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ヒマラヤ山脈に囲まれたヒンドゥー教徒の聖地巡礼を体験してきました。ヒンドゥー教には沢山の聖地がありますが、インド北部ウッタラカント州の4つの聖なる寺院はチャールダーム Char Dhamと呼ばれ、ヒンドゥー教徒にとって一生に一度の巡礼ヤトラ Yatraに挑みます。これら4つの寺院はヒマラヤ山脈に囲まれたガンジス川源流またはその支流の源流近くの秘境にあり、ヒンドゥーの神を祀っています。簡単に言うとガンジス川はヒンドゥー教の聖地ですから当然源流も聖地なのです。<br /><br />前回の旅行記では4大聖地のひとつケダルナートを訪れました。往復30kmの山登りを無理やり1日で終えて時間に余裕が出来たので、次は隣の聖地バリドナートを目指します。途中ヒマラヤの雪山を一望できるアウリ山のスキー場にも寄ります。問題はキャッシュ貧乏。。インド田舎では未だキャッシュ必須であることを知らず予めATMで引き出さなかった初歩的な間違いが、毎日の悩みの種となります。私のバックパッカー歴は長いですが、20年ぶりの数十円単位の節約バックパッカーの旅です。

ヒマラヤのヒンドゥー聖地バドリナートへバックパッカー旅 (Pilgrimage to Hindu temple Badrinath)

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2022/10/28 - 2022/10/29

58位(同エリア374件中)

ノーーウォリーズ

ノーーウォリーズさん

ヒマラヤ山脈に囲まれたヒンドゥー教徒の聖地巡礼を体験してきました。ヒンドゥー教には沢山の聖地がありますが、インド北部ウッタラカント州の4つの聖なる寺院はチャールダーム Char Dhamと呼ばれ、ヒンドゥー教徒にとって一生に一度の巡礼ヤトラ Yatraに挑みます。これら4つの寺院はヒマラヤ山脈に囲まれたガンジス川源流またはその支流の源流近くの秘境にあり、ヒンドゥーの神を祀っています。簡単に言うとガンジス川はヒンドゥー教の聖地ですから当然源流も聖地なのです。

前回の旅行記では4大聖地のひとつケダルナートを訪れました。往復30kmの山登りを無理やり1日で終えて時間に余裕が出来たので、次は隣の聖地バリドナートを目指します。途中ヒマラヤの雪山を一望できるアウリ山のスキー場にも寄ります。問題はキャッシュ貧乏。。インド田舎では未だキャッシュ必須であることを知らず予めATMで引き出さなかった初歩的な間違いが、毎日の悩みの種となります。私のバックパッカー歴は長いですが、20年ぶりの数十円単位の節約バックパッカーの旅です。

旅行の満足度
4.0

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  • これはヒマラヤの山奥にある4大聖地へチャールダームの地図。インド北部ウッタラカント州中心のハリドワールまたはリシケシの拠点から各4大聖地まで、直線距離は近いですがバスで移動すると10時間以上かかります。<br /><br />この旅行記ではケダルナート Kedarnath(ソンプルヤグ Sonprayag)からバドリナート Badrinathへ、ルドラプラヤーグ Rudraprayagとジョシマート Joshimath経由で目指します。直線距離では40kmですが、道路は山を迂回して225kmも遠回りするので移動に1日かかります。<br />Source: https://www.tourism-of-india.com/blog/chardham-yatra-routes/

    これはヒマラヤの山奥にある4大聖地へチャールダームの地図。インド北部ウッタラカント州中心のハリドワールまたはリシケシの拠点から各4大聖地まで、直線距離は近いですがバスで移動すると10時間以上かかります。

    この旅行記ではケダルナート Kedarnath(ソンプルヤグ Sonprayag)からバドリナート Badrinathへ、ルドラプラヤーグ Rudraprayagとジョシマート Joshimath経由で目指します。直線距離では40kmですが、道路は山を迂回して225kmも遠回りするので移動に1日かかります。
    Source: https://www.tourism-of-india.com/blog/chardham-yatra-routes/

  • 10/28この日は移動日です。本日はルドラプラヤーグまで3時間ジープで移動して、そこからジョシマートまでをバスで4時間移動です。ジープやバスの席は狭くて長時間の移動は過酷です。<br /><br />行き先が同じだったインド人オヤジさんに助けられルドラプラヤーグでのバス乗り継ぎは非常にスムーズで、更にオヤジさんに昼飯やバス代まで奢ってもらう。自分が気がついたときは支払い済みで、お金を出しても受け取ってくれず。私はキャッシュ貧乏なので大変ありがたいです。インド人オヤジさんにはここでお礼を申します。

    10/28この日は移動日です。本日はルドラプラヤーグまで3時間ジープで移動して、そこからジョシマートまでをバスで4時間移動です。ジープやバスの席は狭くて長時間の移動は過酷です。

    行き先が同じだったインド人オヤジさんに助けられルドラプラヤーグでのバス乗り継ぎは非常にスムーズで、更にオヤジさんに昼飯やバス代まで奢ってもらう。自分が気がついたときは支払い済みで、お金を出しても受け取ってくれず。私はキャッシュ貧乏なので大変ありがたいです。インド人オヤジさんにはここでお礼を申します。

  • ヒマラヤ山脈が遠くに見えて、風光明媚な道をバスは走ります。進行方向の左側が川沿いで眺めが良い席です。なおチャールダーム巡礼のオープン期間は大体5月上旬から11月上旬までの6ヶ月間。しかし夏の3ヶ月間は雨季なので、晴れの確率を高めるには、オープンの最初か最後の狭い期間を狙うしかないです。私は10月下旬に訪れたので毎日良い天気に恵まれますが、前回のケダルナート旅行記の通りクローズ日のギリギリです。

    ヒマラヤ山脈が遠くに見えて、風光明媚な道をバスは走ります。進行方向の左側が川沿いで眺めが良い席です。なおチャールダーム巡礼のオープン期間は大体5月上旬から11月上旬までの6ヶ月間。しかし夏の3ヶ月間は雨季なので、晴れの確率を高めるには、オープンの最初か最後の狭い期間を狙うしかないです。私は10月下旬に訪れたので毎日良い天気に恵まれますが、前回のケダルナート旅行記の通りクローズ日のギリギリです。

  • 絶景の山の下を見ると断崖絶壁。対向車が来るとバスは崖ぎりぎりまで幅寄せして恐怖です。秘境の冒険感が出てきます。

    絶景の山の下を見ると断崖絶壁。対向車が来るとバスは崖ぎりぎりまで幅寄せして恐怖です。秘境の冒険感が出てきます。

  • 崖下は深すぎてもう見えません。山の向こう側に細い道が見えますが、こちら側も多少道幅が広い程度で同じ様な断崖絶壁です。

    崖下は深すぎてもう見えません。山の向こう側に細い道が見えますが、こちら側も多少道幅が広い程度で同じ様な断崖絶壁です。

  • ジョシマート Joshimathに到着。山の斜面のヘアピンカーブ道沿いに家が立ち並んでいます。

    ジョシマート Joshimathに到着。山の斜面のヘアピンカーブ道沿いに家が立ち並んでいます。

  • ジョシマートは4大聖地ではありませんが、ヒンドゥー教寺院ナラシンハ寺院 Narshing mandirがあります。内部の写真は撮れませんがヒンドゥー礼拝にも参加させてもらいます。10分以内に終わり思ったより早いです。

    ジョシマートは4大聖地ではありませんが、ヒンドゥー教寺院ナラシンハ寺院 Narshing mandirがあります。内部の写真は撮れませんがヒンドゥー礼拝にも参加させてもらいます。10分以内に終わり思ったより早いです。

  • 翌朝10/29、ジョシマートのロープーウェイでアウリ山 Mt Auliを登ります。朝一番に来ましたがこの日はメンテナンスで遅れて朝10時発となります。定員が25名・25分毎にロープーウェイが出発なので、輸送能力は低いです。往復1000ルピーをキャッシュで支払ったので私の財布は更に軽くなります。

    翌朝10/29、ジョシマートのロープーウェイでアウリ山 Mt Auliを登ります。朝一番に来ましたがこの日はメンテナンスで遅れて朝10時発となります。定員が25名・25分毎にロープーウェイが出発なので、輸送能力は低いです。往復1000ルピーをキャッシュで支払ったので私の財布は更に軽くなります。

  • 下には山の斜面にあるジョシマートの街並み、上にはヒマラヤの雪山が現れます。この日も天気は最高です。

    下には山の斜面にあるジョシマートの街並み、上にはヒマラヤの雪山が現れます。この日も天気は最高です。

  • アウリ山はインドでも有数のスキー場があると聞いたのですが、実際はご覧の様な小さなスキー場です。デリーからジョシマートまでの道は冬季通行可能で、1月からスキーが出来るインドでも数少ない場所です。

    アウリ山はインドでも有数のスキー場があると聞いたのですが、実際はご覧の様な小さなスキー場です。デリーからジョシマートまでの道は冬季通行可能で、1月からスキーが出来るインドでも数少ない場所です。

  • 標高3000mの山駅に到着です。帰りは50分後に指定されており、あまり遠くへは行けません。アウリ山の山頂(標高3770m)トレッキングには向きません。

    標高3000mの山駅に到着です。帰りは50分後に指定されており、あまり遠くへは行けません。アウリ山の山頂(標高3770m)トレッキングには向きません。

  • 山駅には何もなく小さな売店と無造作に椅子が置いてあるだけです。ピークシーズンは冬のスキーシーズンなのでしょう。180度沢山のヒマラヤ雪山が見えて素晴らしい眺めです。

    山駅には何もなく小さな売店と無造作に椅子が置いてあるだけです。ピークシーズンは冬のスキーシーズンなのでしょう。180度沢山のヒマラヤ雪山が見えて素晴らしい眺めです。

  • これはナンダデビ峰 Nanda Devi (標高7816m)、インドで2番目に高い山で、祝福された女神という意味です。ちなみにインド最高峰は遠く離れたシッキム州にあるカンチェンジュンガ峰で標高8586m。

    これはナンダデビ峰 Nanda Devi (標高7816m)、インドで2番目に高い山で、祝福された女神という意味です。ちなみにインド最高峰は遠く離れたシッキム州にあるカンチェンジュンガ峰で標高8586m。

  • インド(ウッタラカント州)のヒマラヤ山脈トレッキングコースは、花の谷 Valley of Flowersなどこの辺りに幾つもあります。ただしシーズンは6月から10月前半まで、雪が積もる前にクローズとなります。ネパールのヒマラヤ山脈トレッキングとはシーズンが異なり、ティーハウスもないのでテントと食糧を担いで自給自足となります。ナンダデビ山と花の谷周辺は世界遺産に指定されています。次回は夏に来てトレッキングしたいですね。

    インド(ウッタラカント州)のヒマラヤ山脈トレッキングコースは、花の谷 Valley of Flowersなどこの辺りに幾つもあります。ただしシーズンは6月から10月前半まで、雪が積もる前にクローズとなります。ネパールのヒマラヤ山脈トレッキングとはシーズンが異なり、ティーハウスもないのでテントと食糧を担いで自給自足となります。ナンダデビ山と花の谷周辺は世界遺産に指定されています。次回は夏に来てトレッキングしたいですね。

    ナンダ デヴィ国立公園及び花の谷国立公園 国立公園

  • 下山します。花の谷は右上の雪山の周辺です。トレッキングは出来ませんでしたが、短時間でヒマラヤの雪山を一望できて満足です。

    下山します。花の谷は右上の雪山の周辺です。トレッキングは出来ませんでしたが、短時間でヒマラヤの雪山を一望できて満足です。

  • この日の午後にバドリナート行きのバスに乗ります。バドリナートへ35km・約2時間、かなりの山道で酷道。

    この日の午後にバドリナート行きのバスに乗ります。バドリナートへ35km・約2時間、かなりの山道で酷道。

  • ヤギによる渋滞。工事中の様な一部崩れた箇所もあります。崖崩れによる道の通行止も珍しくないです。国境に続く要所なんで軍が素早く復旧させる様ですが。

    ヤギによる渋滞。工事中の様な一部崩れた箇所もあります。崖崩れによる道の通行止も珍しくないです。国境に続く要所なんで軍が素早く復旧させる様ですが。

  • バドリナート (バドリナス Badrinath)の街(標高3100m)に着きます。わずか25km先は中国国境なので軍の検問があります。バドリナートは4大聖地で最も冬季クローズが遅く、11月中旬までオープンしています。<br /><br />この写真は街の東側で、ホテルが点在するもあちこち建築中という感じ。ホテルはどこも満室または予算外で、結局10件以上廻った末にテントホテルに700ルピーで泊まります。どのホテルもネット予約やカードは使えずキャッシュ貧乏は深刻です。最安値のホテルを探して街中を歩き周る、、20年前のバックパッカー時代を思い出します。

    バドリナート (バドリナス Badrinath)の街(標高3100m)に着きます。わずか25km先は中国国境なので軍の検問があります。バドリナートは4大聖地で最も冬季クローズが遅く、11月中旬までオープンしています。

    この写真は街の東側で、ホテルが点在するもあちこち建築中という感じ。ホテルはどこも満室または予算外で、結局10件以上廻った末にテントホテルに700ルピーで泊まります。どのホテルもネット予約やカードは使えずキャッシュ貧乏は深刻です。最安値のホテルを探して街中を歩き周る、、20年前のバックパッカー時代を思い出します。

  • 写真左側は街(川)の西側で、対照的に古い建物が多く残されています。東側は工事現場ですが、西側は古い聖地の雰囲気がします。

    写真左側は街(川)の西側で、対照的に古い建物が多く残されています。東側は工事現場ですが、西側は古い聖地の雰囲気がします。

  • 街の西側ニルカンタ峰 Mt Nilkantha(標高6597m)の夕暮れ。この地域の象徴的な山で、マッターホルンに似た世界で一番美しい山のひとつと呼ばれています。

    街の西側ニルカンタ峰 Mt Nilkantha(標高6597m)の夕暮れ。この地域の象徴的な山で、マッターホルンに似た世界で一番美しい山のひとつと呼ばれています。

  • これが4大聖地バドリナート寺院、9世紀に創立されビシュヌ神を祀っています。それほど大きな建物ではないですがヒマラヤ4大聖地で、古い建物に囲まれており歴史を感じます。バドリナートはリシケシから直通バスに乗りその終点からすぐなので、比較的便利な場所にあります。そうは言っても、飛行機は使えずデリーからバスで16時間なので秘境と言えるでしょう。

    これが4大聖地バドリナート寺院、9世紀に創立されビシュヌ神を祀っています。それほど大きな建物ではないですがヒマラヤ4大聖地で、古い建物に囲まれており歴史を感じます。バドリナートはリシケシから直通バスに乗りその終点からすぐなので、比較的便利な場所にあります。そうは言っても、飛行機は使えずデリーからバスで16時間なので秘境と言えるでしょう。

  • しかし、バドリナート寺院にはモディ首相自らが主導する再開発計画があり、右側の様に生まれ変わる予定です。周辺の建物は全て壊して殺風景な感じになります。この古い景観を見られるのも残りわずかです。中国のチベット寺もそうですが、なぜ歴史的な景観を政府は自ら壊すのか。。

    しかし、バドリナート寺院にはモディ首相自らが主導する再開発計画があり、右側の様に生まれ変わる予定です。周辺の建物は全て壊して殺風景な感じになります。この古い景観を見られるのも残りわずかです。中国のチベット寺もそうですが、なぜ歴史的な景観を政府は自ら壊すのか。。

  • 靴を脱いでバドリナート寺院の中に入ります。多くのヒンドゥー教徒がチャールダーム巡礼にやってきます。

    靴を脱いでバドリナート寺院の中に入ります。多くのヒンドゥー教徒がチャールダーム巡礼にやってきます。

  • 寺院の入口。金色に輝くこの寺院でチベットを思い出します。ひとつ山を越えればもうチベット圏(中国)なので類似性はあるかも知れません。

    寺院の入口。金色に輝くこの寺院でチベットを思い出します。ひとつ山を越えればもうチベット圏(中国)なので類似性はあるかも知れません。

  • 中央のこの建物で礼拝が行われています。崇拝対象のバドリナート神の黒い石像はわずか30cmの高さです。この核心部のみ撮影禁止で寺院の中庭は大丈夫みたいです。

    中央のこの建物で礼拝が行われています。崇拝対象のバドリナート神の黒い石像はわずか30cmの高さです。この核心部のみ撮影禁止で寺院の中庭は大丈夫みたいです。

  • 暗くなって次々と訪れる信者たち。上には薄暗く光るヒマラヤの雪山。

    暗くなって次々と訪れる信者たち。上には薄暗く光るヒマラヤの雪山。

  • 夜のバドリナート寺院です。多くのインド人巡礼者がいます。数日前にモディ首相がバドリナートを訪れ、彼らはモディ首相に会うために来たそうです。

    夜のバドリナート寺院です。多くのインド人巡礼者がいます。数日前にモディ首相がバドリナートを訪れ、彼らはモディ首相に会うために来たそうです。

  • ヒンドゥー教徒は寺院に入る前に温泉で体を清めます。

    ヒンドゥー教徒は寺院に入る前に温泉で体を清めます。

  • 寺院への参道は、日本のそれとよく似ていて土産物屋が並びます。<br /><br />この日の夜はテントホテルに宿泊ですが、数時間の停電。真っ暗の中で近くの高級ホテルの自家発電エンジンの轟音が響きます。また私はネット接続に国際ローミングを使いましたがインドでは殆ど使い物にならず、SIMカードを買った方が良さそうです。

    寺院への参道は、日本のそれとよく似ていて土産物屋が並びます。

    この日の夜はテントホテルに宿泊ですが、数時間の停電。真っ暗の中で近くの高級ホテルの自家発電エンジンの轟音が響きます。また私はネット接続に国際ローミングを使いましたがインドでは殆ど使い物にならず、SIMカードを買った方が良さそうです。

  • 10/30、朝5時発のバスに乗って10時間かけてリシケシへと帰ります。リシケシから5日間で往復そのうち3日は窮屈なバスの移動日で、過酷なヒンドゥー聖地巡礼の旅でした。<br /><br />5日間で15000ルピー(約25000円)の超節約バックパッカー旅となりました(主な出費は馬代4000ルピー・ロープーウェイ1000ルピー・ホテルが5泊5000ルピー・バスが合計2500ルピー程)。寺院の入場料はありません。1日5000円なら何とかなると楽観的だったのが間違いでした。リシケシに戻った時は手持ち1000ルピーを切っており、ダメ元で試した無名銀行のATMでキャッシュ貧乏から脱出できました(有名銀行のATMはダメでした)。自国では決して体験できない数十円のキャッシュの有り難みを感じました。<br /><br />何とかチャールダーム巡礼の4大寺院のケダルナートとバドリナートを訪れる事ができました。こんな秘境でも沢山のインド人巡礼者を見て、彼らの信仰心を感じました。また名峰と言われるナンダデビ峰とニルカンタ峰を遠くから眺めることもできました。次の旅行記では、リシケシのヨガアシュラムとハリドワールの沐浴儀式を紹介します。

    10/30、朝5時発のバスに乗って10時間かけてリシケシへと帰ります。リシケシから5日間で往復そのうち3日は窮屈なバスの移動日で、過酷なヒンドゥー聖地巡礼の旅でした。

    5日間で15000ルピー(約25000円)の超節約バックパッカー旅となりました(主な出費は馬代4000ルピー・ロープーウェイ1000ルピー・ホテルが5泊5000ルピー・バスが合計2500ルピー程)。寺院の入場料はありません。1日5000円なら何とかなると楽観的だったのが間違いでした。リシケシに戻った時は手持ち1000ルピーを切っており、ダメ元で試した無名銀行のATMでキャッシュ貧乏から脱出できました(有名銀行のATMはダメでした)。自国では決して体験できない数十円のキャッシュの有り難みを感じました。

    何とかチャールダーム巡礼の4大寺院のケダルナートとバドリナートを訪れる事ができました。こんな秘境でも沢山のインド人巡礼者を見て、彼らの信仰心を感じました。また名峰と言われるナンダデビ峰とニルカンタ峰を遠くから眺めることもできました。次の旅行記では、リシケシのヨガアシュラムとハリドワールの沐浴儀式を紹介します。

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この旅行記へのコメント (2)

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  • ほいみさん 2023/01/22 22:58:05
    チャールダーム
    こんばんは。
    4トラでもケダルナートを始め、チャールダームの旅行記は少ないですね。あの広いインドの中でも、私は一番面白い地域だと思ってますが。

    そうそう、キャッシュの話ですが、私はUS$キャッシュこそ最強と思っていたのですが、2009年の時点であの辺りでは両替が困難でした。デリーやカルカッタでは、まだ闇レートがあるほどUS$は人気だったのに。お店やポータまでもが「インドルピーじゃなきゃヤダ」って言われて困ったものです。

    ジョシマート、スキー場は地図上にはあった覚えがありますが、ロープウェーもあったんですね。それはロープウェー大好きな私としては惜しいことをしました。ナンダデヴィを見られたのは羨ましいです。そうそう、ネパールのトレッキングとは季節がずれるので、ネパールのガイドやポーターがアルバイトに来てるんですよね。「パスポート要らね~し~」って言ってました。

    ニルカンタが奇麗に見えた様で羨ましいです。新しくなるバドリナート寺院の予想図は腰抜けますね! スターバックスヤマクドナルドも進出しそうな勢い!

    ほいみ

    ノーーウォリーズ

    ノーーウォリーズさん からの返信 2023/01/23 21:00:48
    Re: チャールダーム
    ほいみさん、こんばんは。コメントありがとうございます。数少ないチャールダームの経験者同士で話も合いますね。

    バドリナートは”Spiritual Smart Hill Town”と呼ばれるよく分からない再開発が計画されていて、石油会社等が出資している様です。聖地にスターバックスが出来て、お土産のマグカップがインド人に人気になりそうな感じです。特に私が訪れたのはモディ首相の訪問の数日後なので、何とも言えない高揚感が町にありました。聖地として革新しすぎて、これで良いのかと思いますが。。

    この地域を訪れる観光客の99.9%はインド人なんで、両替ができる雰囲気ではなかったです。緊急用のUS$100札は持っていましたが、額が高すぎて使えるか試してないです。US$5札なら役に立ったのかも?最近インドでは新札へ切り替えしており、両替も制限されている感じがします。マイナーな地方銀行は対応できず、結果的にATMが使えたのかも知れません。

    ナンダデヴィやニルカンタも名峰だと思いますが、ネパールのエベレストの知名度には全く勝負になりませんね。秘境好きにとって面白い地域として残せればと思います。


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