紅葉と映えスポットを訪ねて佐賀・長崎旅行（３）環境芸術の森はモミジの苑

2022/11/26 - 2022/11/28

9月から始めた月1回の息抜き旅行
11月は紅葉を見に佐賀へ

最終日は佐賀旅のきっかけとなった「環境芸術の森」へ
時期的に紅葉の最盛期には間に合いませんでしたが、その分散りモミジを楽しんできました。モミジのあとは祐徳稲荷神社へお参りし、最後は空港公園で懐かしのYS機とご対面。
毎回のことながら写真を撮りまくり、リフレッシュして帰路につきました。

エリア 唐津・虹の松原(佐賀)

• 旅行の満足度: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: レンタカー ANAグループ
• 旅行の手配内容: 個別手配

3日目の朝
まだホテルのロビーは静まりかえっています。

唐津 網元の宿 汐湯凪の音 宿・ホテル

そんなロビーをすり抜け、クッシーたちは宿自慢の家族風呂へ
宿泊者特典で60分無料で利用できたため朝湯を堪能♪

そしてこちらも宿自慢の朝食
夕食もそのビジュアルに歓声をあげましたが、朝のお膳も負けていません。全20種の小皿が彩る「唐津うまいもん」、何からいただこうか迷います。釜炊きごはんや干物とともに至福の時を過ごしました。旅って、自分でご飯作らなくてすむからホントに良いわ～　笑

朝食後はロビーの外に設けられたテラスでサービスのコーヒーを一杯
目の前が海なので時折聞こえてくる波の音がBGM

チェックアウト後に宿の前の浜辺に行ってみました。
遠くまで広がる唐津湾の蒼色を見ながら深呼吸

浜崎海水浴場 ビーチ

近くには虹の松原があります。
以前、呼子に来た時にも訪れましたが、やはり約4.5kmにもおよぶ松並木は圧巻ですね～！

虹の松原 自然・景勝地

爽快ドライブは虹の松原から色付く山の中へ

着いた先は作礼山の中腹に位置する「環境芸術の森」
約10haの私有林に1万本を超えるモミジの苑が広がります。

環境芸術の森 自然・景勝地

入口で出迎えてくれたネコちゃん
いろんなポーズで観光客を魅了　＝>・<=

そのネコちゃんの視線の先には・・・

「風遊山荘」
100年前に建てられた旧家の廃材で作られた山荘だそうです。

中へ入ると森の一番人気写真スポットが目の前に！

漆のテーブルに森の木々が写り込み、幻想的な世界を生み出しています。

京都の瑠璃光院や群馬の宝徳寺など昨今人気の「映り込み」
こちらでも新緑や紅葉の時期は多くの人が写真を撮りに来るそうで、初めて訪れた見学者には山荘の方がカメラの置き方（漆のテーブルを傷つけないように鍋敷きサイズの布が置かれていてその上にカメラを乗せます）やアングルなどを案内してくれます。

今回は紅葉の最盛期に間に合わず、パンフレットのようなまっ赤なモミジの映り込みは見られませんでしたが、その分人が少なく、木々に包まれているような気分になる空間でした。

山荘の外観

最盛期は過ぎたとはいえ、まだ紅葉は十分に楽しめそうです。

ネコちゃんに見送られ、森の散策にスタート

池に散ったモミジ

木の映り込みとともに

池の中ではモミジが水中花のよう☆彡

水と散りモミジの共演はいつまででも見て（撮って）いられる～♪

呆れた夫はどんどん森の中へ入って行ってしまったので、慌てて（仕方なく？）あとを追います。

森の中を流れる小川

小さな滝にここでも足止め

光と影

切り株の上には苔と枯葉

視線を下にばかり向けていたら飛行機のジェット音が。
たまには上も見ないとね～

秋色の森

散策路のモミジ林

散った葉っぱで地面が見えなくなるほど
これぞモミジの絨毯ですね。

こちらはモミジのトンネル

「風遊山荘」に飾られていたトンネルの写真はもっと真っ赤だったので、紅葉のピーク時にきたら、それはそれは見ごたえがあるのでしょうね。
でも見物客もすごいのかな？

森の散策路はショートコース（15分）とロングコース（30分）とがあり、クッシーたちはロングコースを歩いたのですが、出会った人は数人

だから自分の気に入った場所、好きなポジションでいくらでも撮影できる♪　混雑時はこうはいきませんからね。。。

絶景を眺めるベンチもこの日は座る人がいなかったのか、落ち葉がお客さん

またまたモミジトンネル出現！

風遊山荘に飾られた写真を見た際、モミジのトンネルはどこで見られるのか聞いたら、係りの人が「どこのトンネルかしら？　あちこちにできているんですよ」と言っていた意味がわかりました。

１万本もあると、ホントにあちこちにトンネルができちゃうんですね～

森を一周して池に戻ってきました。

帰りもネコちゃんに見送ってもらい「環境芸術の森」の見学終了
紅葉ピークでなくても十分に森と散りモミジを満喫できました。

芸術の森から再びドライブでやってきたのは祐徳稲荷神社
本当は初日にかき焼を食べた太良町へ行く途中に寄る方がアクセス的には良かったのですが、今回は時間の関係でやや変則的な行程となりました。

神社前の大型駐車場から神橋を渡り、まずは門前商店街の三都屋さんで遅い昼食です。この参道にもなっている門前商店街は江戸時代から続いているのだそう！

三都屋 グルメ・レストラン

腹ごしらえをしたら改めて神社に参拝
色鮮やかな立派な楼門は日光東照宮の陽明門を模したもの

祐徳稲荷神社 寺・神社・教会

楼門をくぐると本殿とそれを支える朱色の柱がど～んと迫ってきて壮観！

ん？　境内を漂うのはシャボン玉？

子どもが遊んでいるのかと思いきや、これも奉納のひとつ。
「しあわせ」と感じたことを短冊に書き、シャボン玉の瓶に着けて奉納すると、巫女さんがシャボン玉を飛ばしてくれるそう。空いっぱいにたくさん飛ばすことで幸せをシェアし、みんなで幸せになりましょう！　ということらしいです。色々と考えるな～ ^^;

本殿はかなり高い所（地上18ｍ）にあるので階段を上らないといけないのですが、けっこうな段数です。日ごろから体を鍛えている夫はスタスタのぼっていきましたが、運動不足のクッシーは息切れが・・・途中で写真を撮るふりをして休憩しながらのぼりました。

階段が嫌だという方にはエレベーターもありましたよ～！　有料のようですが、お年寄りや車イスの方も有料なのかな？

こちらが本殿　ご祭神は
倉稲魂大神（ウガノミタマノオオカミ）：衣食住を司り生活全般の守護神
大宮売大神（オオミヤノメノオオカミ）：技芸上達の神、福徳円満の神
猿田彦大神（サルタヒコノオオカミ）：交通安全の神

この三神は、一般に稲荷大神と呼称され、衣食住を司り生活全般の守護神として尊崇されています。（祐徳稲荷神社HPより）

本殿は山の中腹にあり、その先の奥の院までの参道には赤鳥居が延々と連なっています。でも・・・「PHOTO　SPOT」って書いちゃうのね～（笑）

この鳥居をくぐりながら奥の院へ
石段があるにはあるのですがかなり急で、崩れた所もあって足場は相当悪いです。息があがる～！！！

本殿までの階段同様、途中、祠や狛狐など所々撮影を兼ねて小休憩しながら石段をのぼり進むこと20分

やっと奥の院に着きました～！
ご祭神は命婦大神

ここまでのぼってきたご褒美は山頂からの眺め
鹿島市内や有明海がのぞめます。

帰りは下り専用の参道があり、無事参拝終了しました。
家内安全、平穏な日々が過ごせますように。。。

街中が渋滞するといけないので、そろそろ空港へ向かいましょうか。

渋滞はなく早めに空港に着いたので、ちょっと隣接する空港公園に寄ってみました。

佐賀空港公園 公園・植物園

そこに展示されていたのは戦後初めて国内で製造された旅客機 YS-11

しかもこの機体はエアーニッポンが使用していたもの。ANAグループとなった今は『ANK』という尾翼を見ることはなくなりましたが、こんな所で見られるなんて！
ちょっと感動（^^)

最後に佐賀空港で買い物と食事

九州佐賀国際空港 空港

空港は外観も中のショップもなかなかスタイリッシュ。「sagair」では 佐賀の雑貨や、お酒、陶磁器などがセンス良く陳列されていてステキでしたし、「さがんれすとらん 志乃」では佐賀市のB級グルメ、シシリアンライスがいただけました。ホテルでもらった全国旅行支援クーポンも利用OK。

sagair お土産屋・直売所・特産品

シシリアンライスを食べていると窓の外には東京に戻る飛行機が到着。
旅もそろそろ終わりです。夢の時間はあっという間だな～（涙）

でも、これを活力に明日からまた頑張ろう！