線の台北駅から歩いて10分、ロイヤルシーズンズホテルタイペイ（皇家季節酒店台北館）。
道をはさんで2棟で1つのホテル。

ロイヤル シーズンズ ホテル タイペイ ナンジン W ホテル

12/31がはいるとどのホテルも軒並みお値段数倍に。
それくらい異常に上がるんです。

にしては、そこそこリーズナブルでした。
12/29-1/1という年末年始ど真ん中で、トリプル3泊\73372（15733TWD）。
（通常期だとトリプルでも1泊\15000程度ですが、、、）
あとは「概要」に書いた通り。


結論から言えば、超高級感を求めなければ、またここに泊って良いなと思えるホテル。日本のビジネスホテルをイメージすれば、それ以上ではあります。
バスで動く人にとってはバス停も近く本数もあってどこに行くのにも便利。

トリプル部屋は広く、約40㎡。トリプル。

小2の娘は川の字でも十分寝られます。
添い寝OKのホテルも多いのですが、熟睡するためには別のベッドがベター。
1ベッドでも外資系の幅200㎝あるところならよいのですが、狭いとストレスですからね。

バスタブとシャワーは別。
結局毎日シャワーでしたけど。

ウォッシュレット付きも好ポイント。

奥の妙な形の部屋がシャワールーム。

アメニティはこれくらい。

イタリア製と書いていました。
後で調べると、「イタリアのホテルアメニティ専門会社アレグリニ社の製品「ＯＬＩＶＡ（オリバ）」らしいです。
ボディソープしか使ってないけどね。

手持ちとレインとふたつ。

クローゼットは中華風(笑)

一通りのものはそろっています。

さっそく新型コロナの抗原検査をやってみます。
鼻グリ系。

1箱に4つ入り。

試薬を入れて待つこと15分、
見事に「ネガティブ」に線がつきました。

めでたしめでたし。

テレビではドラえもん。

日本語放送はNHKが映ります。
台湾の放送局が日本の放送もちょっと遅れでガンガンやっています。

この日は、私の友人のお店「大三元酒樓」を予約していました。
https://www.3coins.com.tw/index.php

ということで、ホテルから歩いて数分の「円環」バス停からバスで行くことに。

Googleマップを見ながら動くなら、バスは結構使えます。
バスの本数もそこそこあるので、全然ハードルは高くありません。
ちなみに今回使ったSIMは遠伝電信（FAREASTONE）。
日本で買いました。5日間使い放題で1枚1000円弱。
何の問題もありませんでした。

大三元酒樓到着！

残念ながら私の友人は新型コロナで療養中。。。
久しぶりの再会を楽しみにしていましたが、残念・・・。

大三元酒樓（ターサンユエンチョウロウ） 中華

立派な店構えです。

ここは個室も充実しているのですが、306アサイン。

個室が超豪華で娘はいきなりビビる。

家族3人だけで普段こんなところ連れて行ってないからね。

ミシュラン1つ星です。

メニューはお任せでしたが、最初から度肝を抜かれる料理。

これは・・・

毛ガニ麺。

甲羅にぎっしり詰め込まれた毛ガニの身をほぐしながら濃厚なスープでいただきます。

これはうまいに決まっております。

そう、こちらはベースが広東料理でありながら、日本人の想像を超える新しい中華を提案してくれるお店なんです。
もちろんとんがった料理だけじゃなく、定番も充実しているんですけどね。

そして出ました！北京ダック！

ただ、このお店は広東料理のお店。
北京ダックも広東式です。

北京式と違って、皮とともに身のお肉もしっかり食べるのが広東式。

1つ目は巻いてくれました。

香港で食べたときもこんな感じだったのを思い出します。
https://4travel.jp/travelogue/11212139

ウチの娘は皮目の下の油は苦手らしく、お肉のところを手づかみでがっつり食べていました。

こちらは龍虎斑という魚を揚げたものを、クリスピーなスパイスと合わせて食べる料理。これは很好吃！！！めちゃくちゃおいしかった。

ちなみにこの龍虎斑という魚は耳なじみがなく、調べてみると“結合龍膽石斑和老虎斑成功交配出的「龍虎斑」”とのことで、リンドウハタとトラハタとの交配で作られた養殖魚のようです。上品な白身は分厚く、おいしくいただきました。

もうはちきれんばかりにお腹いっぱいですが、しめは麻雀牌のあんこ餅。
さっぱりと食べられちゃう不思議。

北京ダックを打包（ダーパオ＝持ち帰り）する？と聞かれましたが、おなかがいっぱい過ぎてホテルに持って帰っても食べられないと思うので、「申し訳ないけど大丈夫」と伝えて、超豪華ディナーは終了。

妻も子も大満足の台湾初夜でした。

さて、西門まで歩いて、行ってみたのは・・・

久大文具。

文房具屋さんです。

西門駅 (MRT板南線・松山線) 駅

旧正月前とあってグッズもたくさん。

全部赤。

お菓子も充実。

天井からぬいぐるみ。

紙も色ごとに1枚単位で販売。

娘はなんかかわいい台湾文具ないかなと物色。
結局買ったのはシャーペン1本。

西門のバス停からバスに乗り、ホテルへ。

まずはおいしく楽しい1日目、終了。

明日は迪化街＆十分＆九份＆夜市と欲張り放題な日です。