2022/11/27 - 2022/11/27
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nanochanさん
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コロナももはや日常化しつつある今日このごろ。コロナ感染は怖いものの、「旅行支援」というニンジンを鼻先にぶら下げられれば、旅に出たいという欲求は止められません。ちょうどアニバーサリー休暇が取れ、旅行支援も受けられることになったため、2泊3日で滋賀と京都を巡る旅に出掛けることにしました。
以前、「彦根城」は訪れたことがありますが、それ以外は全く知らない土地なのでとても楽しみでした。パート1は、「近江八幡」の訪問記です。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 5.0
- 交通
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 高速・路線バス 新幹線 JRローカル 徒歩
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1 <ラ コリーナ近江八幡>
新幹線を米原で降り、東海道線で近江八幡へ。駅前からバス「長明寺行き」に乗り約10分。「北之庄ラ コリーナ前」で降りれば、そこが現在、滋賀県の観光ランキング1位の食のテーマパーク「ラ コリーナ近江八幡」です。9時の開店10分前に着きました。ラ コリーナ近江八幡 専門店
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2<ドラゴンヘッド>
この角度から見ると、まるで龍の頭部のような特徴ある形。建物全体が植物で覆われ、背後の八幡山に違和感なく溶け込んでいます。これには、「神が宿る神聖な山の麓に店を構えるためには、この山を一切壊さずに共存していきたい」というオーナーの強い願いがあります。
入り口には2つの列。片方は、ショッピング目当ての列で、もう一方はカフェでいただける焼きたてバームクーヘン目当ての列です。私は、バームの列へ・・・。 -
3<カフェ>
ここは、焼きたてバームクーヘンが頂ける2階のカフェ。漆喰に炭片をあしらった天井が特徴的です。この建物を設計した建築家の藤森照信氏がスタッフとともに作り上げたもので、視覚と共に音響効果もあるそうです。 -
4<出窓>
案内された席は、出窓のある場所。陰影が素敵です。 -
5<長蛇の列>
下を見れば、オープンしたばかりだというのに多くの人の列。右側は、職人がガラス張りの工房でバームクーヘンを焼く作業を見ながらそれを購入する人の列。左側は、2階のカフェの順番待ちをする人の列です。当日は休日だったため、特に混んでいたようです。 -
6<潔いメニュー>
このカフェのメニューは「焼きたてバームクーヘンセット(910円+税)」のみで誠に潔い!!飲み物は、6種類から選べます。私は、アイスコーヒーを頼みましたが、店のオススメはミルクだそうです。 -
7<焼きたてバームクーヘン>
バームクーヘンはほんのり温かく、まさに焼きたて。外側はパリッとして甘さが強く、内側は柔らかで甘さもちょうど良く、人気があるのも納得!!ホイップクリームを付けるとさらにおいしさが増します。ただ、自分の中では、もう少ししっとり感のある「治一郎」の方が好みかな。
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8<回廊>
バームクーヘンを食べた後に、施設内を見て回ることに。天然木を使った回廊もおしゃれです。 -
9<屋根の植栽>
回廊の上にも植栽がなされていて水分も供給されています。男の子が、屋根からしたたり落ちる水で遊んでいました。 -
10<飛び出し坊や>
全国各地に、道路への飛び出し防止のための看板がありますが、そのルーツはここ近江八幡だそうです。ラ コリーナ近江八幡の中にもいろいろな「飛び出し坊や」がいました。 -
11<クラブハリエ>
ここは、「クラブハリエ」のショップ。人気のバームクーヘンを始めとして、クッキーやビスケットなど10種類以上のスイーツを販売。ロンドンバスの中もショップとなっていました。 -
12<おしゃれな外装>
土産物の外装は、いちいちおしゃれでつい手に取ってしまうほど。「バームパイ」の外装はビニール製で、ポーチとしても使える2度美味しいもの。マドレーヌやフィナンシェなどの焼き菓子が入った「プチアソート」の外装は工具入れ風のスチール製で、ペンケースとして使えそうなもの。缶欲しさにいくつも購入してしまいました。 -
13<スクールバス>
アメリカの映画などで目にするスクールバスが場内に展示されていました。施設のコンセプトとのつながりは、ちと分かりませんでしたが、オーナーがこういうものが好きなのかも? -
14<キャンピングカー?>
こちらも、ちょっと古いアメリカの映画やテレビドラマで目にしたキャンピングカー。どれもこれも、海外から運んできたんでしょうかね? -
15<回廊からの景色>
突き出した樋の先から水が「ポタリ、ポタリ」と滴り落ちています。何だか、ほっこりする気分になりました。 -
16<ジブリの世界>
回廊から反対側に目をやると、何だか潜水艦の艦橋ような建物。ここは、「ラ コリーナ近江八幡」を運営する「たねや」の本社。天空の城ラピュタに出てきた飛行機の姿が思い出されました。右側の草屋根部分は、「焼きたてカステラ」で有名な「栗百本」というカステラショップ。いずれも、ジブリ感にあふれています。
手前の荒れ地に見えるのは、刈り取りが終わった水田。 -
17<何じゃ、こりゃ?>
「何じゃ、こりゃ?」回廊の近くに、わらでできた異様なものがいくつもありました。これもジブリっぽい。後で訪れる「日牟禮八幡宮」で、これらの正体が分かることになります。 -
18<何じゃ、こりゃ?Ⅱ>
施設内には「何じゃ、こりゃ?」がいっぱい。左側は、風の谷のナウシカに出てきた「王蟲(オーム)」みたい。やはり、ジブリにつながっちゃうなぁ。 -
19<ラ コリーナ>
枯れ色の「ラ コリーナ近江八幡」もなかなかでしたが、緑まぶしい季節の「ラ コリーナ」もぜひ見てみたいもの。今度は、初夏に訪れようと思います。
※ちなみに、「ラ コリーナ」とはイタリア語で「丘」の意味です。 -
20<日牟禮八幡宮>
バスで「日牟禮八幡宮」まで戻ってきました。てっきり「近江八幡宮」という神社があるものと思っていましたが、「日牟禮八幡宮」がそれでした。 -
イチオシ
21<白龍橋から>
日牟禮八幡宮へ続く参道にある「白龍橋」から八幡堀を眺めると、手こぎの観光和船の姿が見えました。紅葉と相まって、いいシーンが撮れました。 -
22<八幡堀>
橋から反対側を見やると、古い町屋が連なる風景。江戸時代にタイムスリップしたようです。時代劇の映画やテレビのロケでよく使われている場所です。 -
23<八幡堀めぐり>
近江八幡といえば「八幡堀めぐり」が有名。観光和船の乗り場は、お食事処「和でん」の裏にあります。お食事処 和でん グルメ・レストラン
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24<豊臣秀次>
秀吉の甥であった豊臣秀次が築いた琵琶湖と繋がる「八幡堀」は、現代では春は桜、夏は柳、秋は紅葉、冬に雪景色と四季折々の風景を楽しめる観光名所となっています。ここからスタートする和船は、エンジン船でちょっと残念。 -
25<いざ、乗船>
1500円を支払い、いざ乗船。この日は日曜日で天気もよいためか、観光客が結構たくさん来ていました。 -
26<みごとな紅葉>
近江八幡での紅葉はほとんど終わりの時期でしたが、堀沿いにはまだいくつかの紅葉が残っていて目を楽しませてくれました。
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27<犬の乗船料>
お犬様も、掘めぐりを楽しんで?いました。ちなみに、だっこできる犬は0円。抱っこできない犬は1000円です。 -
28<昼食はここで!>
乗船所のすぐ脇にちょっと洒落たお食事処があったので、昼食はここ「ほりかふぇ」でいただくことにしました。そんなに寒くなかったため、八幡堀を望むテラス席を選択。ほりかふぇ グルメ・レストラン
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29<近江牛>
折角「近江」に来たのだから、というわけで、「近江牛重」を注文。 -
30<GAKUTOなら>
「近江牛」という先入観から「さぞや美味しいだろう」という過度の期待があったため、食べてみると旨いは旨いが「それほどでも・・・」という感じが。以前、神戸牛や松坂牛のステーキを食したときのような感動は湧いてこなかった。やはり、牛重では、味の違いは分からないのか・・・。GAKUTOなら分かるかもね・・・。 -
31<八幡山>
近江牛重を食した後、御朱印をいただきに日牟禮八幡宮へ。正面に見えるのは、かつて秀次の「近江八幡城」があった八幡山です。麓から山頂へロープウェ-が通っています。八幡山ロープウェー 乗り物
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32<日牟禮八幡宮 神門>
休日で七五三の時期でもあるということで、きれいに着飾った親子の参拝者がいっぱいいました。 -
33<日牟禮八幡宮>
古くから近江商人の信仰を集め「近江の八幡様」として今も地元の人たちの崇敬を集めている神社です。「日牟禮」は、応神天皇がこの地を訪れたおりに、日輪の形を2つ見るという不思議な現象から「日群之社八幡宮」と名付けられ、その後「日牟禮」に転じたとのことです。日牟禮八幡宮 寺・神社・教会
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34<神馬と紅葉>
下は神馬像。わずかに紅葉が残っていました。 -
35<左義長祭(さぎちょうまつり)>
境内には、この神社の神事で使われるものの展示がありました。こちらは、3月に行われる「左義長祭」で使われた飾り物で「だし」と呼ぶそうです。中心にはその年の干支にちなんだものを、黒豆、小豆、胡麻、昆布、するめ、鰹節等の食材を使い、2~3ヵ月の時間を費やして各町で作ります。これを祭の2日目の夜に燃やす瞬間が一番盛り上がるそうです。 -
36<八幡祭>
こちらは、4月の八幡祭で使われる「ひきずり松明(右)」と「振り松明」(左の三本)。1900年近い歴史のある伝統行事だそうです。昔は、この松明の火で楼門が燃えてしまったこともあったとか。ラ コリーナにあった「何じゃ、こりゃ?」の正体はこれでした。 -
37<日牟禮八幡宮 御朱印>
中央の朱印は、神社の名前の由来となった複数の日輪を表しているのでしょうか? -
38<クラブ ハリエ>
神社前にあったクラブハリエ「近江八幡日牟禮ヴィレッジ」。知らなかったけど、滋賀県だけでなく、全国の有名デパート等に出店しているみたいですね。クラブハリエ 近江八幡日牟禮ヴィレッジ グルメ・レストラン
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39<たねや>
そして、クラブ ハリエの前には「たねや 日牟禮乃舎」。八幡宮の門前に似合ったよい雰囲気の店です。この店だけの名物があるそうなので、店内へ。たねや 日牟禮乃舍 グルメ・レストラン
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40<たこやき?>
八幡様にお参りした後、この店だけでいただける名物がこのたこ焼きみたいな食べ物。 -
イチオシ
41<つぶら餅>
これは、粒あんを近江米で包んで焼いた「つぶら餅」。ほんのりと焼き上げた香ばしい風味とやわらかな餅の食感、粒あんのちょうどよい甘さがたまりません。1個80円でお茶付きというのもいいですね。 -
42<白雲館>
日牟禮八幡宮の一の鳥居の前にあるのが、この擬洋風建築「白雲館」。明治10年に近江商人が金を出し合って、子どもの教育充実を図るため「八幡東学校」として建てたものです。現在では観光案内所となり、お土産や特産品が展示販売されていました。白雲館 名所・史跡
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43<ふとんの西川>
白雲館前の通りを西に向かうと、すごく長く続くお屋敷を発見。ここは「ふとんの西川」で有名な「西川ふとん」の創業家の私邸でした。この会社も元をたどれば近江商人だったんですね。西川甚五郎邸 名所・史跡
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44<ヴォーリズメモリアルポケットパーク>
西川邸のすぐ西側にこんな像がありました。明治時代にキリスト教伝道のためにこの地を訪れ、教師、建築家 、実業家として生涯に渡りこの地に貢献した「W・M・ヴォーリズ」への感謝の気持ちが表された像です。今でも町の人に愛されているんだね。ヴォーリズメモリアルポケットパーク 公園・植物園
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45<近江兄弟社>
メモリアルパークのすぐ向かいにあるのが「近江兄弟社」の本社。1階ロビーの「メンターム資料館」には、創業者であるヴォーリズの歩んだ足跡が写真パネルで紹介されています。ヴォーリズは、製薬業も手がけていたんですね。近江兄弟社メンターム資料館 美術館・博物館
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46<新町通り>
近江兄弟社を通り過ぎて南の辻に入ると、江戸時代にタイムスリップしたような風景となります。ここは、古い街並みが残る「新町通り」です。 -
47<旧西川家住宅>
歴史民俗資料館の隣りに「旧西川家住宅」があります。 典型的な近江商家の面影を残すこの家は、江戸時代中期頃の建築と推定され、国の重要文化財となっています。残念ながら時間がなかったため見学はしませんでした。旧西川家住宅 名所・史跡
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48<朝鮮人街道>
近江八幡は、古来より多くの道が交差する街道のまちでした。その中で、朝鮮通信使が江戸へ向かう道として使ったのがここ「朝鮮人街道」です。私の地元の静岡県にも朝鮮通信使の足跡がいくつかあるので興味を持ちました。 -
49<文化伝承館>
市立資料館の隣は「文化伝承館」。国の無形民俗文化財である「左義長祭」の紹介や各町の「だし」の写真、そして本物の「だし」が展示されています。近づいて見ると、全て食べ物で作られているというのがよく分かります。近江八幡市立資料館 名所・史跡
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50<手こぎ和船>
最後にもう一度八幡堀に行きました。ちょうど和船が通り過ぎるところ。やっぱり、この風景には「手こぎ」が似合う。
以上で、好日旅行2022 滋賀県への旅 part1「近江八幡」はおしまいです。最後までごらんいただき、ありがとうございました。次回は、滋賀県への旅 part2「三井寺&石山寺」をアップする予定です。よければ、ご覧ください。
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好日旅行 2022
この旅行記へのコメント (1)
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- marsyさん 2023/01/09 15:26:38
- ラコリーナ
- nanochanさんこんにちわ、marsyです。
近江八幡のラコリーナ、あそこはいつも激混みですね。焼きたてバウムを買う(食べる)には結構待つ必要がありますね。
並ぶのは嫌いなので、バウムクーヘンを買うだけなら、日牟禮八幡宮の方にあるクラブハリエで買っちゃいます。
では失礼いたします。nanochanさん旅行記にポチッとな!
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