2022/11/26 - 2022/11/26
94位(同エリア332件中)
クッシーさん
この旅行記のスケジュール
もっと見る
閉じる
この旅行記スケジュールを元に
昨年9月から始めた月1回の息抜き旅行
11月は紅葉とグルメを求めて佐賀へ
2日目は武雄温泉や御船山楽園、伊万里を廻って唐津まで行きました。
御船山楽園では紅葉を楽しむ予定だったのですが、秋まで催されていた「チームラボ」の展示が一部残っており、偶然にも見学することができました。当初の予定では御船山楽園のあとは有田や伊万里の焼き物の里を散策するつもりだったのですが、チームラボにはまって有田はカット。夕食は料理自慢の唐津の網元の宿で豪華な海の幸に舌鼓を打ちました。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
2日目は武雄温泉の観光からスタート
開湯から1300年が経つという歴史ある武雄温泉武雄温泉楼門 名所・史跡
-
建物も特徴的で、日銀や東京駅の設計を行った辰野金吾が設計した色鮮やかな竜宮城のような楼門があり国の重要文化財となっています。この楼門、釘が一本も使用されていないのですって!
-
楼門をくぐると蓬莱湯と元湯、もうひとつ少し離れた所に鷺乃湯という大衆浴場があり、旅行者でも利用することができます。
なかでも元湯は温泉施設の建物としては日本最古のもの(明治9年建築)だそうで、高い天井と広い浴槽、ゆったりとした雰囲気の中にレトロな浪漫が漂う温泉情緒豊かなお風呂とのこと。450円で入れるというのも嬉しいですね。
※武雄市観光協会HPより
http://www.takeo-kk.net/spa/001331.php武雄温泉 温泉
-
他にも貸し切り風呂の殿様湯、家老湯があります。
殿様湯は江戸時代中期、領主 武雄鍋島氏の専用風呂として造られた総大理石の見事な風呂で、「江戸参府紀行」には、武雄を訪れたシーボルトが殿様湯に入浴した様子が紹介されているそうです。料金は1時間3800円(平日3300円)とやはりお高め(笑)
http://www.takeo-kk.net/spa/001344.php
ちょっとだけ殿様湯よりリーズナブルな家老湯は3000円(平日2500円)
http://www.takeo-kk.net/spa/001345.php -
温泉にも興味がありましたが、もっと興味があったのがこちらの武雄温泉新館
武雄温泉新館 名所・史跡
-
大正初期に建てられたものが平成15年に復元工事によって蘇り、当時の大衆浴場の様子や、幻の浴室といわれる大正天皇のために造られた浴室、現在は製造されておらず、その当時、もっとも貴重であったマジョリカタイル、陶板デザインタイルなども見学できます。
http://www.takeo-kk.net/sightseeing/001349.php -
まずは1階の五銭湯浴室
-
八角形の高い天井(湯気抜き)や明り取りの窓、タイルなど随分とモダンな印象で、映画「テルマエ・ロマエ」を思い出しました(^^)
-
朝の光が差し込む脱衣場
-
こちらは十銭湯浴室
-
5銭高いのは、浴槽の床に敷き詰められたマジョリカタイル代?
-
開放感は5銭浴室の方が感じられましたが、タイルのせいでより「テルマエ・ロマエ」感がありました。
-
イチオシ
脱衣場、光が良くて何枚も撮ってしまった(^^)
建物は左右対称で、男女に分かれています。 -
実際に使われていた温泉マーク
最初は楼門に、のちにこの新館に取り付けられていたそうです。 -
建物は2階建て
上の階にあがってみます。 -
長い廊下の左側は・・・
-
大広間
湯上り後の休憩所だったのでしょうか。 -
レトロな電灯や花頭窓、障子や昔ガラスなどクッシーの好物がいっぱい
-
イチオシ
フォトジェニックでシャッターを押す手が止まらない!
-
見学時間は9時からでしたが、オープンと同時に入館したのでほぼ貸し切り状態で見学できました。
-
新館と楼門は毎日夜23:00までライトアップしているそうです。前日は夕食時に夫がビールを飲んでしまったこともあり見に来ませんでしたが、夜の雰囲気も絶対良いはず!歩いてでも来ればよかったな~
-
期待以上の武雄温泉の次は御船山楽園へ
御船山山麓にある武雄領主鍋島茂義の別邸跡(造園は1845年)で、15万坪もの広さを持つ大庭園です。御船山楽園 名所・史跡
-
ツツジが山麓に広がる春の写真をよく目にしていましたが、秋の紅葉も素晴らしいそうでまさに紅葉まつり開催中。
-
イチオシ
標高210mの御船山を借景に赤やオレンジ、黄色の共演
水面に美しい秋の風景を映し出しているのは鏡池 -
しばし鏡池の周りを散策
-
鏡池と紅葉
-
鏡池と紅葉
-
鏡池と紅葉
-
だいぶ落葉が進んだ木もありましたが・・・
-
散ったモミジも美しい
-
モミジの絨毯
-
キレイな葉っぱを見つけてパチリ
-
青空には柿の木と飛行機
-
茅葺屋根の売店
-
このあたりもモミジがたくさん
-
上も下も、紅葉を撮るのが忙しい
-
樹齢170年の大モミジ
-
御船山とツツジ谷
緑のモコモコとした低木は全てツツジ -
春にはこれが赤やピンクに染まるのですから圧巻でしょうね~
小春日和に誘われたのか、所々でツツジが花を咲かせていました。 -
広大な敷地を歩いていたら突然こんな案内板が!
ここ数年、チームラボが毎年この御船山楽園で夜の森のミュージアム『チームラボ かみさまがすまう森』を開催していたのは知っていたのですが、2022年の会期は11月6日までだったはず。今回はタイミングが合わず残念だと思っていたのに、なんと屋内の展示がまだ見られるとのこと。で、もちろん見学してきましたよ~☆彡
『かみさまがすまう森』では、「長い時間の連続性の上にある生命」の表現をコンセプトに、御船山楽園の夜の森を舞台にアートが繰り広げられるのですが、一部の作品は屋内(使われなくなった施設)に展示されています。
2023年も開催されるそうで、こちらがその公式サイト
https://www.teamlab.art/jp/e/mifuneyamarakuen/ボルボチームラボかみさまがすまう森 自然・景勝地
-
廃墟の中で最初の目にした作品
<グラフィティネイチャー - 廃墟の湯屋に住む生き物たち、レッドリスト> -
<グラフィティネイチャー - 廃墟の湯屋に住む生き物たち、レッドリスト>
暗闇の中で次々に変わる映像に包まれていると異空間に迷い込んだような気分になりますが、一方でいつまでも見ていたいという思いにもかられます。 -
<グラフィティネイチャー - 廃墟の湯屋に住む生き物たち、レッドリスト>
実際は常に動いている作品なので、やはり写真よりも動画で体感してもらいたい世界です。ご興味のある方は是非、公式HPをご覧ください。
https://www.teamlab.art/jp/w/bathhouse/mifuneyamarakuen/ -
<グラフィティネイチャー - 廃墟の湯屋に住む生き物たち、レッドリスト>
-
<グラフィティネイチャー - 廃墟の湯屋に住む生き物たち、レッドリスト>
-
<グラフィティネイチャー - 廃墟の湯屋に住む生き物たち、レッドリスト>
-
次の作品
<廃墟の湯屋にあるメガリス>
異なる時空の塊(メガリス)が、廃墟の湯屋に群立する、という作品です。 -
<廃墟の湯屋にあるメガリス>
この時は日中に見学しましたが、会期中は夜の展示なのでHPを見ると全然雰囲気が違います。
https://www.teamlab.art/jp/ew/megaliths_bathhouse_night/mifuneyamarakuen/ -
<廃墟の湯屋にあるメガリス>
コンピュータプログラムによってリアルタイムで描かれるメガリスの映像 -
<廃墟の湯屋にあるメガリス>
色鮮やかで先進的な映像と、廃墟となった湯屋の朽ちて行く感じがひとつの作品となっている不思議さ -
<廃墟の湯屋にあるメガリス>
-
<廃墟の湯屋にあるメガリス>
-
<廃墟の湯屋にあるメガリス>
アートには全く詳しくありませんし、チームラボが表現したかったことと、私がこの場で感じたことは同一ではないかもしれませんが、妙に心に残る作品でした。 -
わずかな灯りが頼りの真っ暗な通路
-
その先にあった作品
<忘れ去られていた地下道の朽ち果てていく場に永遠に憑依する炎>
https://www.teamlab.art/jp/w/universe_fireparticles_underground/mifuneyamarakuen/ -
アプリを持って作品の炎に近づくと、スマートフォンに炎がともり、作品を持ち帰ることができます。
-
<生命は生命の力で生きている II>
一見、絵のように見えますが、立体の空間アートです。
https://www.teamlab.art/jp/w/lifesurvives/mifuneyamarakuen/ -
<Light Sculpture of Flames>
光の点の集合で3次元の立体物である炎を創った彫刻作品
https://www.teamlab.art/jp/ew/light_sculpture_of_flames/mifuneyamarakuen/ -
<呼応するランプの森とスパイラル - ワンストローク、Fire>
https://www.teamlab.art/jp/ew/spiral_fire/mifuneyamarakuen/ -
<呼応するランプの森とスパイラル - ワンストローク、Fire>
ランプの森はお台場のチームラボボーダレスでも展示され、ディズニー映画の「ラプンツェル」の世界だと人気になって、クッシーが行った時は平日でも長蛇の列でした。森への入場には人数制限と時間制限(5分)があって、ゆっくり楽しむことはできなかったのですが、今日は独り占め状態☆彡 -
<呼応するランプの森とスパイラル - ワンストローク、Fire>
写真も好きな場所やアングルで、いくらでも撮れます。 -
<呼応するランプの森とスパイラル - ワンストローク、Fire>
ランプの色が変わっていくのも楽しみのひとつ -
<呼応するランプの森とスパイラル - ワンストローク、Fire>
-
<呼応するランプの森とスパイラル - ワンストローク、Fire>
いつまでも飽きずにいられる空間 -
<呼応するランプの森とスパイラル - ワンストローク、Fire>
独り占めできて、めちゃくちゃラッキーでした(^^) -
すっかりチームラボにはまってしまい、行くはずだった有田はパスし、ランチに予定していた「伊萬里亭」さんへ。
HPの「伊万里牛ステーキと田舎料理の定食を伊万里鍋島焼の器で楽しめる隠れ家レストラン」という文言に誘われました。民家レストラン伊萬里亭 グルメ・レストラン
-
いただいたのは伊万里牛ビーフシチュー定食とハンバーグ定食
スープやお母さんたち手作りのお惣菜が数品ついていてほっこり気分に(^^)
せっかく熱々のお料理を出してくれたのに、途中、夫に何度も仕事の電話が入ってしまい落ち着いて食べられなかったのが残念ですが、お味はとても美味しかったです。 -
ランチのあとは秘窯の里、大川内山へ
大川内鍋島窯跡 名所・史跡
-
伊万里市南部の深い山の中に位置する大川内山。かつては鍋島藩の御用窯が置かれ、高度な技術が外部に漏れないよう関所を設けていたそうです。鍋島藩が関所を設けてまで流出を防いだ技法の磁器とは、大胆な構図に草花の葉脈や動物の毛並まで精密に描写するもので、将軍への献上品として用いられ、『鍋島』と呼ばれました。
※まっぷるTRAVEL GUIDEより
https://www.mapple.net/region/a0702070401/spot/ -
雰囲気ある石畳の小道
-
小道沿いには窯元やギャラリーなどが軒を連ねます。
-
美しい「鍋島」の紋様
実はこれ、伊万里・有田焼伝統産業会館の駐車場にある公衆トイレ入口の壁面(笑)伊万里 有田焼伝統産業会館 美術館・博物館
-
小さな集落はいかにも「秘窯の里」といった風情
-
橋の欄干にも焼物が使われています。
-
川沿いの小屋
煙突からわずかに煙が出ています。 -
表側に回ったら窯と煙突がありました。
2022年は瀬戸や常滑など、焼き物に縁がある年だったな~
常滑はまだ旅行記にできていないけれど・・・^^; -
登り窯
-
登り窯
この左手の山には入り口に関所を再現したおよそ1万5000平方メートルの鍋島藩窯公園があるのですが、この日は早めに宿に入りたかったので、そろそろ唐津へ向かうことにしましょう。 -
この日の宿は「唐津 網元の宿 汐湯凪の音」
美食と美湯で贅沢三昧 by クッシーさん唐津 網元の宿 汐湯凪の音 宿・ホテル
-
唐津湾に面したお料理とお風呂自慢のお宿です。
-
お待ちかねの夕食は霜月の特撰会席
見た目にも美しい二の皿「季節の盛り合わせ」
栗のイガをはじめ秋を感じさせる盛り付けも凝っていて、思わず歓声をあげてしまいました。 -
写真の順番が前後しましたが、一の皿は「鰹節とマグロ節のお出汁」
お出汁から始まる会席をいただいたのは初めてです。
三の皿は「鮮魚三種盛り」と呼子直送の「泳ぎ烏賊の姿造り」
薬味が醤油だけでなく塩、スダチ、ごま油が効いたものなど5種類あるのも色々と味わえて楽しい♪ -
呼子の烏賊は本当に美味しいんですよね~!
足の部分は磯辺揚げで。 -
六の皿で供された「クエと松茸のしゃぶしゃぶ」
なんて贅沢なんでしょう! -
四の皿「秋刀魚の朴葉焼き」
五の皿「有田鶏クリーム煮」
食事 「伊万里牛ひつまぶし」
水菓子「白ごまアイス・スィートポテト・果物」
いや~、久しぶりに豪勢なお料理をゆっくりと堪能しました。この非日常感、たまらない!
部屋に戻って見たサッカーW杯の日本VSコスタリカはまさかの敗戦でテンションがちょっと下がりましたが、あと1日は旅を楽しむぞ~♪
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
この旅行で行ったホテル
この旅行で行ったスポット
もっと見る
この旅行で行ったグルメ・レストラン
武雄・多久(佐賀) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
旅行記グループ 2022年11月 紅葉と映えスポットを訪ねて佐賀・長崎へ
0
85